ジ・オーダー・グランデ

登録日:2019/03/08 Fri 17:05:30
更新日:2023/01/23 Mon 23:49:12
所要時間:約 16 分で読めます




世界の均衡が崩れる可能性が生まれた時、私は顕現する!



ジ・オーダー・グランデとはCygames社のソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』(以下、グラブル)に登場する星晶獣。
レジェンドガチャで入手可能な召喚石である。
召喚石の中ではかなり古参であり、初期はバハムート、ルシフェルとならびサプライズチケットでは入手ができなかったとてもレアな召喚石だった。
『グラブル』の星晶獣には元ネタとなるものが多く、特にルシフェル、バハムート、ケルベロスは同じCygamesによる『神撃のバハムート』(以下、神バハ)から輸入してきたキャラであるが、
ジ・オーダー・グランデは元ネタでもなければ『神バハ』の登場キャラでもない完全なオリジナルキャラである。



容姿

白髪(もしくは銀髪)と褐色と紅眼で鎧を着た少女が、「調停の翼」と名乗る竜と合体しているケンタウロスのような姿をしている。
恐ろしい形相で睨んでおり、主人公一行に対する殺意を感じさせる。
また、周囲には複数ワイバーンが飛んでおり、そのうち一体は尻尾に赤いリボンが巻いてある。



召喚石

レアリティ:SSR
属性:光
召喚効果:敵全体に光属性ダメージ(特大)、味方全体にHP吸収効果付与
加護:バトルメンバーの属性が3つ以上異なるとき攻撃力100%(上限解放で200%)UP

メインの加護は今までの石とはかなり特殊な効果を持っている。
バトルメンバーの属性がバラバラだと効果を発揮するため、キャラがまだそろってない初心者や複数のキャラでとんでもないコンボを産み出している上級者が愛用していた。

グラブル初期ではアイドルマスターシンデレラガールズとのコラボ、通称デレマスコラボで属性が違うアイドルを同時に戦わせたいときは主にこの石が使われた。
デレマスから入ったPくうしももちろんこの石に何度も助けられただろう。
また、属性が違う特定のキャラ同士の掛け合いを見て戦わせる場合でもこの石が使われることもある。
上級者だと解放シスと火ソシエとコルワを使ってエグい速度でプロトバハムートHLを狩っていく騎空士も存在するなど、良くも悪くもロマン溢れる石だった。
実際昔のフレンドのフリー石枠には大体この石があった。

しかしこの石の欠点は、攻撃力は上げようと思えば限界まで上げられるが連撃やHPの確保、クリティカル関連は上げにくいため、そこらへんはキャラで補わなければならない。
さらに一部のマルチバトルでは属性耐性という弱点属性以外で攻撃するとダメージが軽減されるという仕様が追加されたため、グランデ編成で行く理由が縛りプレイや趣味パ以外でほぼなくなってしまった。
さらにソシエの全体連撃効果が火属性のみに修正されたためコンボができなくなってしまった。
複数の属性のキャラを編成して挑めるというグランデの長所を悉く潰していった仕様のおかげで、
今ではグランデは始めたばかりでキャラが揃ってない初心者でしか使われない石になってしまった…。どうしてこうなった。
回復効果があるにはあるので回復用にサブ石に組み込むことも考えられるが、現在ガチャ産どころかイベント配布で高性能なバフ+回復のサンダルフォンやノビヨもいるので、ある程度召喚石がそろえばもはや選択肢にも入るまい。


マルチバトル

降臨、調停の翼

プロトバハムートと同じ上級者コンテンツとして実装、しかしそのための準備がプロトバハムートより大変。
素材となる6種類のアニマをそれぞれ5個集め、それらをマグナアニマに変えて、
さらにそれぞれ白き魂、黒き魂に変え、さらにその二つを自発アイテムに変えることでようやく戦える。

