パーソン・オブ・インタレスト(海外ドラマ)

登録日:2015/01/18 (日曜日) 17:54:00
更新日:2023/05/29 Mon 01:35:04
所要時間:約 10 分で読めます





『あなたは見られている。 政府の極秘のシステム『マシン』によって、いつ何時も監視されているのだ。
開発したのはこの私だ。テロリストを見つけ出し、テロ行為を未然に防ぐために。
だが『マシン』は、一般人を巻き込む凶悪犯罪までも検知する。政府にとっては"無用"の犯罪だ。
しかし私には"無用"の犯罪などない。 まずはパートナーが必要だ。ともに犯罪を阻止するプロが。
当局の目をかわし、誰にも知られず、我々は行動する。
被害者であれ加害者であれ、『マシン』がリストアップしたターゲットは必ず見つけ出す!』


★概要


パーソン・オブ・インタレストは、この印象的なナレーションで始まる,2011年放送開始のアメリカのドラマ。
『LOST』のJ・J・エイブラムスと『ダークナイト』シリーズのジョナサン・ノーランが製作総指揮を担当している。

9.11以降の監視社会を題材にしたドラマで、テロリストの特定の為に生み出された、
個人情報を人工知能により集計分析し犯罪を予知するコンピューターシステム『マシン』を巡る各勢力の攻防、
そして『マシン』の製作者であり、無辜の人々の救済の為に『マシン』を密かに活用する『ハロルド・フィンチ』ら主人公たちの活躍を描く。

監視カメラやタイムスケールを使った視点の切り替えなど、独特の映像が特徴。

また、ハロルドやジョンらと事件関係者との関わりがメインの,比較的平易で時に人情味のある一話完結パートに対し、
人工知能の暴走や権力の暗躍を描く難解な長編パートとが同時進行していく形式を採る。

『マシン』を巡っては各種諜報機関が入り乱れて戦っており、更には汚職警官組織『HR』、CIA、FBI、NSAなどがストーリーに関与する。
また、別の人間が作った第二のマシン『サマリタン』の存在により、物語は混沌とした状況へと突き進んで行く。



★ストーリー


天才プログラマー、ハロルドは友人のネイサンと共に、人工知能搭載のコンピューターシステム、『マシン』を創造する。
政府のテロ対策のために『マシン』を政府に引き渡した彼らだが、
政府がテロに関係のない凶悪犯罪の予知を放置していることに気づいたネイサンは、政府が見捨てた人々を己が手で救おうと考える。

しかし、口封じを試みる政府の手によりネイサンは殺害、ハロルドもまた体に障害を負い、
死亡を装って潜伏することになる。
相棒の遺志を継いだハロルドは、自分の代わりに人々を救ってくれる相棒を探し始め、
そして、同じく政府に見捨てられ『死人』として生きる元CIA工作員『ジョン・リース』を見つけた。

二人は少数精鋭の仲間たちと共に、『マシン』がリストアップした人々の救済、仲間たちそれぞれの過去に関係する敵、
そして『マシン』を狙う敵との戦いに挑んでいく。


★登場人物


  • ハロルド・フィンチ(マイケル・エマーソン) 声:牛山茂


『マシン』の開発者である大富豪。メガネをかけた上品な感じの中年の小男。

過去にいろいろハッカーとしてやらかした過去があるらしく、
自分のことは他人に話さない秘密主義者。名前も少なくとも苗字は偽名である。
初期はジョンの事を信用していなかったが、徐々に信用し始めた。
冷徹に見えて、仲間思いであり、ジョンとは背中を預けあえる良き相棒。
廃図書館に隠れ住み、『マシン』から情報を受け取っており、チームの司令塔として活躍する。

脚や首などに古傷による障害があるため、素早くは動けず、実働役はジョンらに任せているが、人手が足りなければ自分も出る…

が、外では結構なドジっ子で、頻繁に捕まったり攫われたり殺されかけたり、そこまではいかないまでも簡単に窮地に陥る。
しかも、格闘の心得はほとんどなく、銃器のたぐいを嫌って一切持ち歩かないので、ジョンには一人で出歩くのを嫌がられている。
その為、ジョンは彼の眼鏡に発信機をつけた。(もちろんフィンチは知らない)
ジョンが逮捕された際はあの手この手で釈放させるべく奔走したが、力及ばずで、
最終手段の脱獄計画を行おうとライフル片手に乗り込もうとした。(ジョンはカーターの機転で釈放された後だった)

