レナート(FE)

登録日:2018/12/21 Fri 22:52:00
更新日:2023/09/01 Fri 18:57:43
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今、我が手で始末をつけよう。

亡き友の名に誓って…!!



レナートとは、ゲーム『ファイアーエムブレム 烈火の剣』に登場するキャラクター。

■概要


辺境の地『魔の島』で暮らすエリミーヌ教の司祭。
かつては『不死身のレナート』と呼ばれる凄腕の傭兵で、死をも恐れぬ戦いぶりで名を馳せた。
戦いで失った友を弔うために剣を捨て、エリミーヌ教に入信したらしい。

初登場はエリウッド編18章外伝・ヘクトル編19章外伝の『魔封じの者』
キシュナによるアイオン受難の章として有名。
南東の遺跡を訪問した際に女神の像をくれるが、まだ仲間にはならない。
この時の会話は複数のパターンがあり、セーラプリシラは専用の会話になる。

自軍に加入するのはリムステラと戦う30章『背水の戦い』
11ターンが経過するか破壊される前に北西の遺跡を訪問すると仲間になる。

本来戦いと無縁な場所とはいえ単身【魔の島】と悪名高いヴァロール島に住んでいるあたり筋金入りの世捨て人であり、自ら積極的に他人と関わる事をあまりしない。
だが向こうから接してくる分には拒むような事はなく、本編でもわざわざ訪れてきたエリウッド達に「たとえ敗戦の憂き目を見ようとも生き延びろ」と上記のようにアイテムをくれたり面倒見が良く思慮深い。エリウッド達に手を貸す理由も兼ねてから平穏を求めており、エリウッド達も平穏を勝ち取る為に戦っていた事を知ったからである。
自らを「(戦う事しか知らなかった)半端者」と称し、そんな過去の所業や性分から司祭として扱われる事を嫌い、告悔を聞く事といった司祭の仕事も得意ではない。

終章クリア後の後日談では行方不明になる。


■性能


  • 初期値と成長率
司祭 LV16
HP-43(60)
魔力-12(40)
技-22(30)
速さ-20(35)
幸運-10(15)
守備-15(20)
魔防-18(40)
体格-9
属性-理
光A杖A

  • 所持品
ディヴァイン
リザーブ
光の結界


魔法系ではアトスと並び最高の体格で、重い光魔法もディヴァインくらいならあまり攻速落ちせず使える。
武器レベルも同じ魔法系上級職であるパント同様、魔法と杖の両方がA。
技や速さもジャファルに次いで高く、司祭だけあって魔防もアトス以外では最高。
さらにHPや守備が育ったカナス並にあるので物理職相手でも結構耐えてくれる。
このように、能力は終盤加入だけあってかなり良い水準…と思うだろう。

…が、 あと4レベルでカンストだというのに魔力12というのが全てを台無しにしている。
魔道士系では微妙と言われるエルクでも下級LV20の期待値でギリギリ超えられる程度で、仮に4回のレベルアップで全て魔力が上がっても16にしかならない。
(エリウッド編ならエナジーリングが1個手に入るが、終章での戦闘前会話が見られなくなる)
並み居るイラナイツの中でも最も将来性がなく、加入時に「大したことはできん」と言ったのが謙遜ではないことを思い知らされる。
前作カレルのようにはいかなかった…。

強力な魔道書でも威力は知れており、ルセアやセーラに普通の魔道書を使わせた方が明らかに強い。
終章の敵はHPは勿論、物理職でも高い魔防を誇るのでまともな火力はまず期待できない。
杖振りに使おうにもライブの回復量は22~26、リブローの射程距離に至ってはたったの6~8止まり。
じゃあ状態異常杖?物理職相手にも満足に当たりませんよハハッ。
魔法職は極論魔力があれば他が低くても活躍しやすいのだが、その魔力が欠けているのは他がどんなに高かろうと厳しいものがある。

こんな有り様なのでリザーブ等の所持品を貰えば殆ど用済みとなる。故に通称リザーブさん。
if』にもブーツさんと呼ばれる人がいるが、彼は普通に使えるので一緒にしてはいけない。

人生の大半を傭兵として生きたことを考えればこの魔力の終わりっぷりも納得できてしまうところではある。
『烈火』に後のFEのような兵種変更などの転職システムがあれば彼ももっと活躍できたことだろう。
それでもハーケンあたりの方が強いかもしれないが
覚醒』以降は物理武器を使う聖職者もいるので、同じ罪を背負い剣を捨てた彼のような転身もありだったかも。