バトル3部構成になっており、まずジ・オーダー・グランデの褐色少女のほうが戦闘となる。ジ・オーダー・ワイバーンは常に随伴しているが、戦闘中にダメージカットなどを自身に付与するため相手取ると非常に時間が掛かるのでスルー推奨。
攻撃は痛くないが体力90%、80%の特殊技である100%ダメージカットと幻影が厄介。これだと2ターンは攻撃が一切届かないため、MVP及び上位報酬の青箱争いをする場合は特にディスペルや召喚などの全体攻撃で対処したい。
また、付属のジ・オーダー・ワイバーン×2もバフを消去させる技を使うため厄介。
75%を切ったら今度はジ・オーダー・グランデの竜の方、調停の翼と戦闘となる。
この形態の一番の厄介な技は50%を切った時に発動されるガンマレイ。
なんと喰らったら最後、プロトバハムートの大いなる破局と同じ999999ダメージを食らってしまうため100%カット推奨。カット手段を持ち込み忘れた場合は次のHPをトリガーにした特殊行動まで足を止めるのもあり。
また、グランデ自体は麻痺耐性は余りないため、麻痺で嵌めて素通りさせるのも有効。

そして体力が45%を切ったらついに合体し、ジ・オーダー・グランデとの戦闘となる。この時の召喚演出は召喚石と全く同じで、凄い顔で首が凄い角度を向いていてかなり怖い。
数ターン経過後にデバフやダメージを与えるフェイトルーラー、HPを1にしてしまうコンジャクションなどとても強力な技を使うため全滅しないように気を付けたい。
特にコンジャクションを使われ、さらにジ・オーダー・ワイバーンが全体攻撃の特殊技を使える状態であれば超高確率でフロントメンバーが壊滅してしまうので、どうにか工夫してしのいでいきたい。


降臨、調停の翼HL
2019年12月19日アップデートで満を持し追加されたHIGHLEVELマルチバトル。
参加条件はRank150以上、自発素材は万象の蒼角となっている。
倒すとコスモスシリーズの上限解放に必要な「蒼翠の結晶」をドロップする。
バトルの難易度は必要Rank相応に高く、下手を打つと失敗すら有り得る。
また、このバトル用に新録ボイスも追加されており、バトルBGMを歌うのは『NieR』シリーズでおなじみのEmi Evans氏であり通常グランデ戦のアレンジとなっている。

通常のグランデ戦と異なり、属性は無属性扱いで取り巻きのワイバーンもいない。HPゲージはグランデの1本だけ。
その他にも、開幕から永続フィールドがセットされており「バトルメンバーの属性が多いほど与ダメージ上昇」効果がプレイヤーサイドに付与される。恐らくは召喚石の方のグランデを意識したものだろう。
2属性混合パーティーの場合天司枠で与ダメージが15%上昇し、3属性の場合は45%、4属性の場合75%上昇とかなり上昇幅が大きく、火力が期待できない場合は属性混合のほうが火力が出るという報告もある。
また、不可視のフィールド効果のようなものでHP25%以下のキャラがターン終了時に1人でもいる場合は「調停Lv」が1つあがる。
このLvが上がりすぎると後半戦で大変なことになる。

注意点として、全ての形態共通で特殊行動を発動させてもCTはリセットされない。タイミングが悪いと連続で特殊技が発動することもある。
グラビティが効くHP帯が非常に限定されているため特殊行動の遅延が困難であり、全形態共通で通常攻撃の属性が全属性ランダムとなっている。
出来るだけ高HPを維持して挑みたいため防御を固めたいが、逆に火力がないとそれはそれで地獄となる。

滅する、空星の狭間に去ね!

HP100%~76%までは通常の人型形態。プリズムヘイローも使用してくるが、対処法は通常版と同じ。
  • バイセクション
OD以外での特殊技及びHP95%時の特殊技。ダメージが微々たるものなので脅威度は低い。
  • スピンスラッシュ
OD時の特殊技及びHP85%で発動。
現在HPが最も高いキャラに最大HP6割の無属性ダメージを与え、更に2ターン気絶デバフ付与となっており、。体力が削れているとこれで1人退場するか調停Lvが上がってしまう。

いいだろう
来たれ!調停の翼よ!!

