ベルグドル(電脳戦機バーチャロン)

登録日:2016/02/08 Mon 01:06:30
更新日:2024/02/21 Wed 23:40:42
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ベルグドル(BELGDOR)は、「電脳戦機バーチャロンシリーズ」に登場するバーチャロイド(VR)。




概要:SAV-07ベルグドル


ライデンの頓挫から「新型SAV」開発へ

当初バーチャロイドの運用は「衝撃力を担う前衛型」と「火力を担う支援型」の2機種からなる編成が構想され、
それぞれMBV(主力戦闘バーチャロイド)SAV(火力支援バーチャロイド)として開発が進んだ。
しかしMBVとなるテムジンの開発はある程度順調に進んだものの、
SAV担当になるはずのライデンは度重なるトラブルの果てに、
「あまりに高価、かつパーツを確保できずわずか26機しか生産できない」という致命的なミスが発覚(詳細はライデンの項目を参照)。
MBVとSAVをセットで運用するという構想は、早くも実現が危ぶまれる事態になってしまった。

このライデン開発の失敗により、DN社の目論見はいきなり暗礁に乗り上げることになる。
DN社はライデンの穴を埋めるべく、TRV(戦術偵察型バーチャロイド)と、ライデンの代替機種としての新たなSAVの開発に乗り出した。
だがライデン開発のゴタゴタ、そして商業的失敗の痛い目を見ていた上層部はVR開発への予算を出し渋っていたのである。
この事情から新型SAV(仮称「XAV-07」)には「低コスト」かつ「軽量な機体」であることが強く求められ、それをコンセプトに開発が進められることになる。

XAV-07の開発に充てられる予算の枠は厳しく、開発スケジュールにも余裕はなかった。
このため機体のスケルトン(骨格、フレーム)を新規に設計する余裕はなく、ライデンのスケルトンシステムの初期型である旧式スケルトンが基礎として採用され、
さらにその材質を安価なものに変更することで大幅なコストダウンが図られた。
これによりスケルトン強度は25%低下したものの、重量も16%ほど軽減することに成功。
とりあえず出だしは順調…と思われた矢先、ベルグドル開発はトラブルに見舞われる。
「金のなる木」であったVプロジェクトに群がっていた多くのプラントが、機体開発の主導権を巡ってモメはじめたのである。

このためXAV-07は「競作」の形が取られ、多くのプラント・企業がプランを提案。
最終的には当時強大な権力を持っていた第1プラント主導のプランA、第3・第5プラント共同での開発が行われたプランB、
そして第1・第2・第6プラントの合同プラン、プランCが残った。
ところが、プランA・Bはプラント間の政争により開発中止。
「DN社の最高幹部会とXAV-07開発に関する不正な情報のやり取りをしていた」と告発された(告発の真偽は定かではない)第5プラントは、
プランB開発において提携関係にあった第3プラントにも提携解消を迫られ、プラント間で孤立を深めていくことになる。
結局、一部のプラントが突出した力を持つことを望まなかったDN社最高幹部会、及びVプロジェクト責任者のアンベルIVの思惑により、
3つのプラントが対等な立場で開発に参加できるプランCがXAV-07開発の主軸になっていく。

プランC空中分解

プランCは、中止になったプランAのコンセプトを受け継ぎ、更なるコストダウンが図られた。
XAV-07はスケルトンのコストダウンに加えて、開発進行の段階で装甲の強度も約40%ほど削減。
これによりコストは抑えられ機動力の確保も期待されたが、当初のSAVに求められていた「MBVの戦力展開時、MBVを護衛するための『攻撃的防御』」というコンセプトは完全に崩壊
これは開発チーム内部でも賛否両論あったが、最終的には「数を揃えるのが先」という理由で無視されることになった。

