マンモス西

登録日:2014/09/15 (月曜日) 20:45:04
更新日:2023/12/02 Sat 23:00:42
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あしたのジョー』の登場人物。
CV:西尾徳(あしたのジョー)・だるま二郎(あしたのジョー2)・岸部シロー(劇場版)
演:山本正明(1970年版)・勝矢(2011年版)

【人物】
本名「西寛一(にしかんいち)」。
ジョーが少年鑑別所に送られた時に、ボスとして君臨していた巨漢の男。
少年院を退院後「マンモス西」のリングネームでデビューし、ジョーを友人として、またはセコンドとして支え続けた。
本来ならヘビー級の体格だが、1970年代にはヘビー級は存在しなかったため、階級はミドル級。

鑑別所では手下にリンチを命じるなど粗暴な性格だったが、ドヤ街に住み始めてからは真面目でのんびりした所のある好青年になった。
ボクサーとしては当初は減量に耐え切れず隠れて食事をしたり、静養中でウエイトが増えていたジョーに食べ物を買ってきたりと、多少自覚のない部分が目立った。


【活躍】
数々の犯罪行為を重ねたジョーが送られた少年鑑別所のボスとして初登場。
新参のジョーにネジリンボウやパラシュート部隊といったリンチを行うが、反対にジョーのジャブの練習台にされ血だるまになる。
その後、問題行動によりジョーと共に東光特等少年院に送られるが、そこでは鑑別所とは打って変わって気弱になり怯えた態度を見せていた。
ただ、これは演技もあったようで、ジョーの脱走を手伝った時の大立ち回りで自信を持ったのかそれからは弱気な部分は見せていない。

少年院を退院した後は、丹下ジムに入門。ジョーと共にボクサーの道を歩み始める。
それでも、当初は大柄な体格が災いして過酷な減量を行う事になり、減量に耐え切れず夜食を食べてジョーに激しく叱責される場面もあった。
その後は自覚が芽生えてきたのか厳しい減量に耐え、真面目にボクシングに取り組むようになり、以前とは見違えるほどに肉体を引き締め「もしいまジョーとスパーリングやっても以前のようにただのサンドバッグにはならへん」と豪語し、言葉通りにジョーに一矢報いるまでに実力をつけた。
個人で取材を受けるまでに成績も上昇し、大きく期待されていたが、試合中に拳を故障してしまい成績が下降。
それから程なくして引退した。

引退後は現役時から働いていた「林屋」に正職として就職。商売人の才能があったのか、店を大きくして成功し、
林屋の一人娘・紀子と結婚して人並みの幸せを手にした。


ジョーの数少ない「普通の」友人であり、段平以外でジョーが意見を聞き入れるほぼ唯一の人物。
西が減量苦からうどんを食べに行った時に激しく怒ったのも、長い付き合いで同じ志を持った西が純粋に許せなかったのだろう。
西が真面目にボクシングに取り組み成績を上げた時にはきちんと認めている。
同じジムで共に練習し、セコンドに立てば声援を送るその姿は力石とはまた違った「親友」である。

引退後はあまり姿を見せなくなるが、新しい生活を手にした事で疎遠になり関わりが薄くなっていくようで多少寂しさを感じる。

ちなみに、西が試合をしている時にセコンドに立つのはもちろんジョーである。
描写は少ないが、セコンドとして指示を出すというジョーの中々珍しいシーンもちゃんと描かれている。

アニメでは引退後も出番が減ることはなく最後までジョーのセコンドを務めている。


追記・修正は鼻からうどんを出してお願いします。

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最終更新:2023年12月02日 23:00