HP75%で形態が変化し、調停の翼が登場。ここからが正念場となる。
  • ストラトスフィアー
全体HP3割の無属性ダメージかつ全体に3ターンの虚脱効果。もう一つの特殊技である「サンダー」に比べるとほんのジャブ。
  • サンダー
OD及びHP60%時の特殊技。現在HPが最も低いキャラに光属性多段ダメージ。その内訳はなんと約2000ダメージx20回。カットしていない場合はよっぽどHPが盛れて無ければこれで1人また退場する。
そしてターゲットとなったキャラが「サンダー」の途中でHP0になると次にHPが低いキャラにターゲットが移る。
OD時のものは特殊行動として発動するがこちらは1000x20とやや有情。それでもできればダメージカットの準備をしておくか、HP全快状態で通過したいところ。

万象一切塵に帰す。劫末の輝きの中、己の罪を知れ!

そしてHP50%で再び形態変化。いつもの見慣れた形態となるが、殺意の高さは通常版の比ではない。付与していたデバフが一度リセットされるため、デバフの掛け直しは必須。
特殊技はHPトリガー及びグランデのHP依存で変化。更に通常攻撃がここから常時全体がターゲットとなる。
  • オポッジション
41%までの特殊技。全体に光属性約15000のダメージだが、他の特殊技に比べたら有情であるグランデ自身に3ターンTA率上昇バフ付くけど
  • レイストライク
形態変化直後に駆け付け一杯宜しくぶっ放す。4番目のキャラにHP100%ダメージ。つまり当たると死んで「調停」Lvが上がる。
ガッツやフュンフで対処は出来るが、もし「レイストライク」で脱落した場合はエリクシールを使おうが復活不可能。戦闘終了までそのまま退場となる。
おまけに次のターン中に回復出来なかった場合、この形態のグランデは全体攻撃がデフォルトとなるためそのまま戦闘不能になりかねないのでポーション等の回復手段は確保しておきたい。
更にHP40%でCTがMAXになったと思いきや、HP40%~26%帯は特殊行動が1つに絞られる。
  • コンジャンクション
森羅万象、開闢の暁光!その身に受けて白灰となれ!!

いつものコンジャンクションである。しかも通常時OD時関係なくこれ。
HP25%以下になると「調停」Lvが上がる状況でHPを1にするため、確定で「調停」Lvがあがる。しかも50%以降は常時グラビティ無効でグランデのCTは2しかないため連発の危険性大。
不幸中の幸いでスロウは効くためなんとか遅延しつつ受ける回数を減らすか、形態が変化するHP25%まで一気に削りきってしまわなければいくら回復しても追いつかない。

そして……


認めよう
お前達は『世界の敵』だ

これにて、混沌に終焉を告げん

HP25%を切ると「調停者」にいよいよ『世界の敵』認定を下されて最終形態へ。
「世界に生きる生命の温かな願い」によって生み出された「調停者」が、進化を促し世界を掻き乱す「特異点」と相容れる筈がなかった。
髪を逆立て、両手に蒼き剣を携えた調停者との戦いが始まる。ここからがウィニングランであり本当の地獄だ。
この形態へ移行する際もデバフがリセットされてしまう。再びデバフを掛け直すか、トールの持ち込みが必須となる。
そしてこちらへの殺意が伝わる程の特殊行動が盛り沢山。前の形態に比べてCTが3となるので気休め程度には精神的に楽となる。
  • ラストウィッシュ
数多の生命の光を見届けよ!

通常時の特殊技。全体に無属性15750の固定ダメージを与えつつ、自身に個別3ターンの攻防バフを付与。
コンジャンクションの乱打で回復手段を削られている状態でぶっ放してくるため、更にHPと回復手段が削られるよ殺ったねたえちゃん!!
  • アウトバースト
世界に仇なす傲慢、我が蒼き意志を持って断罪する!

OD時の特殊技。無属性を含む全属性多段ヒット攻撃であり、最後のターゲットに対しディスペル。
普通に考えればカットなしで受けると大惨事に繋がりかねない技だが、他の殺意が高すぎて相対的に優しく見える。
  • ガンマ・レイ
天地万物終焉の落暉!明けぬ極夜の贄となれ!

