ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ

登録日:2019/10/27 Sun 19:24:44
更新日:2023/10/05 Thu 12:04:44
所要時間:約 5 分で読めます







Unite! The New Generation Heros


新世代(ニュージェネレーション)ヒーローズvs暗黒軍団(ダークネス)!!



画像出典:『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』 オープニング映像より
©円谷プロダクション




【概要】

『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』とは、ウルトラシリーズの特撮作品である。

1話当たり約5分の特撮ドラマ。話数は全13話。
2019年9月29日より、Youtubeの円谷プロ公式チャンネルで毎週日曜日に配信された。
後に全13話を一本化した「全話ver.」も配信された。

監督は坂本浩一。脚本は足木淳一郎。
このコンビは、『ウルトラファイトビクトリー』からウルトラファイトシリーズの担当スタッフに起用されている。

『ウルトラファイト』『ウルトラゼロファイト』『ウルトラファイトビクトリー』『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』といった、所謂『ウルトラファイトシリーズ』の5作目にあたる。
しかし、別に『ニュージェネレーションヒーローズ』と総称されるウルトラマン達がだいぶくたびれた怪獣と戦うという訳ではなく、各作品のクロスオーバー作品であり、
平成ニュージェレーションシリーズの最終作……と総決算ともいえる作風となっている。
ニュージェネレーションヒーローズ、ゼロ、グリージョを全て集めた、ファン待望の作品である。

1話約5分ということもあり、ストーリーラインを意識しつつ必ずどこかに見せ場を作るように作られている。
例えば第1話ではエックスとジードが危機一髪という場面だったが、その一方ではロッソとブルが光の国に突如召還されるという視聴者を引き込む展開が用意されていた。
ソフト版ではDC版が収録されており、再編集及び約8分間の新規映像が存在しているため、配信版と比較してみると印象が異なってくるかと思われる。

他に、本作の特徴としては国際色を強く意識していることが挙げられる。
配信は毎回日本語と英語の2パターンが同時になされている他にも、キャストクレジットや解説の字幕には英訳が添えられ、事前の宣伝CMもナレーションは全て英語となっている。
これに関しては海外進出を続けているウルトラシリーズの実験的要素とも言える(着ぐるみキャラのみの登場も吹替が作りやすいためだとのこと)。
アメリカでも仕事をしている坂本浩一監督の強みが存分に発揮された作品である。

時系列は『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』以降、『ウルトラマンタイガ』第1話直前となっており、
本作の最終回から『タイガ』第1話のアバンに直接つながる仕様である。タイガ第1話も引き続き無料配信されているため、圧倒的即オチ2コマを体験できる


【記録】

第1話の公開開始から約10ヶ月で累計4000万回再生を突破した
同時期に、中国国内のサイマル配信では1億回再生を突破した

「全話ver.」の記録は以下の通り。

●全話ver.日本語版
再生回数:3737万回以上
高評価数:18万件以上
(2021年3月23日現在)

●全話ver.英語版
再生回数:262万回以上
高評価数:9200件以上
(2021年3月23日現在)



【あらすじ】

かつてウルトラ6兄弟に倒された闇の魔人「ウルトラダークキラー」が復活した!
自身を倒したウルトラ戦士への復讐に燃えるダークキラーは自身が生み出した「ダークネス」や蘇らせた嘗ての強敵達を率いてニュージェネレーションヒーローズに襲い掛かる!

未曽有の危機を前に結集するウルトラマン達は果たしてダークキラーを倒せるのか!?



