襲撃者エグゼドライブ

登録日:2015/05/11 Mon 12:53:25
更新日:2024/04/26 Fri 23:12:17
所要時間:約 6 分で読めます








音すらぶっちぎり。





《襲撃者エグゼドライブ》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。


概要


一撃離脱の風が一瞬の隙をつく!


DM-06初出のドラゴノイドで、基本的なカードとしてその後も多数再録されている。

背景ストーリーでは「誰にも止められないほど速いドラゴノイドの戦士」として登場し、
後に《エグゼズ・ワイバーン》に騎乗して《甲冑神龍エグゼキューター》に進化する。
(このとき相方の《エグゼズ・ワイバーン》は《聖剣炎獣バーレスク》に進化した。)


性能

俺を捕まえることなんて、誰にも出来ないぜ!――襲撃者エグゼドライブ

襲撃者エグゼドライブ 火文明 (3)
クリーチャー:ドラゴノイド 3000
スピードアタッカー
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
3コストで3000と、パワーがバニラ並みに高いがSAを持つ。
当然デメリットがないわけがなく、ターンの終わりに毎回手札に帰ってきてしまう。

だが逆に言えば相手ターン中に殴り返しを受けないともいえ、
そのデッキ特性上殴り手を常に確保していなければならない【赤単】ではエースとも言える活躍をしていたこともあった。

ただ【赤単】は同時にマナが足りなくなることもかなり苦しく、展開速度を遅くしてしまうため一長一短。
場合によっては《鬼切丸》や《タイラーのライター》を展開した後に横から投げるほうがいいだろうか。
カードプールが増大してきた現在においては若干上級者向けのカードとなりつつある。
かつては《凶戦士ブレイズ・クロー》に次いで、四積み必須級だったのだが…

なお、ドラゴノイドだその自己バウンスの性質上、進化先の《甲冑神龍エグゼキューター》や、
ドラゴノイドサポートの《レジェンド・アタッカー》との相性は致命的に悪い

背景ストーリー

「EXギャラクシー・テルセット」付属の「クリーチャーズ・シークレットファイルDVD」での解説曰、元々はドラゴノイド族で構成された盗賊旅団「ドラゴ・シーカー」の下っ端戦士だった模様。
しかし、水文明の襲撃で家族を失ったことを機に旅団を脱退して軍に入隊し、数々の武勲を立てて頭角を現し始めたとのこと。

このように実は割と悲しき過去を背負っているエグゼドライブだが、どうも他のカードのイラストを見るに武勲を立てている割には倒されている場面が多い。
ゲーム上では被害を受けないはずの《クローン・スパイラル》や《スパイラル・ドライブ》などでは水文明の戦闘員に敗北して絶命しかけている様子が描かれている。

プレイス版の《雷撃と火炎の城塞》のフレーバーテキストでは雷撃と火炎の城塞と思われる攻撃の光に眩しさを感じながら死んでいったことが示唆される文章がある。
更にプレイス版《ディオーネ》のフレーバーテキストでは、エグゼドライブがディオーネを相手に身動きが取れず、その理由も分からないまま苦しんでいる姿が描かれている。

こうして何回も死んでいそうなエグゼドライブだが、《JK大バクチ》のイラストを見る限りではどうもエグゼドライブというクリーチャーは複数個体がいる可能性がある。
複数体いるのならば何回も絶体絶命に追い込まれながらも登場を続けている理由にも説明が付くが、それならば上述の悲しき過去は複数体いる個体の中の一人の話なのだろうか…?


関連カード

甲冑神龍エグゼキューター 火文明 (4)
進化クリーチャー:ドラゴノイド 5000
進化-自分のドラゴノイド1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、バトルゾーンにある自分の火のクリーチャーをタップし、攻撃する代わりに次のTT能力を使ってもよい。
TT-バトルゾーンにある自分の火のクリーチャーを1体選ぶ。このターンが終わるまで、そのクリーチャーのパワーは+3000される。
マナコストだけ見るとつながっているようでいて、実はまるでつながっていないクリーチャー。
そもそもスピードアタッカーに進化載せるってどうなの(後に侵略者の基本戦術になったけど)。
能力も多勢で攻めたい火と全く咬み合っておらず、誰がこんなカード作ったんだかさっぱりわからない。
一応、MTGで賛美という能力があるため先見性があるとも言えなくはないが、賛美はMTGが全員ブロック可能というゲームだからこそ成り立つんじゃないのかと。