シーズン4では『マシン』から大学教授ウィスラーという身分を与えられる。

『マシン』に知性と心を与えたが、次第に創造主の思惑を超えて暴走していく『マシン』を不安視し思い悩んでいる。

婚約者がいたが、死を偽装したため離れ離れになっている。
中の人はエイブラムス作品では『LOST』に続く出演となる。


  • ジョン・リース(ジム・カヴィーゼル) 声:滝知史

ハロルドの相棒で、元CIA工作員。中年の、スーツを着た長身の美丈夫。
ジョン・リースは工作員としての名前で本名は不明。

政府に見捨てられて殺されかけ、やさぐれホームレス生活を送っていたところをハロルドに拾われる。
(後に政府に見捨てられた出来事もマシン絡みであったことが判明)
なお、その前にカーターに一度喧嘩がきっかけで出会っているが、再会してしばらくはヒゲを剃ったせいで気づかれなかった。

ハロルドに拾われてからは、彼の指令に従って『マシン』がリストアップした対象者(パーソン・オブ・インタレスト=重要参考人)を追跡し、
被害者か加害者かを特定した上で犯罪を阻止する仕事をしている。

世間一般では謎の正義の味方『スーツの男』として扱われている。

不必要な殺しはせず、悪人でも急所は狙わず膝を撃つ。ショウに比べれば穏健。
が、敵の車に大型トレーラーで突っ込んだり無茶苦茶やらかすので説得力がないこともある。
とにかく強い。強すぎて戦闘シーンがよくカットされる。(悪人登場→次のカットでは何か宙に吹っ飛んでる)。
ただ、元軍人(チームで動く訓練を受ける)でもあるためか、背後からの攻撃にはちょっと弱い。
繊細で優しい面もあり、過去の経験から女子供にはとりわけ優しく、逆に女子供を痛めつけるような男に対してはおそろしく厳しい。

過去、CIAに属していた時に、組織から裏切られ切り捨てられた経験から、初期はハロルドを信用しておらず、
秘密主義の彼の身辺調査に躍起になっていた。ハロルドの表の身分の勤務先で彼のデスクに待ち伏せしたり、
休日返上で尾行したり、刑事のファスコを使って身元調査をしたり…
信頼するようになってからは身辺調査はしなくなったが、過去に大切な人を失った経験から、しばしば窮地に陥る
ハロルドの身を心配してこっそりメガネにGPSを仕込むようなこともしていた。
ハロルドもドラマ開始前にジョンの身辺調査は入念に行っているはずなので、まあお互いさまなのかもしれない。
ショウいわく、お似合いのふたりねとのこと。

シーズン4では『マシン』からニューヨーク市警察のライリー刑事という身分を与えられる、ショウからは暴れられると羨ましがられているが、
本人は死体を袋に詰める事にあきあきしてる。
発砲指数が高い為、内務調査局に目をつけられている。


カーターとは協力し合ううちに友情を育み、それが愛に変わっていくが…
ちなみに中の人は『オーロラの彼方へ』や『デジャヴ』という同じ未来改変テーマを扱った映画にも出演している。


  • ジョス・カーター(タラジ・P・ヘンソン) 声:浅野まゆみ

みんなの女神。ニューヨーク市警の黒人の元軍人(尋問官)の女刑事。
元は結婚していたが、夫も軍人でPTSDで子供の部屋の前で銃を抱えたまま寝る等の奇行を繰り返すのに
異常はないと言い張り、セラピーを受けようとしない夫に愛想が尽き離婚。息子を引き取って育てている。
その後、元夫はセラピーを受けるようになり、復縁しないまでも関係は改善した。

『スーツの男』を追っている内に、ハロルドらと知り合い、情報交換を行ううちに、次第に頼れる仲間になっていく。
汚職警官組織『HR』の牛耳るニューヨーク市警においては異色とも言える高潔な人柄で、
『HR』とは対立しているが、ジョンら仲間たちからは慕われ、愛されている。
恋人を殺された怒りから『HR』と強く衝突するようになるが、『HR』の策略でパトロール警官に降格。
しかし、執念深く『HR』を追い、ついに『HR』の黒幕を逮捕する。

