国際最上級裁判所

登録日:2018/05/26 Sat 12:03:13
更新日:2020/10/14 Wed 16:21:09
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国際最上級裁判所とは、一部の人々の間でだけ知られている非常に強力な権限を持った裁判所。
この裁判所に訴えた場合、即座に審理が開始され、例え被告側が反論せずとも有罪・無罪が確定する。
ただし、被告側が原告側に心からの謝罪を行い、原告の要求を呑むことで訴えは退けられる。

その審理の迅速さ・権限の強力さは「宇宙最高裁判所」に次ぐと言っても過言ではないだろう。

追記・修正お願いします。







































   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *




本当は、2chの「義実家にしたスカッとするDQ返し」25スレ目に降臨した「茹で汁嫁(元)」の報告に存在した謎のワード。
その強烈なインパクトにより住民を大いに沸かせた。

◆主な登場人物

茹で汁嫁(元)

報告者。報告は彼女の視点で進む。
天ぷら油事件の際は、娘をかばって全身やけどを負うカーチャンの鑑。
義実家で度重なるDQNな目に遭っていたが、ある日ブチ切れて トメに1.5リットルのスパゲッティのゆで汁を呑ませる という暴挙に出る(一応冷めてはいたようだ)。
小柄だが、握力は48あるらしい。
やけどの跡を晒したまま近所を練り歩き、近所の人々に義実家をヒソヒソさせるなどなかなかの策士。
茹で汁事件からそのまま義実家を出奔し離婚届提出。実家に逃げ帰った後に「国際最上級裁判所」と書かれた手紙を受け取る。
終始冷静な語り口なのが妙に印象に残る人。

アレルギー持ち(何のアレルギーかは不明)。
そのことを何万回も茹で汁嫁が繰り返していたのに、トメがアレルゲンを食わせようとしたことが茹で汁事件の発端となる。

息子

妊娠8週間で母体ごと熱々の天ぷら油を浴びせられるという波乱万丈な出生譚の持ち主。

トメ

姑。諸悪の根源。
長男至上主義者であり、 熱々の天ぷら油を孫娘に浴びせかける という行為で既に殺人未遂で刑務所に入った前科持ち。
6年前に蕎麦アレルギーを発症している癖に「アレルギーなんて気の持ちよう」が持論。
茹で汁嫁に「蕎麦の茹で汁」と思い込まされてスパゲッティのゆで汁を飲ませられることに。

ウト

舅。「授乳しているところにわざわざ近寄って来る」などのセクハラを茹で汁嫁に繰り返し、鼻に肘を入れられて鼻血を出した情けない過去があるらしい。
トメの暴挙により、早期退職して退職金と貯金の大半を慰謝料に当てる羽目になった可哀想な人。
もっとも、「国際最上級裁判所」を送って来た張本人なのであまり同情する余地はないが。

(元)旦那

アホ。マザコン。
色々と精神的に不安定なようで、毒親から逃げきれずリストカットを繰り返していた過去がある。
毒親から嫁と子供を守ることもできず、アルコールに逃げて暴力をふるったことがあり、天ぷら油事件もあって一度離婚しているが、その後反省した(素振りを見せた)ことと娘が父親を恋しがったので再構築。
その際に「今度はいつ離婚してもいい」という意思表示として記入済みの離婚届を嫁に預ける。
だが、再構築後たったの2か月で茹で汁事件が勃発。 なお、その時は3時のおやつで揉めて家出中だったので事件の詳細も自分が離婚されたことも知らなかった
その後行方不明になり警察沙汰になるが、 家族の思い出の詰まった東尋坊に旅行していただけ のロマンチストに見せかけたノータリン。
……と思われていたが、本当は 友達の家でふて寝していただけ らしい。東尋坊云々は嘘だったようだ。

弁護士

嫁が雇った弁護士。
「国際最上級裁判所」の手紙で腹筋を破壊される羽目に。

◆国際最上級裁判所

実家に逃げた茹で汁嫁の下に送られてきた謎の脅迫状(?)。筆者はウト。
ウトによると、嫁は既に「元旦那の誘拐罪」「ウトメへの脅迫・詐欺・金をだまし取ったこと・名誉侮辱罪・尊親離反罪」により 国際最上級裁判所により有罪が確定 しているとのこと。
謎な罪名は原文ママ。
ただし、 まだ訴えてはいない ので「嫁が心を入れ替えウトメに誠心誠意仕えること」「嫁が不当に奪ったウトメの金(慰謝料?)を返すこと」「旦那と跡取り孫を返すこと(娘はいらん)」「誤解された近所や親せきに土下座して謝ること」「ウトが辞職させられた責任を取ってウトを嫁実家の会社に役員待遇で迎えること(嫁父親より下の役職は却下)」をすれば許してくれるらしい。
有罪が確定しているのにまだ訴えていない とは何のこっちゃ、と誰もが思うだろうが原文ママなので仕方ない。

◆余談

ちなみに「国家の最高裁判所よりも上に位置するともとれる国際的な裁判所」というのがないわけではない。

国際司法裁判所

国連の常設機関であり、国家間の法律的紛争の調停や、国連総会や安全保障理事会の採決に基づく勧告を出したりする。
活動内容から分かるように関わる主体は「国」であり、個人間の事件について取り扱うことはない。

国際刑事裁判所

国際関心事である重大な犯罪について責任ある個人を訴追・処罰する裁判所。
性質上扱う事件の範囲は(一般的な国内の刑事裁判に比べて)狭くなっており、その代わり条件を満たせば国家元首に対しても逮捕状を発行し、執行することができる。

国際海洋法裁判所

海洋法条約に基づき、海洋法条約の解釈・適用から生ずる紛争を取り扱う。
その性質上陸の上での生活がもっぱらな人間にはあんまり縁がない。

欧州司法裁判所

EUにおける憲法と国内法の整合性についての最終判断を行う機関。
刑事事件についても一部取り扱うが、原則としてはEUというシステムの管理人という趣旨が強い。

欧州人権裁判所

欧州人権条約を守るため、EUにおける人権侵害事件についての訴訟を取り扱う裁判所。
その性質上被告は常に国家となるが、個人や特定グループも原告となることができる。


追記・修正は国際最上級裁判所に訴えられないようにお願いします。


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最終更新:2020年10月14日 16:21