電脳少女YouTuberシロ

登録日: 2018/02/21 Wed 10:59:08
更新日:2024/02/05 Mon 14:42:23
所要時間:約 7 分で読めます





   バーチャル礼拝の時間や!



こんにちは、シロです!




電脳少女YouTuberシロは女性バーチャルYouTuberの一人である。
『電脳少女シロ』あるいは『シロ』と略されることも多い。


概要いくぜいくぜいくぜぇ~!

株式会社アップランドのバーチャルYouTuber(Vtuber)プロダクションである.LIVEに所属している。

もともとは株式会社アップランドが2015年に事前募集を開始したスマホアプリ『少女兵器大戦』のキャラクターの一人だったのだが、
そちらが配信予定を過ぎても配信されない事実上の休止となり、そのキャラクターがリファインされてVtuberとなった。
ちなみにアップランドは更に先行して世界初男性バーチャルYouTuberのばあちゃるを立ち上げていたが、
ウビバよりシロイルカのほうが視聴率が取れるという判断なのか、基本的にはシロちゃんが優先されている。

今をときめくVtuberのなかでも比較的早期から活動しており、まだVtuberというジャンルが認知される前の2017年6月ごろから動画の投稿を始めている。
初期の頃は再生数もチャンネル登録数も全く伸びなかったと度々語っており、実際に2017年末まではほとんど注目されていなかった。
しかし、年末のVtuber大爆発によって一気に注目を浴び、現在では「Vtuber四天王」とも言われる大御所ポジションとなっている。


白っぽい銀髪でアホ毛が特徴。
最初の服装は袖のないノースリーブで、前から見ると普通だが、背中が大きく開いていて横から見ると横乳があらわに。
冬服になるとロリっぽくなり、もこもこしててかわいい。なお、初期の服装より冬服の動画の方が多い。
通常衣装でMMDモデルが配布されているのもこの衣装までなので、
後述の禍つ衣装が配布されるまでの間、MMD界隈ではこの衣装が最もポピュラーだった。
春服はフリルの付いたヒラヒラした可愛らしい服装となっている。
構造に問題があるのか、無茶な動きをした際にはたまに見せられないよマークで隠されることがある。
二つ目の冬服は春服と最初の冬服を合体させたようなデザインで、
首元や袖を外すことで春用にも変化する便利な服になった。
また、スマホゲームの『禍つヴァールハイト』とのコラボで用意された新衣装は、初期衣装をベースにしつつ黒系にアレンジされたオシャレなデザイン。
こちらもMMDモデルが配布されており、冬服と入れ替わるような形でMMDでの採用が増えている。
他、踊ってみた動画での歌姫衣装や既存衣装の色違いなど、衣装はかなりバリエーション豊富である。
なお、衣装チェンジに合わせて(?)アホ毛も成長しており、本人曰く「最初はもやしみたいだったけど今(春服)はチンアナゴくらいまで育った」とのこと。


武道館でコンサートを開くのが夢で、そのために名前を売り込むためなんでもやる、ということで
その第一歩としてYouTuber人生をはじめた。なんでもやる。……否、なんでも殺るというのが適切か。


いわゆる清純系キャラをしており、声もおじさんではなく普通のイルカ女性の声。ロリ系っぽいほんわかした声が中心で、落ち着いて見ることが出来る。
昨今ではバーチャルYouTuber戦国時代を勝ち抜くためかとんでもないキャラクターが多数登場しているため、
それに比べると比較的オーソドックスなキャラをしているが、それがかえって目立っているようにも思える。

妙な方向のサービスシーンなどは少なく、ごく普通の天真爛漫でかわいい女の子である。



基本設定は。



実際には、随所で物騒な発言が飛び出したり、ゲームで敵を容赦なく倒していく様など、
普通の女の子らしからぬギャップこそが、シロちゃんの魅力の一つ。


割とコアなゲーマーであり、おすすめのゲームは?と聞かれると
BorderLands2、Dishonoredアサクリ、Divinity、GOD OF WAR、ダークソウル、デモンズソウル
といったラインナップをスラスラと並べる。大半がを見るような硬派なゲームばかり。