登場キャラクター

全編を通しての主役は存在せず、話や場面によって異なるキャラクターの視点で物語は動く。
キャスト陣も非常に豪華であり、新世代ヒーローズ及びグリージョのCVは全員オリジナルキャストが担当している。

本作では人間態が登場しないため、新世代ヒーローズ作品特有の所謂「インナースペース」の描写が無い。
そのため、各自のタイプチェンジなどでアイテムによるアクションも基本はオミットされている。


ウルトラマン陣営

ニュージェネレーションヒーローズ

ウルトラマンギンガ礼堂ヒカル
CV:根岸拓哉
ご存知ウルトラ10勇士のメンバーにしてニュージェネレーション最初の英雄。
その立ち位置から、メインビジュアルや集合シーンなどでは中央を飾っていたりなど、新世代ヒーローズの実質的なリーダーを担当する*1
出番はメンバー中最も遅かったが、ダークルギエルに襲われて大ピンチに陥っていたエックスとジードを助けに現れるという非常にオイシイ役どころで登場した。
本編から更に経験を積んだ事で歴戦の勇士としての風格が漂っており、『新ウルトラマン列伝』でお勉強をしていたあの頃のヒカルの姿はもうどこにも無い。

惑星テンネブリスでの大決戦では因縁の相手、ダークルギエルと対峙。
かつての月面での決戦同様、ギンガスパークランスとダークスパークランスを激しく交え戦う。

また、本作では『ギンガS』本編以来久々に自身の恩師ともいえるウルトラマンタロウと再会。
そして本編以降出番の無かったタロウとの絆の象徴とも言えるあの形態へ……


ウルトラマンビクトリー(ショウ)
CV:宇治清高
ご存知ウルトラ10勇士のメンバーである地底のウルトラマンにしてギンガの最高の相棒。
彼もまたギンガと同様に経験を積み、歴戦の勇士としての風格が漂っている。
惑星O-50にてエックス・ジードのダークネスの急襲を受けて窮地に陥ったオーブの救援に現れ、彼と共にM78星雲・光の国へと帰還。
一足先に保護されていたロッソとブルの無鉄砲さに対し、「いっそのことレオ兄弟に鍛えてもらった方が良いんじゃないか?」とダメ出ししていた*2

惑星テンネブリスの大決戦では自分たちへ復讐を誓うエタルガーと対峙する。


ウルトラマンエックス(大空大地)
CV:高橋健介
ご存知人間と怪獣の共存できる世界を願う不愛想なウルトラ戦士。
惑星サンダウィンにてジードと協力し、最初にダークキラーと対戦するも圧倒的パワーの前に敗北。
さらに自身のエネルギーを奪われてしまい、エックスダークネスという悪の戦士を誕生させられてしまう。
エネルギーを失った状態で満足に戦えなかった上に闇の力で増幅されたパワーに押し負けて逃走を許し、
ダークキラーの思惑を知らせなければと思っても、ダークルギエルに邪魔されるという踏んだり蹴ったりな目に遭う。
ギンガによって救出された後は光の国にて他のニュージェネメンバーと合流。
共に惑星テンネブリスへの最終決戦へ赴き、エックスダークネスとの因縁の対決を行う事となる。

他のメンバーが全タイプチェンジを披露する中、何故かエックスのみエクシードXとハイブリッドアーマーが登場しなかった。
特殊過ぎるハイブリッドアーマーはともかく、これによりエクシードXはまたしても客演時の再登場が叶わなかった(一応、ベータスパークアーマーは登場しているが)。


ウルトラマンオーブクレナイ ガイ
CV:石黒英雄
ご存知銀河の渡り鳥の我らがガイさん。
「命の洗濯」として自身のウルトラマンとしてのルーツともいえる惑星O-50に降り立つが、そこで本物を退けたエックスとジードのダークネスの襲撃に合う。
フュージョンアップを駆使して1対2の状況でも互角に渡り合うも、光の力を奪われてピンチに陥ったところをビクトリーに助けられた。

惑星テンネブリスでの決戦では、不完全ながらも自身のエネルギーから生成された存在、オーブダークネスと対決する。
お互いのカリバーを用いて繰り広げられる殺陣はかなりの見もの。

なお、ロッソとブルは本作まで本物のオーブと会ったことはなかったようだが、オーブ側は同郷の士とも言える彼らのことを会う前から知っていた、もしくは教えられていた様子*4

