おわりの3匹

登録日:2016/12/17 (土) 17:56:40
更新日:2023/12/16 Sat 12:39:39
所要時間:約 6 分で読めます





ポケットモンスター サン・ムーン』において新たな衝撃スクープが発見!!!

ゲームの最初に選ぶ「はじまりの3匹」である、ニャビーアシマリモクロー
実は、この3匹に続く「おわりの3匹」と呼ばれる者達が存在した……?

ポケモン情報に優れる月刊コロコロコミックだけの超スクープとなる!!
インターネットにすら流出していないその3匹の姿は、コロコロコミックを買って確かめよう!!!





追記・修正お願いします。































確かに間違ってないのだ、一応は。









解説


「おわりの3匹」とは、月間コロコロコミック2017年1月号に掲載されたネタスクープ。

コロコロの看板漫画「でんぢゃらすじーさん邪」とポケモンのコラボネタ。
作者である曽山先生アローラ御三家ポケモンをじーさん風に描いたネタイラストである。
ポケモン最新作「ポケットモンスター サン・ムーン』に関する様々な情報を掲載した新聞型の付録「アローラNEWS」に掲載された。

付録であるアローラNEWSのロゴが弄られ、「ア老ラ」NEWSになっているところから突っ込みどころ満載。
価格も付録が「特別価格0円」としていた部分を、「特別価格1兆円」に改変した。
さらにポケモンファンからの非難を予想したのか「非難GOGO(非難轟々)」と記されている。
轟々をGOGOに変えたのは、「Pokémon GO」と引っかけたのだろうか。

文面は「コロコロだけの超スクープ発覚!」とコロコロらしい大言。
それに加えて「インターネットにものってない”ヤッカイモン”を一挙大公開!!」と記されている。
ちなみに、ポケモンならぬヤッカイモンを見た孫は「こんなのいるかーー!!」と正論を絶叫していた。
当然というかあってたまるかだが、このヤッカイモンはゲーム本編に実際に登場したりはしない。


このネタが掲載された号のコロコロコミックは付録がポケモンやらデュエル・マスターズやらでかなり豪華だった。
そのため、従来はコロコロを買わないような層もコロコロを手に取ったのだが、その時にこのネタスクープは話題を呼んだ。
曽山先生のハイセンスなポケモンネタは多くのポケモンファンから評価され、非難轟々どころか大爆笑だった。


ヤッカイモン一覧



孫の感想通りとしか言いようがなく、実際のゲームでも弱すぎるか癖がありすぎて使えないかという極端な特徴を持つ厄介な奴らばかり。


ギャベー







すべてを焼き尽くす!!


タイプ 支配者
わざ 「地獄の業火」

元ネタはニャビー+ゲベ。

デザインはニャビーと大差なく見えるが、顔がゲベのデザインで「ゲ」の模様が刻まれている。
尻尾には、じーさんの世界観らしい謎のオッサンの表情が見えるが……。

恐ろしく強いらしく、おわりの3匹の中では最強クラスと言える。
ギャベー専用の基本技「地獄の業火」はラスボスを一撃で倒すらしい。
解説で指されている「ラスボス」とは、SMにおける誰を意味しているのか気になるが、何も考えていないだろう。
そのため、結果としてゲームバランスを崩壊させる模様。

ゲームバランスを崩壊させる強さだが、時給として8億円を請求してくる。
石油王でもない限り使えないというとんでもないヤッカイモンである。

実は、尻尾のオッサンが本体という秘密がある……パラセクトかお前は!?


アマシリ







超美肌!!