容姿や声こそごく普通の愛らしい少女そのものだが、得意とするFPS・TPSゲームになると一転。
遠くの敵を一瞬で視認し、姿が見えなくても物音で位置を把握、煙で視界を奪われようと動じることはなく、
カバーアクションも室内のクリアリングもお手の物……とプロの野戦兵かと見紛う腕前で着実に追い詰めていく。

PUBGを筆頭としたFPSゲームもよくプレイしていて定期的に動画として挙げており、
PUBGモバイルではドン勝したこともあるが、その時々によって調子は上下するようで、撮れ高にならずにやられた回も多数あるようだ。

逆にホラーゲームは苦手。自分から自発的に攻撃できないゲームが多いためとのこと。
そして何よりもゾンビが苦手である。理由は倒しても倒しても復活してしまうからとの事だが、逆にゾンビではないならデーモンでも何でも平気である。
見た目がどう見てもゾンビでもゾンビではないなら平気である。
その基準はおかしい

ゲーム全般の腕は、初見動画が多い+実況しながらなので集中しにくいということもあって、
そこまで熟達したプレイというわけでもない。アクションゲームなども下手だとシロちゃん本人は言ってる。
しかしゲーム自体を全力で楽しもうとする姿勢から、上手く進めなくとも多くの動画は楽しめるものになっている。


テンションが高くなった時に笑うと、「キュイ」と聞こえる独特で高音の笑い声を聞かせてくれる。
この声が、イルカの鳴き声にそっくりということで、「シロイルカ」と視聴者からは別名がつけられている。
当初は名前を出さないほどに否定していたが、スタッフのいたずらで突発的に画面上に登場したり、Youtubeの字幕(有志が付けたもの)ではよくイルカが登場しており、また本人もイルカネタを振られると否定しつつも満更ではない様子。
一時期からは自分から発言することも増えている。といってもややためらいがちにだが。


ちなみに、大人びた声を使い分ける声質の持ち主でもあり、気が向いた時に演じ分ける。
他にもやってることに熱中すると地声っぽい落ち着いた声になったり、驚いた時にはかなり低音で悲鳴を上げたり(通称クジラボイス)と、聞いていて飽きない。

なお、理由は不明だがパリピリア充に対して深い恨みを抱いているようで、
ゲームや企画中にパリピが登場すると真っ先に抹殺しようとしたり憎しみの言葉を吐いたりする。あー清楚清楚


Vtuberでは珍しく英語力が高く、海外向けに公開ていた吹き替え動画でも全て自身のアフレコで吹き替えしている。
スペイン語やドイツ語のファンのコメントにも返信するなど英語以外もある程度分かる模様。



シロちゃんは清楚だなぁ


意外にも初期のVtuber界で清楚系キャラクターが被らなかったこともあって、現在ではVtuber界の清楚枠の第一人者として認識されている。
……が、ここまで読んでもらった諸君ならばわかる通り、とてもじゃないが一般的な意味での清楚とは言い切れない要素も多分に含んでいるのがシロちゃんなのである。

そのため、Vtuber界隈では『清楚(Vtuber)』という「表向きは清楚だが実はヤバいやつ」という意味の概念が新たに誕生しており、
何故かこの清楚(Vtuber)の系譜となるVtuberが後に続いてしまったこともあって、現在のシロちゃんは清楚(Vtuber)の第一人者として認識されているのである。
なお、後続の清楚(Vtuber)系Vtuber達がシロちゃんのフォロワーであることも記載するに値するだろう。清楚(Vtuber)同士は惹かれあうのだろうか。


シロちゃんのお友達

2017年末に起こったVtuber界のカンブリア大爆発によって一気にVtuberが増えたことを喜んでおり、直接的なコラボ動画は少ないもののTwitter上ではちょくちょく絡んでいる。

ねこます(バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん)
シロにとって初のコラボ相手であり、恐らくVtuber界でも初のコラボである
一般的には「のじゃおじ」と呼ばれるねこます氏だが、シロは初コラボの時から「のじゃロリさん」と呼ぶ。
お互いに初期のころから活動しているという事もあって、Vtuber界の酸いも甘いも経験してきた仲である。
のじゃおじの方は(シロが女性という事もあって)やや対応に困る様子もあるが、対照的にシロの方はのじゃおじを愛でており、関係ない所でもちょくちょく名前を出しているほど。
ただ、一時期を境にのじゃおじがVtuberとしての活動を休止したため、それ以降は自然と話題に出ることも少なくなった。