それにしても色々とアリな星である惑星O-50を「ここが一番落ち着く場所」と称して休暇を満喫しようとしたガイさんって……。


ウルトラマンジード朝倉リク
CV:濱田龍臣
ご存知運命を乗り越えたウルトラマンベリアルの息子。
AIBからの捜査協力要請を受けての出撃だったらしく、惑星サンダウィンにてエックスと共にダークキラーと激突。
しかし敗北を喫してしまい、ダークキラーによってエネルギーを奪われ、ジードダークネスという自身の影とでも言うべき存在を生み出されてしまう。

何とか駆け付けたギンガによってエックスと一緒に救出された後は他のニュージェネメンバーと合流。
そして今回遂に彼の父、ベリアルの生まれ故郷である光の国へ初来訪。
一応はM78星雲光の国のウルトラ戦士の系譜であるジードだが、彼自身がその人生を生きてきたのは別の宇宙だったため、
見るもの全てに感激*5ウルフェスとかに来た濱田氏そのものとか言われたり

ちなみに、劇場版『R/B』で共闘した湊兄弟とも再会し、見知らぬ人(ウルトラマン)ばかりの状況でようやく知り合いと出会った彼らから話しかけられたが、
光の国の風景に夢中だったために素で二人に気付かず、兄弟二人にちょっと寂しい思いをさせることに。

なお、このシーンDC版だと“とある一言”が追加されており、ジード村を炎上させた配信版とかなり違う印象を与えている。

その後、惑星テンネブリスの決戦ではジードダークネスとの決着を付けるために対峙。
最終決戦では、いつの間にか使いこなせるようになったウルトラカプセル生成能力で、他のニュージェネレーションズと共にゼロをアシストした。

なお、ジードとエックスの本格的な共演は映像作品では今回が初めてだが、どこかのタイミングで共闘する機会があったのか、
エックス(大地)はジードを呼び捨てで呼んでおり、ジードも敬語で接していると、番組最初から先輩後輩のようなやり取りをしており、初対面ではない様子。


ウルトラマンロッソ湊カツミ
CV:平田雄也

ウルトラマンブル湊イサミ
CV:小池亮介
ご存知綾香市出身、湊3兄妹の長男と次男。
自分たちの夢のために日本を離れ、日々努力していた彼らだったが、タロウによって半ば強制的に光の国に招集される。メビウスといい拉致気味に招集する光の戦士
タロウの口から妹が攫われたことを聞くと話を最後まで聞かずに飛び立ってしまうが、宇宙を飛び回ってる最中にエタルガーによって惑星ペノルに叩き落され、交戦。
凄まじい硬さの装甲に苦戦を強いられ、追いつめられるが、駆け付けたリブットに救われた。
その後光の国にてとうとう本物のウルトラマンオーブと会う事になるが、その際の反応は彼の大ファンのものだった。

ウルトラマンR/B』の時のような兄弟二人の軽いノリ*6は相変わらずであり、コメディリリーフとしてハードなストーリーの中の清涼剤にもなっている。

またグリージョとともに本作の実質的な主役としての役割も果たしており、惑星テンネブリスでの決戦ではウルトラダークキラーとの対決という大役を受け持つことに。


その他のウルトラ戦士

ウルトラマンタロウ(CV:石丸博也
ご存知ウルトラマンNo.6。かつて他のウルトラ兄弟と共にダークキラーを倒した経験がある。
ダークキラーの活動を一早く察知し、対抗するためにニュージェネレーション達を集めていた。
ロッソとブルが自分の話を聞かずに妹の救援に向かった際には戸惑いながらも、かつての自分自身や息子の姿を重ねてか、「これも若さか……」と感慨深げに呟いていた。


ウルトラウーマングリージョ湊アサヒ
CV:其原有沙
ご存知湊3兄妹の末妹。
「兄達が日本を離れている今自分が故郷の綾香市を守る」という使命感のもと特訓を重ねていたが、
突如現れたダークキラーによってゼロ共々捕らわれの身になるというコテコテのヒロインムーブをかました。
要はピーチ姫的なポジションである。
救出後は兄2人に加勢し、ウルトラマングルーブとなって戦いに参加する。


