爆丸バトルプラネット

登録日:2019/04/13 Sat 21:47:21
更新日:2024/04/25 Thu 17:34:55
所要時間:約8分で読めます




概要

「爆丸バトルプラネット」とはタカラトミーが発売している玩具「爆丸」を題材としたアニメである。
2019年4月から2020年3月までテレビ東京系列にて月曜夕方5時55分に放送された。

爆丸をテーマにしたアニメは「爆丸バトルブローラーズ」、「爆TECH!爆丸シリーズ」に続き3作品目であり実に7年ぶり。
また、日本より先にアメリカにて2018年12月からテレビアニメが放送されている。

世界観及び登場人物は前2作とは完全に異なっており、爆丸の扱いやその性質も大幅に変更されている。

2020年4月から、直接的続編となる「爆丸アーマードアライアンス」をWeb配信で展開する。

あらすじ

少年少女で結成された動画投稿グループ「オーサム・ワン」が12年前に起こった謎の現象「グレート・コリジョン」についての調査動画をその発生地にて録っていた時、世界中で突如それと同じ現象が発生。「爆丸」がこの世界にばら撒かれ、多くの人々の手に渡った。

オーサム・ワンも各々の爆丸を手に入れて「爆丸ブローラー」となり、動画投稿の傍らで数々の爆丸バトルを経験していくことになる。
一方、爆丸の力を悪用する謎の集団も現れ、不穏な空気も流れ始める。

登場人物

オーサム・ワン

ダン・クーソー
CV:高橋李依
本作の主人公。一人称は「俺」。相棒爆丸はドラゴノイドとシンディウス。
チームのリーダー的存在であり、常に好奇心旺盛で何事にも積極的に向かって行く熱血漢。
一方で中二病感漂うマグナスの言動に呆れ半分に困惑する等、感性は割と一般的。
精神面はまだまだ未熟で調子に乗りやすいのだが、自身の行いを反省し、次に繋げることが出来る成長性も持つ。
グレート・コリジョンが起こった日に生まれている。両親は共働きであり、食事の費用を貰っている。
バトルスタイルは自ら積極的に攻めていくのが基本だが、咄嗟の判断んで他者の戦法を真似て見せる等、機転の利く一面もある。

ウィントン・スタイルズ
CV:福島潤
一人称は「僕」。相棒爆丸はトゥロックス。
アフロヘアと赤縁眼鏡が特徴。
気さくな性格でダンとは良きコンビ。その一方でダンよりも幾分冷静。
頭の切れる頭脳派であり、手のかかったいたずらを仕掛けることもしばしばあるらしい。
当初はトゥロックス達を標的にしたドッキリ動画を投稿しており、チームの主戦力動画であったが、
笑い者にされることを嫌った相棒と一度大喧嘩に発展したことが原因でそれ以降はドッキリ動画の投稿を自粛するようになった。
バトルスタイルもそんなアイデアマンな一面を生かして奇襲をかけることを得意としている。
空腹になると非常に不機嫌になり、その姿はダンすらも恐れる。

リア・ヴェネガス
CV:赤﨑千夏
チームの紅一点。相棒爆丸はペガトリクスとゴーシオン。
動画の撮影及び編集担当。機材には小型のドローンを用いる等の本格派。いつか本物の映画を撮影することが夢。
チーム一番しっかり者であり、熱くなると暴走しがちなダンをウィントンと共に制止することが多い。
母・ヴェロニカは有名なテレビレポーター。

シュン・カザミ(カザミ・シュン)
CV:内山夕実
第5話から登場。一人称は「僕」。相棒爆丸はハイドロス。
日本人であり、オーサム・ワンの動画に憧れて父の反対を押し切り日本からはるばる旅立ってきた。
引っ込み思案で口数は少ないが、爆丸に対する情熱はダンにも負けないぐらい熱い。
恥ずかしがり屋であり撮られるとつい物陰に隠れてしまう。

ライトニング
CV:金田アキ
ブルドック。何処から来たのか、普段何をしているか等その正体は一切不明。
ライトニングとは御存知の通り稲妻を表す言葉だがダン曰く「稲妻みたいに速くないし容量も悪い」らしい。
実際自分の尻尾を餌か何かと間違えて延々追いかけて目を回す等の間抜けな一面もあるが、爆丸バトルが出来る程の知能を持つ。
相棒爆丸はハウルカーとアーチュリーン。

謎の集団

マグナス
CV:梶川翔平
相棒爆丸はニリアス、ヴェマム、ファンゴル。
黒いコートを纏い左目を仮面で覆い隠している謎の青年。
常に冷静沈着。何やら爆丸に秘められた力について深く知っているらしく、オーサム・ワンには彼らとの初対戦後に「これ以上下らない動画をネットにアップするな」と警告した。
しかし、「運命」等のやたら仰々しい言葉を使う等の傍から見れば中二病患者にしか見えない言動から彼らには余り気にされていない。
また、様々な姿に変装してダン達に近づく等、雰囲気の割に行動は結構コミカル。