ジョンとは次第に愛を育むようになるが…
シーズン3でHRの残党の手で殺害。
ジョンやファスコらに精神面で大きな影響を与えた。

シーズン4では窮地に立たされたリースが見た幻影として再登場する。

  • ライオネル・ファスコ(ケヴィン・チャップマン)声:天田益男

ヘタレ→真人間→かっこいいデブ(いまここ)

カーターの刑事としての相棒。HRの汚職警官であり、ジョンを殺そうとして返り討ちにあい、
HRへの二重スパイとして酷使されることになった不憫な太めの中年。

カーターとはしばらくは、お互いのハロルドらとの接点を知らないままコンビを組んでいた。
ジョンが、お互いに知らないほうが安全だと判断したからだが、カーターはHRに潜入しているファスコを悪徳警官ではないかと疑い、
ファスコはカーターがスーツの男=ジョンを探っていることを危険視し…とめんどくさい関係になっていた。
ハロルドは事態が複雑になりすぎるとしてカーターとファスコを分断する情報操作に苦言を呈していた。

皆に愛されるカーターとは対照的に、ジョンに酷使され汚れ仕事を押し付けられ、ベアーにまで馬鹿にされる始末。
しかし、ジョンやカーターら"馬鹿"どもとの出会いにより成長し、見違えるように高潔な漢へと変貌していく。
カーター死後の彼の行動、台詞は涙腺決壊兵器。

若干KYで食い意地の張った性格をしており、過酷な状況下で彼の楽天性は救いになることも多い。
ジョンとは次第に対等な友人になっていく。
格好つけるとオチが待っていることも多く、その3枚目ぶりもまあ魅力だろう。
ちなみにこいつもバツイチ子持ち。あとボクシング主体の格闘戦能力も割と高い。
シーズン4ではPOIチームで唯一サマリタンに狙われていない、それを喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか…
途中までマシンやサマリタンの存在や起きている事態を何も知らされないまま指令だけを受けており、
シーズンファイナルではそのことでついに怒ってジョンと(少々子供じみた)大げんか。
根負けしたジョンにマシンやサマリタンのことを教えられ、最終決戦にも危険を承知で参加した。

  • サミーン・ショウ(サラ・シャヒ) 声:甲斐田裕子

怖いおねいさん2号。
ジョン同様、政府に殺されかけた工作員で、ハロルドに拾われる。
マシンの”有用”の番号に対処するエージェントのひとりだった。

ジョンとは違い、有り余る戦闘能力を持て余しており殺しも躊躇しない過激派黒髪美女。
ハロルドいわくジョンがメスなら彼女はハンマー。ただし、ハロルドたちの仲間になってからはハロルドからの
お小言の効果があり、いちおう殺しは控えるようになった。
追跡、破壊工作、医療担当。

無表情不愛想、皮肉屋、暴力的。
医者を目指し、腕のいい研修医として働いていたが、怒り以外の感情に乏しく共感性が著しく低いために、
患者の遺族にチョコバーを食べながら患者の死を告げるなど不適切な言動があったため、医者の道をあきらめた。
しかしベアーのことは大好きでおもちゃを貢いでおり、警護した少女を守るため命をかけたりするなどツンデレの気あり。
そしてハロルドが若干引くレベルの味音痴。
カーター、ゾーイら女子連ともまあ仲は良く、なぜかルートからはやたら気に入られている。
過去に、ハロルドを裏切り、マシンの情報を売ろうとしたハロルドの相棒を”有用”の番号として政府の命令で始末している。

シーズン4では『マシン』から化粧品の販売員という身分を与えられたが、ストレスが溜まりまくった為、『マシン』が窃盗団の運転手の仕事を紹介した。

シーズン4でマシン救出作戦の最中、敵の足止めのために残ってそのまま消息不明に・・・。


  • ルート(エイミー・アッカー) 声:白川万紗子

怖いおねいさん1号。本名サマンサ・グローブス。

シーズン2までの敵。天才ハッカーであり、機械のみを偏愛する異常者の美女。

『マシン』に心酔してハロルドを拉致、ハロルドと視聴者にトラウマを植え付けた。
その後ハロルドに監禁されていたが、『マシン』に選ばれ交信する術を身につけており、
『マシン』の呼びかけに従ってその生体インターフェイスとして行動するようになる。