そしてXAV-07の開発は軌道に乗…らなかった。
共同で開発にあたっていた3つのプラントが、VRのコアユニットとなるVコンバータを「どのプラントのものを使うか」でモメはじめたのである。またお前らか。
「自社製の、信頼性もありコストも安い旧式コンバータの使用」を主張した第1プラントに対し、第2・第6プラントは「更なるコストダウンを図りつつ性能も向上させた新型コンバータの採用」を主張。
第2・第6プラントに対し第1プラントは「そんな得体の知れないもんが使えるか!(※要約)」と難癖をつけ、両者の主張は平行線をたどり、結局は第6プラントの脱退という形でプランCは瓦解。
残った2つのプラントも意見を譲らず、XAV-07の開発は遅々として進まなかった。

一応、このプラントのケンカの間に試作機及び試作機ベースの先行量産機「SAV-07-C」が造られたりはしたが、量産体制に移れるような状態では到底なかった。
ライデン量産計画の失敗とベルグドル開発におけるプラント間の足の引っ張り合いは、早くもVプロジェクトの当初の予定「VCa0年を目安にしたVRの一般発売」を破綻させようとしていたのである…。

ようやくの完成 ~だが波乱は終わらない~

ベルグドル開発計画を妨げているのが、何かにつけて開発のイニシアチブを取りたがる第1プラントであることはもはや明白であった。
最高幹部会とアンベルIVの強い非難を受けた第1プラントは流石に危機感を覚え、手堅い技術力で評価を得ていた第3プラント「ムーニー・バレー」に声をかけ、彼らとの共同でプランを再建。
コアとなるVコンバータは第1プラントのものが採用され、SAV-07-Cをベースに旧型コンバータに最適化された機体「SAV-07-D」ベルグドルは制式採用を勝ち取る。

…が、制式採用以降もこの機体の苦難は続いた。
ベルグドルを先行するC型の改良版として見ていた第1プラントは本機を「SAV-07-C/M」と呼称(M=Mid Production 中期型)、
それに対して第3プラントは「第3プラントが初めて扱ったVR」と認識していたためベルグドルを「SAV-07-D/e」(e=Early 初期型)と呼称。
これにより、初期型ベルグドルは3つの型式番号で呼ばれることになり、後にこれが生産・運用の現場において大きな混乱をもたらした。
こいつらいつも足引っ張り合ってんな

問題はもうひとつあった。対艦レーザー砲『Ali-02a』の運用に最適化されていたライデンのスケルトンにどのような武装を搭載するかが、先行量産型であるC型製造の時点で問題となっていたのである。
当然Ali-02aは高価で在庫もなかったため、代替となる武装を用意する必要があったものの、どのプラントもこれに対して決定的な解決策を見いだせなかった。
一長一短の候補の中から彼らは、多目的ミサイルランチャー『Tm-203』を採用。
Tm-203は凡庸なパフォーマンスの武器ではあったものの安価、かつ重量面でもAli-02aの70%の重さという利点があったため、主武装として肩部に装備された。
が、ここでさらなる問題がベルグドルを襲う。

Tm-203は本来地上の拠点防衛を想定していたため、FCS(火器管制)モジュールが外付けで、かつ大型だったのである。
これは当然問題となったが、Tm-203の開発元であるtimad社は「VR側のFCSに機能を移動させれば、FCSモジュールは小型化できる」と主張。
しかしtimadの主張に反してTm-203の火器管制とVRのFCSは相容れない点が多く、小型化には抜本的な設計変更が必要だった。
が、開発チームにはそんなことをしている余裕はなかった。納期が迫っていたのである。
やむなくTm-203のFCSモジュールは機体の後頭部に強引に結合された。これによる悪影響は明らかで、C型はトップヘビーの機体となり、操安性に大きな問題を抱える機体になってしまった。
当然D型へのモデルチェンジに際し第3プラント側を中心にした開発スタッフは主武装の変更を主張するも、これに感づいたtimad社が反発。
量産の主導権を握りたかった第1プラントはtimadと利害が一致、合同で第3プラントに対するバッシングを開始した。
この混乱により、D型は第1プラントのTm-203を装備したモデルと、第3プラントが関連企業からかき集めたTm-203に類似するランチャーを装備したモデルが混在することになり、
これもまた現場の大きな混乱を招いた。

