世界経済新聞社(ONE PIECE)

登録日:2019/10/03 Thu 21:54:28
更新日:2024/03/21 Thu 18:39:02
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この世界(フロア)を揺らすのはおれだ!!!

ウソか本当かじゃねえ!!! 新聞はエンターテイメントだ!!!


世界経済新聞社とは、漫画ONE PIECE』に登場する架空の新聞社である。
なお本項目では、同社の概要ほか関係者などについても触れることとする。



【概要】

荒くれ者共が海に蔓延り、秩序たる世界政府も度々キナ臭い動きを見せ……と、世間が荒れに荒れている『ONE PIECE』の世界。
そんな中で、日々移り変わる世界情勢や最新ニュースを伝えるべく、「世界経済新聞」(以下、略して「世経」)を発行している世界最大手の新聞社、それが「世界経済新聞社」だ。
設立は少なくとも20年以上前で、「世経」は東の海から果ては新世界に至るまで文字通り世界各地で読まれている
その情報網は強固かつ本物で、世界会議(レヴェリー)での議決結果や騒動、ホールケーキアイランドやワノ国での動乱、エッグヘッド内での騒ぎといったものすらすぐさま嗅ぎ付け、どこからともなく情報をすっぱ抜けるだけの収集力・コネクションを持つ。
また、海賊の指名手配書の印刷・配布も担っているが、載せる写真は新聞社側が選んでいる模様。

世界中にいるジャーナリストや情報屋から得た膨大な情報を元に発行された新聞は、カモメの配達員「ニュース・クー」によって世界各地で配達・販売されており、その読者数は恐らく世界最多。*1
島々間の渡航が困難で、気軽に使える通信・情報収集手段が普及していない作中世界では、一般市民のみならず四皇も含めた全海賊達、革命軍にとっても貴重な情報源である。
ドフラミンゴ「悪いが毎日新聞*2をさし入れてくれよ それで退屈はしねェ」という台詞を見れば、この世界における新聞という情報媒体の立ち位置が見えてくるだろう。


ただし、世界経済新聞社のポリシーは公正中立とは言い難い。


何故なら現社長のモルガンズの意向もあって、「世界最大のシェアと規模の情報インフラ」という重要な立ち位置を 全 力 で悪用しており世界政府からは独立した民間企業でありながら
  • 世界政府の支配を安定化させるプロパガンダの実行
  • 世界政府にとって不都合なニュースの隠蔽
  • 世界政府に有利に働く虚偽の報道
などの各種情報操作を依頼を受けて平然と行っているのだ。

……このように、ジャーナリストとしての矜持やリテラシーは皆無

ただ、ここまでなら「世界政府の狗」のように見える会社だが、決してそれだけというわけでもない。
世界を揺るがすセンセーショナルな話題があれば、世界政府の意向を無視して(時に誇張表現を交えながら)事実を改竄・隠蔽せず大々的に紙面に載せる事もあるなど、必ずしも単なる御用新聞とは言い切れない面も併せ持つ「面白さ」絶対主義!!
よって作中世界では、モルガンズの匙加減次第で世界中に伝達されるメディア情報がその意のままに動かされ、度々混乱に陥れられている。

とはいえモルガンズの悪名から、全面的に信用されていると言われれば否で、彼の本性を知る者からはゴシップまみれのタブロイド紙みたいな扱いを受けている模様。
なお、1053話で四皇2人が陥落した途端速攻で新生四皇を報道した辺りから、座が入れ替わった後の四皇の新しい面子を独断で決めて報道している説も浮上した……が、1058話で海軍が会議で新たな四皇を認定しているシーンが出たためこの説は否定された。


●『海の戦士ソラ』

世経の人気連載。
海上を自由に歩ける正義のヒーロー「ソラ」が、(海軍の象徴でもある)カモメと合体ロボをお供に従えて、悪の軍団ジェルマ66と戦う絵物語。なぜ実在の組織を敵にしたのか。

世界中にファンがおり、特に北の海出身者は誰でも知っているほどの人気の物語だが、劇中では「『海軍正義』という印象を植え付け、その正当性を市民に伝えるためのプロパガンダ作品」といわれてしまっている。
海軍が海賊から民衆を守っているというのもまた事実であるため、『海軍=正義』が単なるプロパガンダであると切って捨てることはいささか議論の余地がある。
とはいえ海軍には後ろ暗い面があるのもまた事実であるため、プロパガンダ性がある作品という評価が間違ってるとまではいえないだろう。

