トツゲキ甲子園編

登録日:2018/7/3 Tue 00:06:50
更新日:2021/09/05 Sun 19:39:35
所要時間:約 5 分で読めます




また暑い夏がやってくる。

運を天に任せるなどない…。

今までの努力が結果に繋がるだけ…。

そう信じて俺達は頑張ってきた。

泣くのは勝ってからにしよう。

出せる力を全て出しきろう。

そうだ、俺達は勝つ。

甲子園にトツゲキだ!


トツゲキ甲子園編とは、パワプロクンポケット14に登場した選手育成モードである。
前作まであったグッピーをリニューアルしたようなものであれにストーリー要素が加わった感じ。
主人公率いるパライソ学園を操作し、甲子園優勝を目指せ!
尚パワポケ11の裏サクセスのハタ人間編を彷彿とさせる学校名で帽子のマークもハタだが一切関係はない。

◆システム
まずは難易度を選択。
『やさしい』『ふつう』『むずかしい』この三種類の中から一つを選択し、次に操作方法(例えば打撃をマニュアルにするかフルダケにするか等)を決定し、最後にプレイヤーの名前と守備位置、利き腕等を決める。


全てが決定したら、ゲーム開始。

練習試合から地方大会までは条件*1を満たすと対戦した高校から主力選手を助っ人選手として引き抜けるが、投手・野手共に二人まで、つまり四人までしかチームに加入させる事が出来ない。
どんな選手を加入させるかが攻略のポイントである。

甲子園優勝を果たすと、パライソ学園をアレンジチームとして登録するか、助っ人選手を除く選手達をオリジナル選手として登録するかの二択が出てくる。

助っ人選手に思い入れがある場合は、迷わずチームをまるごと登録した方が良い。

また、地方大会または甲子園で敗退した場合や、リセットをそれぞれ五回繰り返した場合でも自動的に選手登録またはチーム登録画面へ移行する。

さぁ、頑張って甲子園優勝を目指そう!

◆難易度

難易度によって同じパライソ学園でも設定が大きく変わり、ストーリーも変わる。
やさしいはポケ10にポケ7の要素を少し加えた物、ふつうはポケ13、むずかしいはポケ4が元になっていると思われる。
BGMも当時の物が使われている。

  • やさしい
主人公の能力は低いが、チームメイトの初期能力は高い。
CPUの難易度、並びに入る経験値は抑え目。
監督はパワプロクンポケット10の車坂監督、マネージャーはパワプロクンポケット7霧島玲奈
設定は親切高校に近い。
BGM『燃え尽きるぜ~』もかなり好評。
車坂はポケ⒑に比べると性格が軟らかくなっており鈍感な主人公に呆れる面もあるが、とある行動が主人公を斜め上の方向に暴走させてしまう。
ストーリーの後半はかなりぶっ飛んでおり、最後のイベントの選択肢で『キャプテンブラック!』を選ぶと……!

エアレイド「お幸せそうだし、良いんじゃない?」
車坂監督「誰?」

  • ふつう
主人公の能力は高いが、チームメイトの初期能力は低い。
CPUの難易度、並びに入る経験値は『やさしい』と『むずかしい』の中間。
監督、マネージャーはパワプロクンポケット13の村田克也、木村冴花
弱小野球部を主人公が引っ張ってきたという設定で開拓高校に近いが、分校という設定や混黒高校との因縁などはない。
やはり主人公が鈍感。


  • むずかしい
『やさしい』と『普通』を両方クリアすると出現。
主人公もチームメイトも初期能力はかなり悲惨な状態。
CPUの難易度も高くなっている。
しかし、入る経験値はかなり高い。
監督、マネージャーはパワプロクンポケット4の田中みゆき、神木唯。
主人公は大安高校からの転校生で大安高校時代はその他大勢程度の実力。
設定は日の出高校に近く、主人公が来る前に元キャプテンが神隠しで消されているがそのことは全員が認知しており、転校早々キャプテンに任命される。
『あの4度目の桜』がアレンジされて登場。