ウルトラマンゼロ(CV:宮野真守)
みんな大好き、そしてニュージェネレーションヒーローズの頼れる先輩。ちなみに今年で登場10周年
グリージョの護衛役として地球に向かっていたが、その最中ダークキラーと交戦になり、グリージョ共々捕らわれてしまう。
初対面のグリージョに「俺と一緒に来い!」と叫んだり、不安になるグリージョをさりげなく励ます等、無自覚なイケメンムーブが凄い。
また、密かに自身のエネルギーをグリージョに与え、彼女がなるべく衰弱しないようにしていた。


ウルトラマンリブット(CV:駒田航)
知る人ぞ知るマレーシア産の激レアウルトラマン、満を持して遂に登場。
演舞のような所作から繰り出される数々の光線技を特徴とする。
ギャラクシーレスキューフォース」の一員として日々救助活動に励んでいる若き戦士で、タロウの応援要請によりロッソとブル兄弟を救援した。
その後はタロウの更なる依頼を受けてそれに向かっていった。
リブットの日本国内における活躍は本作が初。
それどころか原作が3DCGアニメなので、実写映像作品に登場すること自体も初であり、彼の登場はファン達を大いに驚かせ、そして喜ばせた。
メインビジュアルでも大きく目立つ位置でポーズを取っているが、新世代ヒーローズにはカウントされないようだ。


ゾフィー
ウルトラマン
ウルトラセブン
ウルトラマンジャック
ウルトラマンエース
タロウと並び、伝説のウルトラ6兄弟と称される光の国最強の精鋭達。
光の国に招集されたロッソとブルをタロウと共に出迎えるが、台詞は無くカメオ出演に近い形。
ジャックは朝9時30分の世界から続けて登場したことも
なお、エースがギンガとビクトリー以外のニュージェネと出会うのは地味に初めてとなる。
タロウの回想シーンではダークキラーに苦戦するタロウの救援に駆け付け、5人の力をタロウに与えダークキラーを倒すために力を貸した。



宇宙人・怪獣

暗黒軍団(ダークネス)

  • ウルトラダークキラー(CV:外島孝一)
本作のメインヴィラン。
見た目はウルトラ戦士に酷似しているが、黒い体の上から灰色の鎧をまとい、頭部には4本の巨大な角が生えている。
かつてはウルトラ6兄弟に敗れたが、何故だか復活し、その復讐に動き出す。
ウルトラマンから光の力を奪い、それを元にして偽物「ダークネス」を作り出す他、特殊空間「ダークキラーゾーン」を作り出すことができる。
その正体はかつてウルトラ戦士に倒された怪獣・宇宙人の怨念の集合体である。

一度は未熟者と侮った湊兄弟の変身したウルトラマンルーブに倒されるも青い巨人の力によって復活。さらに闇のエネルギーの暴走により超巨大な体となった。

初出は『CRぱちんこウルトラマンタロウ 戦え!!ウルトラ6兄弟』であり、
その後2017年のウルトラマンフェスティバルのライブステージにてスーツで登場していた。
そして本作、初めてとなる映像作品への参戦を果たす。
本作ではウルトラ兄弟の力を得たタロウのスーパーウルトラダイナマイトにより一度倒されたということになっている。


  • ウルトラマンエックスダークネス
  • ウルトラマンジードダークネス
ダークキラーが作り出したダークネスの2体。
本物の銀の部分が黒になり、目とカラータイマーが常に赤い。
本物のような自我はなく、唸り声をあげるばかりだが、戦闘力は闇の力で本物以上に強化されている。
またエックスダークネスはタイプチェンジができない他のダークネスと異なり、リペイントで済むから漆黒に染まったモンスアーマーを使用可能。
ちなみにエックスダークネスのソフビは、本物のエックスの金型を流用しているため、足にライブサインの窪みが存在する。