HP25%、10%時の特殊技。「調停」Lvで威力が変動する無属性割合ダメージ。
割合は2つの発動タイミングで若干異なり、25%時は「調停」Lv1で最大HP15%分のダメージを与え、Lvが1つ上がるごとに15%ずつ上昇。Lv5で最大HP75%分のダメージとなる。
10%時は「調停」Lv1の時点で最大HP20%ダメージとなる。つまりLv5時のダメージを無策で受けると間違いなくフロントが吹き飛ぶ。
ここまで只管25%以下に押し込もうとする特殊行動を連発してくるため、凡そ「調停」Lvが上がった状態で食らってしまう可能性が非常に高いのも厄介極まりない。
因みに先の形態の「レイストライク」で4番目のキャラが綺麗に吹き飛ばされた場合は「調停」Lvは上昇しない。なにせHP0%でターン終了時には消え去っているので……
残り10%で大量の「勝利を信じて!」のチャットが飛んできた場合は、そういうことである。南無三。



以上、ここまでがジ・オーダー・グランデの説明である。
神バハが元ネタじゃない完全なオリキャラであるジ・オーダー・グランデに興味を持った騎空士は多い、
そしてある日、朝日新聞にグラブルで使用可能なキャラの全てが一面に載った広告が掲載されるがその中にはグランデの姿があった。
立ち絵も全く新しいものであの恐ろしい形相ではなく穏やかな優しい表情をしていた。
誰もがグランデのプレイアブル版実装フラグかと思った。





その通りだった。




プレイアブル化


私は世界の意思だ 世界の均衡を護る者だ





ゾーイ


レアリティ:SSR
属性:光
タイプ:バランス
種族:星晶獣
年齢:不明
身長:157cm
趣味:何かを学ぶこと
好き:人間、世界、パイ
苦手:渾沌
CV:小清水亜美


なんとグランデがゾーイという名でキャラとして実装された。石として使ったり敵として戦ったりしたグランデが実装されたことでSNSでは大騒ぎとなった。

歴史を変える星晶獣、アーカーシャが世界の均衡を乱すものと判断したジ・オーダー・グランデが現界、空の世界へ受肉した姿がこのゾーイである。
アーカーシャを止めようと奮闘している主人公やビィ、ルリアたちに近づいてともに戦うと約束し、騎空団の一員となった。
また、受肉してからそれほど日が経ってないせいか空の世界の文化も知識だけはあるくらいでほとんど何も知らない状態。
そのためかなり好奇心旺盛でありとにかく色々やってみたがる性格をしている。かわいい。主人公達との邂逅時にワイバーン達にも名前が「ビィ」「リィ」と付けられた。
かなり食い意地が張ってあり、かき氷に焼きそばにおせんべいに餅にチョコにカレーetc…とにかく色々食べており、中でもアップルパイが一番の好物である。
どれくらい好きかというと「人間」「世界」の次に好き。
しかし彼女はあくまで世界の味方であり、人間の味方ではない。そのため、もし世界を守るために人間を倒すことになったら、ゾーイと戦うことを団長と約束をした。
それくらい世界を大事に思っている。あくまでも世界の均衡の維持が第一であり、主人公を含めた人間たちはどうあっても第二。

以上がゾーイのフェイトストーリーだがこのフェイトを全て見た人は恐らくあまりいないだろう。
このキャラの入手条件はガチャではなく特典、しかもVISAカードの特典であり発行、加入することでゾーイのシリアルナンバーが手にはいる。
これには全騎空士が大激怒、VISAカードの発行、さらにリボ払い必須であるため下手したら借金を背負うことになりかねない(リボ払いの詳細は各自ググってください)。
リボ払いをしないと手に入らないキャラであるため、悪魔の契約しないと取れない女やリボゾなど不名誉なあだ名がつけられた。
現在はリンクスメイトというサービスで入手できるためVISAを発行してまで手に入れる必要はなくなった(それでも外部サービスの加入が必須であるため面倒なのは変わりない)。

そのためせっかくのキャラグランデ、ゾーイが実装されたのに入手できず涙目になった騎空士が大量に出現した。しかしその4か月後…






調停者としての立場を忘れてしまうほど、君と過ごす日々は、暖かく、楽しいよ


ゾーイ(水着バージョン)