  • ミライアカリ
同じく2017年から活動している同期のVtuber。
シロちゃんからは「アカリちゃん」と呼ぶ。
相互コラボ動画もあり、「黒パン同盟」と呼称している。
意気投合するところも多いが、シロちゃんの為要素や清楚()に困惑されたり、シロちゃんが苦手でアカリちゃんが得意とする下ネタ要素に太刀打ちしようとして返り討ちにあったり。

  • キズナアイ
言わずと知れたVtuber界のレジェンド。
コラボは行っていないが、Twitter上ではたびたび絡みを見せている。
Vtuberの中では大御所にあたるシロにとって、数少ない先輩Vtuberでもあるため、そういう意味でも特別な存在となっている。
ちなみに、電脳少女シロという企画自体が「キズナアイとかいうのが面白いらしいから自分達もやってみようぜ」というところから始まってるらしい。

にじさんじ発の、後発Vtuberの代表格。
基本設定が清楚な委員長のはずなのに、実際は雑草・ムカデ人間発言や、クソゲーハンターなど芸人じみた振る舞いで、清楚(Vtuber)の後継者として広まってしまった。
元々熱心なシロ組であり、その影響で活動を始めたという。
シロちゃんからも話題に挙げたり、イベントで共演することもあるが、その度に委員長側は喜びと緊張のあまりクソザコ化する。

世界初の男性Vtuberであり、同じ事務所に所属するシロの同僚……というか先輩である。
初期の頃は「ばあちゃるさん」と呼ぶなど先輩として敬意を払っていたようにも見えたが、18年頭ごろからは「馬」「ウビバ」と呼ぶなど雑な扱いが増え始め、生放送などで話題を振られても「次!」とすぐに話題を切り替えていた。
その後、18年春ごろからは共演する機会が増え始め、動画内での振る舞いが兄妹の様な関係であるともっぱらの評判である。
現在では「使い魔にも満たない男」としてぞんざいには扱うが、アイドル部プロデューサーとしての働きは認めるところ。

アップランド発のVTuberプロジェクト、第三弾。
少女兵器大戦という絶賛事前登録中のスマホRPGより、兵姫をアイドルモードにしちゃおうぜ! という企画から始まった。
ユーザー投票により10人が選出され、12人がVTuberとしてデビューすることとなった。……ん?
箱を開けてみればシロに勝るとも劣らないド級の個性と清楚の持ち主ばかりであり、同時に筆頭シロ組兼豆腐さん集団でもある。
日々の活動に邁進しながら、敬愛し、目指す目標としてシロを見上げている。

シロからは「妹ちゃん、後輩ちゃん、非常食」と呼ばれ配信や動画で度々言及され、
特にちょっとあれなレベルでシロ大好きな羊マトンキメラはイジりやすいのか、シロの追い詰めたい欲が存分に発揮されている。強く生きろよ。
プロジェクト自体の枠組みは違うもののコラボも多く、馬と並んで先輩兼保護者のポジション。
共演した際には気遣いの天才と言われる配慮が多分に向けられているようで、共演したアイドル部のハートを堕としつつ可愛がっている様子。

  • 小峠英二
同姓同名のVtuberではなく、あのお笑い芸人のバイきんぐ小峠である。
『ガリベンガーV』での共演が続いており、回を重ねるごとに夫婦漫才の様な掛け合いを見せるようになっていった。
シロちゃんが小峠の嫁の様なポジションから発言を行い、それを小峠が塩対応で流すのがお約束。
本物の芸人と言う事もあって、Vtuber界では対応力トップクラスのシロちゃんと言えど、プロのボケに翻弄されることもある。
ちなみに、シロちゃんは初期の頃に小峠の持ちネタである「なんて日だ!」を使っていたことがあった。



はい余談がよろしいようで!


