登録日:2018/06/11 Mon 17:23:16
更新日:2024/01/27 Sat 10:24:50
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真・帝国学園とは、
イナズマイレブンシリーズに登場する架空の中学校(?)である。
校章は
帝国学園と同様に「帝」の字をモチーフとしたものとなっているが、そのバックには盾と2匹のヘビをあしらったイラストが描かれている。
概要
フットボールフロンティア(以下FF)の事件で逮捕された影山零治が護送中にエイリア学園の手引きで逃走し、愛媛県で秘密裏に設立した学園。
「学園」と名乗っているが、総帥が指名手配犯の影山であるため、恐らく正式に認可された教育機関ではなく集めた選手達にサッカーの英才教育を施すためだけに一時的に作られた私設チームだと思われる。
校舎(?)はクジラほどはある大型潜水艦で、浮上すると上部分が開いてサッカースタジアムが出現する。
ここにいる生徒は皆サッカーの才能に秀でた選手ばかりだが、中には影山や不動が誘拐や洗脳で引き入れた者もおり、帝国の選手である佐久間と源田も不動に洗脳されてここに所属していた。
2期『
脅威の侵略者』編の中盤に登場。
イナズマキャラバンで全国を回っている円堂達に嘘の情報を流し、真・帝国のある愛媛へ誘き寄せる。
不動がとある埠頭へ円堂達を連れて来た後で彼らに試合を挑み、開始早々に帝国で封印されていた禁断の技「皇帝ペンギン1号」を佐久間に使わせて1点を先取する。
源田にも禁断の技「ビーストファング」を使わせて雷門のシュートを防がせるが、後半ですさまじいパワーのシュートで1点を入れられたうえに技の多用で蓄積されたダメージで佐久間が倒れてしまう。
そして試合は1対1の引き分けで終わるが、影山は佐久間達に「使えない奴」と悪態をつく不動を「使えないのはお前だ」と言って切り捨てた。
試合終了後は真・帝国の潜水艦のあちこちで爆発が発生し、影山は沈み行く真・帝国の潜水艦と共に姿を消した。
真・帝国イレブン
2年生/MF/背番号10
真・帝国学園サッカー部キャプテン。
焦げ茶色のモヒカンで、側頭部にペイントをしている(後の作品ではペイントが消えている)。
ラフプレイに定評があり、その激しいプレイは悪魔ですら打ち砕くと言われるほど。
佐久間や源田などの表舞台から姿を消した選手の前に現れ、エイリア石を利用して洗脳し真・帝国に引き入れていた。
影山の指示で動いていたが忠誠心はなく、影山を出し抜いてエイリア学園のボスに取り入ろうとしていた。
雷門戦では佐久間と源田に禁断の技を使わせ、得意の危険なプレイで染岡の足を負傷させるが、試合は1対1の引き分けで終わる。
その事で影山に一流の選手を集められなかった事を責められ、「二流」の烙印を押され切り捨てられた。
3期では日本代表候補に選ばれ、選考試合を経て正式にイナズマジャパン入りをするが、その捻くれた性格が災いし大会後半まで鬼道達に不信感を持たれていた。
鬼道と双璧をなすほどサッカーの実力は高く、後にW司令塔として大活躍をするのだが、アジア予選では久道の采配でほぼずっとベンチで待機していたためファンからは「BW(ベンチウォーマー)」という愛称(?)で呼ばれる事に。
2年生/FW/背番号11
強さを求めて真・帝国学園に加入。さらに磨きがかかった参謀役として真・帝国を纏め上げる。
帝国にいた時と違い眼帯が割れており、髪の毛も少しボサボサになっている。
鬼道を帝国を捨てて雷門へ行った裏切り者と思い込んでおり、久々に鬼道と再会した時にも冷たく突き放していた。
試合では禁断の技「皇帝ペンギン1号」で1点を入れるが、技を使用した事によるダメージで徐々に体が蝕まれていき、3度目を発動した直後にとうとう倒れてしまった。
真・帝国崩壊後に洗脳は解け鬼道と和解をするが、体がボロボロとなっていたので近くの病院へと運び込まれた。
その後は無事に回復し、3期ではFFIの選考会に参加していた。
2年生/GK/背番号1
FFの事件では影山に反抗していたが、不動の「強くなりたいか?」との問いかけに心が揺らぎ、エイリア石の魔力に負けて真・帝国のメンバーとなる。
右目に獣に引っ掛かれたような傷があり、エイリア石の影響か髪が伸びている。