レアリティ:SSR
属性:闇
タイプ:特殊
種族:星晶獣

なんと前代未聞の速さで季節限定の水着バージョンのゾーイが実装。通称水着ゾーイ、または水ゾ。

初出は公式Twitterで足だけ発表された。当初は褐色だけでもメルゥ、ネモネ、クロエ、ユーステス等がいたため、色んな騎空士が新水着キャラを推測した。
ゾーイを挙げる人ももちろんいたがあまりにも早すぎる実装であるためかないだろうと思う人もいたがなくはなかった。
鎧で圧迫されていた分が解放されたかのような豊満な胸と頭に付けた花の髪飾り、褐色肌をより引き立てている白い水着、何から何まで可愛い立ち絵で登場した。
上限解放絵はビニールでできたような調停の翼に乗ったゾーイが波に乗って海を楽しんでいる絵になった。かわいい。
(ちなみに当初は調停の翼に乗りながら股を広げ楽しむ画像になるはずだったがM字開脚に見えるため没になった)
これにはVISAに入りたくなくゾーイを諦めた騎空士たちも大歓喜した。
しかし…この水着ゾーイもリボゾに負けず劣らずとんでもない騒ぎを引き起こした。


レゾルーション
使用間隔:9ターン(初期)
初期 Lv55 敵に弱点属性ダメージ/自分のHPが少ないほど攻撃が大きくUP ◆自分のHPが少ないほどダメージUP

コンジャクション
使用間隔:16ターン
味方全体のHPを1にする/1ターンの間被ダメージ無効/4ターンの間HP吸収効果付与

サンダー       
使用間隔:6ターン
敵全体に闇属性ダメージ/ランダムで弱体効果(180秒)

1アビはただのダメアビであり、3アビは弱体効果を持つがランダムであり安定性がない。
問題は2アビのコンジャクション、これはグランデのマルチバトルで披露されたコンジャクションと同じ効果である。
唯一違うのは最初だけ無敵効果があるのと4ターンHP吸収効果があること。

このアビのおかげでHPが低いほど強くなる背水効果が真価を発揮、背水スキルを持つ武器が編成にあればどの属性にも入る魔性の女と化した。
2アビを押すだけで攻撃力が最大になるため、マルチバトルで貢献度をとにかく稼ぎまくり、古戦場でも猛威を振るうレベルにもなった。
しかし、そんな性能だが夏だけの期間限定であるため、闇が強くなるためのキーキャラなのに1年経たないと手に入らないという状態になってしまった。

そのため、例外的な措置として正式にリミテッドキャラとして登場することとなり、グランデフェスで水ゾが出るようになった。
季節限定キャラがリミテッドキャラになるのは水ゾだけであり、それほど水ゾの性能が異常であることを物語っている。

世界の均衡を防ぐどころか環境の均衡を破壊しつくしてしまったため、とうとうグラブル公式は新たなマルチバトルやソロバトルに属性耐性を実装した。
これであらゆるマルチを闇で無双する展開がなくなった。そしてこの件のせいでグランデ編成もなくなった。


つまり、ジ・オーダー・グランデを使い物にならなくしたのは他ならぬゾーイ自身だった。
きゃあ!自分ごろし!


今は背水の逆バージョンのスキル、HPが多いほど強くなる渾身スキルを持つ武器が増えてきたため、水ゾ一択でやる必要もなくなってきている。
コンジャンクション最大の難点は演出の長さ。MVP争いでは影響が出るレベルで長く、リロードしたほうが早いという意見もあるほど。
(ただし、闇の渾身編成は作成難易度は恐ろしく高く、同一のリミテッド武器が複数必要である)
HPが1になることから背水装備が整わない初心者向きの性能というわけでもない。

それらの点を踏まえても、現在でも全属性中でもトップクラスのキャラ性能を持つ闇属性の中でなお最上位に位置する性能といえる。


フェイトストーリーでは初めて見る海にはしゃぎ、泳いだりサーフィンを楽しんだりライドフロートという乗り物の大会に出場したり、かき氷や焼きそばを食べて喜んだり、
屋台にある食べ物全てを制覇しようと好奇心をフルに出していた。
同時に、可愛い女の子というものにあこがれており、女の子らしさがどのようなものなのか模索している。