プロパガンダ性はともかくとして、基本的にいちSF作品としての評価もされているようで、海軍に思うところがある者や海賊にもかつての愛読者がいる(ロードレークホーキンスなど)。
また、敵役として描かれるジェルマに対してもファイアタンク海賊団のヴィトは憧れるなど、必ずしも全面的に嫌われるようには描かれていない模様。更に、ローはステルスブラックを見た際に聞かれてもいないのに「俺は正当な読者 ジェルマが嫌いだった」と読者としての拘りを主張しており、逆に言えば「ジェルマを嫌うことこそ正当な読者である」と主張する必要があるほど、悪役として描かれるジェルマの人気が読者間で高かったとも取れる。



【本社】

世界の何処かに存在するポット型の社屋。
気球と無数の鳥の力で空を飛ぶ事ができ、危険が迫った時には会社ごと移動して逃亡できる。まさしく色々な意味で「飛ぶ」というわけ。
1053話の描写を見る限り印刷施設も併設しており、本社だけで
新聞記事の執筆
 ↓
印刷
 ↓
配達
のプロセスを完結できる模様。


【社員・関係者】

モルガンズ


おれは守銭奴だが!!その前に“ジャーナリスト”だ!!

時にはウソで人を踊らせる活字のDJ!!何を載せるかはおれが決める!!!


本名:モルガンズ
役職:世界経済新聞社社長
異名新聞王(ビッグ・ニュース)
出身地:偉大なる航路
年齢:53歳
身長:305cm
誕生日:7月14日(新聞配達の日)
星座:蟹座
血液型:XF型(現実だとAB型)
悪魔の実:トリトリの実 モデル“アルバトロス”(動物(ゾオン)系)
初登場:単行本86巻・第860話・『10:00 開演』
好物:ポップコーン
笑い方:クワハハハ
CV:加瀬康之


世界経済新聞社現社長。
風貌は後述の悪魔の実の関係から、服を着て二足歩行する鳥そのもの。
頭にはシルクハットを被り、背には黒いマントのようなコートを羽織っている。

職業柄裏社会にも広く通じている為かビッグ・マムのお茶会にも「裏社会の大物」の1人として招かれている。
長年世界政府の情報操作に携わってきた関係からCP-0とも面識を持ち、オハラ事件の真相も把握しているなど、世界政府に捻じ曲げられてない世界の裏の事実をある程度熟知している情報通でもある。

《人物》

一人称「おれ」或いは「私」
「守銭奴」と自負する拝金主義者で、また美女を見て目をハートマークにして見とれる女好きの俗物でもある。
その素顔を例えるならば良くも悪くも『報道の自由』という言葉の体現者。
「死亡記事は飛ぶ様に売れる」という理由で、人のや殺人事件のような陰惨な事件に胸を躍らせるし、大金のためなら真実の情報を捻じ曲げて金を出した相手の都合の良い情報に書き換えることを平然と行う、そんな絵に描いたようなマスゴミ
そのため、世界政府の情報操作やプロパガンダにも金次第で嬉々として手を貸す。
一方でジャーナリストとしてのプライドは高く、自身が面白いと感じた情報ならば、世界政府や四皇の怒りを買うと分かった上で、彼らの意向に逆らってでも嬉々として情報を捻じ曲げずに発信する強烈な反骨心と溢れんばかりのバイタリティを持つ。

……とは言うものの、それらは全てモルガンズが「面白い」と感じた感性や直感からくる胸三寸次第。
己を「活字のDJ」と豪語するように世界を己のライブフロアとしか見ておらず、情報統制をガン無視して世界政府に喧嘩を売ったかと思えば返す刀で世界政府に都合のいい捻じ曲げた情報を発信することを簡単に決めて「世界政府はおれに感謝するだろう!!謝礼を貰ってこい!!」堂々と言ってのける厚顔無恥の塊みたいな男である。

加えてその異名の通り常に「ビッグ・ニュース*3に飢えており、報道のためなら
  • ビッグ・ニュースが起こった際には自らの命も顧みず写真を撮り続ける。
  • ビッグ・ニュースのためなら平然とサイファーポールの意向をガン無視。何なら差し向けられたサイファーポールの役人をステゴロで黙らせてでも報道を行う。
  • 三将星の内2人を打倒してビッグ・マムの縄張りから逃げおおせた麦わらの一味「5番目の「海の皇帝」現る!!!」煽りながら称えた上で、彼らを「勝者」と報道しビッグ・マムの怒りを買う。
  • 「ビビ王女失踪」の見出しで新聞を大々的に発行しておきながら、肝心の王女その人を本社内に(ワポル諸共)世界政府にも知らせず秘密裏に匿う。
といった行為を躊躇わない相当の胆力の持ち主。
おまけにビッグ・ニュースに「なりそう」なネタであれば、真実を嘘で歪曲・誇張してビッグ・ニュースに仕立て上げることも全く厭わない。
なお「近々『最悪の世代』と呼ばれる者達の中から…『海賊王』が誕生すると!!!」と断言するなど、より刺激のあるニュースを求める姿勢からか『最悪の世代』に対しての評価や期待は高め。

