SD-R(ガンダムビルドファイターズトライ)

登録日:2015/02/04 (水) 21:56:23
更新日:2024/02/23 Fri 13:17:06
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二回戦、統立学園の周到な戦術に

私たちは分断されて……


次回、『亡霊城の罠』


僕はオバケが嫌いです……




















今度こそ、僕たちが勝たせてもらう

そう、僕たち3兄弟が

全国を制覇するんだ……



ガンダムビルドファイターズトライ』に登場するガンプラバトルチーム。
チーム名の由来はSDガンダムを使用機体にしているためだと思われる。大会の参加目的から察するにRは復讐を意味するRevengeからだろうか?


☆チーム概要
ガンプラバトル選手権全国大会の常連校の一つ、統立学園が擁するチーム。
本年度においても予選を勝ち抜き新潟代表として出場が決定している。

メンバーは全員、一卵性である三つ子のシキ兄弟で結成されており、情報収集やガンプラの製作、作戦の立案などは3人の共同作業にて行う。
三つ子故にチームワークも良く、日々の行動が打ち合わせでもしたかのように息がピッタリ。

彼ら3兄弟は昨年の中高部全国大会に出場しているため少なくとも中学二年生なのだが同年代のカミキ・セカイと比較しても外見が非常に幼い
半ズボン履いているせいもあってか幼さに拍車が掛かっており、とてつもなくショタっぽい。

前年度の全国大会にて本牧学園を破ったためカリマ・ケイから強くライバル視されているが、カリマの影が薄いから本人たちはその事を全く覚えてない。


「会ったっけ?」「知らないな」「忘れたよ……」

「な、何だとぉおおお!?」

「ちくしょう、覚えてろよぉおおおおお!?」」

「「「? だから忘れたって」」」


自分たちが勝利を掴むための準備に余念が無く、対戦相手の情報収集と分析は徹底的に行い対策を立てる。
バトルではそれらの情報を元に建てた作戦で相手を翻弄し一方的な試合を展開する。成練高専と似通っているが戦略とチームワークではこちらが上である。

「SDガンダムは射程と火力に難がある」としてガンプラバトルでは避けられるが彼らは「通常のガンプラよりサイズが小さい」という点を活かし、フィールドのオブジェクトに身を隠す事で対戦相手への情報漏洩のリスクを軽減。これにより同じ戦術の使い回しを可能としている。
仮にMAレベルの防御力を持つ敵でも後述の「奥の手」により火力を得ることができるため、「特定の相手だと詰む」ということはない。
追加装備こそ必要だが前述の成練高専と違い、同じガンプラで戦い続けることができる。

バトルでは前述の機体隠蔽とワイヤートラップや地雷、爆弾などを活用したゲリラ戦が常套手段となっており、機体を隠せるフィールドの障害物が多ければ多いほど彼らに有利に働く。
そのため、トライ・ファイターズとの試合の際にメイジン・カワグチは「フィールドによっては一方的な試合になる」と評している。

全国制覇を目標としているが過去の因縁からガンプラ学園に強い恨みを抱いており、彼らの打倒に執念を燃やしている。


☆メンバー
前述の通り三つ子の兄弟であるため顔付きは全く同じで髪型も前髪しか違いが無い。
全員、大人しそうに見えて相手を見下した発言の多い狡猾な性格をしている点で共通している。

○シキ・トシヤ

ガンプラの関節を逆に曲げるだけで……ファイターは激痛に苦しむだろうね?

チームリーダーである長男。前髪で片目が隠れている。
ビルダーとしての能力が3人の中で最も高くガンプラ製作のメインを担当している。

リーダーであるため情報の統括と作戦の立案・決定の権利も彼にある。

小学生時代は全国大会にも幾度となく出場している実力者であり、そこからさらに自分を高めようとガンプラ学園入学を希望していた。

しかし、ガンプラ学園への入学に失敗した事が原因で学園に強い恨みを持っており、復讐を目論む執念の塊となっている。

…………え?恨みってそれだけ?
と視聴者やWiki篭りの皆々は思うかもしれないが、この作品ではガンプラビルダー及びファイターはプロ興業として成立しているため、ガンプラで食べていく人間としては、進路で躓くのは割と深刻な問題……かもしれない。

声の担当は村瀬歩

○シキ・ノブヤ

諸刃の剣と言うには、その刃が脆すぎるね

前髪が額に垂れている次男。
口調や雰囲気は他の兄弟と同様だが前向きで強気な姿勢からチームのムードメーカーとなっている。

声の担当は鈴木晴久。

鈴木氏は似た感じのチームのニット帽眼鏡も演じていた。

○シキ・カズヤ

楽勝じゃないか

冷静沈着で情報分析能力に長けている三男。
次男と同じように前髪が額に垂れているがこっちは前髪が二つに割れているのが特徴。

声の担当は高坂知也。


☆本編中の行動
ニールセン・ラボにて行われた合宿に参加する形で登場。
他のチームが練習試合に挑む中、目立った活動を見せておらず情報収集と分析に専念していた。

結局の所、合宿中にバトルを行う事はせず部外者との遭遇はカリマとの会話ぐらいの物であった。

全国大会では一回戦にて埼玉代表・恵鈍中に勝利。
二回戦にてトライファイターズとの激突が決定する。

そして迎えた二回戦、ステージは廃墟と化した洋城。
まさに打って付けとも言える舞台で相手チームを翻弄するも、罠を打ち破られ、警戒していたトライバーニングのアシムレイトが発動したその時、SD-Rが"奥の手"を使うのだった。