◆対戦相手
練習試合から地方大会までは条件を満たすと選手を引き抜ける。

【練習試合】
全部で三回。どの高校が出るかはランダムで決まる。
なお、練習試合のみは、対戦相手に敗退しても次の試合へ行く事が出来る。
BGMはポケ10の地方大会のBGMより『余裕で勝ってみせる!』


  • ジャンボ中原高校
「7」より登場。
選手全員が長身なのが特徴。
選手名は全員カタカナが含まれる有名人が元ネタ。
引き抜ける選手は外野手の鶴田。
「ジャンボ!ジャンボ!」

  • 裁判高校
「10」より登場。
選手全員が昔のヨーロッパの裁判官のコスプレをしているのが大きな特徴。
選手名は裁判関連の用語。
なのだが法律家の養成とは全く関係がないという衝撃の事実が明らかになる。
引き抜ける選手は三塁手(サブポジで外野持ち)の聖。
パワーがAの為、特に『むずかしい』ではお世話になったプレイヤーも多かったハズ。

  • タクシー高校
「10」より登場。
選手名は全てタクシー関連が由来。
引き抜ける選手は投手の江武家。
球速、コントロール、スタミナが高く、スライダーとシュートを持っている。
変化球レベルはそれぞれ2しかなく、特殊能力はないが、試合で化ける可能性もある。
練習試合で取れる投手の中では、澄原と並んでオススメ。

  • 先行高校
「13」より登場。
チーム全員、名前は漢字一文字(東や辻など)である。
対して強くなく、鏡の能力値もコントロール以外は悲惨。
余程の拘りがない限りは引き抜かなくても良い。

  • 海底高校
「13」より登場。
分校ではなくなっているが中身は大体同じ。
チーム全員、海に関係がある物が名前の由来。
引き抜ける選手は投手の澄原
能力値も申し分がなく、前作同様、頼りになるアネキである。

  • 鎮万台高校
「4」に登場した鎮台高校と、「7」に登場した万台高校が、まさかの合併!
引き抜けるのは布具里か阿和尾のどちらか一人のみ。
ちなみに阿和尾は本モード唯一の仲間に出来る二塁手で超特殊能力『奪力』が付加されている。

【地方大会】
全部で五回。
決勝戦の相手は、大東亜学園、星英高校、混黒高校の三校の中からランダムで決定される。

  • 極亜久高校
「1」より登場。
難易度『ふつう』では1主人公が痛んだ弁当を誤食してしまい、ベンチに蹲っている設定に。
チームはアレンジチームをそのまま引っ張り出しているので先輩が所属している。
引き抜けるのは、外藤か平山のどちらか。
平山はマイナス特殊能力持ちなうえ、炎上しやすいのでオススメはできない。
外藤はチャンス△だけがネック。

  • SGKGK+
「4」「10」「14」に登場した超マンモス校。
モブ選手は4のエース鹿野と10のエース角田が一緒にいるなど、4と10を足して割ったようなものになっている。
本来は甲子園での登場チームのためか能力が当時より低くされている。
チーム全員がリアル頭身だが、流石に試合中は普通にパワ体。
引き抜けるのは本作初登場の母部。
能力値はパワーと走力は高いが、守備力がGなのと、守備位置が裁判高校の聖と被るのが欠点。
練習試合で野手を一人獲得していて、なおかつ雨崎狙いで行くなら引き抜かなくても良いかも。
ふひひひひ!

  • 高校キング
「13」より登場。
国王は強いが他の部員が貧弱過ぎる。
引き抜ける選手は勿論、投手の国王。
絶倫持ちで野手能力も高いが、軽い球を所有している事と、コントロールがGなのがネック。

  • 鉄砂高校
「10」より登場。
総合力はそこそこ高くポケ10のスローボーラー佐藤純一も超スローボールを新たに習得している。
引き抜ける選手は投手の佐藤だが、球速が遅いのがネック。

  • 大東亜学園
「1」より登場。
引き抜ける選手は投手の鋼。
能力基準は「1」である為、「3」とは違ってチェンジアップもないし、鉄腕も所有していない。
アンソンとドナルドも勿論在籍している。

