SCP-1720-JP

登録日:2019/09/27 Fri 00:22:47
更新日:2022/09/01 Thu 20:21:26
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SCP-1720-JP - 自動車が文字通り自ら動く現象



SCP-1720-JPはシェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクトである。
オブジェクトクラスはEuclid。


概要

SCP-1720-JPとは、自動車が文字通り自ら動く現象である。ここまでどストレートなメタタイトルもあっただろうか。
化石燃料を燃料とする車両が短時間の間自律的に動作する現象であるらしく、自動車がほとんどだが
バイク、モーターボート、ディーゼル機関車でも時々起きるらしい。
起きるとまず勝手にエンジンが始動し、車体が揺れ、ライトが明滅し、空ぶかししたりする。
ちなみにいまの世の中、まだまだ全車両を完全にEV化するのは難しい*1ので、
この現象がここ数年で見られなくなるような事態には多分陥らないだろう。

この現象はサイト外で起きるわけで、しかも予兆があるわけではないので、
財団はあくまでこれらに関係するWeb上の投稿をBOTに監視させ、見た人に記憶処理をするといった対症療法しかできていない。

記録例

200█年██月██日、██市の有料駐車場の監視カメラの映像より抜粋。

<00:05> 駐車場の奥から二番目に[車種名編集済]が駐車する。中から30代男性と10代男性が現れて駐車場の出入口の方向へ歩き去る。

<01:07> 運転席が無人であるにも関わらず、[車種名編集済]のエンジンが始動する。

<01:16> [車種名編集済]が車体を揺らしはじめる。

<01:24> サイドミラーが小刻みに前後に動作し始める。

<01:29> ワイパーが動作し始める。

<01:45> [車種名編集済]のエンジンが停止し、全ての動作が止まる。出入口の方向から30代女性が現れて一番手前に駐車してあるダイハツ・オプティに乗車する。

<03:34> オプティが駐車場を去ってから20秒後、[車種名編集済]のエンジンが再び始動する。

<03:40> [車種名編集済]が再び車体を揺らしはじめる。サイドミラーとワイパーも動作を再開する。

<04:01> ヘッドライトが明滅を始める。車体の振動はより激しさを増している。

<04:11> 車体の振動は最大限に達している。ワイパー用のウォッシャー液が1秒に2回のペースで噴射される。

<04:35> ウォッシャー液の噴射が█回に達した時点で終わる。車体の振動が弱まり始め、サイドミラーとワイパーの動作は止まる。

<04:47> 車体の振動が収まる。エンジンが停止する。

<37:21> 車の持ち主が駐車場に戻ってくる。[車種名編集済]に乗り込み駐車場を去る。

<記録終了>

余談

本項目のタグは『性的』である。



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え、解説要ります?無粋じゃないですか?
…ああなるほど、このままじゃ単なる引用で相談所報告案件なんですね。
ということで、絶対蛇足だと思うけど解説します。

車はなにしてるのか

先に結論から言うと、「マスターベーション」である。
多分ウォッシャー液を出すところが人間で言うペニスにあたるのだろう。
でそこに刺激を与えるために車体を揺らしていたのだと思われる。

ところが女性が来たので一旦中断。
で、女性が去ったのでオナニーを再開したというわけである。

車だからまだそこまで騒ぎにならなそうだが、仮にこれが報告書の通り、ディーゼル機関車だとやばいこと間違いない。
なにしろディーゼル機関車の場合、脱線する可能性が出てくる。
一応、人が見ていないところでしか基本は起きないようだが、それでも車庫で大損害に繋がりやすいだろう。

にしても…車はなにをオカズにしてシコるんだろうか。ハイエースとか?フェラーリとか?



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最終更新:2022年09月01日 20:21

*1 まず発電所の問題が発生する。流石に全車両を電気で動かすには発電量が足りない。それと、燃料電池の材料の目処が現時点で十分量ついていないのである。