副武装についてもベルグドルは問題を抱えていた。
当初採用予定だった小型ランチャー(OMGでは当初「グレネード」表記だった)「BB-94」は安さしか取り柄のない旧式火器であり、しかもその価格帯にはさらに優秀な武器が多数存在していた。
第3プラントはベルグドルの副武装として、同価格帯の、複数メーカーの様々な武器を臨機応変に発注・装備するという構想を持っていたのだが、
これにベルグドルの運用組織であるDNAから待ったがかかる。
DNAは、開発チームに「書類上の手違いで大量発注してしまい、不良在庫となっていたBB-94のベルグドルへの制式採用」を求めてきたのである。
この経緯からBB-94は強引にベルグドルの火器として採用されたが、その性能は決して信頼できるものではなく、ベルグドルは近距離における戦闘において不安を抱える機体に仕上がってしまった。
加えてBB-94はTm-203同様非常にかさばるシロモノだったため、ただでさえ悪かった重量バランスをさらに悪化させてしまうことになる。

これには第3プラントも納得行かなかったらしく、後に独自選定された各種携行火器を別ルートで導入。
これらはパイロットからは好評だったものの、現場では雑多な火器を持ったベルグドルが混在することになり、結果として生産・運用の現場における混乱をさらに拡大させてしまった。


性能 ~つぎはぎのバーチャロイド~

ベルグドルの性能に関する評価は決して高くなかった。
ぶっちゃけて言えば「安価で、誰の手にも扱いやすく、整備性が高い」ことが求められる量産機としてはほぼ完全に失格といえる失敗作であった。
というか、逆に「トップヘビーな重心からくる不安定な操作性」「突出した攻撃力を持たない各種装備」
「製造を担当したプラントごとに機体や武装に細かく差異があり、整備運用に融通がきかない」
など、
理想の量産機とはある一点を除いてかけ離れた欠陥機である。

納期に間に合わせるための突貫工事と、各プラント及び運用組織の足の引っ張り合いが合体事故を起こす中で完成された機体は完成度の高い兵器とは言えず、
特にトップヘビーな重量バランスからくる操作性の悪さはいかんともしがたい欠点として多くのパイロットから挙げられ、様々な改良を経ても「使いづらい」という評価を覆すには至らなかった。
操作性の悪さは深刻であり、OMGと「オラタン」の間の出来事を描く外伝作『One-Man Rescue』においても
「サルペンのライデンに追随しようとしたベルグドル小隊が次々と崖から落っこちる」「ぬかるみに足を取られバランスを崩して転倒」などの醜態を晒している。
武装もパンチに欠けるラインナップで、突出した性能を持たないことが問題視された。
前述の通りTm-203は兵器としては凡庸なパフォーマンスであり、手持ち火器のBB-94も安さだけが取り柄のポンコツでしかなかった。
しかし、テムジンに搭載されていたパワーボムの発射機構をマイナーチェンジして装備した、ナパーム・ボム投擲システムだけは好評で、
意図されたものではなかったが「ベルグドルの武器の中では最も信頼できる」と評され、実質的な主力武装となった。

加えて機体は第1プラント製と第3プラント製のものが平行して量産され、前述の通りそれらには細かな火器やパフォーマンスの違いがあったため、運用する現場に大きな負担を強いた。
例えば初期型ベルグドルが連携行動を取ろうとした場合、各機の運動特性の違いにより連携が崩れる事態が頻発した。
このため現場では「もっとも性能の悪いベルグドルに他機の性能を合わせる」アプリケーションが導入されるなど、独自の対処を強いられた。
当然、第3プラントを中心にこれらの問題を解決すべくベルグドルの仕様を統一する動きが活発になった。第1プラントは反対したものの、VRを売り出したいアンベルIVが主体となりこの計画は承認。
ベルグドルは仕様がある程度統一された「中期型」にアップデートされるも、いかんせん機体設計に根ざす問題は深刻で、良い評価を得るには至らなかった。