だがモルガンズの最大の問題点は、「ビッグ・ニュースを報道して世界を騒がすこと」以外頭に無いので、自分の報道が原因で全世界に未曾有の混乱が起きたとしても、その後処理や対応については知らぬ存ぜぬを通すことに尽きる。
特に「四皇2人の同時陥落」という前代未聞の情報が飛び込んだ際は、この悪癖が完全に暴走。


クワハハ……!! 何だこの神秘的な姿!! 運び尽くせ社員達!!

「ワノ国」にいて消息を絶った“CP”の最後の通信は「ビッグ・マムの船だ!!」……!!

情報操作なんてさせねェ 世界が変わる今は事実が一番面白ェ!!!

たまらねェな!!!このライブ感!!!


CPの諜報員からリークされたギア5状態のルフィの写真を、「神秘的な姿」と評して大興奮した挙句、海軍側と印刷所の連絡手段を絶った上で印刷機をフル回転。
「覚醒した麦わらの写真を使うな」「名前から“D”の一文字を消せ」という世界政府の意向を完全に無視して、手配書に独断でギア5状態のルフィの写真を掲載して世界中にばら撒き、四皇カイドウとビッグ・マムの同時陥落も世界中に報道する……世界政府にとって余りにも都合の悪いそんな行動をはしゃぎながら実行した。
だがその後世界政府のペガバンク暗殺計画の情報を手に入れて「オハラ事件の再来」と評した上で、ソレにルフィが関わっていると知った途端、「ルフィがペガバンクを人質にしてエッグヘッドに立てこもり海軍と全面戦争」という世界政府に都合のいい偏向記事を発信することを世界政府から命令される前に即決で決定しているためルフィを応援する味方という訳では全くない。
モルガンズにとってはルフィの存在すら、世界を己の報道で大きく揺らすためのネタでしかないのだろう。


このようにアジテーターや愉快犯に片足を突っ込んでいる性格故か悪名も広まっており、ステューシーからは「情報操作屋」と揶揄され、イワンコフからは「大ウソツキの鳥社長」とこき下ろされている。
もう少し早く登場していれば公式ファンブックの『ONE PIECE RED』「ウソップが選ぶ大ウソつきBEST5」の2位か3位くらいにはなっていたのではないだろうか。
……が、本人はあくまで自身は新聞屋だと自認しているため、そういった呼ばれ方は好まず、耳にした際には「訴えるぞ!」と怒りを露わにしている。お ま い う 。

総じて良識やモラルとは無縁だが、常に刺激的なニュースを求める姿勢と世界政府や四皇の圧力すら意に介さない胆力ゆえ社員からの求心力は非常に高く、情報操作に手を染めて世界で暗躍していることに対して現状社員から反感を持たれているような描写は見られない。
また、実際に関係者から重大なリークが持ち込まれる様子も描写されており、いくら多くの反感を買っているといえど、その影響力はどの立場や勢力の者であっても決して無視できないことを示している。

ちなみに、38年前のゴッドバレー事件の『英雄ガープ』の記事を書いたのはモルガンズとの事で、この事を踏まえると少なくとも15歳の頃から記者をやっていたと考えられる。

《能力》

動物系悪魔の実「トリトリの実モデル“アルバトロス”」の能力者。
顔バレを防ぐためか普段から公の場所も含めて人獣形態で行動しているため、素顔はいまだ不明。
何気に正体を隠すために動物型悪魔の実を悪用している稀有な人物。

鳥モチーフの動物系悪魔の実の能力者だが、アホウドリの特性を反映してか飛行には助走を必要とする模様。
また、社内に侵入したサイファーポールのモブ役人を素手で返り討ちにするなど、戦闘能力もそれなりに高め。


●アタッチ

「炎のアタッちゃん」の異名を持つ元海軍写真部部長。
海賊の手配書写真を撮影するカメラマンだったが、カメラのレンズのキャップを外し忘れるミスを繰り返した事でクビになり、新世界編にてモルガンズに拾われ社員になる。
なお、世界会議終了後に社内に侵入したサイファーポールはアタッチに化けていた。
元々は『SBS』にて紹介されたキャラクター。