  • ウルトラマンオーブダークネス
エックスとジードのダークネスが奪ったオーブの光の力から生み出されたダークネス。
ダークネス達がオーブのエネルギーを吸収中にビクトリーに妨害され、吸収量が不十分のまま逃げられてしまった結果、エネルギーが足りず不完全な状態で生み出される。
エックスやジードのダークネスと比べると銀色の部分が目立つカラーリングとなりパチモンの色違い程度の見た目となってしまっているが、
その力はパチモンと違って不完全状態でも既にオリジナルのオーブと互角レベルまでになっている。
……のだが、生み出された瞬間に青い巨人の八つ当たり攻撃を受けてしまう不憫なことになったりも。


  • ウルトラマンゼロダークネス
ダークキラーゾーンで奪ったゼロの光から生み出されたダークネス。
ゼロの心の傷を元に具現化されたためか、見た目は同名の存在そのままであり、ゼロを大いに動揺させた。着ぐるみの有効活用


エタルガー(CV: 鈴木達央)
かつてウルトラ10勇士と死闘を繰り広げた黄金の超時空魔神。
初めから素顔を晒しており、話し方は仮面の装着時と本来の姿を現してからのものの中間のようなものとなっている。
一人称も「俺」から「私」に変わっているが、以前は仮面装着時だとギャップがあったため、違和感は少なめ。
相変わらず強固な装甲でロッソ&ブル兄弟を追いつめたが、リブットによって取り逃がした。
ギンガを狙うルギエルに対し、「ビクトリーを貰おうか」と宣言している。


ダークルギエル(CV:杉田智和)
再び復活したギンガと対をなす漆黒の魔人。
連戦で疲弊していたエックスとジードに襲い掛かるが、因縁の相手であるギンガとぶつかることになった。
復活した影響か無印時代のペチペチが嘘のように増幅した力で圧倒するが、エックスとジードの援護射撃によって怯んだ末に撤退を許した。
ダークキラーの野望には「好きにすればいい」と言いつつも「ギンガは私がやる」と釘を刺している。

なお、ルギエルとエタルガーはダークキラーの手下という訳ではなく、あくまで利害の一致という形での協力関係。
故に立場は3名とも完全に対等。


  • 青い巨人(CV:内田雄馬)
ダークキラーに裏から指示を出す謎の存在。
赤く光る目以外は青黒い煙のようなオーラに包まれて全貌は確認できない。
何やらダークネスに強くこだわっており、ダークキラーにニュージェネレーションズ全員のダークネスを作る様指示している。
本人曰く「光も闇も等しく同じ価値しか無いこと」を証明したいらしいが、その正体は不明
有事の時以外は「魔法空間」と呼ばれる謎の場所で一人潜んでいる。
ぶっちゃけ現行作品の活躍や担当声優で正体隠す気一切無しのバレバレとか言ってはいけない。


その他の怪獣・宇宙人

ペギラ
惑星リクエターで冷気を吐きながら暴れまわっていたところを駆け付けたリブットに倒された。
登場時間は少ないが、映像作品への本格登場は『ウルトラQ』での初登場以来53年ぶりであり、
その再登場がウルトラマンとの映像作品での初対戦、それも日本初登場のリブットというかなりの大役を任されての登場となった。


・ラゴン
子供のみが登場。
リクエターの原住民らしく、ペギラに追い回されていたところをリブットに救われると彼に鳴き声で礼を言っていた。


レッドキング(初代)
・レッドキング(二代目)
通称・ダブルレッドキング。
トレギアが2体召喚し、リブットに差し向けた。
2vs1という状況でリブットを襲うが、リモートカッターで2体とも纏めて体を3分割されあえなく倒された。

まさかのレッドキング二代目の登場となったが、坂本監督が「レッドキングを出したい」と提案すると、
「新造された二代目の着ぐるみも使える」と返答され折角だから2体同時登場となったそうな。
そして、奇しくもその最期はかつてマン兄さんに倒された時と同じ体を切られて3分割という……


登場地名

・夕陽の惑星サンダウィン
 SUNDOWIN, THE PLANET OF TWILIGHT
その名の通り常に夕陽に照らされている惑星。
エックスとジードが自身のダークネスと戦った星。

