Fake!(ホムンクルス)

登録日:2019/09/01 Sun 00:06:48
更新日:2021/08/19 Thu 18:09:22
所要時間:約 9 分で読めます




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処女…もらってくれたら もうつきまとわないから…







『Fake!』はワニマガジン発行の『COMIC快楽天 2010年2月号』に掲載されたエロ漫画
作者は「ホムンクルス」。この作品は2011年6月3日*1に発売された単行本『はじらいブレイク』に収録された。


【概要】

主人公がある理由が原因で男嫌いを拗らせた年下の従妹と恋人をフリをする事になる話*2
ホムンクルス氏によると「ヒロインである可憐はツンデレの一単語だけですべてをイメージしたキャラクター」となっている。

【あらすじ】

とある大学で男の大学生の視線を集める金髪の美人、木更津可憐は帰国子女でこの大学に編入することになった。
ほかの大学生と違い灰島巧は可憐の姿を見るや乗り気でなく、可憐も巧の姿を見ると恋人…の割にはギスギスした態度をしている。
それもその筈、可憐は留学先でナンパされすぎで男嫌いとなり、男が寄ってこないように従兄である巧に彼氏のフリをしているのだ。

しかし恋人のふりをするにしても両者とも嫌そうな表情をしており、口喧嘩もすることもしばしば。
可憐は普通に男たちと会話していたがフランス語でありったけ罵倒しており、それが面倒だから傍にいてと巧に頼んだのだ。
しかしさっきはゲンコツをかましたり、今度は頬を両側に引っ張ったりしているのか「フランスじゃそうやって人にものを頼むのか!?」と巧に悪態を突かれる。


違うわね…彼氏役をやらせてあげると言ってるのよ

お前は前世で絶対処刑されてるよ!!

いいから!!巧は黙って私の隣に座ってればいいの!


こうして巧と可憐の二人は恋人同士のフリをすることになるのだが、可憐の方は留学先で猛烈にナンパされるほどにモテていただけあってか、
巧は男連中からはやっかまれたり、とにかくいろいろな意味で痛い視線を集めまくったのだ。

【登場人物】

  • 木更津可憐
この物語のヒロイン。
帰国子女であり、先月帰国してから一歳上の従兄である巧の家に下宿している。
美人であり、留学先でナンパされたり、編入先の大学にいる男連中からモテている。
ただ、その美貌がが災いしたのか留学先で過剰なまでにナンパされており、その結果かなりの男嫌いになっている。

表面上では編入先の大学生の男連中と普通に会話しているが、実はフランス語でありったけ罵倒していた*3
ああいうのが面倒であるため、男が寄ってこないように従兄の巧とは傍にいるように彼氏のフリをしているが、やはり巧に対して好印象を持ってない。

巧からもその強気でワガママな性格から悪印象を抱かれており、ギスギスとベタベタなしまくりな関係に落ち着いている(?)。
そんな中、巧が自分のことを妹みたいなものと扱われてることを立ち聞きした時、どこかショックを受けてるようで―――
留学先は不明だが、使用している言語や巧の発言からフランスであることが推測される。

この物語の主人公。黒髪短髪の大学生。可憐から「たっくん」と呼ばれてる*4

可憐とは恋人同士のふりをしているが、彼女が強気でワガママなのか一緒に居るたびに嫌そうな顔をしている。
しかし男に全力で殴り飛ばして腕を痛めた可憐の手当てをするなど、決して嫌ってるわけではない。
アソコは包茎であるが、例のごとくエロ漫画では勃起するとかなりのサイズになる。

  • 巧の友人
巧と一緒に行動している大学生二人。短髪の大学生と黒髪ボブカットでメガネをかけた女子大生が確認できる。

【顛末】

夜中、灰島家で下宿している可憐は風呂上がりの後、夕食の時間だから巧を呼び出そうとするが、巧は誰かと会話をしている。

一方巧は、「可憐が勝手にまとわりついているから仕方なく恋人のふりをしている(意訳)」と言った電話を友人に会話しているが、
その友人からは巧の優しさから男嫌いである可憐でも灰島は平気な訳だとフォローしている。
しかし巧はあくまでも可憐からすれば従兄は男に入らないし、巧にしたって可憐は妹みたいなものに過ぎないと反論する。
そして、それを聞いてしまった可憐はどこかショックを受けたのかその場を後にし……

翌日、可憐が自分の携帯に出なくて参っている巧だが、友人は慌ただしい様子で巧を呼びつけていた。
どうやら可憐がさっきから男達に絡まれているようだが、可憐がその男の一人を殴打した。
これには友人も「お前いらねーんじゃ…」と驚くが、巧はそんなことお構いなしとそのまま可憐のもとに駆けつけ……

