サモナー(千年戦争アイギス)

登録日:2018/03/06 Tue 00:58:20
更新日:2024/04/06 Sat 20:16:07
所要時間:約 7 分で読めます




サモナーとは、千年戦争アイギスに登場するクラスの一つ。

サモナー→サモンマスター(第一覚醒)→グランドサモナーor幻想召喚士(第二覚醒)

クラスチェンジしないクラスの一つ。

クラスの特徴

魔法範囲攻撃を行う遠距離ユニット。
最大の特徴は、メイジの2/3程度という低コストにもかかわらず、攻撃力・射程・攻撃範囲の全てで上回っているということ。
もちろんそんな優秀な効果をタダで使えるわけもなく、 スキル発動中しか攻撃できない という大きなペナルティを背負っている。
エンジェルの遠距離版とも言える。エンジェル同様に後衛戦術家とは相性がいい。

低コストながら圧倒的なパフォーマンスを誇るが、運用にはかなり癖がある。
基本的には低コストを生かして早めに出し、敵のラッシュに合わせてスキルを発動できる状態にしておく必要がある。
スキルを発動しないことには置物同然であり、エンジェルと違って耐久力の方は並の遠距離ユニットなので、敵の攻撃が集中するとあっという間に蒸発してしまう。
スキルレベルを上げることによる恩恵が他のクラス以上に大きいので、技強化の聖霊は優先的に投入したい。

スキルは所属している全ユニットが異なるスキルとなっており、「スキル発動中のみ攻撃する」という効果は共通だがそれ以外の効果に微妙に差がある。
またゴールドのリノ以外の全員がスキル覚醒で「相手の防御力と魔法耐性を無視する」貫通攻撃の特性を得るのが特徴。魔法耐性が高い敵にも問題無く起用できるのが他の魔法攻撃クラスとの差別点にもなる。

第二覚醒はグランドサモナーと幻想召喚士。
グランサモナーは火力特化。攻撃力が大幅に上昇し、射程が微増するが、攻撃速度が低下する。
大抵の場合総ダメージは増えるものの、スキル中の攻撃回数の減少が響くこともある。
幻想召喚士は純粋強化型。射程が大きく伸び、さらに「ケットシー」という近接型の専用トークンを一体だけ使役可能になる。
ケットシーはわずが5コストという圧倒的安さに対し、非常に高い能力を持ちさらに90%という高確率で敵の攻撃を回避可能。
ただし、常にHPが減少していってしまうため、回復不可というトークン特性も相まって長生きは不可能。
一体しか使えないこともあり、基本的には使い捨ての補助戦力として用いることになるだろう。

ユニット一覧

見習い召喚士リノ

唯一のゴールドサモナー。背中にはランドセルを背負った露骨なロリ。
紫色の癖ッ毛が特徴。最初はツンツンしているが、好感度を上げるとあっさりデレる。
アイギス最強の称号「見習い」を冠した3人目のサモナーである。

相棒は「サラマンダー」。プラチナ以上に比べると若干攻撃範囲が狭く、メイジとそう変わらない。火力的にはスキル無しのプラチナメイジと同等といった所。
ちなみにサラマンダーの召喚陣は手描きのようだが、イラストで見る限りその画力は……

覚醒アビリティは「未来の天才召喚士」。配置中のみ全サモナーの攻撃力+10%。
編成バフと異なり、配置しないと効果がない点に注意。サモナーの複数編成で力を発揮するアビリティである。

第二覚醒は幻想召喚士。スキル覚醒時の長い初動時間を凌ぐのにケットシーが役立つ。
なお、第二覚醒専用イラストは実装されていない。

スキル覚醒は「サラマンダー・永続」。なんと効果時間が無限になり、一度召喚したら後はひたすら攻撃してくれるようになる。
非常に便利だが、初動がものすごく遅くなるというデメリットがあり、早めに召喚して敵のラッシュを凌ぐという運用には向かなくなってしまう。
大討伐などの長期戦ではとても強力。上位レアのサモナーと比べてもこのスキル覚醒は唯一無二の特徴なので、どのようなシチュエーションでサモナーを運用するかを考えながら覚醒を検討したい。

ちびリノ


ちびソラノ


ちびファルネ


召喚士ソラノ

初めて実装されたサモナー。イベント「大地に眠る召喚獣」の報酬。レアリティはプラチナ。
頭に翼のような飾りをつけたツンデレサモナー。なぜかこの飾りは覚醒するごとに成長していく。
ちなみに、PC、Android版とiosで版では衣装のデザインが変えられることがアイギスではよくあり、
主に胸や股の過剰な露出が抑えられる方向で変更されるのだが、ソラノの場合変更の方向性がまるで異なり、Android版では白を基調とした魔導士風の衣装、ios版では黒を基調とした学生服風の衣装になっている。
どちらかだけ見慣れているともう片方を見た時に驚くこと請け合いである。
なお第二覚醒するとブレザーのような学生服風に統一される。

