登録日：2015/07/04 (土曜日) 21:?52:00
更新日：2024/03/03 Sun 18:43:32
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ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。ご入用は、座席かい……カンオケの方かい……
cv.武内駿輔
伝説のクラシック・スポーツカー「ネズミハヤイDIII」をベースにした武装霊柩車でネオサイタマを走る、死体専門の運び屋である。
本来の職種は現役ヤクザだが、作中では主に運び屋稼業で生計を立てている。
運び屋としての名だけでなく、ヤクザの世界でもその名前が知られており、
いくつかの団体とはトラブルも抱えているほどである。
また、本名はミフネ・ヒトリである。
ヤクザと言っても、ヤクザスラングを連発するような粗暴さの無い、冷静沈着でニヒルな性格の持ち主。
音楽はエレクトロ・ダークポップを好み、このジャンルの曲『ブッダコスモス』をガンガンにかけていることも多い。
彼自身は非ニンジャであり、武器も後述の愛車と自身のサイバネ（生体機械）のみである。
にもかかわらず
ニンジャスレイヤーとの初遭遇では交戦しながらも
生き延びることのできた強運とワザマエを持つ人物である。
こういった境遇を持つキャラは作中では皆無である。（第一部の他にはシガキ・サイゼンくらいか？）
類い稀な運転能力は同じく武装霊柩車業界のリヴィング・レジェンド、ゲバタ・テルコに弟子入りして身につけたと語られている。
フジキドとの交戦後は思うところがあったのか、第二部エピソードから度々登場し
持ち前の運転を生かしたハヤイネズミの走行と武装でサポートするようになる。
タクシー係などと言うニュービーは研修
ナンシー・リーや
タカギ・ガンドーと並ぶフジキドの相棒の一人である。
◆容姿◆
髪型は銀髪の逆モヒカン。左目、両腕はサイバネ化してある。
このサイバネ技術もあって彼の高い運転スキルが創り出されている。
服装は地肌の上にチューブ付ブルゾンを直に羽織り、下半身に青いスリムジーンズ。
そして無骨なエンジニアブーツに裾を突っ込んでいる（ｂｙ地の文＝サン）。
背中には自身の異名の由来である、｢デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ(花札占いで最も不吉な柄)｣のイレズミと
「家族が大事」と彫られたイレズミが広がっている。
◆本編での活躍◆
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◆ネタバレな◆ |
◆第一部◆
初登場エピソード「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」では報酬一億円の仕事を暗黒ニンジャ組織「ソウカイヤ」から請け負い、
ダルマ・テンプルにてフジキドと対立する。
戦闘ではハヤイネズミの武装をフル活用しフジキドを追い詰めるも、
防弾ガラスを素手で割られてスリケンを投げられ負傷、気絶する。
気絶から目覚めた彼の目に飛び込んできた光景、それは
ゾンビーニンジャと化してフジキドと戦い、生首になった実の父親、スガワラノ＝トミヒデの姿だった
デッドムーンは上記の一億円の仕事にて、ある遺体を同時に運搬しており
それこそがデッドムーンの父であるスガワラノ＝トミヒデだったのだ。
雇い主であるソウカイヤは目障りなニンジャスレイヤーとデッドムーンを
アブハチトラズ（一挙両得）で始末しようと目論んでいた。
事情を察した彼は拳銃で父を射殺。
これ以上父に生き地獄を味わわせないようにとする息子の最後の親孝行だった。
その後はフジキドと協力してソウカイヤの包囲網を脱出、追手も振り切り何とか生き延びた。
この際フジキドは彼を敬意を払うべき一人の戦士であると同時に自分と同じように誰一人とも相容れぬ者と感じていた。
◆第二部◆
OPエピソード「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」でフジキドらの初サポートを行う。
「ソウカイヤ」の首魁（ドン） ラオモト・カンとの死闘後、マッポ（警察）に屋上へ追いつめられたフジキド、ナンシーのもとへ
ロケットエンジン搭載の翼を用いて上昇、二人を連れて行った。
その後逃走中に偶然だが ヤモト・コキに 衝突してして吹き飛ばしてしまう。
が、この時彼女は 変態含む敵ニンジャたちと交戦中。傷も軽くはない容体だった。
フジキドのとっさの判断でヤモトも乗車、彼女の命も救うことになった。
第二部中盤の総力戦ともいえる「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」でも活躍。
ナンシーを狙う暗黒ニンジャ組織「ザイバツ」の「眠れる美女の包囲網」を破るべく、敵ニンジャワイルドハントとの死闘で瀕死のフジキドを救いだした。
直後、ミニガンが掃射されていためデッドムーンがいなければフジキドは死んでいた可能性が高い。
その後同じく敵ニンジャイグナイトに襲われていたナンシーも救助、逃走に成功した。
オーディオドラマ用書き下ろしエピソード「シルバー・シュライン・ライク・ア・バレット」にも登場。
フジキドから走行する武装霊柩車内でシルバーキーのインプラント切除手術を行うという何か吸ったんじゃないかとしか思えない依頼を受け、
敵ニンジャの襲撃から手術中のシルバーキーと執刀医のバシダを護衛しつつネオサイタマを疾走する事となる。デッドムーン＝サンまたヘンなモノ運んでる……
このエピソードで描かれたシルバーキーの手術が成功しなければフジキドは最終的に詰んでいた可能性が高く、彼の命を再び、遠回しに救っていたと言える。
CVはシヨンから武内氏が続投しており、ここで初めて武内版デッドムーンの本格的な活躍が描かれた。
◆第三部◆
