クレイマン・クレイマン2~スカルモンキーのぎゃくしゅう~

登録日:2016/06/10 (金曜日) 11:00:00
更新日:2024/04/03 Wed 16:38:47
所要時間:約 5 分で読めます





そしてヤツは、ある日空からやってきた…。

『クレイマン・クレイマン2~スカルモンキーのぎゃくしゅう~』(原題:Skullmonkeys)は、プレイステーションより発売されたアクションゲームである。
実は販売元がエレクトロニックアーツ(デッドスペースなど)、ドリームワークス(映画を主に手掛ける大手企業)が関わっている。

前作の「クレイマン・クレイマン」の反響により今回の新作が作られたわけだが、前回がアドベンチャーなのに対し、今回の「2」は


アクションゲーム



ア ク シ ョ ン ゲ ー ム



ア  ク  シ  ョ  ン  ゲ  ー  ム


なのである(大事なことなので3回言いました)。
一体どうしてこうなった…。

それはともかく、このゲーム自体はれっきとした前作の続きのストーリーであり、ボスのクロッグやウィリーも登場する。
まぁぶっちゃけほとんど絡まないけどな!!

~あらすじ~
クレイマンが自覚なしにネバーフッドの平和を取り戻したすぐ後、クロッグは惑星イズナックに不時着する(もうこの時点でおかしいが気にしてはいけない)。
そしてそこにいた原住民スカルモンキーを利用して、再びネバーフッドを支配しようと企むクロッグは「破壊兵器NO.9」を作ることを計画する。
そんななか、ただ一人スカルモンキーの中でクレイマンの親友であるジェリー・OがクレイマンにSOS信号付きの飛行装置をネバーフッドに飛ばし、
ウィリーとともに食事をしていたクレイマン(サンドイッチを縦に食べていたが、やっぱり気にしてはいけない)をイズナックへと拉t…じゃない、呼び寄せたのだ。
こうしてクレイマンは、またわけもわからず新たな戦いに臨むのだった。
うん、やっぱりおかしいなこのゲーム!

~クレイアニメーション~
前作でもあったように、このゲームはほぼすべてがクレイアニメーションでできている。アイテムさえも粘土である。
それに合わせて毎度毎度スタッフが調整したと考えると、恐るべき仕事量だったに違いない。
 また、時々ステージ開始前に(そのステージとはまったくと言っていいほど関係ない)クレイアニメーションムービーが挿入されている。
どれも出来が素晴らしい。
…のだが、このムービー。

突然敵の顔が溶け出すわ、 

敵のボスが人の顔(クレイマンのスタッフ)をしているわ、 

ハサミで敵の胴体が真っ二つになるわ、 

クレイマンの顔にぶつぶつがたくさんできるわ。 

蓋を開けてみれば子供が泣いて叫ぶトラウマモノばかりである。
当時はCEROなんてないからパッケージに惹かれて買った子供はパニックになったであろう。
そりゃこんだけあればトラウマになるよ…。

~ゲーム~
基本的にはよくあるマリオやドンキーコングのようなアクションゲーム。
しかし、その難易度はとてもじゃないが難しいものとなっている。

タイミングがシビアだったり、足場が極端に小さかったり、
その小さな足場を敵が囲ってたり。
先ほど述べたトラウマ要素が盛りだくさんであるにもかかわらず、ゲーム性でもまた違った意味でトラウマを植え付けてくるのである。

この二つの意味も込めてプレイヤーからは「鬼畜トラウマゲー」の一つとしてあげられる。
(なおこれでもセーブがメモリーカード式に変更されており、パスワード式の原作版よりは仕様が優しいという)

しかし、それを除けば操作性も良く、豊富なアイテムややりこみ要素のシークレットもあるので、ハマった人はとことんハマる仕様になっている。


~アイテム~
クレイボール
いわゆるコイン要素。
100集めると1up。

ハロ
某機動戦士は関係なく、キノコ要素。
一回だけダメージを防いでくれる。

ブレット
前面に向けて弾を発射できる攻撃アイテム。
ノーマルでは20発まで所持できる。

スワーリィQ
 ボーナスステージに行くために必要なキーアイテム。
3つ集めるとステージ終わりにスワーリィQのマークがついたゴールが現れボーナスステージに行ける。このボーナスステージを突破しなければ見れないムービーも存在する。なお最終ステージで取得を逃すと、エンディングもまともに拝めない鬼畜仕様

フェニックスハンド
ブレットと同じ攻撃アイテムだが、こちらは追尾機能がある。
ノーマルでは7発まで。

1up
クレイマンの顔をしたアイテム。まんまそのままである。
取ると1up。なぜか効果音が「ウェーイ」。

プレゼントボール
巨大な粘土の玉。踏むと中からアイテムが出てくる。
大抵はクレイボールだが、たまにフェニックスハンドや1upが入っている。

ファートヘッド
緑色のクレイマンの顔をしたアイテム。分身を生み出して、その分身を操作できる。
この状態で接触すると元の位置に戻るが、一定時間経過すると、分身がいた位置までワープする。
ハロも分身に付いていくので、より安全に進められるだろう。
7個まで所持できる。

ハムスター
…何言ってるか分からないかもしれないが、まんまハムスターである。取ると一定時間三匹のハムスターがクレイマンの回りを飛び結構フォンフォン鳴ってうるさい、敵との接触から守ってくれる。
ちなみにこのアイテムのみ重複して取ることができる。
当然だがその際うるささも倍増

ユニヴァースエネマ
突然全身がムキムキになり、画面全体の敵を全滅させるアイテム。
7個ry

グライディーバード
アイテムというよりはステージギミックに近いが、こちらに記載。
ジャンプボタンを押し続ければパラシュートの用にゆっくり下降することができる。
途中、蒸気が立ち上る箇所に触れれば再浮上できるが、場所によっては低いほうが安全な場合があるので、調整が必要。

スーパーウィリー
こちらは画面全体のアイテムを回収するアイテム。でもキモい。
7ry

1970's
1970年代のステージ(?)に行くためのキーアイテム。
スワーリィQと同じだが、こちらはステージごとにではなくゲーム全体で3つ集めることになる。


追記・修正はこのゲームのシークレットを全部制覇しつつ、ノーミスでクリアしてからお願いします。

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最終更新:2024年04月03日 16:38