エーイ
CV:市川蒼
相棒爆丸はマントノイド。
常に不敵な笑みを浮かべている不気味な不良少年。
爆丸を完全に道具扱いしており、強盗に使う等何をしでかすか分からない危険な雰囲気の持ち主。
不良集団「EXIT」を従えている。
好物はチョコシェイク。

リオット
CV:紫田芽衣
相棒爆丸はマクスタウラー。
ゴスロリ衣装を身に纏い、雑に縫われた顔の兎のぬいぐるみを持った少女。
大金持ちの娘。我儘で自己中心的な人物であり、フィールドを操作して相手を妨害したり、都合が悪くなったとたんに約束を違える等卑怯卑劣は当たり前。

ストラタ・ザ・ハンター
CV:奈良徹
水色のモヒカンとゴーグルに無情ヒゲが特徴の筋骨隆々とした男。
他人の爆丸を奪っては売りさばく「爆丸ハンター」。
大人故に爆丸を操ることは出来ないが、爆丸を狂暴化させる銃を腕に装着しており、それで他人の爆丸を操って戦う。
また、相手の心理に揺さぶりをかけて作戦をより円滑かつ順調に進むよう暗躍する等頭も切れる狡猾な面もある。

爆丸

本作ではそれまでと違い、台の上から指でシュートするのではなく、投球するかの如く「ブロー」することでポップアップする。
普段は通常時の爆丸とほぼ同じ大きさだが、爆丸バトル時には人間の数倍の大きさにまで巨大化し、現実世界に甚大な被害を及ぼしかねない程の戦闘能力を手に入れる。
尚何故か子供にしか操れない。

ドラゴノイド
CV:武内駿輔
ドラゴン型爆丸。通称「ドラゴ」。
常に威厳に満ちた雰囲気を持ち主な一方で、人間界について疎いが故のボケをかますこともある。
些細な事で口喧嘩になっる等の小競り合いこそあれど、ダンとは良き相棒同士。

トゥロックス
CV:堀江瞬
ティラノサウルス型爆丸。
慎重な性格だが、相棒同様に頭が切れ、相手の癖や地の利、技の特性を生かした頭脳戦が得意。
一度は、ドラゴ、シンディウス、ゴーシオンの三体を同時に相手にとって勝利したこのある隠れた実力者。

ペガトリックス
CV:名塚佳織
ペガサス型爆丸。

ゴーシオン
CV:拝真之介
ゴリラ型爆丸。
有事の際には常にリアを守ろうとする彼女のボディガード的存在。

ハイドロス
CV:市川蒼
ライオン型爆丸。
どんな時でも常に冷静であり、シュンのことを常に思いやっている。

ハウルカー
CV:神原大地
ケルベロス型爆丸。
寡黙で多くを語らないクールな性格。

アーチュリーン
CV:柳田淳一
ロボットの様な姿の爆丸。
常に敬語で話し、一見すると高貴や優雅さを感じさせるが、実際はかなりのいたずら好き。
ハウルカーにいつもちょっかいを掛けるが、決して不仲では無い。

シンディウス
CV:村上裕哉
騎士の様な姿の爆丸。
正々堂々とした戦いを好む武人肌の持ち主。
嘗てはガキ大将・マルコの爆丸であったが、自身を下僕扱いする上に卑怯・卑劣当たり前のバトルスタイルを嫌いダンに寝返った。

ニリアス
二つの頭部を持ったドラゴン型爆丸。
勝利よりも殺戮と破壊を好む狂暴な性格。

ヴェマム
蜘蛛型爆丸。
口から糸を吐いて攻撃する。

ファンゴル
コブラ型爆丸。

マントノイド
カマキリ型爆丸。
エーイが操る個体は黄緑であり、EXITのメンバーも色違いの同型機を操る。

マクスタウラー
牛の頭と人型の体を持つ。
ゴーシオンに匹敵するパワーを誇る。

その他用語

グレート・コリジョン
物語開始12年前に起こった謎の現象。
世界中で深夜0時に色とりどりの花火の様な閃光が巻き起こったが、実害は何もなく、そのすべては未だ解明されていない。
...が第1話で酷似した現象が起こった結果爆丸が生まれた為、間違いなくそれがからんでいるのは確かであると推測される。
発生時には一切の電子機器が使えなくなったが、発生が終わった際には問題なく復活している。

ドロームアップ
爆丸ブローラーの「ドロームアップ」の掛け声と共に爆丸バトル用の特殊空間が展開される現象。
空間内で壊れたものはバトル終了と共に空間が閉じた後修復される。

爆コア
ドロームアップで展開された空間の床に現れる様々な色に輝く六角形のタイル。
爆丸に投げつけることでその爆丸の更なる力や必殺技を解放できるが、その爆丸に対応した色のコアでなければ意味をなさない。

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最終更新:2024年04月25日 17:34