蒼き雷霆 ガンヴォルト爪

登録日:2018/05/21 Mon 02:25:41
更新日:2024/03/18 Mon 17:35:06
所要時間:約 30 分で読めます


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混迷の夜を切り裂いて
みちゆく希望


蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト
ARMED BLUE: GUNVOLT2/SOU



画像出典:蒼き雷霆ガンヴォルト爪©INTI CREATES CO.,LTD.2016 ALL RIGHTS RESERVED.

■概要

『蒼き雷霆 ガンヴォルト爪』とは、ニンテンドー3DSで発売された『蒼き雷霆 ガンヴォルト』の続編。
前作の続きを描いており、ガンヴォルトとアキュラ、二人の少年と
第七波動能力者で構成された新たな敵組織・エデンとの戦いが繰り広げられる。

読み方は『蒼き雷霆 ガンヴォルト爪(アームドブルー ガンヴォルト そう)』
また販売しているインティ・クリエイツの創立20周年記念タイトルにもなっている。


基本的には前作の特徴をそのまま受け継いでおり、フルプライスのゲームに匹敵するほどのボリュームと作りこみは健在。
大きな変更点としては、前作でライバルキャラだった『アキュラ』がプレイアブルキャラに昇格
ガンヴォルトと二人のダブル主人公制になった。

アキュラの特徴は、ダッシュとロックオンが一体となった『ブリッツダッシュ』による高速空中機動と、
ロックマンシリーズを彷彿とさせるEXウェポンによる多様な武器の使い分けで、これによりガンヴォルトとは全く違うアクションが楽しめるようになっている。
またクードスシステムが三種の選択制になり、難易度に合わせてスコア換算率が変更されるようになった。
一番優しい難易度なら被弾してもクードスが減らなくなるため、アクションが苦手な人でもヒロインの歌を存分に聞けるようになっている。


2016年8月25日に3DSダウンロード専用ソフトとして発売。
同時に前作と『爪』が同梱されたパッケージ版『蒼き雷霆 ガンヴォルト ストライカーパック』が発売された。
価格はDL版が1960円。ストライカーパックが通常版4800円、初回特典付き限定版は6800円。


■ストーリー


第七波動(セブンス)という特殊な力を持った存在、

第七波動(セブンス)能力者が生まれるようになった近未来

皇神(スメラギ)グループが企む能力者完全支配計画

歌姫(ディーヴァ)プロジェクト」を阻止したガンヴォルトは、

一人の少女のもとで深く傷ついた心身を癒していた。

……しかし、時代(とき)の流れは

傷ついた戦士に休息を許しはしない。

多国籍能力者連合“エデン”

海を越えて現れた新たな敵を前に、

ガンヴォルトアキュラ

――二人の戦士が立ち上がった。




■システム

基本的には前作のものを踏襲している。
ここでは変更点や、新アクションを紹介。

SONG OF DIVA

前作と同じく、ステージ攻略中にHPがゼロになったときに確率で発動する。
またクードスが1000を超えると、ヒロインの歌が流れだす演出も健在。
楽曲は前作から一新され、すべて新曲になっている。
今作ではシアン(モルフォ)の他に、アキュラ編でのキャラクター・ロロが新たに登場している。


クードス

今作から、三つのモードが追加された。
  • アパシー:スコア精算率が低い。何度被弾してもクードスが0にならない。
  • ティミッド:初期設定。3回被弾するとクードスが0に。
  • レックレス:スコア精算率が高い。前作同様、1度でも被弾するとクードスが0になる。
これにより、アクションが下手でもアパシーなら存分にシアンやロロの歌を聴けるようになった。
逆に最高評価であるS+を目指したり、最高スコアを極めようとするなら基本的にレックレス一択。
S+に関してはアクセサリーやステージによっては、ティミッドでも取れる。


クエスト

前作の受注式から変わり、解放されていれば条件を満たすだけでクエスト完了するようになった。



■ガンヴォルト

プラグ

新たな装備品としてプラグが登場。
避雷針(ダート)によるロック数を自由に変えられるようになった。
基本的にロック数が多くなると雷撃鱗の攻撃力が減り、逆に少なくなると上がるようになっている。

これにより前作でロック数が少なすぎて産廃扱いだった、ミズチやテクノスの地位が上がった。
逆に最多ロック数で重宝されていたオロチはそれなりの立場に。


スキル

新スキルがいくつか追加され、さらにSPを消費しない攻撃スキル『霆龍玉(ていりゅうぎょく)』と『吼雷降(こうらいこう)』が追加。
この2つは使ってもクードス清算がされないため、ボスラッシュなどで使ってもクードスを切らさずにSKILL-FINISHを狙えるようになった。
両方とも隠しスキル扱いで、レベルアップではなくステージ探索でABスピリット取得すると習得する。


■アキュラ

ボーダーII

アキュラくんのメインウェポンにして基本攻撃。一直線にレーザーを高速で発射する。
GVの避雷針(ダート)と違ってかなりの火力があり、基本これで敵を撃ちぬいていくスタイルになる。
発射と着弾でほぼタイムラグがなく、バンバン撃ちぬいていける。
後述のロックオンをすると、火力がさらに上がりホーミングショットに変化。
こちらも一瞬で着弾するため、一気に敵を撃破することができる。

これとホバリングは、前作のイオタさんの残光(ライドスピード)をもとに開発されたらしい。
なお敵時に猛威を振るったグリードスナッチャーは、構造が変わったためか使えない。


EXウェポン

第七波動能力者の能力を複製する特殊武器。
初期装備のGVの蒼き雷霆をコピーした『スパークステラー』の他に、ボスを倒すことで新たなEXウェポンを獲得できる。
要するにロックマンでいうところの特殊武器

