ナカジマジム/チームナカジマ

登録日:2016/12/11 (日) 06:10:02
更新日:2020/12/30 Wed 16:42:56
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『チームナカジマ』とは,魔法少女リリカルなのはViVidに登場した、ミッドチルダにて活躍する格闘技の修行仲間たちである。

後のViVid Strike!でスポーツジム『ナカジマジム』として成立した。
一般のお客さんも通っているジムにもなっているが、元はといえばチームナカジマの選手たちを育てることを目的としたジムである。

組織としてほぼ同じであるため、本項目ではまとめて扱うこととした。
魔法少女リリカルなのはViVid&ViVid Strike!で主に描かれるのはこのチームに所属する選手たちの姿である。



歴史


当初は、ノーヴェ・ナカジマが個人的にヴィヴィオに指導をつけていただけであった。
だが、いつしかヴィヴィオのクラスメイトのコロナとリオが加わり、更にViVid開始してすぐ、ノーヴェが見つけてきた覇王流の伝承者アインハルトが加わった。
『チームナカジマ』としての形ができてきたのがこの頃である。

チームナカジマの選手たちが頭角を現すにつれ、ノーヴェは指導者を専業とすることを決めジムを持つことにした。
ViVid本編ではまだ設立準備中であるが、ViVid Strike!ではジムが設立されていた。
それがナカジマジムである。

ナカジマジムになってから新たな選手たちが所属し、また所属はしなくともスパーリングにやってくる選手たちも加わった。
もちろん鍛錬は厳しいものだが、全般的に和気藹々としており人脈も広く、選手たちの絆も深い。

選り好みをしているわけでは決してないが、完全なゼロから出発した選手は少なく、ジム所属の時点である程度の経験や素養を持った選手が多い。
そのためか、得意な戦闘スタイルがそれぞれ違っており、画一的に指導ができるわけではない。
それでも、ノーヴェがうまく個性を引き出しており、所属選手は軒並み強豪選手で世界レベルの選手も複数名所属する。

総合競技も格闘競技も両方扱うが、設備的な問題で総合競技をする際は他所のジムの会場を借りる。

メンバー

指導者たち



『自分なら他の指導者よりも選手を上手く早く伸ばしてやれると思うからコーチなんてことをやってる』

ナカジマジムの会長。
選手を厳しく指導する半面、本来よくないと分かっている希望を汲んであげてしまう面もあり、その辺はよその選手にまで知られている。
過去作では大規模テロリストの一員で更生施設に収容されたあと保護観察を受けていたりするのだが、それが経営の障害になった様子は全くない。
強豪選手所属ジムの会長としてテレビなどにもよく出ている様子。
ViVid開始の時点までにはストライクアーツ(ミッドで人気の近代格闘技)二段、本編でもリオを容易くあしらっている。
自分の生まれの関係上自分でもかなり強いのに自分では試合に出られず、その分選手たちに期待をかける。


ミカヤ・シェベル
流派:天瞳流抜刀居合
デバイス:晴嵐(居合刀型)

『見てみたいと思わない?自分たちが指導した教え子が世界を獲るところを』

ナカジマジムの顧問取締役。ノーヴェの個人的な友人だったが、ナカジマジム開業にあたって参加。
本業は抜刀居合の師範。(チームナカジマ時代は師範代だった)
自分でも選手として試合に出ており、インターミドル都市本戦3位の実績を持つ名選手。
顔も広く、ナカジマジム参加以前から門下生がいたり、ほかの選手たちや大会主催者サイドに顔が利くという一面もある。
本業や裏方仕事も忙しい様子だがセコンドに立ったり指導をつけに来ることもある。


●オットー

中性的なノーヴェの姉。本業は聖王教会勤め。
インターミドル初出場前、トレーナーとしてコロナの特訓を担当。
攻撃や拘束に使える光線を多数放つ「レイストーム」の使い手。
無茶な戦法に走るコロナに試合中飛ばした檄はノーヴェに負けず劣らずの絆を感じさせる。
が、後半になると全く目立たずvvstでは回想シーンに立ち絵がある程度。

●ディード

ノーヴェの妹。本業は聖王教会のシスター。
インターミドル初出場前、トレーナーとしてリオの特訓を担当。
光剣二刀流ツインブレイズの使い手。
vvstでは影も形もない。

所属選手


高町ヴィヴィオ
流派:ストライクアーツ
デバイス:セイクリッドハート(ウサギのぬいぐるみ型)

『ノーヴェが教えてくれるストライクアーツで強くなりたいから』

ナカジマジムの成り立ちを考えるならば、いわば最古参選手。天真爛漫で人懐っこいが、不利になっても折れない不屈の心を併せ持つ。
魔力やフィジカルと言った才能には恵まれていないが、前に踏み込む勇気と視力、変身時の長身とでカウンターを狙い、
機動力で相手の攻撃をかわしつつ必要以上の力に頼らない「一閃必中」で相手の意識を飛ばしに行くテクニカルヒッターが主なスタイル。
「強さ」より「巧さ」を主体にした戦い方は、今やワールドランク7位、インターミドル都市本戦3回戦進出と既に世界レベル。


コロナ・ティミル
流派:マイストアーツ
デバイス:ブランゼル(短剣型)