帰宅した可憐は巧に包帯を巻かれて手当てを受けている。どうやらグーで全力で殴った結果、腕を痛めたようだ。
可憐は巧を突き放そうとするが、巧はツンケンながらも自分を心配してくれる。だがそれはあくまでも妹だからかと憂いの表情を浮かべる可憐。

巧は可憐に一体何があったのかを聞き出した。普段なら巧を除いて、男連中に揉み合いになるという無茶をしないはず。
可憐は小声で答える「彼氏をバカにされたから」と。そして可憐は巧に言い放つ「私とエッチしてよ」と。

それを聞いて仰天した巧の目の前で可憐は服を脱ぎだした。性行為が気持ちよかったら今まで嫌いであった男の子を好きになろうとする。
そして処女もらったらもうつきまとわないと、あの時の会話を踏まえて巧に告白して巧の服を脱がしていく可憐。

初めて見る巧に陰茎に顔を赤くしながらまじまじと見た可憐は先端を舌で舐めるとソレは段々と大きくなっていた。
可憐は巧の静止を聞かずに陰茎を自ら加えていくが、その太さは可憐の顎が外れてしまいそうであった。

巧は可憐に陰茎を口で扱かれて変な声を上げるが、彼女はそれを可愛いかもと心の中で思いながら陰茎を丹念に舐めていた。
そうするたびに可憐は自分まで熱くなってしまい、匠の陰茎から激しい勢いで出てきた精子を顔中に浴びてしまった。
このようなことをしでかした巧は可憐に謝るが、彼女は精子を飲んでいった。

そんな姿を見た彼は可憐にくちづけを交わした。彼女の顔が精子まみれでありながら。
可憐の乳房をわしづかみにし、乳首を吸い尽くしていく巧は言い放つ。


とにかく可憐がかわいくてっ!!

かわいくてっ…可憐のからだ全部なめたいっ

っな…によそれ きっ…もちわる…


可憐を求めるがあまり思わず変態じみたことを言ってしまった巧に悪態を言いつつも、本当は「きもちいいっ」と満更でもなかった。
下着を脱がせたあと巧は可憐の秘部を広げ、それを舐め回していく


毛…なかったのにな

い…いつの話してっ…っ やめ…てよバカぁ…!

(なめてっもっと…っ)


口では嫌がっているが、本当は巧にクンニして欲しいと思っている。
表情とセリフが一致しないが、その意味合いは全く異なっていた。
時間が経ち、舌を絡ませ合った巧と可憐は本番を始めようとする。


いい…か?

きかないでよバカっ…

ごっ…ごめん

(きまってるじゃないっ)


巧のアレを挿入されることを望んでいるが、恥ずかしがって素直になれない可憐。
可憐の膣内に挿入していくと、両者とも気持ちよさのあまりに快感を覚え、それを示すかのように可憐は口を開いていく。


やさし…くっして…よっ

言われても…僕も初めてでっ


可憐のみならず、巧も性行為するのはこれが初めて。可憐はそんなのを知らないと言いつつも、嬉しく思った。
腰を動かしていく巧みだが、可憐の膣内がすごく絞まっていくことを自分の陰茎を通じて感じたのだ。
気持ちよくてつい声を出してしまう。下に自分にとって叔母にあたる巧の母がいるかもしれないのに。
巧の陰茎が膣内に擦れるたびに、お腹も頭も巧でいっぱいになった可憐。


あっ♡ あン♡ はっ♡ あ"っ♡ あ"っ♡ ひあ♡

あ"っン♡ あッ♡ ふあ♡ はぁ♡ あ"っ♡


激しく動かし、可憐と舌を絡ませあう巧は膣内に射精しそうになる。そして可憐ももう絶頂に至るが、膣内射精して欲しいと望んでいる。
可憐はヨガりながら膣内射精されてしまうが、巧に大好きと心の内に秘めながら。そして巧に何でもないと紅潮した可憐は誤魔化していく。

後日、巧の友人が窓際から一人机で俯いている可憐の姿を見かけた。このままではまた男どもにナンパされる。
でも心配ない。となりに巧がいたのだから。巧の姿を目の当たりにした可憐は涙ながらに抱きつき―――

巧の友人はこう語った。遠くから見れば、本物のカップルにしか見えないと。
……もうここまで来たら恋人の振りはやめて正式に付き合ったほうがいいんじゃないかな。二人とも。


追記・修正は男嫌いの帰国子女と恋人のふりをしてからお願いします。

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最終更新:2021年08月19日 18:09

*1 電子書籍版では2012年4月10日に発売。

*2 題名の「Fake!」とはそういう意味合いと考えられる。

*3 それを聞いた巧の友人は引いていた。

*4 当の巧はその呼び名を嫌っており、可憐も「好きで呼んでない」と逆上している。