マルマス(七つの大罪)

登録日:2015/10/24 Sat 16:22:17
更新日:2024/04/13 Sat 17:59:25
所要時間:約 4 分で読めます





マルマスとは、七つの大罪(漫画)の登場ダンゴムシ。もとい、登場人物である。
CV:松田健一郎


概要

巨大な草履のような鎧を着用し、魔力発動の武器としてマラカスをふりかざす、七つの大罪に登場する中でもなかなかにユニークな聖騎士。
冒頭でも書いた通り、その外見から周囲にはしばしばダンゴムシと呼ばれる。そして、実際見た目がダンゴムシ。
だが、本人はその呼ばれ方を嫌っているようだ。ハウザーに「くそったれのダンゴムシ」呼ばわりされたときにも「くそったれ」ではなく「ダンゴムシ」のほうにキレていた。

なお、作中では彼がいったいどのような種族なのかはっきり明言されていないので、果たして正体が人間なのか、何か別の種族なのか、本当にダンゴムシなのか、実のところよく分からない。
※モバイルゲーム「七つの大罪・ポケットの中の騎士団」では分類が人間になっているので、人間だと思って差し支えないとは思われるが……

その鎧と体型のせいで跪くことができないようで、リオネス国王の前ではあからさまにダンゴムシが這いずっているポーズになってしまっている。
後にエスカノールに鎧を燃やされた時に、素顔が判明小太りの普通の人間だった*1

登場場面

ギーラジェリコが七つの大罪討伐にバイゼルへ出撃する際、目付け役として彼女らと共に出撃。バイゼルで七つの大罪と交戦した。
チキンマタンゴの影響で体が縮んでいたディアンヌを一方的に攻撃して戦闘不能まで追い込むも、体が元に戻り神器も取り戻したディアンヌによってぺちゃんこに倒されてしまった。
その後、ディアンヌの指示でハウザーに回収される。どうやら無事だったようで、後の聖騎士の総力戦で再登場し、自分を騙したヘンドリクセンに重力操作をした。
その後は出番がなかったが、メリオダスが死んだ(と思われた)後、<十戒>との戦いに登場した。しかし、エスタロッサの『慈愛』の戒禁で傷つける術を失ってしまい何もできないまま、ゼルドリスの『敬信』の戒禁で操られた、リオネスの住民や聖騎士に殺されてしまった。

第六巻が初登場だが、第五巻の巻末短編に名前のみ出てきて「ギーラ、ジェリコは分かるけどマルマスって何者?」と読者の多くは思っただろう。
ましてやその実体がマラカスを振るダンゴムシだとは、誰しも予想だにしなかったに違いない……。


身分

ヘンドリクセン派の聖騎士。
称号は『紅玉(ルビー)』。具体的に言えば物語の最序盤に出てきた不気味な牙(ウィアード・ファング)たちと同じランクの中堅聖騎士。作中でハウザーとタメ口で話しているが、称号が『白金(プラチナ)』の彼よりは階級が低い。
七つの大罪討伐(+ほとんど実験台同然の新世代の監視役)という重要任務に就いているあたり、決して扱いは悪くなかったと思われる。
ちなみに彼はギーラ・ジェリコのような新世代ではなく、旧世代である。


性格

田舎っぺ口調で喋り、性別は明言されていないが恐らく男であろう。
彼なりに純情や正義観を持っているようだが、大罪人討伐と言う大義の為には村人一人ぐらいの犠牲は仕方ないと考えている。

実際バイゼルでも魔力を持たない一般人を平気で巻き込んで魔力を展開し、無抵抗のディアンヌを苦しめた。
マルマスのやり口に我慢ならなかったハウザーの激情にも悪びれる様子も無く、いかにも高慢な聖騎士らしい考えのもとで動いているといえる。

ヘンドリクセンが本性を露にしたときには、自分の純情(正義観)を踏みにじられたと、とても怒っている様子だったが……。


魔力

操る魔力の属性は「重力」。対象周囲の重力を自在に操ることができる。
作中では重力を強めて相手を自らの自重で押し潰す技を操るが、逆に重力を弱く出来るかどうかは不明。
手にしたマラカスを振ることで魔力を発動する。
ドンドンチャッチャ♪ ドンチャッチャ♪

【重力×10(グラビティーテン)】
重力を局所的に強くする。技名から察するに、重力を十倍にしていると思われる。
体が縮んでいたうえ無抵抗だったとはいえ、ディアンヌを地割れに突き落とすほどの威力を持つ。
巻き添えを食らっていた一般人のじいさんは死にそうだったが、ディアンヌが重力場の外に投げ飛ばしたおかげで無事だったようだ。

【重力×30(ハイパーグラビティ)】
重力×10の強化版。聖騎士の総力戦で、ヘンドリクセンの動きを封じることに成功する。
だが、あっという間にスタミナ切れになった。

……ちなみに10倍の重力がかかる(10G)状態というと、普通の人間ならあっというまに脳に血がまわらなくなり一瞬で気絶、数秒もかかれば普通に命に関わるとんでもない威力のものである。
重力というと爆炎や精神侵食やフルカウンターのような派手さは感じにくいかもしれないが、たとえ重力の魔力を習得したとしても無防備な人間相手に発現させるのは絶対にやめましょう。


追記・修正しねぇと、のし潰してやるべよ!

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最終更新:2024年04月13日 17:59

*1 この時、鎧が燃えるのに涙したので、鎧には何かしら愛着があった模様