十二神将の代わりを務めることになった代理巫女のゾーイだ、よろしく頼む



ゾーイ(イベントバージョン)

レアリティ:SR
属性:火
タイプ:特殊
種族:星晶獣


ゾーイが2018年正月イベント『年年歳歳煩相似たり』にて巫女服を着た姿。通称巫女ゾーイ、略して巫女ゾ。
イベント開催中にパーティーに組み入れて信頼度を100%MAXにすることで正式加入となる。
褐色の肌と白い巫女服が合わさってとても可愛い。上限解放はアニラ、アンチラ、マキラ、ヴァジラの象徴である動物たちがゾーイを取り巻いている。

暴走したジョヤが煩悩を世界中に降り注ぐのを見たゾーイが、海で遊んでいるのを中断し宇宙まで行きジョヤと戦闘、
戦闘力自体はゾーイが遥かに上だがジョヤは煩悩を持たないものでは止めることができないと気付いたゾーイが、煩悩とは何かを知るため、
また、ジョヤの煩悩を抑えるために十二神将たちに頼んで代理巫女になることにした。
ちなみに宇宙の存在は空の世界で知るものはほぼいないようで、発明家でもあるマキラですら空のその上まで行くことなんて考えられないほどスケールがでかいものだった。
どれほどかというと天司長となったサンダルフォンが四大天司の力をフルに活用してようやく到達できるほどである。
そこまでしないと行けない宇宙へ簡単に到達できるゾーイ(とジョヤ)はあまりにも規格外である。

初めはジョヤを止めるために煩悩とは何かをゾーイなりに学ぼうとしたが、十二神将たちの煩悩を止める姿やアオイドスとバクラのデュエットを見たことで、人にはそれぞれ特化した役割があることを知り、煩悩を止めるのは十二神将たちに任せ、ゾーイは覚醒しジョヤを宇宙から空の世界に叩きつけるという力技で止めることを選んだ。

イベント終了後は時々巫女服に着替え、ヴァジラや十二神将のお手伝いをしている。
「福を授けたいのだが、何かしてほしいことはあるか?」「困っている事があれば遠慮なく言って欲しい。」に邪な想像をした騎空士も居る。



水着ゾーイは持っているけどリボゾは持ってない人、または鎧以外の服が見て見たいという人、ただ単純にゾーイが好きな人からは大好評な無料スキンであり、これで夏でも冬でも年中水着を着る必要がなくなった。(上着を纏った『オフェンス・オブ・コスモス』も存在したが有料スキン。後にイベント「星の獣のレゾナンス」でVISAカード特典バージョンにそっくりな『調停者の使命』も追加され選択肢が増えた。)









きっとこれは世界にとって良くないことなのだろう
世界を守るために戦うのではない。……私をゾーイにしてくれたみんなのために戦うのだから



ゾーイ(ガチャバージョン)

レアリティ:SSR
属性:光
タイプ:バランス
種族:星晶獣
年齢:不明


ついに限定でもイベント配布でもリボでもない、通常ガチャで出るゾーイが登場。別名銃ゾ。
得意武器も剣から銃に変わっており、魔力が高まったおかげでドラゴンの数も増えている。
イベント時に覚醒し、宇宙空間で行われた超常の砲撃戦でジョヤを圧倒、以後もその姿で維持している。これは、ゾーイが人と長くいたおかげで気持ちが変化した意味を込めている。
SDも非常に凝っているが、立ち姿とや銃と盾の形状といい、サーベルとしても使えるライフルといい、奥義演出といい、上限解放時の立ち絵といい完全にΖガンダム


銃ゾのフェイトで明らかになったが、ゾーイは星晶獣ではあるが星の民が作った人工的なものではなく、
空と星の人々の世界を守りたいというあたたかな願いが集まって生まれた星晶獣であることが判明した。そして生まれた瞬間世界を守るためにずっと戦い続けた。
以前のゾーイは銃を使うのには何の抵抗もこだわりもなかった、しかし団長たちと長い間過ごした結果、いつしかこだわりを持つようになり、
銃による一方的な蹂躙を行うことに苦手意識を持つようになった。そしてこういった気持ちの変化により、後にゾーイを恐怖させるほどの選択がゾーイの前に迫られる。