地球・綾香市
 AYAKA CITY, EARTH
ウルトラマンR/B』の舞台となった町であり、ロッソ・ブル・グリージョ3兄妹の生まれ故郷。
兄達も試し変身を行った山にてグリージョが特訓している。兄達と違って真昼間だがいいんだろうか?
大まかな時系列は『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』よりすぐ後の出来事である。

光の国宇宙警備隊本部
 INTER GALACTIC DEFENCE FORCE HEADQUARTES, LAND OF LIGHT
言わずと知れたウルトラマンの総本山。
タロウがロッソ&ブル兄弟を招集した。
本作の時間軸は、『ウルトラマンメビウス』最終回から、遥か未来(『ウルトラゼロファイト』『ウルトラファイトビクトリー』『ウルトラファイトオーブ』も含めた場合は、少しだけ未来)の出来事となっており、『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』といった大怪獣バトルシリーズの出来事もこの世界で起きている。

・ダークキラーゾーン
 DARK-KILLER ZONE
ダークキラーが作り出す漆黒の特殊空間で、ゼロとグリージョが閉じ込められている。
光の力を吸い取る力を持つため、ウルトラ戦士が長時間ここにいるのは危険。

惑星O-50
 PLANET O-50
オーブやロッソ&ブル兄弟(そして後に登場するウルトラマンフーマ)のウルトラマンの力のルーツである星。
色んな意味で荒れ果てた惑星だが、オーブにとっては一番落ち着く場所らしい。ジャグジャグみたいな人がいないからだろうか?
オーブとエックス・ジードダークネスの戦いが繰り広げられた。
 この世界のタイムラインは、『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』より少し後の出来事である。

・水の惑星リクエター
 LIQUITOR, THE PLANET OF WATER
その名の通り、大きな湖のある惑星。
草木や森が広がっており、原住民としてラゴンが住んでいる。
リブットとペギラが戦った。

・岩の惑星ペノル
 PENOL, THE PLANET OF ROKES
広大な岩場が広がる惑星。
ロッソ&ブルとエタルガーが激突した。

・惑星テンネブリス
 PLANET TENEBRIS
ダークキラー達の本拠地。
マイナスエネルギーが渦巻き、本来ならば誰も近づかない。
最終決戦の舞台となる。

・ダーク宮殿
 DARK PALACE
テンネブリスにあるダークキラー達の基地。
内装は遺跡のようになっている。




挿入歌

本作では各作品・媒体から様々な歌が挿入歌として使用されている。
また新世代ヒーローズの歴史はボイジャーの歴史とも言えるためか、ボイジャー関連の曲がほとんどである。


ウルトラマンギンガの歌 2015
作詞:田靡秀樹、岡崎聖 / 作・編曲:小西貴雄 / 歌:ボイジャー with ヒカル&ショウ feat.Takamiy

『決戦!ウルトラ10勇士!!』のテーマソング。
新世代ヒーローズの惑星テンネブリスでの決戦開始シーンで使用された。


すすめ!ウルトラマンゼロ
作詞:田靡秀樹 & 山口智大 / 作曲・編曲:小西貴雄 / 歌:ボイジャー

『超決戦!ベリアル銀河帝国』のオープニングテーマ。
ソシャゲのガチャのSSR演出とか言われる怒涛のゼロ関連形態へのタイプチェンジのシーンで使用された。


Hands
作詞:園田健太郎 / 作曲・編曲:園田健太郎、伊藤翼 / 歌:オーイシマサヨシ

『ウルトラマンR/B』のオープニングテーマ。
本作ではウルトラマンルーブへの変身シーン、およびウルトラマンゼロダークネス&ウルトラダークキラーとの戦闘シーンで使用された。