一応、リライブならHPを半分以上、リカバーなら全回復できるのでタフな回復役になれなくもない。終章に連れてく場合はレスト係もできる。
使い方を示唆しているのかは不明だが、公式イラストでもリカバーを持った彼の姿が描かれている。
またはクラスチェンジ禁止の縛りプレイならアトス、パントに次ぐ戦力として使えるかも。

アタッカーとして活躍させるならやはりネルガルに特効のアーリアルが必須。
ヘクトル編では条件を満たせば外伝に進めるため、終章直前に経験値を稼いだり支援効果を高める猶予が得られる。
この章では敵将としてキシュナが登場し、魔封じ効果の範囲内には魔防の高いヴァルキュリアがいる。
レナートがギリギリ範囲外からライトニングでノーダメージの攻撃を続ければ、安全に武器レベルをSに上げられる。
支援の成立速度のことといい、レナートを贔屓するなら攻略評価は切り捨てることになる。
ただし、ヘクトル編ハードだと外伝の敵は全てバーサーカーになってしまうのでこの手は使えない。敵のステータスもかなり高いので彼ら相手に…と考えない方が良い。
ネルガルにトドメを刺すだけなら、最悪ファーラの力で補強すれば初期ステ&初期装備でも1ポイントは通る。

支援


加入時期の関係上、支援を組むには攻略評価度外視でひたすら支援ポイントを稼ぐ必要がある。
それでも支援Bに到達するのは最速で終章エリア1、支援Aが終章エリア2となる。
実質戦闘ではほぼBまでの恩恵しか受けられない上、支援Aの場面が火の竜の目の前という非常にKYなことになる。
ただ、ほぼ全員の回避や防御、必殺回避を大きく上げられるかなり優れた効果であり、もっと早く参戦していれば優秀なブースト役として起用が出来ただろうと思うと非常に惜しい。

以下、会話の簡単な内容と支援Bの時点でレナートが受けられる効果について記載する。
ネックである火力の低さを少しでも補うなら攻撃+2・必殺+5のルセアが最適だろうか。
そもそもルセアがいる時点でレナートを使う必要性がほぼなくなってしまうが

強者との戦いを望む彼にせがまれ、最初は避けるが最後は根負けして殴りつけてみせた。
一撃で気絶に至らしめており、本来の実力が垣間見える。

一応、「何故強さを求めるのか?」と真面目な問いかけもしたが頭痛を起こし呻くだけで意味はなかった。
だってバアトルだし。

攻撃+1、防御+2、回避+10、必殺+5、必殺回避+10

学者だけあってモルフやネルガルの謎を追求する彼から質問をされる。
「創られたモルフにも感情はある」という答えを気に入りその褒美としてレナートはある重要な情報をもたらす。

攻撃+2、防御+2、回避+10、必殺回避+10

  • ルセア(光)
病弱なルセアを気遣うレナートだが、身の上話を聞いていた際にある事実が発覚する。
ルセアたんマジ天使、いや女神。
…いや、真面目に。

攻撃+2、防御+2、命中+5、回避+5、必殺+5、必殺回避+5

  • イサドラ(闇)
己の正義のために敵を討つことに迷いを抱くリキア騎士の彼女に対し、司祭らしく不慣れながらも説教をする。
ただレナートが語ったのは彼女を赦すことではなく、迷い、答えを探し続けろということだった。
レナート自身もまた、答えを探し続けているという。

この支援ではまさかのレナートのペアEDが見られる。
と言っても結ばれたりなんだりといったことではなく、なんとイサドラがエリミーヌ教の司祭となる。
EDの内容も両者について…というよりイサドラが答えを見いだせるかについてになっている。
レナートは単独EDと同様、行方不明になる。

攻撃+1、防御+1、命中+5、回避+10、必殺+5、必殺回避+10

元キアラン騎士の彼が30年前に師事した相手がレナートに似ているといった話が聞ける。
「今も同じ姿をしているわけがないから他人の空似だろう」と考え直すワレスだったが、おそらく…。
ちなみに若い頃のワレスは気が弱く細面で女のようだとからかわれたらしい。すまんが、想像できん。

効果はバアトルと同じ。


追記の次は修正してやらねばならんとは…
やれやれ…世話のやけることだ。

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最終更新:2023年09月01日 18:57