使用にはウェポンゲージを一定量消費。
またウェポンゲージは全EXウェポンで共有しており、時間経過で自動的に回復する。
ロックオンすると火力が上がり、各EXウェポンごとに性能が変化する。


地上ダッシュ

ロックマンXシリーズやGVでお馴染みのアクション。
アキュラくんの場合、この状態で敵にぶつかるとダメージを受けずに相手をロックオン状態にすることができる。
ロックオンすると各装備の性能が変化して火力が大幅に上がるため、隙あらばガンガンぶつかっていこう。
GVと比べると、後述のブリッツダッシュがあるためか移動距離が短い。


ブリッツダッシュ

アキュラくん最大の目玉アクション
空中でダッシュを行うと、ブリッツを1つ消費し高速かつ飛距離の長いダッシュに変化する。

十字キーとの組み合わせで、真横・斜め上・斜め下の全6方向に高速でエアダッシュ。
またブリッツダッシュ中に敵や地形にぶつかるとブリッツが1回復するので、上手くやれば着地せずに何度でもブリッツダッシュすることができる。
斜めブリッツダッシュで地形にぶつかった場合、跳ね返るようにブリッツ無消費のブリッツダッシュを連続で行う。

これを使いこなすと、地上に戻らずにガンガン高速でステージを縦横無尽に飛び回れる。
アキュラくんの場合、基本的に地上に降りずに敵を連続で空中撃破するとクードスが跳ね上がるシステムになっているので、
ロロの歌や高スコアを目指す場合は、これを使いこなすことが重要。


リロード&急降下

ブリッツを全回復する。
空中で行うと、地上に急降下してリロードと同時に衝撃波を起こし周囲の敵を攻撃する。


ホバリング

ブリッツダッシュの終了時に、自動的に約1秒間のホバリングを行う。
ロックオンした敵への攻撃や、周囲の状況の様子見、次のブリッツダッシュを行うための位置とタイミングの調整などなど非常に便利。

なお後述のコードの装備効果なので、外すと使えなくなってしまう。
ぶっちゃけた話、便利すぎて外すデメリットが半端ないので、基本的に装備しておいた方が無難。


カゲロウ

GVの電磁結界(カゲロウ)のコピー。
ダメージを受けるとブリッツを1つ消費して自動発動し、ダメージを無効化する。
当然無効化しても被弾扱いになるため、クードスをティミッドやレックレス稼いでいる場合は注意しよう。

GVのチャージと同じく、リロードし続ければ延々ダメージを無効化することができる。
こちらもコードの装備効果なので、外すと使えない。


フラッシュフィールド

GVの雷撃鱗のコピー。
実弾系の攻撃をオートで防ぐバリア。
ウェポンゲージがMAXの時のみ発動する。

これで攻撃を防いだ直後に敵を撃破すると高いクードスが得られるので、余裕があれば狙っていきたい。


スキル

多用なスキルが使えるGVと違い、使えるのは2つのみ。
その代わり両方とも60秒で再使用可能と、リキャストが早め。

・ストライクソウ

画面全体に攻撃。使用すると、クードスを清算する。
アキュラくんでSKILL-FINISH(アキュラくんの場合はSOU-FINISH)を狙える唯一の攻撃。
派手な見た目に反して威力はかなり低いため、ボスにSOU-FINISHを狙う際はギリギリの調整が必要。

・ヒーリング

HPを全回復する。こちらはメニュー画面を開かないと使えない。


コード

アキュラくんの装備品。
強化ジャケット『ヴァイスティーガー』にプログラムを組み込むことで、性能を向上させることができる。
容量の範囲内でいくつでも搭載でき、最大容量を超えても1つだけなら搭載可能。
ただし最大容量を超えているとバグが発生し攻撃力半減・被ダメージ倍増・最大HP1のどれかが、搭載されているコードによって起きる。

最大容量はアキュラのレベルアップ・ステージ内で手に入る『拡張メモリ』の入手で増やすことができる。
またロロが歌っている間効果を発揮する、強力なOD(オーバードライブ)コードというものもある。





■キャラクター


■ガンヴォルト編


●ガンヴォルト

迸れ! 蒼き雷霆よ(アームドブルー)
いかなる障害も貫き払う、轟天の(いかずち)たれ!

CV:石川界人

最強と名高い『蒼き雷霆(アームドブルー)』 の第七波動を操る少年。
ビジュアルにほぼ違いはないが、前作の戦いの影響で三つ編みの先端が紫に染まっており
またOP後はこれまでのフェザーのスーツから、新調した戦闘服に着替えている。
なお初期構想では『爪』でプレイアブルキャラとして登場する予定はなく、
謎の仮面をつけて登場する予定だった(通称、仮面GV・モルフォ仮面)。

前作のED後は、シアンの魂と共に皇神とフェザーからの過酷な逃亡生活を続けており、
シアンを守り切れず、育ての親のアシモフも死亡したショックも合わさって心身共に疲弊しきっていた。
が、とある縁で知り合ったオウカのもとに身を寄せてからは大分復調し、現在でも彼女との共同生活が続いている。

今回、協力者であるシャオウーからの情報により、何者かにジャックされた皇神の大型自律飛空艇『飛天』へと乗り込むが
そこで新たな敵・エデンによりシアンの力が奪われたため、彼女の力を取り戻すために再び戦いに身を投じていく。

間違いなく、今回の戦いで一番ダメージを負い、そして失った人
EDでの彼の最後のモノローグは、あまりにも切ない。


●シアン

でもこういう姿も 悪くないでしょ?