  • シロ組
シロのファンはシロ組という。
もともとシロが「自身が総理大臣になったら」という動画で政党名をシロ組としたことを契機に、ファンもシロ組を名乗りだした。
なお表向きは「幼稚園のシロ組」というようなイメージの模様。
指定暴〇団のような扱いは、シロ組の印象を悪くするため控えてほしいとシロちゃんは言っている。でもマフィアとしてならOKだったり。
実際、VR生放送に登場する選ばれし豆腐たちは殴る蹴るの暴行を受けたり雑に扱われたりするあたり、
やはりヤクザなのではなかろうか…?あ、もちろん清純な部類ですよ、もちろん。

  • バーチャル礼拝の時間や!
なお、ニコニコ動画にも1日遅れで配信されるが、その際ローディング画面で
「バーチャル礼拝の時間や!」(最近は略されて「バ礼時や!」「バ!」「!」にも)と言うコメントがなされるが、
これはげんげんのネタである。
もともとげんげんサイドの動画が毎度毎度死亡フラグを立てていくという動画だったのだが、
三作目の「ペンションの美人オーナー」がシロではないかという二次設定が産まれたことを契機に、
「げんげんはどの世界線でもシロに殺される」というとんでもない扱いを受けてしまった。
そこから派生して現在は「バーチャル礼拝の時間や!」がシロの動画で使われるようになったのである。

  • その他
前世(『少女兵器大戦』の世界観は未来なので今のシロが前世ともいえるかもしれないが)の影響からかなんなのか、
割とFPSを中心に「猟奇的思考」や「戦闘用AI」の血が疼き始める。
またヤンデレを企画にした時のセリフの殆どが後の動画でフラグ回収されてしまうなどサイコパスぶりが日々上昇しており、
結果『サイコパスシロイルカ』『イルカアマゾン』などの異名がつけられることになってしまった。DIE SET DOWN!
でも清純。

笑ったりびっくりしたりするとイルカのような鳴き声を出すためシロイルカとも呼ばれているが、
当のシロ本人は気にしているのか、イルカの名は動画中で絶対に発言せず、「ある海洋生物」などとぼかして言う一種のNGワードと化している。
イルカの鳴き声が聞こえたり、戦闘用AIとしての本性が曝け出されたときは「正体表したね。」と書き込むのが一種のお約束と化している。

でも清楚。

ぱいーん!

(さっきまで生命だったものがあたり一面に転がる)



主なシロちゃん語録


  • シロちゃんの動画は為になるなぁ
シロ組からの動画終わりの定番の挨拶。
シロちゃん本人は主に雑学を披露した時、たまに発言するが、
シロ組にとってはシロちゃんに関する全てが為になる。
転じて、シロちゃんの独特すぎて常人にはついていけない感性を為と称したり(為動画、為回など)、
そんな為動画にも喜んでついていく訓練されすぎたシロ組は、頭が為になりすぎていると評されたりする。

  • ぱいーん!
シロちゃんが攻撃する時に発する掛け声。
主にパンチや近接武器などによる攻撃の場合が多い。
謀反マンと化したシロ組やウビバへの制裁などに使うが、シロ組にとってはご褒美です。

  • おけまる
おっけーまるを縮めて。了解の意。
シロちゃんが言うとかわいい。

  • やりおるマンだー!
何かすごいことをした人への称賛。
元々の発言では、意見を押し通す人といったニュアンスの否定的な使い方だったが、
シロ組の間では主に誉め言葉として使われている。

  • 謀反マン
上司や仲間に対して良からぬことを働く輩のこと。
時折スタッフが謀反マンと化し、シロちゃんの慌てる様子を動画にしたり、逆にシロちゃん自身がスタッフの指示を無視して謀反マンになる。

  • 優勝した!
何か頑張った時に。
一般的な意味と異なり、シロちゃんは1位でなくても自他問わず誉め言葉として使う。

  • 知りません、次!
話題をスルーして先に進める時に。
小学生レベルを超える下ネタや、馬関係など、苦手なネタに遭遇した場合使われる。

  • 救済
他者を生命から解放してお亡くなりー!にさせること。
シロちゃんが救済する側になると生き生きしてくる。





追記・修正は為になるなぁ

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最終更新:2024年02月05日 14:42