オーブの祈り
作詞・作曲:高見沢俊彦 / 編曲:高見沢俊彦 with 本田優一郎 / 歌:水木一郎 with ボイジャー

『ウルトラマンオーブ』のオープニングテーマ。
エメリウムスラッガーの戦闘シーンで使用された。


ウルトラマンX
作詞:おちまさと / 作曲・編曲:小西貴雄 / 歌:ボイジャー feat.大空大地

『ウルトラマンX』のオープニングテーマ。
ウルトラマンゼロアーマーの戦闘シーンで使用された。


GEEDの証
作詞:六ツ見純代 / 作・編曲:川井憲次 / 歌:朝倉リク with ボイジャー

『ウルトラマンジード』のオープニングテーマ。
マグニフィセントの戦闘シーンで使用された。


ウルトラマンビクトリーの歌 2015
作詞:田靡秀樹、岡崎聖 / 作・編曲:小西貴雄 / 歌:ボイジャー with ヒカル&ショウ feat.Takamiy

『決戦!ウルトラ10勇士!!』のテーマソング。
ウルトラマンギンガビクトリーの戦闘シーンで使用された。英雄の詩でないのはビクトリーをハブらないためか、ボイジャー繋がりか


Ready to beat
作詞:金光大輔 / 作曲・編曲:ハマサキユウジ / 歌:MIKOTO/海弓シュリ

ウルトラマンフェスティバル2018で使用された楽曲。
本作ではウルトラマンルーブの戦闘シーンにして使用された。
ウルフェスライブステージ限定の曲が映像作品に流れた、ということで知っていた視聴者が盛り上がりを見せていた*7


Over The Horizon
作詞:金光大輔 / 作曲・編曲:ハマサキユウジ / 歌:ボイジャー

ウルトラマンフェスティバル2014で使用された楽曲。
本作ではギンガストリウムの再登場から、各種ニュージェネウルトラマンの最強形態への変身シーンに使用。
ギンガストリウム(とビクトリー)が初登場したウルフェスで使用された楽曲でもあるため、
ギンガストリウムが再登場する場面には非常にマッチしており、「Ready to beat」に引き続き曲を知っていた視聴者からは称賛の声が多かった。


Ultra Spiral
作詞:TAKERU、瀬下千晶 / 作曲・編曲:小西貴雄 / 歌:ボイジャー

本作の主題歌。
それぞれ最強形態となった新世代ヒーローズとダークキラーとの戦闘シーンで使用された。


キラメク未来 ~夢の銀河へ~
作詞:田靡秀樹 / 作曲・編曲:小西貴雄 / 歌:ボイジャー feat.ウルトラマンギンガ

ギンガストリウムがニュージェネレーションダイナマイトを発動したシーンで使用された。




追記・修正は日曜朝10時から5分間で、その続きは1週間後にお願いします。





漲る勇気 正義 愛が重なり合う時

越えられない壁は無いから


to be continued


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最終更新:2023年10月05日 12:04

*1 坂本監督曰く、設定的には最年長者であるオーブもリーダー候補であったが、風来坊気質などの要素からリーダーという立場があまり似合わないこともあり、やはりここは分かりやすく放送順でギンガと決めたそうな。

*2 尤も、レオ兄弟と面識がなく、二人のクリスタルを使ったこともない湊兄弟には意図が全く伝わっていなかったが。ちなみにレオ兄弟のクリスタルの属性はレオが「拳」、アストラが「力」。

*3 ベータスパークアーマー≒エクシードXにチェンジした際には、こちらも高橋氏の低い掛け声ボイスが使用されている。

*4 『R/B』放送前の『ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE』最終回での出来事が反映されていると思われるが、光の輪は二人がO-50で誕生した存在である事は伏せていた。

*5 これに対し本人は「ペガやライハにも見せてあげたかったな……」と少々含みのある言葉を口にしているためジード本編からかなりの時間が経過しているのでは……と考える視聴者もいたが後の発言で本編から然程時間は経過していない模様。

*6 別々の国から、強制変身させられた状態で、見知らぬ地(光の国)にワープさせられる、という三重に驚く状況で、無意識にいつもの兄弟のハンドシグナルをしてから異様な状況に気付いて困惑する等。

*7 実はギャラクシーファイトのR/B組のPVの際にインスト版が使用されており、挿入歌として使われる可能性が高いとしてその時点でも盛り上がりを見せていた。