『わたしだってチームナカジマの一員でアインハルトさんとだってちゃんと戦えるんだって』

元々ヴィヴィオのクラスメイトだったが、ヴィヴィオとともにノーヴェに教わるようになった。成績優秀な知性派。
ゴーレムを作り出して自身の身体能力と合わせるマイストアーツで戦う。また、試合でも常に落ち着いて対処できる知性が武器。
フィジカルを武器にすることはあまりなく、そちらは練習に付き合える程度というが、それでも来たばかりのフーカではどうにもならないレベルである。
知性を生かしたマネージャー業もしており、特に試合のないViVid Strike!ではむしろそちらの立ち回りが多かった。


リオ・ウェズリー
流派:ストライクアーツと春光拳のハイブリッド
デバイス:ソルフェージュ(お守り型)

『チームのみんなで約束したんです! 負けちゃったチームメイトの夢は残った人が叶えるんだって!』

ヴィヴィオのクラスメイト。(転入組のためコロナよりは後に加入)ちゃきちゃきの元気っ子。
中華風文化を持つルーフェン出身で、春光拳の総師範で拳仙の異名を持つ無敗の格闘家、レイ・タンドラの孫娘。
リングを持ち上げるほどのフィジカルに魔力砲の破壊力、炎雷二重変換資質と資質方面は相当なもので、これらを合わせた総合選手。
珍しい技ゆえの補正もあったとは言え初出場でトップ選手のハリーと渡り合うなど実力は確か。反面、基礎的な面にまだ甘さがある様子。


アインハルト・ストラトス
流派:覇王流
デバイス:アスティオン(豹のぬいぐるみ型)

『一番前を歩いていこう この子たちの道を照らす篝火になれるように』

元通りm(覇王断空拳)…じゃなかった、ヴィヴィオたちの学校の先輩。
600年の歴史を持つ先祖伝来の覇王流と呼ばれる古流武術の伝承者。
ノーヴェと会ってかなり強引にチームの仲間に誘われたが、ここで笑顔を取り戻し実力も開花。
今やU15のワールドチャンピオンとなり、ナカジマジムを先頭に立って引っ張るフロントランナーとなった。
覇王流の「断空」と呼ばれる練り上げた力を拳足から打ち出す技術は「命中即急所」の神撃の域の資質を持っているとされる。
比較的無口でストイックなのはずっとだが、最近はお茶目な一面や師匠譲りの強引さも見せている。


ミウラ・リナルディ
流派:ストライクアーツ八神家流
デバイス:スターセイバー(星型ワッペン)

『笑ってる場合じゃないんだけど・・・ヴィヴィオさんとの試合は・・・やっぱり楽しい!』

元々八神家道場の門下生だが、デビュー早々ミカヤを破るなど頭角を現したためジムとして出発したあとのナカジマジムに移籍。
人気レストランの娘で、学校はヴィヴィオたちとは違う。
大人しくて優しいのだが、特にヴィヴィオを年下ながら尊敬するライバルとしてみている。
フィジカル方面の資質は相当なもので、ヴィヴィオも羨む。
更に収束魔法を打撃技に転用する「抜剣」の破壊力は凄まじく、これまた神撃の域に入る資質を持つと評される。
ワールドランクは5位で、ヴィヴィオより上。


フーカ・レヴェントン
流派:覇王流メインのハイブリッド
デバイス:ウラカン(豹のぬいぐるみ型)

『ハルさんへの感謝は言葉では到底伝えきれんが・・・この想いは拳に乗せて!』

行き倒れていたところにアインハルトから声をかけられた選手。行き先がなかったため、ジムのバイトも兼ねている。
孤児院時代の幼馴染の変貌を知り、向き合いたい一心で格闘技を始めた。
骨格レベルで恵まれた拳の破壊力が凄まじく、神撃の世界に鍛錬開始からわずか4ヶ月で足を踏み入れ始めている。
しかもストライクアーツまで並行して仕込まれ、完全ではないがそれぞれを使いこなし始めるという天才ぶりを披露。
デビュー戦となったU15ウィンターカップで予選を1位通過、本戦も決勝まで勝ち上がったスーパールーキー。
すぐにケンカを買ってしまう不良だったが、すっかり人間的にも落ち着いて礼儀正しい面が出てくるようになった。


サポーター役



『でも欲しいものがあるとしたら2つだけ 君の勝利と笑顔です』

ジムのバイトリーダーで選手たちのマネージャー役。アインハルトの通い妻。
元々アインハルトのクラス委員。
見る専の格闘技ファンでスポーツ業界には当の選手たちより詳しく、気になる選手の情報を集めてきたりする。
整体術の資格を持っており、ストレッチや整体術で選手たちの体を支える。フーカいわく拷問ストレッチ。
戦闘はしないが魔力制御もうまいらしく、マッサージの際には魔力運用もしている。
将来はスポーツドクター志望。


●イクスヴェリア

聖王教会の治療士でヴィヴィオの古くからの友人。通称はイクス。サポーターとして名を連ねる。
シリーズ屈指の特殊な経緯持ちだが、それはこちらの記事で。
治療士としては腕利きであり、時に試合で大ケガをしてしまう選手たちを治療する。

●ディエチ・ナカジマ

ノーヴェの妹。アインハルトのセコンドに立ったことも。
自称「差し入れ担当のサポーター」。

やってくる選手



二人共インターミドルで大活躍している総合選手で、ハリーは自称不良の砲撃番長、エルスは拘束技使いの生徒会長。
しょっちゅう張り合っているが仲は良いのか二人で現れることが多い。


追記・修正は聞いただけでがたがた震えるほどの特訓に耐えてからお願いします。

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最終更新:2020年12月30日 16:42