ニンジャスレイヤー三大ゴキゲン物語の一つ、「マグロ・サンダーボルト」でも登場。
「一定速度以下でばくはつするクソ装置」を取り付けられたせいで
時速１１０㎞でハイウェイを爆走するニンジャスレイヤーを救うべくナンシーと協力、
クソ装置解除のためナンシーのサポートに回った。
劇中では高速道路の渋滞の中でも平均時速１１０㎞を維持するため
ジグザグ走行で車の間を追い抜き、１００～１４０㎞の激しい速度変更の運転を繰り返すという人間離れな運転テクニックを披露した。
しかもその時彼が運転していたのはいつものネズミハヤイDⅢではなく、大型の冷凍マグロトレーラーである。
それをもっと格好いいエピソードでだせなかったものか・・・
「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」では故あってツキジ・ダンジョンの奥にあるオーガニック・マグロを求めるニンジャスレイヤーの案内人を務めることになる。
正直訳が分からないと思うが、実際訳が分からない状況なのでなにももんだいはない
言動の端々に、父をゾンビーニンジャに改造したリー・アラキ先生に対して思うところがあることをうかがわせる。
「フォロウ・ザ・コールド・ヒート・シマーズ」では遂に彼が実質的な主役を務めることになる
優勝者以外はだいたい死ぬ狂気のレース『ハシリ・モノ』にニンジャスレイヤーと共にエントリーする。
彼らの目的は前年度のレースで消えたと思われる、デッドムーンの師匠、ゲバタ・テルコの行方を探ること。
一日目は同着1位通過、二日目も2位通過と好成績をマークし、さらにゲバタ失踪に関する情報もつかむ。
そして三日目、ニンジャスレイヤーの尽力により遂にゲバタと再会。そのまま彼女らと激しいデッドヒートを繰り広げる。
最期はゴール付近での優勝候補のサンライザーとの競り合いに僅差で勝利、見事第七回ハシリ・モノの優勝者となった。
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◆アニメでの活躍◆ |
尺の都合により、スガワラノ老人が生首となったシーンから開始。
デッドムーンのカイシャクとその後の彼の語りのみというやや物足りない分量ではあったが、動くデッドムーン＝サンが見れたという意見もあり概ね好評。
またアニメ化に伴い声優も決定。
あの17歳声優、武内駿輔が運び屋ヤクザを演じるということでヘッズ達は大いに盛り上がった。
一方で一部のヘッズはデッドムーン＝サンが17歳という妄想で大いにフィヒっていた
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◆「ネズミハヤイDIII」◆
デッドムーンの愛車であり、唯一の相棒と呼べる存在。彼の命とも言える。
死を象徴するクロームシルバーのクラシックスポーツカーであり、
深海生物を想起させる外見、と作中で評されている。
地の文では”彼女”と言う代名詞で呼ばれ、デッドムーンからも「レディ」と呼ばれる。
さらに車内の合成マイコ音声も相まって、後述の戦闘的なイメージと裏腹に女性的なアトモスフィアを漂わせる。
「ネズミ」「D」でもしやと思った読者もいるだろうが、書籍版のイラストではあのネズミっぽいエンブレムが確認できる。
最大の特徴は車に詰め込んでいる武器や装備の種類数。
ざっと挙げるだけでも
- マシンガン多数
- 大型バズソー（回転のこぎり）
- バイオタケヤリ（強度は鋼以上）
- 防弾車体、ホイール
- ダイヤモンド・カマ
- スモークディスチャージャー（煙幕）
- ロケットブースター
- 落下用パラシュート
- 跳躍用スプリング
…などなどもはや装備のデパートと言わんばかりである。
（これで全てではない）
このような「愛車に様々な武装を内蔵している」というコンセプトは「バットマン」のバットモービルやテレビアニメ「マッハGOGOGO」の
マッハ号がモチーフになっていると思われる。
また、戦闘には関係ないが車内は完全防音であり、
乗客のためにワンボタンでマッチャとオカキが出てくるという奥ゆかしい機能も搭載している。
追記・修正は割増料金だぜ、お客さん。それでも項目変更するかい……
- セーラームーンの敵組織かと -- 名無しさん (2015-07-04 23:14:38)
- ちょっとカラフルすぎやしませんかね…こミケ -- 名無しさん (2015-07-04 23:35:45)
- スシ・エピソードオーにおける活躍も追記するべきな？ -- 名無しさん (2015-07-05 23:02:45)
- 影牢にも同名のキャラクターがいるけど、1、2と番号で分けて記述してもいい？ -- 名無しさん (2015-07-06 12:16:13)
- WARNING!『アニメイシヨン』派の人はネタバレを開くべからず!!『シヨン』に既に登場している人物についてニューロンを焼くレベルのしょうげきが待っています！……実際、原作既読と未読では随分印象が違ったろうなぁ、”アレ”は -- 名無しさん (2015-07-06 12:47:20)
- フジキドの仲間たちの素敵なところは、純粋なカラテはニンジャスレイヤー＝サンに全振りしてこの人のドライビングテクニック、ナンシー＝サンのハッキング、カタオキのユメミル・ジツみたいに腕づくでは届かない分野のプロフェッショナルが揃ってるところにあると思う。 -- 名無しさん (2015-07-07 02:49:58)
- 新エピやアニメについて追記、記事名変更、文字の大きさを奥ゆかしくしました。責任を取りケジメします -- 作成者 (2015-11-09 20:34:00)
- 「ご入用は、座席かい……カンオケの方かい……アイドルに…興味ありませんか…」 -- 名無しさん (2017-06-30 11:52:41)
- ↑×３ガンドー「・・・・・」 -- 名無しさん (2017-08-01 15:53:14)
最終更新：2024年03月03日 18:43