『マシン』を『彼女』と呼び、人間の支配から開放しようとしている。
『マシン』からハロルドには与えられない情報を与えられているようで、
ある恐ろしい未来を変えるための導きを得ているようす。

二丁拳銃をぶっぱなすなど戦闘能力も高く、拷問にも平然と耐えきるなど、
かなりネジが吹っ飛んでいる。そして中の人の演技こわい。
シーズン3以降はマシンの指示でハロルドと協力し合っているが、お互いに信用はしていなかった。
しかし、ショウにだけは何故か心を許している風があり、次第にお互いに思いを通わせあっていく。
また、意外と寂しがりやな面もみせ、他のメンバーからもだんだん受け入れられていく。
シーズン4以降では行方不明のショウを死に物狂いでさがしているなど、人間味を増していく。


カーラー・スタントン(アニー・パネッセ)

怖いお姉さん0号。
ジョンのCIA時代の相棒で、ジョンにCIAのスキルを仕込んだり、「ジョン・リース」という偽名を与えた。
そのため、ジョンの言動に似かよった点がある。
(トラックで車の横っ腹に突っ込む、「Miss me?(俺が恋しいのか?)」という口癖など)
しかし、穏便なリースと違った用済みの人間やFBIを殺したりと過激。
好きな食べ物は寿司、わさびを傷口に塗りつけて拷問したりする。
オルドスの任務で政府に殺されかけた事を根に持っており、デシマ・テクノロジーに協力する。
元上司やジョンを拉致して爆弾ベストを着させて協力するように脅迫する。
そのまま元上司とリースを殺そうと画作するが、元上司の爆弾ベストの爆発に巻き込まれて死亡するという自業自得の最期を迎えた。


  • ゾーイ・モーガン(ペイジ・トゥルコ) 声:本田貴子

準レギュラーのフィクサー。ジョンに助けられて以降時折、偽装や潜入に協力する。
政治がらみや人間関係を読み解くことに長けている。
ショウいわくジョンの「Special friend(いわゆるセフレ)」。
ジョンからもらったピンクのスタンガンを持っていたりする。


  • ベアー

ベルジアンマリノアという種の大型犬。ネオナチの手先だったがジョンがお持ち帰りして、以降は仲間に。
ハロルドのボディガード兼戦闘要員として活躍。
家にいるときは無邪気に遊んでいることが多く超かわいい。
仲間たちの癒しで皆に可愛がられているが、ファスコのことは馬鹿にしている節がある。
たまに人間の食べ物をもらっているようだが、犬に人間の食べ物をあげたらダメ絶対。


  • カール・イライアス(エンリコ・コラントーニ) 声:根本泰彦

ニューヨークにて権力拡大を狙う新興マフィアのボスのハゲ。
最初はチャーリー・バートンという名の歴史教師として番号が上がり、ロシアンマフィアに狙われていたところを
事情を正確に把握していなかったジョンとハロルドに助けられて命拾いした。
基本的には情に厚く、恩義には恩義で返す。が、狡猾で残忍、油断ならない男でもあり、信用すると足元を掬われることも。
マフィアのドン、モレッティの隠し子で、幼いころに母親を殺され、長じてから自分も殺されかけたことから、
モレッティを憎んでおり、五大マフィアを牛耳る際に彼の正式な息子ともども始末した。
その後刑務所に入るが、刑務所内から指示を出し、ロシアンマフィアや彼らと癒着するHRと敵対している。
ハロルドがある取引を申し出たときに、見返りとしてチェスの対戦相手になるよう要求した。


  • ネイサン・イングラム(ブレット・カレン) 声:田中正彦
フィンチのMIT時代からの親友。1話時点で故人。
互いに能力を認め合う仲だったがフィンチの規格外の天才性にサポート役を買って出るようになる。

プログラマーとしての才能は「何年も前に枯れていた」とマシン制作当時フィンチに言われてしまう程度であったが(本人も認めている)
そのマシンに政府にも探知されないバックドアを仕込めるほどの腕はあった。腐ってもMIT!