CV:櫻川めぐ

かつて皇神グループの歌姫プロジェクトで計画の要とされていた電子の謡精・モルフォの正体であり
電子の謡精(サイバーディーヴァ)』の第七波動能力者の少女。
前作で肉体が死亡し魂だけとなっており、GVの戦いをサポートしている。
しかし今作ではエデンの策略により力を奪われ弱体化し、幼いモルフォのような姿になってしまう。

性格は前作のシアンとモルフォを足して2で割ったようなものとなっており、縮んでからはややシアン寄りのものになった。
GVのことは変わらず異性として好意を寄せているものの、自分の存在のせいで重荷を背負わせていることや
魂だけとなってしまい戦いのサポートはできても、生活やその他諸々の支えはできないことに、一抹の寂しさを抱えている。
またそんな自分に代わって、そういった支えができるオウカには内心危機感を感じており、恋敵のためか彼女にはちょっとツンツン気味。

力の大半は失ったものの、SONG OF DIVAは健在。
残された力を使って、GVに力を与えてくれる。
また今作ではGVといつでも行動を共にしているため、道中シアンのナビやら掛け合いも存分に楽しめる。


●オウカ

帰ってきたら、お夜食つくっておきますから


無能力者の一般人で、GVとシアンが身を寄せている少女。
やや天然気味だが包容力があり、優しく穏やかな人柄。

以前不良能力者に絡まれていたところをGVに助けてもらった過去があり、以降それが縁で生活面でのサポートを行っている。
GVに好意を抱いているが、シアンのことも気に入っており、ツンツンされているが天然気味なのであまりに気にしていない。
またGVにしか見えないはずのシアンをなぜか見ることができるなど、結構謎が多い。

本名は『桜咲オウカ』で、日本有数の財閥『桜咲財閥』の血筋と実は結構良いところのお嬢様。
が、少々出自がややこしいため世間からは存在を隠されており、父親ともあったことがない。
以前は豪邸に仲の良かった侍女と二人で住んでいたが、その侍女が亡くなったため一人暮らしを申し出た結果、現在の生活に落ち着いている。

でかい


●シャオウー

やつらの企み、見過ごすわけにはいかないよ!

CV:小見川千明

GVの協力者の一人の少年。
主に情報収集からミッションのナビ、アイテムの開発を行っている

故郷の国でフェザーの構成員として活動していたが、組織がエデンに乗っ取られてしまい、その脅威を伝えるためにGVに元にやってきた。
以降はGVのミッションのサポートを行っている。
そのためエデンに対して激しい怒りを持っており、感情的になることが多い。
しかし普段は素直で温和。実際のゾンビを見て興奮したり、マンガ好きだったりと年相応の面も

外見が可愛らしいので男の娘疑惑がある
というか、シアンにもたまに女の子扱いされている。




■アキュラ編


●アキュラ

その驕り… 俺が討滅する!

CV:増尾興佑

亡き父からの遺言で、全ての第七波動能力者を討滅せんとするレイシスト能力者を滅する者(セブンススレイヤー)の少年。
前作ではGVのライバル的立ち位置だったが、今作では主人公の一人に昇格した。
相棒のロロと共に、第七波動能力者討滅と妹のミチルを守るために、エデンと戦いを繰り広げる。

前作から装備は一新されており、失った愛銃・ボーダーの代わりに、武器はボーダーⅡに。
大楯『エクスギア』と強化ジャケット『メガンテレオン』はオミットされ、機動力特化型ジャケット『ヴァイスティーガー』を装備。
さらに敵の第七波動を疑似再現する機能はバトルポットRORO(ロロ)とビット兵器に引き継がれており、火力と機動力の両立が図られている。
ちなみに前作でラスボスに負けて装備を奪われた経験からか、宇宙にあまりいい思い出がないらしい。

前作から引き続き、第七波動能力者絶対殺すマン
今作の敵組織・エデンの構成員の大半は無能力者から迫害を受けてきた能力者なのだが
それを知っても一切の慈悲を見せず「能力者は悪」と斬り捨て、次々と討滅していく。
(ただし、本作のアキュラには「エデンの国内侵攻を阻止する」「エデンに囚われた妹を救い出す」という目的があり、「能力者を討滅する」という理由のみでエデンと戦っている時期はない)

一方、双子の妹ミチルの前ではシスコン気味のお兄ちゃんであり、病弱な妹を守ることをもう一つの目的にしている。
しかしそんな彼も、今回の戦いである決定的な矛盾を抱えることに…。


●ロロ

そろそろ 僕の出番じゃないかな?

CV:遠藤ゆりか

アキュラの今作の相棒で、多数のビットを操作するバトルポッドのAI。
第七波動因子の解析や、そこから開発したEXウェポンでアキュラの支援を行う。
また電子の謡精の力が封じられたミラーピースを手に入れた結果、新たに人型形態Pドールに変身する機能を手に入れた
アキュラの呼び方は「アキュラくん

開発自体は前作の時点で行っており、AI育成のために妹のミチルのもとに預けられていた。
「アキュラくん」という呼び方も、ミチルから移ったもの。
そのためミチルとは姉妹のように仲が良く、本体の収納スペースにはミチルからもらったお守りが入っているらしい。
また本体には『ABドライヴ』と呼ばれる蒼き雷霆(アームドブルー)を解析して作られた半永久機関が搭載されており
ロロの場合これをオーバーロードさせると、究極の一撃『ハートブレイザー』を発動できる。