●イヤンエーノウ・チノデ

世界経済新聞社につとめている女性記者で24歳。
ファッションコーナー「街角コレクション」を担当している。
世界会議終了後に、政府に狙われて本社に逃げたビビ王女に自身の服を貸したが、「アレ一生洗わない」と内心思っていた。
SBSで判明。

●アブサ

元はスリラーバーク海賊団の「四怪人」の1人アブサロム
世界政府から消されそうになっていた主人を助け出した後、新世界編では「フリーライター・アブサ」を名乗りその能力を活かして新聞記者として活躍していた。
キッドホーキンスアプーらの海賊同盟が結成された事を新聞社に伝えたのも彼の手柄である。
しかしその後、黒ひげ海賊団に能力者狩りの一環で暗殺されたらしく、スケスケの実の能力をシリュウに奪われてしまった。

●マスクド・デュース

小説『novelA』に登場するポートガス・D・エースの相方で元スペードの海賊団副船長→白ひげ海賊団船医。
Boichiによるコミカライズ版では最終回でエースの死後、かねてからのであった作家になり、フリーライターとして寄稿していることが判明した。
モルガンズともタメで会話し、取材を直に依頼されるほどなので信頼が置かれているのはうかがえる。
ちなみにデュースの執筆したエースの伝記に関しては、モルガンズからも太鼓判を押されていた(本人が出版を拒否したが)。

●ニュース・クー

大空を飛んで新聞を各地に輸送・販売するカモメの配達員。
水兵帽と首からぶら下げた赤いカバンがトレードマーク。
販売場所は陸もも選ばず、新世界だろうとグランドラインだろうと海を往く海賊船の上だろうと配達圏内。
ただし海王類がウヨウヨいる凪の帯だけは配達圏外。

凄まじい数がいるため配達速度も非常に迅速で、作中世界の全ての海にいる購読者の元へ素早く新聞(それ以外にも号外記事や海軍発行の指名手配書も)を届けている。


【余談】

物語が進行するにつれて手に負えないほどの問題児ぶりが明るみに出てきており、その厄介さはそこらの海賊を遥かに上回るというのが現在の大多数の読者の評価だろう。
「世界政府はルフィたちより先に世経(というかモルガンズ)を潰すべき」などの意見も見られるが、実際彼を脅そうとしたCPが返り討ちに遭っているのだから始末が悪い。
とはいえ世経を潰したらそれはそれで重要な情報インフラが失われてしまい、それによる混乱・悪影響の方も相当なものになることが容易に想像できるのも悩みどころ。

またモルガンズ自身は世界政府に敵意があるとか、革命軍と結託・共謀しているとかでもなく、世界政府に逆らった理由は「その方が面白いから」という至極単純な精神構造でしかない。
そして1053話の件を世界政府視点で見た場合これまで何だかんだ忠実だったビジネスパートナーが何の前触れもなく突如乱心したという図式になってしまうため、今回のモルガンズの暴挙を予期するのはかなり難しかったと思われる。*4

しかも仮にモルガンズを政府が本気で消すとなっても、
  • 上述の通り影響力が大きすぎる
  • CPを倒せる程度には強いので消すにも相応の戦力が必要
  • 本社が空を飛んで動けるので場所が特定できない
  • 誰も素顔を知らないので本気で逃げられたら探し出せない
と見事に世界政府へのメタの塊になっているため簡単にはいかないだろう。

ルフィの台詞に「この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」というものがあるが、モルガンズの好き勝手を見せつけられた読者からは
「この海で一番自由な奴はモルガンズ」
「もうお前が海賊王でいいよ」
なんて感想が飛び出すほどにまで、その奔放ぶりは印象づけられている。



追記・修正は、活字で世界を揺るがすビッグニュースを報道してからお願いします。

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最終更新:2024年03月21日 18:39

*1 なお、ナミが「また値上げしたの?もうアンタん所の新聞買わないからね!」と言っていることから一社独占というわけではないようで、地方紙はまた別に存在する模様。実際、ウォーターセブン編ではアイスバーグ襲撃事件が発生した際には世経ではない新聞社が取材を行っていた。

*2 当然現実の「毎日新聞」ではない。

*3 彼にとっては「世間を騒がす面白い出来事」を意味する。

*4 強いて言えば、CPの役人を殴り倒して本社を移転させた辺りが兆候だったのかもしれない。