しかし、ベルグドルはコストに関してだけは優れていた。
テムジンの70~80%、ライデンの4~5%という圧倒的低コストだけは評価され、加えて「カタログスペックだけを見れば」他のVRと遜色ない性能を持っていたため、
皮肉なことにベルグドルは第1世代バーチャロイドの中でも最も普及することになる。
当然多くのVRパイロットはベルグドルに搭乗することになり、彼らはVRに対して「扱い辛く、戦いにくい、完成度の低い新兵器」という印象を抱くことになる。
戦場に普及したため、世間にとっては本機が「バーチャロイドの代表的存在」として認知されることになるのだが、
前述の通りベルグドルは低性能な兵器だったため、パイロットだけでなく各スポンサーや市井にも「バーチャロイドなんて所詮こんなもん」という認識を与えてしまった。

当然、目立った活躍はない。
『OMR』ではDNA側の量産機代表としてテン・エイティと共に多数登場するも、
無双ゲーの雑兵のごとくRNAの第2世代アファームドに刈り取られていくだけの存在でしかなかった。
その悲惨な光景が「屠殺場」とまで表現されたことからもその絶望的な戦力差がうかがえる。
しかし、『OMR』当時のDNAとRNAの戦力差を考えると、一概に「ベルグドルが弱かったからDNAはRNAに負けた」とも言い切れない。
RNAの第2世代型VRとDNAの主力機であった第1世代~1.5世代VRには文字通り雲泥の差があった。
当時、名実共にDNAの最精鋭と言える実力を持ち、改修された1.5世代ライデンを擁するS.H.B.V.D.でさえもRNAの小隊クラスの敵戦力をギリギリで追い返すのがやっとというような状況だったのだから、
仮にDNA全体に第一世代テムジンを筆頭とする「まともなVR」が行き渡っていたとしても、DNAがRNAに拮抗できたかは怪しいところである。
ちなみに『OMR』1巻では、相手の第2世代アファームド小隊(3機編成)を撃破するのに、
サルペンとプロンガーが率いた急造の部隊はベルグドル11機+1.5世代ライデン1機を損失しており、世代間での性能差がパイロット個人の力量で覆せるようなレベルではないことがわかる。
(ライデンの項目に習いガンダムに喩えるなら、ベルグドルはジムキャノン、相手の第2世代VRはグリプス戦役時代の最新鋭第2世代モビルスーツのようなものである)

だが希少な例として、『OMR』冒頭では赤沢軍曹が偏差射撃でTm-203をアファームドに命中させ、相手を一時的な撤退に追い込んでいる。
これは『OMR』の解説でも「値千金の殊勲」と評されるほどの異例の活躍であり、決してベルグドルが「安さだけが取り柄の欠陥機体」でないことを示している。
まあ量産機として失格なことは変わらないけどね

ゲーム中の性能

  • 相手の些細な攻撃で転び、しかも装甲も薄いので致命傷を受けやすい
  • 弾速だけは速いが追尾を中心にまんべんなく低性能で、どの体勢から撃っても全く当たらず、
    よしんば当たったとしても安い上に相手を転ばせられないRWのグレネード
  • 誘導は強くある程度信頼できるが、前ダッシュ以外は威力が悲しいCWのホーミングミサイル
  • 狭い近接範囲と、頼りない近接攻撃。一応LW近接のショルダータックルは範囲こそ狭いがそれなりに強い