彼が居なければマシンが生まれる事も"無用"の番号が外に漏れる事もフィンチが人助けを始める事も無かった。合掌。



用語

  • 『マシン』
ハロルドが作り出した人工知能を持つコンピューターシステム。
監視カメラや盗聴データなどを元にテロなどの犯罪を予知する。
911に衝撃を受けたネイサンとフィンチが文字通り心血を注いで作り上げた。納入価格驚きの1ドル。

政府はテロ以外の犯罪の予知を切り捨てたため、それらのデータは密かにバックドアを作った開発者(ネイサン→死去後はハロルド)の元に送られる。
電話回線などを通じて予知された事件のキーマンの社会保障番号を送ってくるが、被害者になるのか加害者になるのかは教えてくれないので、
人間の手で調査する必要がある。

ハロルドらは社会保障番号を受け取るとキーマンの身辺を調査、被害者か加害者かを見極め、
被害者なら救済、加害者なら犯罪阻止や制裁を加える。
一話完結のエピソードは社会保障番号がはじき出された人間とハロルドやジョンとのエピソードが中心となる。

ハロルドはマシンの前身となるAIをいくつも開発したが、どれもハロルドを騙そうとしたり、殺そうとした。
しかしこの『マシン』だけはそんなことはせず、ハロルドを親のように見たり、甲斐甲斐しく世話をした。
それでも『マシン』の暴走を危惧したハロルドは『マシン』の声と記憶を奪った。
しかしどちらも自身で抜け道を探し出した。つまり、『マシン』には自我がある。
身の危険を感じると情報により人間を操作し逃亡する、自分のために動く人間を自ら選定し呼びかけるなどの能力を次第に発達させていく。


  • 『サマリタン』
シーズン3で誕生した第2の『マシン』。
デシマのジョン・グリアの暗躍により世間に存在が明らかになった『マシン』に代わる後継機として採用される。

『マシン』が人類の自由意志を阻害しないように稼働しているのに対し『サマリタン』は人類の管理を目指し積極的に介入する。
競合陣営の排除、選挙の操作、暗殺、情報統制、犯罪の創作etc...やべーぞディストピアだ!
シーズン4で『マシン』を一度は倒し、その後は人々を操り邪魔者を消し、世界を着実に支配していく。

製作者はフィンチの学友の愉快なおっさん。開発競争にわずかの差で破れ『サマリタン』はHDDごと貸金庫の中で眠っていた。
つまり2000年代初頭にスーパーAIを完成させた人間が二人もいたことになる。やっぱMITってやべーわ。


  • 『HR』
NYPDに秘密裏に存在している悪徳警官のネットワーク。
彼らにとっての古き良きニューヨークを取り戻すためには手段を選ばず、そのためにはギャングやマフィアと手を結んだり、
計画の邪魔になる存在を暗殺・排除したりするなどして暗躍している。資金はマネーロンダリングや麻薬の密売で調達している模様。
ネットワークが複雑かつ外部に悟られにくい体質のため、HRのリーダー格はおろかメンバーもマークされていなかった。
シーズン2初頭においてファスコのスパイ行為によってメンバーの大半が逮捕されたが、黒幕が逮捕されなかった事で再建された。
シーズン3でカーターの活躍により黒幕が逮捕され完全に壊滅した。


•『デシマテクノロジー』
上海に本社をおく民間情報機関。事業本部長のグリアを筆頭に、サマリタンが人間を統治する世界の実現を目指し行動している。
メンバーは全員、保険金に加入しており、敵に捕まると0だが自決すると家族に大金がはいる。


  • 『ヴィジランス』
シーズン3から登場する過激な個人情報保護団体というかテロリスト。
メンバーはアメリカ革命の英雄を模した偽名を使っている。
個人情報を悪用する者達を断罪(殺害)し、政府の監視プログラムを暴こうとしている。
個人情報を悪用する者は容赦無く殺害するが、関係無い者は傷つけないというポリシーがある。
{{実はデシマのジョン・グリアが第2のマシンを起動させるために用意した都合のいい駒達であり、
策略が上手くいったための証拠隠滅に主要メンバー全員が始末された。}}




追記、修正はターゲットの携帯をペアリングし盗聴してからでお願いします。





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最終更新:2023年05月29日 01:35