相棒は「イフリート」。効果はごくシンプルに「召喚中だけ攻撃する」のみ。

覚醒アビリティは「高速詠唱」。攻撃速度が上昇する。スキル中しか攻撃できないサモナーにはとてもありがたいアビリティである。
ちなみに以前に比べると覚醒後のコストが-3された代わりにその時期に比べ最大攻撃力が落ちている。

第二覚醒はグランドサモナー。高速詠唱である程度デメリットを打ち消せるのは長所。

スキル覚醒は「真・イフリート」。こちらも効果はシンプルで、効果時間を5秒削る代わりに貫通攻撃に変化するというだけである。
魔法耐性のない相手に使う分にはデメリットしかないが、高魔法耐性の敵を相手どるシチュエーションでは非常に便利。
デメリットも大きくないので、積極的に覚醒させていいだろう。
特に追加効果の無いシンプルなスキルだがそれゆえに火力は高く、ファルネと比べてもほぼ同等のDPSを発揮する。


恋する召喚士リノ

バレンタインデー専用召喚で登場したプラチナにグレードアップしたリノ。
サラマンダーの火力でチョコレートを作ろうとしているが、大丈夫だろうか……

スキルは「サラマンダー・義理」。
火力に関してはゴールドリノよりは大分高いものの、ぶっちゃけソラノと比べると高速詠唱込みで結構劣るDPSとなっている。
その代わりスキル発動中のみ「自身を除く全ての味方の攻撃力アップ」という強力なバフ効果を得られる。
どちらかというと、このバフをメイン目的とした方が運用はしやすいだろう。
召喚士のスキルとしては回転率が悪いが、バフスキルとして見ると回転率はかなりいい。バフ範囲が全体なこともあり、配置を気にせずガンガンバフを撒いていける。

覚醒アビリティは「メルティハート」。攻撃範囲1.3倍というシンプルながら強化アビリティ。ゴールドリノと違い元の攻撃範囲が狭いと言うことは特に無いので、普通に広くなる。

第二覚醒は元のリノと違いグランドサモナー。チョコに猫の毛が入ったら困るし

スキル覚醒は「サラマンダー・本命」。
効果時間が伸びる上回転率がよくなり、さらに他のサモナー同様貫通効果付与、おまけにバフ倍率が10%向上…とメリットの多い覚醒。
ただし「義理」から「本命」になったネーミング通り、バフ対象が「全ての味方」から「範囲内の味方」に狭くなってしまっている点にのみ注意。S覚醒前と比べると、敵のラッシュに合わせて味方と同時にスキルを使い殲滅していく使い方に特化する形となる。
このスキル覚醒と相性がいいのは幻想召喚士の方だったので、そこだけが少し残念なところ。猫にチョコは禁止だって言っているだろ!


召喚士アクアマリー

精霊ウンディーネを使役するプラチナサモナー。
引っ込み思案であがり症な口下手。ウンディーネを友達と呼び、会話・相談相手でもあるようだ。
ウンディーネの寝室を望む声もある。

「ウンディーネ」はスキル中の攻撃に加え、スキル発動時に敵全体に割合ダメージを与えることが特徴。
棒立ちや顔見せだけして引っ込むなどの行動を取りがち、かつHPが膨大な魔神に特に効果的。
スキル覚醒すると「真・ウンディーネ」となりお馴染みの貫通攻撃化に加え、割合ダメージが段階強化されるようになる。
最大でスキル発動時に相手の現在HPの30%も削るようになり、それまでの積み重ねも合わせればこの時点で敵の残りHPは32%ほどにまで減っている。

覚醒前からアビリティ「清めの水」を持っており、出撃メンバーにいるだけで味方全体の毒と状態異常を軽減する。
毒は毒沼や魔神の胃底など、地形ダメージの一部。状態異常は麻痺や鈍化といったもの。
覚醒すると「聖なる水の調べ」となり軽減効果が倍化する。