一人称は「ぼく」のボクっ娘
性格は明朗快活で、ちょっと生意気。世話焼きでおせっかい。
元々護衛用に作られたため、なんとなく自分をアキュラくんの保護者だと思っているらしい。
実の所、不愛想なアキュラくんが対等に話せる数少ない相手でもあり、たまに喧嘩もしたりするが関係は良好。
アキュラくんも要所要所でデレたりバカにされたら激昂するなど、割と仲良くいちゃいちゃしている。


●ミチル

アキュラくんいらっしゃい
今日は調子が良いんだ

アキュラの双子の妹。
生まれつき体が弱く、また幼いころの手術の影響で声を失っており、会話はタブレットで行っている。
しかしアキュラがミラーピースのかけらを手に入れてからは徐々に回復傾向にあり、以前よりも健康的になっている。

病弱のため発育が良くないせいかよく間違えられるが、アキュラくんとは同い年。
普段は神園家の用意した療養施設で過ごしており、ノワが持ってくる謎グッズで暇をつぶしたり、勉強するのが日課となっている。
アキュラくんとの兄妹仲は良いが、自分が兄の重荷になっていることを気にしている。
そのためアキュラくんには自分のやりたいことをしてほしいと考えており、それとなく話題を振ることが多い。
またアキュラくんがロロ達と一緒に能力者と闘っていることは、知らされていない。

どこかでみたような髪飾りをしているが、やはりあの家系と関係あるらしい。
エデンからなぜかその身を狙われているが、その理由は…。


●ノワ

お待たせしました。アキュラさま

CV:恒松あゆみ

アキュラとミチルに仕える神園家のメイド
クールで年齢不詳の美人で、二人の親代わりのような人物。

アキュラの活動をバックアップしており、情報収集・ナビゲート・アイテム開発などを行っている。
何をやらせても完璧にこなす完璧超人で、劇中では上記の後方支援に加えて
氷の第七波動能力者対策にステージに滑り止めのコーティング噴射機をあらかじめ設置する、
大型バイクでアキュラを載せてハイウェイを走り抜けるなどのバックアップも行っている。
普段は神園家の家事・雑務全般の他病弱なミチルの身の回りの世話をしており、献身的なお世話をしている。

一方ジェットコースターに乗りたいというミチルの希望を聞いて車いすにブースターを組み込もうとする、
ネーミングセンスがおかしいなど妙なところでズレていたり、縁起物が異様に苦手など、変な弱点もある。
また昔は失敗ばかりする落ちこぼれだったらしい。

アキュラくんの体術の師匠でもあり、戦闘スキルも高い。
実は前作でアシモフに敗れたアキュラくん(形見の銃・ボーダーを奪われた戦闘)を救援したのも彼女である。
必殺技『メイドキック』は、手負いだったとはいえなんとアシモフをも退けるスペシャルスキル。

この人もでかい


■エデン

莫大な力を持つが数の上では圧倒的に不利な第七波動能力者たちが、国家の枠を超えて集結した多国籍能力者連合。
構成員の多くは無能力者たちから迫害を受けてきた者たちであり、
「能力者こそが新たな時代を築く新人類であり、第七波動を持たない旧人類は滅ぶべき存在である」
という危険な思想を掲げている。

能力者のための組織という点では、前作でガンヴォルトが所属していたフェザーと似た組織であるが、
向こうがあくまでも能力者の自由と平和を掲げていたのに対し、こちらは無能力者を排除しようと闘争する完全なタカ派。
また能力者のみの世界を作るという思想から、無能力者も所属しているフェザーとは敵対関係にあり、武力衝突が起きている。
歌姫プロジェクトが頓挫し、トップであった紫電もいなくなったことで混乱する皇神グループの隙をつき、国防結界を破り侵攻する。


●謎の少女

CV:名塚佳織

エデンで「巫女」と呼ばれている謎の少女。
どうやら特別な立場にあるようだが…。



●パンテーラ

さあ! われら"エデン"の大いなる愛ッ!
この国にあまねく広めようじゃないか!


愛の姿は万華鏡
惑い見えるは走馬灯
ここはそう、境界なき鏡界

"色惑う夢幻鏡(ラストミラージュ)" パンテーラ
CV:野上翔

  • 登場Chapter:聖者(ベラデン)
  • スペシャルスキル:ファンタズマゴリア
  • 宝剣:小烏丸(コガラスマル)
  • 対応する大罪:色欲
  • 名前の由来:デ・トマソ・パンテーラ


前作に登場したド変態第七波動能力者
アキュラに倒され死亡したはずだったが、突如再び姿を現し活動を始める。
前作では戦う間もなく倒されてしまったため、能力や正体がすべて不明なままだったが…?




▼G7(グリモワルトセブン)

エデンの中でも、特に優れた第七波動を持つ七人の能力者。

シアンから奪った『電子の謳精』の力を封じたミラーピースから作り上げた『宝書(フェアリーテイル)』というアイテムを所持しており
戦闘時にはこれを使って能力を増幅し、変身する。
宝書は第七波動因子の隔離機能が無い分そのリソースを能力の増強に回しており、強化アイテムとしては皇神の宝剣以上の性能を誇っている。
そのため、実力は七宝剣に勝るとも劣らない。

モチーフは、童話ミサイル



●テンジアン

一毛不抜。その執着… 僕の剣で断ち切ろう!


