天月紗矢香

登録日:2018/07/03 Tue 00:23:11
更新日:2024/04/13 Sat 10:48:29
所要時間:約 4 分で読めます





おにいちゃ~ん、まきゅうなげろ~!


天月紗矢香は、パワプロクンポケット14に登場した彼女候補の一人である。
図鑑のナンバリング順ではシリーズ最後の彼女候補となる。

◆詳細
主人公と同じ小学校に通う紫髪の少女。
年齢は主人公よりも三歳下で、学年は三年生。
母親は天月五十鈴、父親は甲子園優勝経験者で現役のプロ野球選手(それにつけ加え、「分数の計算が苦手」)。
生まれつき超能力が備わっており、世界の異変に気付いた際は「自分は世界を救うために生まれてきた」と思い込んでいた。

そして自分と一緒に戦ってくれる人を探しており、放課後は一人で公園に足を運んでいた。

ひょんな事から主人公と出会い、当初は父親と比較して彼の事を下に見ていたが、フィンチーズのデビュー戦で主人公が魔球を投げたのを見て、彼を自分と一緒に戦ってくれる人(=運命の人)と確信した。

その後は主人公を説得し、最終的には一緒に戦う約束を取り付けて貰う。
そして紗矢香は主人公の事を「おにいちゃん」と呼ぶことに。シリーズでも数少ない妹系彼女候補だ。


それから紗矢香と主人公は一緒に遊んだり、野球の特訓をする様になる。
夏の定期イベントであるバーベキュー大会にも、主人公に誘われて参加。

紗矢香「おにいちゃん、上手だね。」
主人公「あっちで一緒に食べよう。」
紗矢香「わ~い!」

二人はまるで、本当の兄妹の様になっていった。
ちなみに公園でキャッチボールをする事が効率よく経験点を稼げれる。

しかし、秋の大会の前で球体の化け物を退治した時、紗矢香を庇った主人公は重傷を負ってしまう。
それが原因で紗矢香は落ち込み、引きこもってしまうが、母親(五十鈴)やシズヤさん、そして主人公の励ましもあり、何とか立ち直る。


主人公が世界大会出場を決め、アメリカに旅立つと、シズヤさんと共にアメリカへ。

「おにいちゃ~ん、がんばれ~!」


以下、結末のネタバレ







ブラックホールズ戦の前、『それはできない』を選択し、なおかつ真ルートで紗矢香を攻略した場合、ガッツを0まで削られる他、
大量のマイナスの特殊能力を背負わされ、更に主人公のやる気も絶不調になってしまう。

何故なら……

  • 主人公達がブラックホールズに勝利すると、全ての具現化が消滅してしまい、自身の超能力や主人公の魔球/魔打法もなくなってしまう。
  • 更に主人公が中学校に進学したら、一緒の学校には通えなくなってしまう。

いわば主人公と一緒になる事が出来なくなってしまう事への恐怖感からであった。
また、父親が余り家にいない事から来る寂しさからもそれに拍車を掛けていた。

なお、真ルートには行かず、普通に攻略した場合はこのハンデを背負う事はない。

そして結末は…


◆バッドエンド

世界大会の途中で敗退したり、ブラックホールズ戦の前の選択肢で『わかった』を選んで勝利するとこのエンディング。
心を閉ざし、昏睡状態に陥ってしまう。

また、真ルートで攻略中、数々の選択肢付きのイベントで間違った選択肢を選び、その状態でブラックホールズ戦の前に『それはできない』を選び、ブラックホールズに勝利してもこのエンディングになってしまう。

その場合は主人公への罪悪感から投身自殺を図り、植物状態となってしまう。

夢の中で主人公と共に正義の味方ごっこを続けるうえ、眠っている紗矢香は時折笑ったり涙を流したり、苦しい表情をする事もある。

「その現実が嫌だったんだよ!」と嘆いて『札侍編』へ逃避したジオット・セヴェルスと被る始末である。


◆ノーマルエンド

ブラックホールズに敗退し、再戦しない場合はこのエンディング。
具現化が固定された世界で、紗矢香は主人公と共にモンスター達から町を守るヒーローになっている。
真ルートだとこの時に与えられたハンデは全て元に戻る

紗矢香「ねぇ、おにいちゃん…これで本当に良かったんだよね?」
主人公「野球も出来て、紗矢香と一緒に居られる…悪いことなんて何もないよ!」
紗矢香「そ、そうね…!」


◆グッドエンド
  • 普通にクリアした場合
最後の選択肢で『それはできない』を選び、ブラックホールズを撃破するとこのエンディング。
主人公は高校生、紗矢香は中学生になった。
だけど、紗矢香は相変わらず主人公に抱きついてくるので、主人公はちょっと困っている。

主人公「そうやって抱きついてくるのはそろそろ辞めた方が…」
紗矢香「ええ~!?おにいちゃんは私が抱きついてくるのは迷惑なの!?」
主人公「そうじゃないけど…。」
紗矢香「じゃあ良いでしょ!今でも私のおにいちゃんなんだから!」

今はまだ兄妹の様な関係だけど、それが変わる日はいつかきっと来る。
何故なら主人公にとって、紗矢香は大切な存在なのだから。

  • 真ルートでクリアした場合
通常ルートとは違い、途中のイベントの数々で紗矢香の事を第一に考えた選択肢を選び、なおかつ最後の選択肢で『それはできない』を選ぶ。
これらを満たしてブラックホールズを撃破するとこのエンディング。

主人公は紗矢香を慰める。

主人公「本当は解っていたんだ。紗矢香が応援してくれてるって…。
俺達はちゃんと勝ったし、寧ろ俺にとっては良いハンデだったよ。」
紗矢香「おにいちゃん……。」
主人公「言っただろ?紗矢香の事は、ずっと俺が守ってやるって…。」

ちなみにこの時、マイナスの特殊能力除去と共に、奪ったプラスの特殊能力を返してくれるが、投手の場合、逃げ球だけは戻ってこない。
これは「主人公が紗矢香から逃げない(=離さない)」、「もう二度と離れ離れにならない」等という暗喩なのかも知れない。ヤンデレ
その代わり威圧感を貰える。

それから暫くして、火星へ行く事になった主人公は、紗矢香を誘う。
勿論、紗矢香は主人公の誘いを受け入れ、一緒に同行する。
ちなみに紗矢香は当初、父親から反対されていたが、母親(五十鈴)が彼を説得。
結果として火星行きが許されたのである。

そして数年後……。

二人を乗せたロケットは火星を出発し、地球へ向けて帰還中。
主人公は様々な実験をしながらも、甲子園に向けて特訓していた。

紗矢香「地球にいれば、おにいちゃんは高校生、私は中学生になっているんだよね。」
主人公「地球が恋しくなった?」
紗矢香「ううん、そんなことないよ。だって、こうしておにいちゃんと一緒にいられるんだもん。…私、幸せだよ。」
主人公「うん、オレもだよ!」

ちなみにこの時紗矢香は、A.I.のレンちゃんから、「もうすぐ中学生になるから」と、制服を出して貰っている。

二人はまだ兄妹の様な関係だけど、いつかはきっと変わる時がくるだろう。
何故なら主人公にとって、紗矢香は何よりも大切な存在なのだから…。


これからもずーっと一緒だよ!おにいちゃん!


追記修正は92人目の彼女候補を攻略してからお願いします。

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最終更新:2024年04月13日 10:48