☆使用機体
★S×D×Gガンダム
シキ兄弟が使用するガンプラ。ウイニングガンダムと同様にベース機の存在しないオリジナルモデルとなっている。
両腕が手甲の中に取り込まれた独特の形状をしている。

共通の素体をベースに胸部装甲と武器を換装する事で3種類の機体になる。通称であるS×D×Gはこの3機種の頭文字である。
ただし、奥の手を使う場合パーツの必要数から普段なら一つの固有武装を複数用意しなければならないため機体仕様が似通ってしまう。

実際にトライ・ファイターズとの試合では3機とも全ての武装をフル装備した全く同一の仕様で出撃している3種類設定した意味あるのか?

目の色は緑で瞳は黒となっているが戦闘中は瞳が白い三白眼になるので非常に目付きが恐い。

機体デザインの担当はSDガンダムBB戦士の説明書コミックも手がける今石進。

○スナイバルガンダム
トシヤが使用する機体。固有武装は巨大シールドと大型バンカー。
大型バンカーで敵機の破砕を担当する。

○ドラゴナーゲルガンダム
ノブヤが使用するガンプラ。固有武装は三爪型のアブソーブユニット。

アブソーブユニットはかつてイオリ・セイが製作したスタービルドストライクのアブソーブシステムの発展型であり、敵機のビームを吸収するだけでなく一定空間内のフィールドに漂うプラフスキー粒子をも取り込む事が可能。
このユニットの射程に捕まった機体は内部の粒子すらも吸い取られ、身動きが取れなくなる。

ユニット自体は普段、背部に装着しているが状況に合わせて、腕や胸にも付ける事が出来る。

○ギラカノンガンダム
カズヤが使用する機体。固有武装は大型ライフル。
ライフルは普段、肩に装着しているが手持ち火器として使用できる。アブソーブユニットと併用して使用する時は頭部に接続される。



「ノブ、粒子貯蔵量は?」

「93%、イケるよ」

「カズ!」

「各パーツ良好だ。問題ない!」

「ドッキングする!」

「「了解!」」


S・D・Rフォーメーション!


統立のガンプラたちが!?

分離して……

合体した!?

何だ!?

あれは……

あの姿は!?

こ、これが統立学園の……

ガンプラの本性……!?

こ、こいつは……

これが対ガンプラ学園用に僕たちが開発した究極の機体!

その名も……


スナイバル・ドラゴ・ギラ!



次回を待て!


○スナイバル・ドラゴ・ギラ
統立学園の"奥の手"。3体のSDガンダムを合体させた事で三つ首の竜を思わせる巨大な機体となった。
名称はガンダムに付けた名称から拝借したのか、ガンダムの名称自体がこちらの名称から拝借したのかは不明。

合体に伴い、明らかに機体が巨大化している
ボディ部分だけでも分離形態ではトライバーニングの半分も無かったサイズが逆にトライバーニングの凡そ2倍以上の巨体となっている。プラフスキー粒子ってすごい、改めてそう思いました。

アブソーブシステムで取り込んだ粒子を転用する事で絶大な機体出力を実現。
三つの首から放つビームで全てを薙ぎ払い、粒子シールドで敵からの攻撃にビクともしない圧倒的な防御力を発揮する。

亡霊城内部という狭い地形を利用し、圧倒的な火力と防御力で圧倒し、アブソーブでトライファイターズの機体を拘束するも、セカイが無茶をして拘束を解除。天井に攻撃して無理やり脱出口を作られ、トライファイターズに脱出を許してしまう。
脱出後、亡霊城に攻撃を仕掛けられ、城の崩壊に巻き込まれてしまった。

…お約束通り当然これでKOではなく、それどころか無傷で再登場。
セカイに次元覇王流で攻撃されるも応戦し、粒子量の違いから圧しきり右腕を破壊した。この時、セカイに憎しみを見抜かれてしまう。
とどめとばかりに3つ首のビームを放つも、バーニングバーストを発動され防がれる。

さてここからがフルボッコタイム。
トライバーニングの鳳凰覇王拳を3つ首ビームと粒子シールドで応戦するも威力を殺しきれず、機体各部に損傷が出る。
とりあえずトライバーニングは戦闘不能になるも、その直後リアルモードに変形したスターウイニングガンダムのウイニングビームをモロ胴体にくらい爆発、機体制御に支障が出る。
それを見逃さなかったライトニングガンダムフルバーニアンが左右の首を狙撃。二名ロスト。
往生際の悪いトシヤが動けないライトニングガンダムフルバーニアンにビームを放とうとするがスターウイニングが立ちはだかる。
意に介さずビームを放つも、スターウイニングガンダムにビームを切られ、撃破された。


本機のガンプラにおいても3セット買う必要があるが再現可能。
さすがに巨大化はしないのであしからず


最終回では黄金にリペイントされて登場。
どう見ても超宇宙ドラゴン怪獣です。本当にありがとうございました。


☆余談
「一卵性双生児」「青い髪」「トラップの活用」などの要因から前作のレナート兄弟を彷彿とさせている。

劇中では両兄弟の関連は言及されていないため、キャラクター性を流用しているだけだと思われる。


追記・修正はS×D×Gガンダムを3体買う予定の方がお願いします。


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最終更新:2024年02月23日 13:17