炎のサンタ召喚士ソラノ


召喚士ファルネ

眼鏡に学生服風の衣装を着たブラックサモナー。
言動はやっぱりツンデレ。本を読むのが好きだが、好感度を上げると「王子の傍で読むのが好き」に変わって来る。

相棒は不死鳥「フェニックス」。スキル発動中だけ攻撃するのは他のサモナーと同じだが、流石伝説の不死鳥だけあり召喚するだけで全味方のHPをファルネの攻撃力分回復する効果がある。
ブラックだけありファルネの攻撃力は非常に高いので、「スキル発動時一度だけ」とはいえこのHP回復は大きい。
ブラック共通の特性により配置1秒でスキルは使用できるので、他のサモナーと比べても配置タイミングを選ばない長所を持つ。
また、アビリティ「癒しの炎」の効果により、スキル発動中のみ全味方のHPを徐々に回復できる。
こちらの回復量は大きくないが、スキルレベルを上げてスキル発動時間を伸ばせば、十分な回復量になる。
特に「回復できるユニットだが、回復ユニットではない」という特性は一部の「回復ユニット禁止」などの制約のかかったマップ攻略の鍵となり得る。

覚醒アビリティは「再生の炎」。常に癒しの炎の効果が発動し、さらにスキル中は回復量が3倍になる。
他のサモナーと違い棒立ちの間でも少しだが仕事ができるというのは、地味にありがたい効果。
また調整により、スキル発動時に死亡している味方ユニット1人を再出撃可能な状態にできるようになった。
不死鳥フェニックスらしい効果で、味方ユニット死亡からファルネを配置、即スキル点火で復活という独自の動きが可能に。

第二覚醒は選択できるが、サモナーは特に分岐による影響が大きいのでどちらを選択するかは慎重に考えたい。
グランドサモナーでは最終攻撃力が驚異の2000越えとなり、スキル発動時の回復量も劇的に増える。その代わり、攻撃回数が減ってしまうデメリットはいかんともしがたいところ。
幻想召喚士は純粋強化型なので、覚醒前からさほど違和感を感じずに使える。ケットシーも使いやすいトークンである。
なお、どちらに分岐してもガラリとイラストが変貌してしまう。
特に幻想召喚士は、トレードマークだった眼鏡を外し、今までの黒と緑が基調だった学生服を白と赤メインのフリフリの服に着替え、ケットシーまで引き連れているので完全に別人レベル。並べても同一人物だと判断できるポイントがほぼ皆無。せいぜい胸ぐらい

スキル覚醒は「真・フェニックス」。元のフェニックスの効果にそのまま貫通効果を付与しただけ。
デメリットと言えるデメリットは、初動が4秒遅くなることのみ。ギリギリな攻略が要求されるマップでは影響が出るかもしれないが、それ以外はほぼ上位互換なので積極的なスキル覚醒を検討したい。


花嫁姿の召喚士ファルネ

イベント「世界樹の花嫁」の報酬の、ファルネの衣装違いバージョン。レアリティはブラック。
平和と魔除けを祈願する儀式(という設定に本作ではなっている)「ジューンブライド」の文献を見つけたファルネが、王国の協力の下で儀式用の服装に着替えた姿であり、本当に結婚した訳ではない。覚醒前は純白のウェディングドレスで、覚醒後はお色直しということなのか黒いドレスに着替え眼鏡が外される
ちなみに覚醒スキル名を見ると分かる通り、衣装に加え召喚獣もフェニックスからユグドラシルに変化している。攻撃エフェクトも光弾のようなものになっており、サモナーでは初めての炎を使わないユニットになっている。

スキルは攻撃と同時に全ての女性ユニットの防御力と魔法耐性を強化する「祝福のブーケ」で、スキル覚醒するとスキル時間が半減する代わりにバフ倍率が上がり、加えて最大HPも強化する「世界樹ユグドラシル」となる。
味方の耐久力のバフという既存サモナーとは違った方向性のユニットで、ラッシュに合わせて壁役の負担を軽減しつつ攻撃にも参加するといった使い方になる。また最大HPのバフはなかなか希少で、アンデッド等の回復不可ユニットに対して疑似回復として使うこともできなくはない。
ただしバフ倍率は低めで、特に魔法耐性は元が高いユニットでないとほとんど効果がない。また火力面もイマイチで、白以上のサモナーでは唯一貫通を持たないことから攻撃だけを目的にするなら他のサモナーを使った方が良い場合が多い。総じて器用貧乏になりがちなので、ハッキリした目的を持って起用したいユニットである。
なお第二覚醒は選択可能だが、バフは攻撃力や射程の影響を受けないので攻撃面(とケットシー)で選んでしまって問題ない。

アビリティは出撃メンバーにいるだけで味方の女性の魔法耐性を強化する「大樹の小花」で、覚醒すると強化値が上がり毒と状態異常を無効化する「世界樹の加護」になる。
かつて魔法耐性強化は自身だけだったが、調整によって女性全体となったことで需要が一気に増加した。


追記・修正はスキル発動中にお願いします。

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最終更新:2024年04月06日 20:16