  • 星英高校
「10」より登場。
引き抜ける選手は投手の天道
T字型の球種の持ち主で、投手能力、野手能力共に高く、オススメ。
変化球レベルがいずれも1なのと、一発病持ちなのがネック。

「13」より登場。
引き抜ける選手は、捕手の雨崎優輝
13表の素直な性格というより裏サクセスで登場した時のような若干捻くれたような性格になっている。
パワポケ内でもトップクラスの能力値に加え豊富な特殊能力を持ち、更に超特殊能力の緊縛を所有している。
迷わず引き抜くべし!
唯一の欠点は、主人公の守備位置が捕手だった場合、それによる食い違いが起こる事位。

【甲子園大会】
選手の引き抜きは出来ない。
頑張って甲子園優勝を目指そう!
BGMは準決勝まではポケ13の甲子園のBGMより『挑戦の時!』で決勝戦は本作用に書き下ろされた『汗と涙は球児の華!』。
決勝戦のBGMの評価は高い。

  • オリエント高校
一回戦の相手。
「10」仕様の為、キャプテンは来世。
選手名はオリエント文明に関する物で統一されている。
モブ選手はポケ7のものも混じっている。

  • 大安高校
二回戦の相手。
「10」仕様で主力選手は勿論、赤坂洋一と真賀津。
モブ選手は「4」の田辺も在籍している。
ちなみに『むずかしい』では主人公は大安高校からの転校生という設定になる為、試合前に彼等とのやり取りが見れる。

  • 花丸高校
三回戦の相手。
ポケレンジャーに乗っ取られた設定の為、厳密に言えばヒーローズである。
『やさしい』でプレイし、敗退すると「7」同様、レナちゃんが洗脳されてしまう…。
レナちゃん「きゃあ!レッド様ステキ!キャハハハハ!」
『ふつう』では主人公が具現化した集団で試合に勝つと役割を終え消えてしまい、主人公以外は覚えておらず相手の試合棄権による不戦勝と言う扱いになる。
どちらもパワポケ7のストーリーが元ネタ。

  • 聖皇学園
四回戦の相手。野球マスクが所属する「1」のラスボス。
マスクをつけているので十分怪しいのだが、これの前のチームの方がもっと怪しかったため大して相手にされていない。
『やさしい』でプレイしていると、主人公が野球マスクをキャプテンブラックの関係者だと疑い始める。
パワポケチームは進くんのことをなんだと思っているのか。
相変わらず北のスパイと思われる「たわさき」が在籍している。

  • 超最強学園
『やさしい』の決勝戦の相手。
「4」で見せた皇の自意識過剰ぶりは此処でも健在。
設定は「10」がベースだがモブ選手は「4」のものも混ざっている。統道は兄のみ登場。

  • 天下無双学園
『ふつう』の決勝戦の相手。
選手名は幕末の人物。
岡田は終始無言だが、それなりに威厳すら感じるといえる。

『むずかしい』の決勝戦の相手。
キャプテンはデビル炎上。
「デッビィィ~ルゥ~ッ! クハハハッ…」というセリフと共に登場するが、主人公とユイからは試合前から「すっごいバカよ」「しかも自覚がないみたいだな」「大会の最後の試合でこんなネタキャラが相手だなんて俺は悲しくなってきたぞ」とボロクソに言われている。
「元になったキャラ」「ラスボス」などやたらメタ発言が多い。
サンダー学園をベースにこれまでの試合に登場しなかった高校編の選手達の寄せ集めで、いわば高校版デビルスターズとも言える。
守備位置が変更になった選手や超特殊能力を付加された選手もいる。
「1」からは松倉、香本、正金、政道、「4」からは写六、「7」からは衛具是、目史亜、夜羽根、冨流斗、白瀬、亜礼久、原尾、
「10」からは北乃、飯占、赤坂将史、剣、統道(弟)、「13」からは須界、佐藤風太、炎上、風岡、十一番、八番等々といった選手達が登場した。
能力はハッキリ言って原型を留めていない選手が多い。


追記・修正は、デビル高校をアレンジチームに入れて欲しかったと思う方がお願いします。
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最終更新:2021年09月05日 19:39

*1 例えば相手からホームランを打つ、コールド勝ちをする等