白闇に舞う冷氷花弁
地に堕つる間もなく斬り捌く
絶対零度、一刀両断

極寒の空に瞬くアルコル
七刃が描く斬撃の軌跡
雪溶けの後に残る者は無し

絶冷剣(フローズンソード) テンジアン
CV:渡辺紘

  • 登場Chapter:凍結 (凍結都市)
  • スペシャルスキル:氷華雪断 羅雪七星
  • モチーフ:白雪姫
  • 名前の由来:巡航ミサイル「天箭」
  • EXウェポン:アバランチソード


すべてを凍てつかせる“超冷凍(オールフリーズ)”の能力者。四字熟語を好んで使う。
円月輪や直刀、曲刀など七本の氷刃を使い分けて戦う技巧派で、知略にも長けており、G7の実質的なリーダー格。
それぞれの刃の刀身は絶対零度すら下回る超低温になっており、これに接触したあらゆる物体は分子構造の柔軟性を失い、
たちどころに切断されてしまう。

ファンからの愛称は「お兄様」。
会話では四字熟語をとにかく使い、「○○○○、~~。」と頭につくのがお約束。(例:「弱肉強食。これは、僕ら能力者(しんじんるい)による旧人類の淘汰なんだ」)
無能力者へは他のG7と同じく容赦がないが、能力者に対しては友好的でGVにもエデンへの参入をよく促している。
G7メンバーのガウリのダンスステージにも頻繁に顔を出しているらしい。


戦闘では七本の剣・通称「七星氷剣(セブンソード)」を扱う実力者。
が、GV編1戦目は今作のマンティス枠であり、スパークカリバー一撃で倒せるステージであるため
よく素材集めやクエスト達成のために乱獲されるお兄様が散見されている。

そんな恨みが積もったのか、GV編3戦目ではなんと当たると即死のスぺシャルスキル『羅雪七星』を死に際に放ってくる。
確定でSONG OF DIVAが発動するのでゲームオーバーにはならないが、評価がCで固定になってしまうため、
高い評価やクエストを達成するには、何としてもこれを避けなくてはならない。

また唐突にジャンプをして体当たりかましてくることがよくあるため、スペシャルスキル『唯之跳躍(ただのジャンプ) 』としてやり込み派には恐れられている。


●テセオ

【悲報】ガンヴォルト終了のお知らせつってwww


世界の境界 揺らぐコード
電脳の王が座し存すのは
寄せる者無き不沈の要塞

境界線上の電脳王(シリアルエクスペリメント) テセオ
CV:石原朋典

  • 登場Chapter:電脳 (データ施設)
  • スペシャルスキル:インプレグナブルフォートレス
  • モチーフ:眠れる森の美女
  • 名前の由来:対艦ミサイル「オトマートMk.2 TESEO」
  • EXウェポン:ワイドサーキット


物質を電子データに変換したり、逆にデータの存在を現実に顕現させることができる“ワールドハック”の能力者。
海外の動画投稿サイトの元投稿者で、情勢悪化の余波を受けてお気に入りのサイトが閉鎖したことをきっかけに、エデンの通信設備に惹かれて活動に参加した。
普段からネットスラングを多用し、口を開けば相手をイラつかせる言動をとるが、本人に全く悪気はない。

一人称は「テセオさん
「ヒマ人乙ww」「サーセンww」「つってwww」などなど絶妙に相手をイラつかせる口調が大評判。
ちなみにテセオさんに負けると、きっちりと煽ってくる。
能力ワールドハックは、データに置き換えたり、データを現実に持ち出すことができるという、前作のエリーゼに勝るとも劣らないチート能力。
現実世界を電脳世界に書き換えて、物理法則を自由に操る・蒼き雷霆(アームドブルー)を超えるハッキング能力を発揮するなどやりたい放題である。

こんなテセオさんだが、戦闘時では初見殺しの弾幕技が多くG7の中でもかなり強い方であり、
件の口調と合わさってさらにプレイヤーをイラつかせている。
マイティガンヴォルトバーストにも、かなり重要な立ち位置で登場している。


●ガウリ

刻んでいきな オレのリリック!
プリズム煌めく このGIMMICK!


心躍らす煌めきのプリズム
聳え立つよう並ぶプリズマ
逃れ得ないインプリズン

水晶靴の舞踏派(プリズムマスター) ガウリ
CV:沢城千春

  • 登場Chapter:水晶 (ハイウェイ)
  • スペシャルスキル:PRISM PRISMA PRISON
  • モチーフ:シンデレラ
  • 名前の由来:弾道ミサイル「ガウリ」
  • EXウェポン:プリズムブレイク


水晶を自在に生成できる“プリズム”の能力者。
元ストリートダンサーで、ノリのいいエデン内のムードメーカー。
彼の言葉はグルーヴ感に溢れ、常にリズムを刻んでいる。
水晶でコーティングした路面上であれば、さながらスケートのような滑走が可能。
現在は自身の第七波動をオリジナルのダンスに組み込めないかと日夜研鑽に励んでいる

会話は全部ラップ調に韻を踏んでおり、台詞中のラップは実際にラッパーによる監修を受けているらしい。
が、アキュラくんからはスベッていると一蹴され、シャオからは「何を言っているかわからない」と言われるなど
うまいこと伝わっていないことが多い。
唯一GVのみ何となくわかるらしく、ちゃんと会話してくれている。
自身のプリズムの能力でハイウェイに破壊活動を仕掛けており、高速道路を猛スピードで疾走している。

ボスとしての強さは踊るように舞う動きでこちらが攻撃できる場面が少なく、またスペシャルスキルの発動頻度も高いと一見強敵に見えるが、
その代わり防御面が脆く設定されている。
そのため、GVだとギリギリまで削ればスパークカリバーで第3段階をすっ飛ばして倒せる。
また各種攻撃も実の所かなり見切りやすいため、G7では御しやすい部類に入る。


