エムロード(架空の企業)

登録日:2016/03/12 Sat 21:13:45
更新日:2023/08/25 Fri 15:27:52
所要時間:約 5 分で読めます





我が社が特に強調したいのは、兵器とはあくまで兵器以上のものではないということです。

良い兵器とはより多くの人が使える兵器のこと、我々はそう考えます。


エムロードとはフロム制作のロボゲー、アーマード・コアシリーズの架空の企業の一つ。
PS2移行後の初作品であるアーマード・コア2と、その続編のアーマード・コア2アナザーエイジに登場する。


●概要
2シリーズにおける主要企業、所謂三大企業の内の一つ。
初代シリーズにてその名を馳せていたクロームの流れを汲む大企業。

地球においては文句なしにナンバーワンのシェアを誇る企業であったが、
火星テラフォーミング計画に出遅れたこともあって、火星での市場はジオ社に一歩先を行かれている。
先端主義のジオ社とは真逆の質実剛健をウリにしたパーツを多く開発しており、
デザインも角ばった形状のものが多いなど、後のミラージュとクレストを思わせる対立構造である。

宇宙情報・金属・エネルギー・機械・生活資材等々、
ジオ社程ではないにせよ、やはり多くの分野を網羅している。


●作品毎の活躍
依頼文担当は青木建一郎氏
初代シリーズでも強引な姿勢が目立っていたクロームの後継ということも合わさり、
トップ奪回のために合法非合法問わずしてあらゆる手段を講じる様々な策を練り、時にそれを依頼としてレイヴンに通達する。

LCCによる統一宣言の際にも真っ先に対立の姿勢を見せ、
速攻でレイヴンにLCCの海上基地の襲撃依頼を通達するなど超強気の攻勢を見せる。

しかし、バレーナとLCCによるザムダ軍事基地の破壊や、フライトナーズの横槍でアーデンリバー攻略が失敗に終わるなど大きな痛手を負い、
占領されたザムダ軍事基地の奪還や最期の切り札である超大型地上兵器「SRBIA」を投入など足掻くに足掻いたが、バレーナに雇われたレイヴンにぶち壊されてしまった。
結果、火星支社がLCCに接収されるという全面降伏にも等しい結末を迎え、更には地球のエムロード本社も「地球政府に従う」という声明を出さざるを得なくなる。
2における三大企業の中では最も早期にリタイヤをすることになった。


依頼文担当はまさかの大塚芳忠氏
フライトナーズの反乱やらジオ火星支社の暴走やら何やらで先の争いがうやむやのまま終わり、
企業自体の消滅こそ免れたものの、その隙を突いてジオやバレーナにシェアを奪われまくった結果、
地球におけるナンバーワンの地位までもジオ社に取られてしまうという形に。

トップ奪回の野心が益々大きくなり、芳忠ボイスによる高圧的な態度もあってか前作以上に超強気。状況的にはかなり行き詰っているためか、
有能なレイヴンの囲い込みや政府との直接対立、更には細菌兵器の研究・製造等なりふり構わない行動が目立つ。



●主なパーツ一覧
・EHD-NIGHTEYE
丸っこさと巨大な単眼フレームが特徴的な頭部パーツ。
マッピングやレーダーなどミッションに必要な機能は優れているものの、
消費や重量の負荷が大きく対人戦にはあまり向かない。

・EHD-SCOPEEYE
アナザーエイジで新登場した、より無骨な形状の単眼頭部パーツ。
消費や防御性能を削り、レーダー機能が更に強化されている。

・EAN-CEX
説明文にもある様に、安い割には各種バランスが取れた優良な中量椀部パーツ。
重量と燃費に多少難があるので、他のパーツである程度余裕を持たせたい。

・ELB-XXE-LAPIN
2ではエムロード社の依頼を全てクリアすると買えるようになる重量逆脚パーツ。
結構な積載量に実弾防御など優秀なことには優秀なのかもしれないが、
それよりも更に高性能な逆脚をもっと早くにジオ社から購入可能という悲劇があったりする……
それ故になのかアナザーエイジでは取り柄の積載量と実弾防御に更なる改良が加えられたようだ。

・EAW-MG-03
初心者キラーヴァッハフントも御用達の武器腕マシンガン。
しかし装甲を丸々犠牲にしてまで見合う性能かと問われると実は結構微妙だったりする。
確かに総火力はそこまで悪くは無いが、弾数が少なすぎてすぐにカラッケツに。
長丁場のミッションには向かないし、AC戦でも無駄撃ちは出来ないだろう。

・RBG-CLX5000
最高性能且つ最重量ラジエーター。
重すぎるし負荷も高すぎるし、突き抜けすぎのヒエヒエ過ぎでここまでの冷却は必要ない。
アナザーエイジでは燃費の悪さが改善されているので、一部の高温環境下ミッションでは役立つかもしれない。

・EWC-GN44-AC
シリーズでは最早定番、黒くてぶっとい砲身が目を引くグレネードキャノン。
初代シリーズとは違って近接信管では無くなったが、命中率や弾速も悪くなく、何よりぶち当てた時の火力は絶大。
ミッション仕様の敵ACの大半は2~3発当てれば軽く吹き飛ぶので頼りになる。

・EWG-HC-GN210
こちらは腕に装備する所謂腕グレ、もしくはグレネードライフル。
2時点で高反動、高威力、高熱量となかなかのスペックを誇る良武器であった。
アナザーエイジでは弾数こそ半減されたが、代わりに威力が上昇している。

・ZWG-HG/111
しばらくするとショップで買えるようになるブルーカラーとそこそこの大きさが特徴のハンドガン。
対人戦でも多用される程の弾速、反動などで優秀な性能を誇る武器。
尤も、張り付き戦を想定しての評価なので高火力でゴリ押しするタイプの人には合わないかも。

・EWG-XC213
他のエネルギー兵装が良い意味でも悪い意味でも極端な物が多い中、かなり普通なレーザーライフル。
瞬間火力に多少劣るものの、その他総火力を含めた各種性能は一定水準以上と言っていい。
アナザーエイジからの新パーツ故に、エムロードはもっと早期にこれを開発してほしかったと思わざるを得ない。




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最終更新:2023年08月25日 15:27