と、一見すると弱点ばかりが目立つ。ぶっちゃけ使いづらい。
しかし唯一LWのナパームは高性能。弾速も速く、誘導こそしないが逆にその性質を活かし相手の進路上に「置く」ことで相手の動きを制限できる。
そのナパームにも「6、7発撃つとリロードが鈍化する」という謎仕様が組み込まれているあたりもベルグドルらしいが。
さらにゲームの研究が進むと「横移動の速度が全機体最速」という意外な長所が発見され、これに高速移動テクニック「漕ぎ」を組み合わせることで、
「横方向に超速移動して相手の攻撃をかわしつつグレネードとミサイルで相手を動かし、高火力のナパームを狙っていく」という戦闘スタイルが考案・確立。
スピードと火力を限定的ながら両立させられることが判明。
「普通に使えばポンコツもいい所だが、テクを最大限活かすと化ける」というダークホース的な機体として、一部で猛威を振るった。

なお、武装自体はゲージの回転率もよく、CPUは回避の精度もそれほど高くないため、CPU戦は安定してクリアできる。

専用ステージは緑あふれる丘陵地帯「GREEN HILL」。
目立った障害物のない平坦な地形と、広いステージが特徴。またステージの外周が四角くない。


派生機種

SAV-07-3M ベルグドル(3M系)

『OMR』に登場。第1世代ベルグドルをベースにした所謂「1.5世代バーチャロイド」。
オペレーション・ムーンゲートにおけるDN社の崩壊に伴い傭兵部隊として独立したDNAだが、彼らは独立の際に各地に配備された型式も仕様もバラバラなベルグドルを押し付けられ、対応に苦慮していた。
そこで彼らは第3プラントに協力を打診。第3プラントは各地のベルグドルの仕様の「最大公約数」的な性能を目指した新型規格「3M」を立ち上げ、
既存のベルグドルを3M仕様に補正リバース・コンバート(改修)したほか、3M規格のベルグドルを新造してDNAに提供した。
しかしDNAは既にDN社という後ろ盾を失っていた上にかつてのVプロジェクト全盛期ほどの潤沢な資金がなかったため、
全ベルグドルを3M系に統一することができず、ベルグドルの仕様の不統一を完全に正すには至っていない。

既存のベルグドルから大きな変化はないものの、頭身を下げて足回りを改修することで、中期型の重量バランスをある程度改善している。
そのサイズ差たるや、『OMR』の初期型との比較画像を観る限りではまるで大人と子供のような一頭身分の差がある。
が、このトップヘビーな重量バランスは機体設計の根幹に根ざすものであるため、完全に問題を解消することはできなかった。
また、「最大公約数」的な性能を目指したため、一部の性能は中期型に劣っている。

『OMR』に登場するベルグドルはほとんどこれ。『OMR』の時点ですでに旧式化しており、前述のようにRNAの第2世代機にバリバリやられていた。
ただしOMG時代から変わらずコストが安く、数だけは多かったため数の有利でなんとか第2世代機に拮抗する場面も見られた。
その物量差は、数の暴力に押し負けたRNAがテコ入れに第1世代VRを改修した「アファームド・ザ・リベンジャー」「i・ドルカス」を急遽戦線投入するほど。
第2巻ではモブ兵士がアファームドの攻撃をかろうじて避け、食いつこうとするものの、その際に挙動が機体の強度限界を超えてしまい、
足首の関節が奇妙な方向にゆがみ、歪みに巻き込まれた外装がめくれるように破損。第1世代バーチャロイドの限界を露呈させる結果に終わった。

SAV-07-Q ベルメイト

『OMR』に登場。1.5世代バーチャロイド。
3M系ベルグドルの練習機(複座式)をベースにして装甲や操作系を改善した機体で、全体的なシルエットはベルグドルに近いものの、
頭部が胴体に埋没するような形で再配置され、センサーユニットは高性能で軽量なものに換装・強化された。
ベルグドルから操作性と装甲面で改善が見られたため急遽制式採用、実戦用に改修されて投入されたが、複座式コックピットゆえの操作の煩雑さが残っており、作中でも目立った活躍を見せることはなかった。

余談

第2世代以降ベルグドル直系の後継機は現れなかった。「実弾武器をメインにしたSAV」という立ち位置はグリス・ボックを初めとするボック系が受け継いでいく。



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最終更新:2024年02月21日 23:40