流星のエグゼドライブ 火文明 (3)
クリーチャー:ドラゴノイド/ハンター 3000
スピードアタッカー
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
ハンターのついた相互互換…っていうか完全上位互換。
ただし【ハンター速攻】でもなければハンターの意味はあんまりない。単純に8枚体制にできる点を喜んだり、
墳墓避けに使ったりしたいところ。
なぜかギャラクシー・ファルコンに乗りたがっているが、《反撃の城 ギャラクシー・ファルコン》の効果はSA化なので、
すでにSAのエグゼドライブにとって恩恵はない。

襲撃者ディス・ドライブ 闇/火文明 (3)
クリーチャー:リビング・デッド/ドラゴノイド/エイリアン 1000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
スピードアタッカー
スレイヤー
メリットでもありデメリットでもある自己バウンスが消え、パワーも低くなったかわりにスレイヤーがついてきた亜種。
…というかほぼ別物。リビング・デッドが付いているので、
単純に考えればエイリアンの済むパンドラ・スペースの別次元のエグゼドライブは
死んでゾンビになったと言えるだろう。
奇襲性能はずば抜けており、タップしている相手にはクリーチャー化した除去呪文として扱うことが可能、
そのままでも盾割りに使えるとなかなかの優れたクリーチャー。
過激な性格ではあるが、《パーロック》に情報を与えるなど本質的には優しいやつのようだ。

エグゼズ・ワイバーン 火文明 (3)
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 5000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分のターンが終わるとき、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
エグゼドライブの相方にして亜種のひとつ。後にバーレスクになるらしいが、エグゼドライブ同様バーレスクと一見噛み合ってないようにみえる。
…だがバーレスクが自己バウンスをそもそも持つため、エグゼズ・ワイバーンはむしろ最軽量進化としても役立つ。
あれエグゼキューター弱すぎない?

紅神龍ガルドス 火文明 (3)
クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分のターンが終わる時、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
《エグゼズ・ワイバーン》の同型再販。
こちらは《チッタ・ペロル》《ルナー・クロロ》を組み合わせて手札にガルドス2枚があれば除去ループができる。
それを使われたら漫画でも実行された事がある通り、ハンデスでガルドスを叩き落とすのも有効。

アッシュグレンオー 火文明 (4)
クリーチャー:フレイム・モンスター 5000
スピードアタッカー
自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
エグゼドライブの上位種。パワーは高いがエグゼドライブ以上にサポートが無いためその意味で苦しいかも。

襲撃者 「(ガイ)」ドライブㅤC 火文明 (2)
クリーチャー:アーマード・ドラゴノイド 1000
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
「忍邪乱武」で登場した、エグゼドライブを彷彿とさせるクリーチャー。
単色2マナとしては初の条件のないスピードアタッカーであり、【赤単速攻】の新たな戦力として期待できる1枚。
ただし《斬斬人形コダマンマ GS》などでシールドを手札に加える場合は2マナが横に並べる際の障害になることもあるため、今引きでも攻撃できる点を活かせるようにしたい。


デュエル・マスターズ プレイス

襲撃者エグゼドライブ 火文明 (3)
クリーチャー:ドラゴノイド 2000
スピードアタッカー
バトル中、パワーを+1000する。
自分のターン終了時、バトルゾーンから手札に戻す。
DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」から登場。レアリティがベリーレアになるという大出世を果たした。
ただし能力は弱体化しており、パワーが2000へと下がった。バトル中のみ+1000されて本家のパワーと同様の数値になる。
まあ《予言者マリエル》的なロック能力持ちがプレイスに現れることがあったら、一概に弱体化と言えなくなるかもしれない。

速攻系のデッキで暴れるのは本家と変わらず、抵抗手段となる除去やブロッカーが入っていないデッキにとってはかなり厄介なカードとなる。
一方でレアリティが上がっているため、本家よりも入手難易度が高い故に課金能力が低いユーザーにとってはこのクリーチャーを投入したデッキの構築には苦労する可能性が高い。


余談

後にエグゼドライブのような能力として、Magic: The Gatheringには「疾駆」という能力が登場しており、
両方をプレイしているプレイヤーの間では話題となったが、もともとこのカード自体、
《ヴィーアシーノの砂漠の狩人》が元ネタ。

まあカンカンズルゴくんのインパクトの大きさで注目されたわけで…。



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最終更新:2024年04月26日 23:12