ガンマ・レイ
光属性ダメージ(特大)/バリア効果(2000・2ターン)

コンバージェンス
ターゲットに関わらず2回光属性ダメージ/効果中必ず連続攻撃/敵対心大幅UP

レイストライク
敵に4~5倍光属性ダメージ/回避率UP◆回避時追加効果:敵に光属性ダメージ

ラストウィッシュ
敵に光属性ダメージ/光属性キャラ全体を特殊強化(攻防UP)/HP吸収効果付与(上限1000)※使用可能:5ターン後

性能はアビリティ全てがダメアビであるのが特徴。
回避に特化しており、ターン数が経過するほど回避率も高くなる2アビとリミアビも合わせるとその効果はとんでもなく上昇し、
大いなる破局を素で喰らってもゾーイだけは平然と立っているということも可能になる。

そして一番強力なのはラストウィッシュ、余裕で減衰まで届くだけでなく、条件が合わされば300万も行くことも不可能ではない。
さらにリミキャラや限定キャラをも凌駕する攻防、回復バフを持っている。
バフ性能は破格の100%。使用するだけで火力は劇的に上昇し、防御力も素受けで半分程度までダメージを軽減。
さらに吸収効果のおかげで5ターンの間、攻撃するたびに1000回復する。
おまけにどんなことがあっても絶対消えないという攻撃だけでなく防御にも特化したアビである。
これを凌ぐ効果を持つバッファーはリミロゼとコルワくらいであり、両者ともバフ管理がとても大変なキャラでしかも風属性。
そのため、純粋な光属性でゾーイのラストウィッシュを凌駕する性能を持つバッファーはいない。
欠点は5ターンの使用制限がある上にクールタイムが12ターンと長いことだが、回復アビや強化アビをゾーイにかけることでどちらも短縮が可能となっておりフュンフと組み合わせることで無敵の要塞が出来上がる。

かなり防御寄りな性能をしているおかげで、とにかくダメージが痛くバフも消しまくる超難関マルチであるアルティメットバハムートHやターンスキップでクールタイムを減らしてくれるアーカーシャでたくさん利用されている。
リボゾフェイトで語られたアーカーシャを倒すという願いが叶えられてよかったね!ゾーイちゃん!

他作品への出演

shadowverse

「さて、刃を交えようか」

同社のDCG「Shadowverse」のグラブルをテーマとしたカードパック「Brigade of the Sky / 蒼空の騎士」にてカードおよびリーダースキンとして実装。
ドラゴンクラスのフォロワーカードおよびスキンとして実装されている。
また、第4弾構築済みデッキにはプライズカード「竜の託宣」がゾーイのイラストとなったものが収録されている。

コスト 11 ドラゴン レジェンド
7/6 疾走
アクセラレート 1; カードを1枚引く。コスト10、攻撃力6/体力5のアクセラレート を持たない大いなる調停者・ゾーイ1枚をデッキに加える。
ファンファーレ 自分のリーダーの体力が1になるようにダメージを与える。次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーは「自分のリーダーへのダメージは0になる」を持つ。
「この世界から跡形もなく消し去らん!」「ついてこれるか?」

イラスト自体は特典版の剣ゾーイをイメージしたものだが、カードとしての性能はどちらかというと水着ゾーイのコンジャクションに近い。
流石に強すぎるためか回復効果はオミットされているものの、HPを1にして1ターンの間被ダメージ無効という効果は忠実に再現されている。
欠点は元のコストが11であり、別のカードでコストを下げるかアクセラレートでコストと性能が少し下がったゾーイをデッキに加えてドローするかしないと使用できない点。
また、HPを1にするため本家の水ゾ以上に押し切れる算段が整っている状況で出さないと唯の自滅となってしまう。




えげつない加入方法を用意されたり環境の均衡を破壊したりいろいろ問題になったゾーイだが、
ゾーイというキャラ本人はとても可愛いので持っている人は推しキャラに設定したりたくさん愛でておこう。



世界の均衡を防ぐために、私は追記・修正をする!

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最終更新:2023年01月23日 23:49