エイリア石の力で王を超えた「エンペラー・オブ・ゴールキーパー」となり、禁断の技「ビーストファング」で雷門の強力なシュートを防ぐ。
佐久間とは違い技の多用はしなかったが、1度使っただけでかなりのダメージを負い、試合終了後に佐久間と共に病院へ担ぎ込まれた。
その後は無事回復してネオジャパンの一員に選ばれる。
2年生/DF/背番号2
猫背で分厚い唇を持つ。
ぬかるんだグラウンドでも安定した走りが可能。
2年生/DF/背番号3
灰色の髪でバンダナを巻いている。
相手が嫌がって音をあげるほどぴったりマークするのが得意。
2年生/DF/背番号4
顔のパーツが上に寄っており、常に歯を噛み締めた表情でいる巨漢。
強引なプレーで相手を吹き飛ばしてボールを奪うパワータイプの選手。
3期ではネオジャパンの一員となる。
2年生/DF/背番号5
面長で小暮のような髪型をしている。
素早いターンで走る方向を自在に変える事が出来る。
2年生/MF/背番号6
一つ目のゴーグルとスカーフで顔を隠している。
相手の動きを正確にトレースする恐るべき目をしている。
2年生/MF/背番号7
青いマスクで顔を隠した小柄な選手。
どれだけ走っても水分補給を必要としないタフな体の持ち主。
2年生/MF/背番号8
真・帝国の紅一点。ピンクの長髪を顔に巻いている。
女性だがサッカーの才能に秀でている天才MFである。
2年生/FW/背番号9
ピエロのように白く塗りたくった顔が特徴。
バカ殿ではない。
カラーリング的に
あのキャラクターか。
トリッキーな行動で相手の心をかき乱すのが得意。
2年生/MF/背番号16
控え選手の1人。
帽子を目深に被り、目の部分に穴を開けている巨漢。
なかなかやる気を出さないが、一度本気になったらもの凄いパワーを出すらしい。
2年生/DF/背番号14
控え選手の1人。
銀色の髪で黒いヘアバンドを巻いている。
アイコンタクトが得意で、何の指示をしなくても的確に動く事ができる。
2年生/FW/背番号13
控え選手の1人。
赤い飾りのついた帽子を被っている。
曲芸のようにボールを使いこなして切り込んでいくのが得意。
2年生/GK/背番号12
控えキーパー。
灰色の長髪をオールバックにしている。
剣法を応用した不思議な体さばきで相手を混乱させる。
2年生/MF/背番号15
控え選手の1人。
赤紫色の長髪でサングラスをかけている。
あらゆるスポーツを経験し、そこからサッカーに応用している。
主な必殺技
帝国学園の必殺技の派生技を使用する。
二人同時に百烈ショットを行う。
ツインブーストから1人増えた強化版。アニメでは真・帝国ではなく
ダークエンペラーズの選手が使用。
2人でサイクロンを放つブロック技。
指導者
真・帝国学園総帥兼サッカー部監督で、元帝国学園総帥にして元世宇子中監督。
護送中にエイリア学園の手引きで逃走に成功し、エイリア学園の協力を受けて愛媛に真・帝国学園を築き上げる。
不動を使って優秀な選手を集めさせ、呼び寄せた雷門と試合をさせた。
試合が引き分けに終わると、優秀な選手を集められなかった不動を「お前も使えない奴だ」と切り捨てる。
そしてヘリで真・帝国の潜水艦から脱出する鬼道に「お前こそが私の最高傑作だ」と告げ、沈み行く潜水艦と共に海へと消えた。
その後は愛媛県警が付近を捜索するが、影山の足取りが掴めないまま捜査は打ち切られた。
余談
作中ではずっといがみ合っていた雷門と真・帝国だが、劇場版『最強軍団オーガ襲来』EDに登場する一枚絵の中に「鬼道と不動が仲良くリフティング勝負を繰り広げ、それを真・帝国のメンバーが楽しそうに眺めている様子」が描かれたものがある。
不動「やるねぇ鬼道クン」
追記・修正は禁断の技を使ってからお願いします。
- 戦闘された佐久間と源田と不動以外で注目されるのは紅一点の忍あたり?自分なんて当時見た目が好きで仲間にしちゃったw -- 名無しさん (2018-06-11 20:42:29)
- たかなしはイナストにも確か出てたし記憶に残りやすいよね 個人的にはひえ(バカ殿)の見た目のインパクトがすごいと思う -- 名無しさん (2018-06-12 12:40:19)
- 佐久間の 「技を多用した事による禁断症状」って部分禁断症状ではなくないかな 影響とか反動とか -- 名無しさん (2018-06-13 09:32:22)
最終更新:2024年01月27日 10:24