ナイトメア(メトロイド)

登録日:2012/11/22 Thu ??:??:??
更新日:2024/04/24 Wed 12:55:28
所要時間:約 4 分で読めます




メトロイドフュージョン』・『メトロイド アザーエム』に登場するボスキャラクター。

旧連邦軍の過激派が開発した半生物・半機械の兵器で、フュージョンではセクター5「ARC」にて飼育・研究されていた。
猫のぬいぐるみをモデルに作ったロボットのような外見で、メトロイドシリーズの中でもやや異質な意匠。
尻尾に装備したモーター型の重力制御装置で重力を操る能力を持ち、さらに両腕の連装レーザー砲、ミサイルなど敵の攻撃を吸い込むマイクロブラックホールなど豊富な武装を誇り、さらに重力操作の応用による浮遊移動が可能なため見た目に反しかなり素早い。
頑強さ、パワー、機動力、そして後述するトラウマ要素とどれを取ってもゲーム後半のボスに相応しい強敵となっている。

セクター5内で途中から轟音を鳴らして飛んでるヤツがコイツ。
この時点ではシルエットしか見えず、戦闘は出来ない。
実際に戦えるのは後半直前。半生物なのでXに寄生されてもがき苦しんでたのかもしれない。

プラズマビーム取得後・セクター5にて破壊活動を行っていた為、撃破指令がアダムから降される。

実際セクター5は床から天井に至るまで氷が張った綺麗な冷凍庫だったのが、今回来てみると設備が滅茶苦茶に破壊され、溶けた氷水でエリアが半ば水没する地獄絵図になっている。
おかげで進めるエリアが増えたが。

あとサムスが来るのが遅かったせいでナイトメアによる破壊が更に進行したとアダムに嫌味を言われる。
こっちだって目一杯急いできたんだよ!


前述の通り、進めるエリアが増えたのとスペースジャンプがこの時点で使用可能なため、
これを利用してナイトメアの居る地点まで突き進むことになる。

問題は水中地点も経由しなければいけないことで、まだバリアスーツの状態の為満足な機動力を発揮できず、
高い攻撃力と地味に硬い水中適応型のゼーベス星人等も居るので厄介。
チャージビームやアイスミサイルをフルに駆使して進むことになる。

そしてセクター5最深部でご対面。



第一・第二形態では胴体下部の重力制御装置が弱点。

第一形態は両腕の6連ビーム砲からビームを一斉発射。
真正面からでは右腕に邪魔される為、登場時は当たり判定が無いことを利用して腹下から一気にミサイルを叩き込むか、
画面左側でスペースジャンプを使って画面上へ引き付け、チャージビームで狙い撃つのがベター。



第二形態では重力制御装置を作動させ、フィールドを高重力化(サムスの機動力低下+スペースジャンプ使用不可)してくる。
水中と似た状態になるが、ここでは更にミサイルが発射しても途中で失速して落下してしまうため使い物にならなくなる。
ビームは2本しか撃たなくなるが、微妙にパターンが読みづらいことがあるのである程度慣れが必要。
ダメージ蓄積してくると目に当たるパーツから汁が滴るのでキモイ。
エネルギーに余裕があるなら、戦闘開始からここまで右下でチャージビーム撃ちまくってゴリ押しでも良い。
制御装置を破壊すると重力場も解け、第三形態へ移行する。



第三形態は6つ目を持つスライムのようなグロい顔。
中身超きめぇ!!なその顔が弱点。
ダメージ蓄積すると顔面がどんどん爛れていく為、ますますきめぇ!

行動パターンは第一形態同様腕のビームしながら接近→浮遊しながら突進→状況によってビーム攻撃に移行→再度浮遊突進…となっている。
浮遊突進はパターン化してスペースジャンプで回避しつつ反撃が可能なのだが、
初動が問題で運が悪いといきなり接触してしまう上に、パターンが崩れてしまうこともある。
スペースジャンプのタイミングをミスって接触なんてこともザラ。
オマケに実質全ボス1のタフさを誇る上に攻撃が当て辛い為、長期戦必至。
弱点箇所が小さい為、プラズマビームの貫通効果による大ダメージも期待できないのも難点。

特に顕著となるのが1%クリア*1で、ミサイルが15発(ハード時12発)しかない上に、エネルギータンクが取れない都合上、2・3発食らえば死ぬ。
ついでにパターン化の都合上、Bボタンを押しっぱなしにしながらスペースジャンプを繰り返す必要があるので、サムスが死ぬ前に親指が死ぬこともしばしば。

エネタンくれよ!!と思った諸兄も多いかもしれない。


パターン化が容易なボクスやSA-Xにラスボス、攻撃こそ熾烈だがチャージ16発程で沈むネオリドリーと違い、
兎に角が慎重さが要求される上に凄まじく耐久力が高く、運も絡む難敵と化す。普通に戦っても難敵なのに。

1%プレイでこいつ相手にして心折れた人も少なくないんじゃないんだろうか。

なお、コイツを倒し、コアXを取り込むとグラビティの能力が覚醒。
ボス前のセーブポイントに立ち寄れるが死ねば水の泡なので注意。


前日談『メトロイド Other M』ではゲーム後半のセクター2にて対峙。
ちなみにフュージョンのナイトメアとは(Xに寄生される前の)同一個体で、ボトルシップでサムスに敗れた後、B.S.Lに移送された模様。
リドリーの件といい、ホント腹黒いな銀河連邦。

例によって高重力発生させてサムスのジャンプ力とスピードを大幅に落として、ホーミング弾と回転レーザー、這いずり突進で仕掛けてくる。
相変わらず重力制御装置が弱点。
勿論ダメージ蓄積するとあの中身超きめぇ顔も拝めます。
ついでに、きめぇ顔になると赤ん坊の泣き声のような不気味な叫び声を上げるようになる。

セクターZEROの調査を終えて戻ってきた時には活動再開できるまでに回復しており、再戦となる。
グラビティの効果で高重力でも問題なく動けるが、ミサイル関係は例によって影響ですぐ落ちてしまう。
新たに赤色の破壊光線、ビームとミサイルを吸い込ませてるマイクロブラックホールの設置による妨害行為をしてくる。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALでは、スピリットとして追加されており、寄生生命体Xを超化させる事で入手可能。
属性は攻撃で階級はACE。
スキルは「ライフスティール」で、攻撃ヒット時に微量回復が付与されるもので、ナイトメアのタフネスさに因んでると思われる。






追記・修正はハード1%プレイで心折れなかった人がお願いします。

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最終更新:2024年04月24日 12:55

*1 やりこみの一種で強制的に取らされるミサイルタンク一つ以外取ってはいけない