登録日：2017/09/02 Sat 20:16:13
更新日：2024/01/14 Sun 16:42:51
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物売り屋さんとはお笑い芸人、陣内智則のコントの一つ。
夕方の静かな時間帯のアパートの一室にて、受験生を演じる陣内が勉強中に外を通る様々な物売りに反応するという設定。
陣内の芸風としては事前に用意した面白おかしい映像や音声に対して鋭いツッコミを入れる芸風で有名であるが、
その中でもこの物売り屋さんは比較的知名度があり、ほぼ音声とそれに対するツッコミで構成されながらも、
個性豊か過ぎる物売りの数々の面白さから人気の高いコントとなっている。
各種テレビ番組でも陣内の代表的な持ちねたとして披露される事が多く、お笑いDVD「NETAJIN」にも収録。現在は陣内のYouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」でも見ることができる。
因みに物売りの方にインパクトを取られがちだが、陣内が演じているこの受験生は
大学受験にもかかわらずdogだのcatだのと小学生レベルの低すぎる英単語を勉強しているところもツッコミ所。
◆物売り一覧
このコントの中でも代表的な存在。今ではめっきり見なくなってしまった竿竹屋。
陣内自身も今時竿竹なんか売れんのかと呟いていたが、そのことは竿竹屋自身も自覚しているらしく、
最初は2本で1000円だったのに2度目の登場時は上記のセリフと共に、「2本で400円！ 最悪、300円でもええわ……」と、大幅に値下げ。
それでも尚売れずに陣内が心配するほどに露骨にテンションが低下したりもしていた。
そして3度目の登場では途中いきなりむせ返り、いきなり1人2役で火垂るの墓を模した小芝居を演じて同情を誘う作戦に出る。
「この竿竹さえ売れれば今日は何とかしのげる」だの「この竿竹さえ売れれば節子は助かるんや！」だのと連呼し、
いきなり元のテンションに戻る様には陣内もキレ気味に項目冒頭のセリフでツッコんでいた。
尚、節子も節子で「ちょっとピチピチやねん」とか言ったりと、キャラ付けがおかしな方向に進んでいた。
他のバージョンだと整理券を配って行列が出来るほどの大人気……に見せかけて「な～んてね」と言いながら去っていったり、「って言いたい」と願望を吐いて舌打ちしながら去っていくというパターンもあった。
「もっちもち」などと妙なハイテンションでやってきたわらびもち屋。
竿竹屋と違ってこちらは本当に大人気らしく、道行くたくさんの奥様方に買われていた。
それがよほど嬉しかったのか、鼻歌交じりに上機嫌で去っていった。
ちなみに、わらび餅屋は陣内の地元の関西ではポピュラーな物売り屋さんなのだが、関東ではあまり馴染みがないため、エンタの神様で披露した際にはわらび餅屋自体がネタだと思われ、わらび餅が登場した瞬間にウケてしまうという事態が起きてしまう。
い～しや～きお～いし～お～いも～や～きいも～あっ……たかいおいしいやぅ……
ヘタクソやな！ ヘタクソ！！ 練習せえもうちょっと！！
竿竹と並んで物売りとして一般的であろう石焼き芋屋。
……なのだが初登場時は音程・リズム・その他諸々何もかもがグダグダで最早音痴というレベルすら超越している。
(パターンによっては噛みまくった挙句に自分でもっかい練習してきますと呟き、陣内に帰れ！ とツッコまれる)
2度目の登場時は宣伝こそまともなのだが、狭いリヤカーに何十人ものおっさんが乗り込んで宣伝しているという斜め上の方向に。
しかもその所為で盛大に事故り、大量のおっさん諸共焼き芋がぐっちゃぐちゃに飛び散るという大惨事に。
そして3度目の登場では事故って保険が降りたおかげなのか、今までとは打って変わってメタルでパンクな改造車と共に登場。
初登場時が嘘のようなノリノリな宣伝で走り去っていく姿に、陣内も何があったんや！？ とツッコンでいた。
「結構朝早く起きて、遠くからわざわざ来たよ～」「山梨から自転車で来たよ〜」と謎の自己アピールを押し付けるアイスクリーム屋。
しかし、宣伝内容がベットベトだのドッロドロだのと売る気が全く感じられない。
挙げ句、何故か陣内の携帯の番号を知っていて、ネッチャネチャと電話をかけてきていた。
物売りではないが、2度目の登場で事故った焼き芋屋の救助のために陣内に呼ばれて登場。
しかし、途中で唐突に笑い始めた上に同乗しているもう一人と共に学生みたいなノリの会話を始めた上に
肝心の焼き芋屋は助けずに去っていくという何のために来たのか全くわからない有様だった。
昔はよく見かけた古新聞や古雑誌をちり紙、トイレットペーパーなどと交換してくれた回収車。
このコント内でようやく登場したまともな物売りであり、陣内もたまたま古新聞が手元にあったので、
通りかかった回収車を呼び止めようとしたのだが……
……懲りずに4度目の登場となった竿竹屋の変装だったというオチがつく。
軽快な自転車のベルと共に登場したあまり見ないみかん売り……と、思いきや
有田みかんが個人的に食べたいだけの謎のおっさんである。
そりゃ陣内じゃなくても買いに行けとしか言いようがない。
コントの締めとして登場。
ツッコミ疲れて次来たら何か食べようと思っていた矢先、今まで登場した物売りたちが凄まじいデッドヒートを繰り広げてる所為で呼び止められず
そんな中で登場したやたらと単価が高いラーメン屋。
陣内もその値段にツッコミを入れつつ外にラーメンを取りに行くのだが……
……性懲りも無く登場した竿竹のおっさんに、巨大袋に入れられて割り箸に見立てた2本の竿竹を押し付けられてオチとなる。
追記・修正は竿竹を買ってあげてからお願いします。
- 竿竹って他の事やってて売ってるのに、さおｄ -- 名無しさん (2017-09-02 21:11:13)
- たまに旅行者とか難易度的にまだなっとくできる単語を読んでいることもある -- 名無しさん (2017-09-02 22:52:44)
- 項目名の()は(陣内智則)の方がいい気もします。 -- 名無しさん (2018-06-26 18:08:09)
- 美味い安いおいもcome on -- 名無しさん (2020-02-13 12:19:42)
最終更新：2024年01月14日 16:42