●ニケー

どうやら…アナタに
星の光ハ届かぬようデス…


果てなく伸びる金色の髪
艶やかなる乙女の命
天をも貫く塔となれ

塔上の美髪天(タワーリングブロンド) ニケー
CV:ジェーニャ

  • 登場Chapter:天塔 (アメノサカホコ)
  • スペシャルスキル:エンタングルブロンド
  • モチーフ:ラプンツェル
  • 名前の由来:地対地ミサイル「ナイキ」
  • EXウェポン:テイルバンカー


変幻自在の髪を操る“タングルヘア”の能力者。
占星術を趣味としており、本人曰く「星のお告げ」を受けてエデンに加わったという不思議な少女。
その言葉もどこか捉えどころがない。
占いの的中率は極めて高く、彼女の託宣を心の拠り所とするエデン構成員も多いようで、
一部の者からはアイドルのように崇められているのだが、彼女自身にその自覚はない。

前作のエリーゼにも匹敵する、素晴らしいおっぱいの持ち主
また後述のジブリールちゃんもそうなのだが、変身後のデザインでは尻が非常にけしからんことになっている。
ドットやカットインイラストではよく分からないが、インティで配布しているG7の壁紙を見るとそのヤバさがよく分かる。
彼女のステージの構成員はニケー親衛隊であり、ニケー様から御髪1年分が貰えることでを喜ぶド変態も混じっている何とも濃いステージになっている。
モブすらも倒錯しているのか
前作でボスラッシュの地だった起動エレベーター『アメノサカホコ』を部下と共に占拠しており、彼女の髪の毛がステージ上には張り巡らされている。

ボスとしては髪の毛を操るという非力っぽいイメージに反して、非常に固い
というのも彼女の髪の毛は通常のショットを弾いて無効化するため、なかなかロックオンし辛く攻撃のチャンスが少ないため。
また攻撃の範囲が広いため、回避スペースを確保するように動かないと回避しきれなくなるのも頭が痛い。
そのため攻略には、スペースを確保しつつ攻撃の合間を見て素早くロックオンする立ち回り方が重要になる。
GVなら、地面を這うテクノスや、ナーガの貫通チャージショットでガードを抜くのも有効。


ちなみにロシア人設定なのだが、中の人も本物のロシア人である
劇中では独特のなまりがあるが、本人は流暢な日本語が話せるため、これはわざとそのように演技しているとのこと。
他にもガルパンなどに出演している。


●ニムロド

小さえ…アンタの戦う理由は
海に比べたら小さすぎるぜ


水面が映す我が写し身
全を飲み込む大いなる潮流
地上の穢れを清め流す

流麗なる人魚(グレイトフルマーマン) ニムロド
CV:大泊貴揮

  • 登場Chapter:激流 (地下水路)
  • スペシャルスキル:アクアアバタール
  • モチーフ:人魚姫
  • 名前の由来:対戦車ミサイル「ニムロッド」
  • EXウェポン:ハイドロザッパー


液体を操る“リキッド”の能力者。
何よりも海を愛し、ライフワークの海洋保全活動が転じてエデンに加担するようになった変わり者。
豪快で気風のいい性格で、多くの仲間から慕われているが、敵対する者に対しては一切容赦がない。
リキッドという第七波動は本来、液体であればある程度何でも操れる能力ではあるのだが、
彼自身の大雑把な性格が影響しているのか、水や海水以外を操るのは苦手としている模様。

変なの変わり者が多い能力者の中では言動もまともで、多くの部下から慕われている兄貴。
思想も、能力者&無能力者うんぬんかんぬんよりも海洋保全のことが第一と、無能力者の排除が目的のエデンの中では一風変わったものとなっている。
が、よくよく考えると海洋汚染は無能力者だけでなく、能力者も含めた人類の生産行動が原因なため
「無能力者いなくなったら、次は能力者の番じゃね?」「全部敵に回す可能性のことを考えると実は一番ヤバいのでは?」などとも言われることも。
本人も「まず無能力者を排除して、陸の人間を減らすのさ」といっているため、疑惑に拍車をかけている。
また、本人の能力が海水を操る能力だったり、海を第一とする性格や上述の発言からか、陸の環境の事を全く考えていない事がうかがえる。(海水を用いれば塩害で山や土地がダメになるのは勿論の事だが、陸の環境がダメになってしまえば海にも悪影響が出てしまうのである。結局海を愛するがあまり、彼も海を傷つける輩と同類なのは皮肉という他ない。)

戦闘では水を操るため、お察しの通り水に触れるとオーバーヒートするGV編ではかなり難易度が上がる。
また彼からもらえるEXウェポンは同じくGVを強制的にオーバーヒート状態にできるため、アキュラ編で戦う際にはすごく便利。
というかこれを覚えておかないと、後々大変なことになる


●アスロック

受け入れろ。敗北がお前の調理法(ルセット)


糸が紡ぎし機人の演舞
絡み手繰るは死の運命
この戦場こそ我が厨房

糸紡ぐ操手(ピグマリオンファーネス) アスロック
CV:太田一騎

  • 登場Chapter:人形 (夢の島)
  • スペシャルスキル:ビートアップアントルメ
  • モチーフ:ヘンゼルとグレーテル
  • 名前の由来:対潜ミサイル「アスロック」
  • EXウェポン:バンテージライン


指先から出るワイヤー状のエネルギーで機械を強化し、コントロールすることができる“パペットワイヤー”の能力者。
かつては優秀なパティシエ志望の若者だったが、度重なる能力者差別にあい夢を挫折。
いつしか無能力者への復讐心にとり憑かれ、その胸中に狂気の炎を宿すようになっていた。
彼の操るロボット“ガレトクローネ”は、エデンが開発した兵器類をパペットワイヤーで束ねた物であり、正確にはロボットではない。

パティシエ志望だったため、お菓子やその調理法に例えた言い回しをするのが特徴。

「わめくな…貴様の頭は、砂糖漬け(コンポート)されたプディングか…?」
「貴様はガレトクローネのかまどの中で完成を待つ焼き菓子(フィナンシェ)…」
「ともども混ぜ込み(フレゼし)…最大火力で焼き上げる…!」
etc…

またかなり壮絶な能力者差別*1を経験しているため、無能力者に対する憎しみが人一倍強い。
そのためセブンススレイヤー・アキュラくんとは根本的に反りが合わず、会話でも怨嗟の言葉をぶつけ合っている。
一方で機械開発者・口調・ロボットのお供を連れていると共通項が多く、ロロからは「キャラ被ってない?」とぶっちゃけられている。
同族嫌悪?