タイプ 公務員
わざ 「だっぷん」

元ネタはアシマリ+校長。

アシマリにおけるヒレの部分が巨大なとなっていて、ピンク色のウンコを脱糞している。
校長のどじょう髭の他、アシマリの大きな鼻はピンク色のウンコに変化した。

名前は尻のシマリが甘いことから名付けられた。
名前通り尻が緩く、どこでも漏らしてしまう。
その癖、漏らしたことを他人のせいにしようとするので非常に厄介。

戦闘力はとんでもなく弱く、バトル開始から0.2秒で負ける敗北最短記録保持者。
ポケモンのゲームで再現すると、多分ボールを投げるモーションの直後に敗北するスピード。
じーさん本編における校長の弱さを再現したと言える(校長も無印初期は強キャラ設定だったのだが)。

キャッチコピーが「超美肌」なので、肌質は綺麗なのだろうか。


モーロク







毎日が日曜日!!


タイプ 老人
わざ 「テレビにクレーム」

元ネタはモクロー+じーさん。

基本デザインはモクローをベースとしているが、目はじーさんの物となり嘴にはが付いた。
ネクタイにも見える胸の葉っぱは消え、腹の部分に腹巻が付いている。
足は大きめの下駄に変化しており、元ネタのモクローのそれより大きい。

特徴としては基本戦わないという物がある。
そして戦わない癖に他人のバトルにはめっちゃダメ出しするという、動画評論家のような性格をしている。
それだけではなく、トレーナーに養ってもらおうという気持ちが半端ないのでタチが悪すぎる。

名前を見れば分かるが、モクローに「耄碌」を掛けたという曽山先生のハイクオリティなセンスが見て取れる。
というか、コロコロを読んでいる小学生は「耄碌」なんて単語は知っているのだろうか……。


じーさん(ア老ラのすがた)



タイプ 不明
わざ 不明

超ウルトラ極秘スクープとして掲載された、じーさんが曽山先生の世界観に適応するために変化した姿。

これは「リージョンフォーム」ではなく「リー邪ンフォーム」と呼ばれる。
頭の部分が縦長に大きく伸びあがり、かなり不安定なバランスの容姿となった。
その結果、大きさは4ナッシー(アローラナッシー4匹分)に匹敵する大きさ。
イラストの図から計算すると、通常のじーさんがアローラナッシー1匹を超えているガバガバサイズである

戦闘力は結構強いらしいので、おわりの3匹よりは使えるのかもしれない。
というか、アローラナッシー4匹もある大きさでは嫌でも強いですがな。


余談


『でんぢゃらすじーさん邪』第4巻に掲載されている「デパートに行くのじゃっっ!!」の話の中にエレベーターに乗ろうとしていた孫にエレベーターの危険を教えている際、「レシラムとかゼクロムとか乗ってるかもしれねーだろー☆」と解説(?)していた。
同じコマに登場する曽山先生が描いたレシラムとゼクロムは(ある意味)必見ものである。


おわりの3匹が紹介されたこの号におけるじーさん本編でもポケモンネタがある。

話の流れとしては、じーさんの家の近所に引っ越してきたケンちゃん(5歳)の面倒を見ることになるのだが、じーさんと孫は苦戦。
孫は苦労しながらもポケモンでケンちゃんの気を引くが、持っているソフトとして「XかYか」と尋ねたところ、
古っるぅぅぅ!!」「今どき「X」「Y」って…、古っるぅぅぅぅ!!」「時代は、サン・ムーンっしょ!」などと罵倒された。

これを聞いた孫は「世代が違うーーーー☆」と大泣きで敗北を感じる。
今どきの五歳児に勝てないと大泣き+変顔で倒れてしまったのだった(ケンちゃんはその近くでポケモンをしている)。

そもそも、本来孫はじーさんとニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータで勝負することを楽しみに家に帰宅した。
そんなゲーム好きの小学生が五歳児にゲームで馬鹿にされるとは、マジで傷ついたであろう。


更に月刊コロコロコミック2017年12月号の表紙にもおわりの3匹が登場し、さらにギラティナ(オリジンフォルム)に扮した最強さんも登場している。


追記・修正は、おわりの3匹を実際のゲームでも捕獲してからお願いします。

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最終更新:2023年12月16日 12:39