ボスとしてはガレトクローネとの連携技もさることながら、とにかく避け辛い攻撃が多い。
ガレトクローネを倒せば一気に手数が減るのだが、短時間で復活させてしまうため、あまり有効でないのが現実。
なのでアスロックに攻撃を集中させたいところなのだが、ガレトクローネを放置すると攻撃で加熱し続け、回避不能技をぶっ放してくる
そのため、発動に持ちこまれる前に機能停止に追い込まなければならず、結果ある程度長期戦を覚悟しなければならない。

またアスロック&ガレトクローネは、登場ステージではあくまで前座であり、
アキュラ編では巨大ロボット『グラントルタ』、GV編ではプラズマレギオンによる2戦目が待ち構えている
このため、G7メンバーの中では随一の強敵。


なおGV編ではさらりと流れているが、アキュラと戦って彼が奪ったミラーピースを取り戻し、パンテーラに届けている役を務めている。
やっぱり似た者同士は惹かれ合うのか

●ジブリ―ル

いいさ! 手ずからオレが処刑してやる!


疾走を始めた獣の本能
その身貫く無数の鋼刃
痛みを越えて至る楽土

鉄血の刻衣(フルメタルジャケット) ジブリール
CV:榎吉麻弥

  • 登場Chapter:月下 (謎の洋館)
  • スペシャルスキル:アイアンメイデン
  • モチーフ:赤ずきん
  • 名前の由来:対艦ミサイル「ガブリエル」
  • EXウェポン:アイアンファング


金属を操る“メタリカ”の能力者。残虐かつ嗜虐的な性格だが、その本質は被虐的。
身長の低さに強いコンプレックスを抱いており、そこに触れると手がつけられないほど暴れるため、
エデン内部では「小さい」だとか「チビ」などのワードは彼女の前ではタブーとされている。
戦闘時は金属製の武器を生成する“アルケミストモード”と、高速戦闘形態である“ビーストモード”、
さらには奥の手である特攻形態“クライシスビーストモード”を切り替えて戦う。

能力者の不良グループの元リーダーで、目つきの悪いロリっ子G7。
小さいことを気にしているが、ゲーム中ではGVには出会って早々小さな女の子と呼ばれるわ、アキュラには小童呼ばわりされるわで
散々地雷を踏みぬかれている。
他にもテセオにちゃん付けされたり、ツンデレ呼ばわりされるなど苛立たされることが多く、そのためか基本的に会話ではイライラしてる。
そんな姿も可愛い

戦闘ではHPが減るごとに、形態が変化する。
最初は防御重視の“アルケミストモード”、次に攻撃重視の“ビーストモード”に変化。
さらに最終モードとなる“クライシスビーストモード”になり、スペシャルスキルを放ってくる。
“クライシスビーストモード”になると攻撃・防御双方が極限まで高められるが、ジブリールちゃんが死ぬまで解除されない諸刃の刃。
高速で画面中を所狭しと動き回るため回避が難しいが、全ての技を出し切ると体力0の状態で地面に倒れて攻撃を一発与えるだけで死亡する
またこの時、何もせず放っておいても死亡してしまう。
なので放置プレイや視姦に徹する倒錯者もいるらしい

EXウェポンのアイアンファングは使い勝手は悪いが、ロックオン状態でヒットするとHPを奪い取り、さらに倒すと回復アイテム(通称・牛乳)を落とす。
ジブリールちゃんは背の低さがコンプレックスのため、これで牛乳を補給していたというネタがある。






+ 以下、重大なネタバレのため格納

祈歌(プレイヤー)

龍の(アギト)、虎の絶爪(ツメ) ぶつかり合う少年たち
楽園の最奥に響くのは謡精の歌声
それは果たして、()がために……




●ミチル

本来の電子の謡精(サイバーディーヴァ)の第七波動能力者
現在何の能力も持っていないのは、強力すぎる第七波動が彼女の体を蝕んでいたことから
父親である神園博士が彼女から能力の摘出手術を行っていたため。
しかし当時の技術は不完全だったせいか手術は完全に成功してはおらず、摘出後も影響が身体に出ており、さらに後遺症で声も失うこととなった。
ミラーピースが近づくと体調が良くなったのは、本来の持ち主と反応していたためである。

エデンに狙われていたのは、電子の謡精(サイバーディーヴァ)の力を得るには本来の持ち主である彼女が必要があったためであり、
決戦ではパンテーラに力を奪われた結果、病弱だった肉体は負荷に耐えきれず死亡してしまう。
しかし真エンドでは肉体に電子の謡精(サイバーディーヴァ)の因子が戻ったことで奇跡的に蘇生。
このときGVとアキュラくんは死闘を繰り広げているが、やがて劣勢に追い込まれた方(=プレイヤーキャラじゃない方)に、蘇生したミチルはほぼ無意識にSONG OF DIVAを発動し加勢する。
これに対してGVは状況を把握しきれず終始困惑気味でアキュラくんと戦うが、一方謡精の力を得たアキュラくんはGVに

現に謡精はオレに歌いかけている!貴様は独り寂しく、ハミングでも口ずさんでいるんだな!

と言い捨てる。
このやり取りはあまりにも衝撃的で、今作屈指の名(迷)言として挙げられる。

最後はミチルの意識が因子と共にあったシアンと融合した影響で、結果それまでの記憶をすべて失うこととなった。

その後は因子が戻ったためか体は健康体に戻り、普通の人間と何ら変わりない生活を送れるようになった。
しかし、滅ぼすべき第七波動(セブンス)能力者という姿に戻ったことで
能力者を滅ぼすという使命と妹を守るという矛盾に答えを出すことはできず、彼女の前からアキュラは姿を消すのだった。

その後、ミチルの中にある「電子の謡精」の力自体ははある人物によって「宝剣」の形で除去された事が語られたが、それを彼が知る機会はあったのかは不明である。


●シアン

実は電子の謡精(サイバーディーヴァ)の第七波動能力者ではなく、「生きた宝剣」と呼ばれる皇神グループで作られたデザイナーチャイルド
彼女が電子の謡精(サイバーディーヴァ)の能力が使えたのは、本来の持ち主であるミチルから摘出された因子を
体に組み込まれたからであり、その後歌姫プロジェクトの実験体として皇神に囚われていたというのが真相。
つまりミチルにとっての宝剣=因子隔離先がシアンであり、「生きた宝剣」とはそのことを指す。
(なおGVもかつて皇神の極秘計画プロジェクト・ガンヴォルトで作られたデザイナーチャイルドで
蒼き雷霆(アームドブルー)の第七波動誘因子を移植された成功例であり、偶然だがGVとシアンはほぼほぼ同じ境遇だった)

ただし電子の謡精(サイバーディーヴァ)の能力で生まれたモルフォは間違いなく彼女の心の一側面であり、あくまでも能力のみが外的要因によるもの。
その後、肉体が死亡し魂だけとなった際に因子とシアンの意識が融合した状態となっていた。


決戦ではパンテーラによって因子ごと取り込まれ、さらに最終戦のさなかに奪われた電子の謡精(サイバーディーヴァ)の因子が死亡したミチルの肉体に戻ったことで、意識が統合。
再び肉体は蘇生し魂だけの存在から人間に戻るものの、代償としてそれまでの記憶を全て失ってしまう
そしてその身柄はGVの意思でアキュラの元に預けられ、記憶喪失の少女「神園ミチル」として生きることとなった。

その後は、体も健康体になり神園家の庇護とノワの支えもあって、平穏な日々を送っている。
そしてある日、街中で夢で見た天使とよく似た少年と再会するが……




■移植情報やシリーズ近況など

2017年8月31日には『ストライカーパック』のNintendo Switch移植版が発売。
こちらの価格は通常版5000円+税、OVAと新作ドラマCDが付いた限定版8000円+税、デジタル版4900円。
またSwitch版はハード変更に伴い、クオリティアップと一部内容の変更がなされている。
2020年4月23日にはPS4へ前作とセットになったストライカーパックが移植された価格は4455円+税、2020年6月22日にはsteamに単独移植された価格は2255円+税。安く見えるが3DS版とsteam版は前作が付属しない単品価格のためである。

●移植版の主な特徴
  • 60fpsにフレームレート増加と、高解像度化
  • 16:9に画面の縦横比変更
  • HD振動orデュアルショック振動機能に対応
  • 1画面化に合わせて、画面レイアウトを一新
  • 追加コンテンツを全収録
  • GV編でのラスボス演出変更(steam版のみ3DS版から変更なし)
  • 新楽曲の追加switch版のみ収録「空白書板(タブラ・ラサ)」PS4版のみ収録「終着駅(ラストスティション)

2019年9月26日、本作のダブル主人公の一人「アキュラ」が単独主人公を担当する、外伝に当たる新作「白き鋼鉄のX THE OUT OF GUNVOLT」が発売された。プラットフォームはNintendoSwitch、PlayStation4、XboxOne、Steam、DMMと非常に多い。
但しある事情から続編含めて「爪」とはパラレルワールドの関係だが、本作で判明した事情によって生まれた悲しき答えが、『白き鋼鉄のX』ラストで示される事になる。
またXの続編である「白き鋼鉄のX2(イクスツー)」も2022年1月27日に発売された。こちらは(ソウ)鎖環(ギブス)と違い普通にナンバリングされている。


本作の正当続編として「蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環(ギブス)」が2022年7月28日にNintendoSwitchで発売予定。
主人公は蒼き雷霆(アームドブルー)の第七波動能力者「ガンヴォルト」と第七波動を封印する『鎖環(ギブス)』という第七波動を持つ新キャラクター「きりん」によるダブル主人公になるが、アキュラと違いステージ攻略中にも切り替えが可能。









どうか、彼女の人生に
幸福が待っていますように――



オレは戦い続ける――能力者(バケモノ)どもを討滅しきるその時まで…






”ありがとう”。
わたしは今、幸せだよ

どうか、あの人の行く先に
幸せがありますように――


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最終更新:2024年03月18日 17:35

*1 能力者である事が露呈した後、無能力者によって実家に放火され、家族全員が焼死(アスロック本人はパティシエ修行のために留守だった)。それを知ったパティシエの師匠には自身に災禍が及ぶことを恐れて破門されパティシエの道も閉ざされたというもの。これを踏まえた上でグラントルタ撃破時の断末魔を聞くと…。