クロスコンチェルト

登録日:2019/11/01 Fri 19:11:10
更新日:2022/09/08 Thu 16:57:18
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未来へと続くこの道が、
やがてあなたと交差(クロス)する。

Cross Concerto
Together, we all were able to create our future. Thanks.


あっぷりけ制作のPCゲーム。

メインスタッフはあっぷりけではおなじみの桐月&オダワラハコネのコンビ。


【目次】
+ 開く

【概要】

2008年に発売された『コンチェルトノート』の続編*1
『天都週報』以降のユーザー投稿企画でもたびたび言及されているが、基本的に別の世界観*2とされている桐月・ハコネコンビの作品の中で、例外的にコンチェルトノートの数年後が舞台となっている*3

元々はあっぷりけ10周年の集大成作品を目指して制作を予定したものの、資金不足から2017年8月~10月にかけてクラウドファンディングが行われ、無事目標を達成したことで制作された。
支援者用のDL版は2019年9月1日に配信が開始され、一般流通版は10月25日に発売。
奇しくも一度発売日が延期された結果、コンチェルトノートの発売からちょうど11年後の発売日となった。

出資者には基本リターンとしてゲーム本編・サントラ・設定資料集のDL権が付いていた*4
また、支援金額の余剰分としてアペンドシナリオの制作が決定している。


コンチェルトノートとは世界観及び設定は共通のものだが、用語については作中で説明が入るためプレイの必要はない。
一部本編と無関係な部分で知っていればニヤリとできる要素としてそれとなく言及される程度に留まっている。
「真面目な場面でスリーサイズ聞いて来る阿呆」とか。


コンセプトは『兄妹という間柄だからこそ描ける絆と恋愛』『ヒロイン達と寮で共同生活を送るからこそ見られる一面』『学園だけに留まらず街全体へと繋がっていく伝奇ストーリー』


システムはこれもあっぷりけおなじみの『フラグメントシステム』と『フローチャートシステム』の組み合わせ。
シナリオを読み進めると解放されるフラグメント*5とシナリオのフローチャート*6はいつでも読み込めるほか、フローチャートに付箋を書き込むことでどんなシナリオだったかユーザー自身で記録することもできる。

サブヒロインを全員攻略するとそれまでのストーリーが『プロローグ』となり、新たな分岐が発生しメインヒロインを攻略できる『ストーリー』が解放される仕様になっている。
更に瑠璃√は他の3人をクリアすることで分岐が解放される、実質的なグランド√仕様。

+ ネタバレ
瑠璃√を最後まで進めると真の最終シナリオ『ラピスラズリ』が出現するようになっている。
クロスコンチェルトにはスクリーンショット機能が付いているが、『ラピスラズリ』では使用できずまたSNS等への投稿も禁止されている。



  • OP曲
『クロスコンチェルト』
Vo.Ayumi.(Astilbe × arendsii)

  • 挿入歌
『Valuable eyes』
Vo.逢瀬アキラ

  • ED曲
『with you...』
Vo.Riryka



【ストーリー】


春――新しい始まりの季節。
八重垣悟は閉鎖的な故郷の田舎を離れ、
亡き母が過ごした学園へ入学を果たした。
新天地での生活に心躍らせる悟だが、
出迎えたのは故郷に残してきたはずの双子の妹、
瑠璃とそのお付きで幼馴染の鏡花だった。

せっかくの新天地に代わり映えのしない顔ぶれに落胆しながらも、
悟は新しい生活を始めていく。
そこは見る物が新鮮で驚きと出会いに包まれていた。

姫様と呼ばれる実の妹――瑠璃。
幼い頃から共に過ごしたメイド――鏡花。
クールな先輩――透子。
オカルト好きな生徒会長――未来。

彼女達との出会いと交流。それから不慣れな寮生活。
しかし、楽しい生活の中にも徐々に暗い影が落ちていく。
悟は瑠璃と共に立ち向かい、
やがてこの街に隠された真実に辿り着くのだった。



【キャラクター】

・八重垣 悟(Yaegaki Satoru)

身長:178cm
cv.なし
「瑠璃が無理しなくて済むなら、それが一番いいと思ってる」

主人公。瑠璃の双子の兄。

八重垣の一族に伝わる『双子の片割れが未来を視る力を持ち、片割れは生贄となって死ぬ』という言い伝えの生贄側だったが、右腕を失うだけで生まれてきた。
そのため瑠璃の兄だが当主の地位はなく、幼少期は出来損ないの生贄として白眼視され本宅ではなく蔵で生活させられていた。
現在は瑠璃の意向もあって表面上はそうした迫害はないが、身の上から家族というものを抽象的にしか認識できない。
また、瑠璃ほどではないが髪の色が薄い。

生まれつき存在しない右腕は義手で補っている。電気信号を読み取って自然に動かせる特注品で、間接をロックすることで物を引っかけたり、逆に壁に掛けることで自分を持ち上げたり投槍器としても使える便利な代物。

瑠璃の力となるために村の外で学ぼうと進学を決意するが、その瑠璃も同じ柊宮学園に進学したことに驚愕。
以降はお付きの鏡花を交えて3人で、村にはなかった自由な生活を送っている。

箱入り娘である瑠璃達に比べれば比較的常識はあり、辺鄙な田舎出身ゆえのズレもある程度は自覚している。
しかしボケもツッコミもこなせる性格で、時折瑠璃と兄妹ダブルボケ漫才を繰り広げて周囲を呆れさせている。



・八重垣 瑠璃(Yaegaki Ruri)

身長:158cm
スリーサイズ:86/57/78
cv.くすはらゆい
「兄さん……またそのような事をして。実家はどうあれ、今怠けると将来的に兄さんに返ってくるんですからね」

メインヒロイン。悟の双子の妹。
ちなみに双子だが悟の出産後に一度陣痛が収まったため、誕生日が数日遅い。

八重垣に伝わる未来視の能力を持って生まれた。その代償として左目の視力がなく*7、生贄も不完全だったため使用し過ぎると体力を大きく消耗する欠点がある。
また、生まれつきの白髪で前髪を左目が隠れるように伸ばしている。

悟とは幼い頃は別々に生活させられていたが、ある晩に兄妹であることを明かし同じ屋敷で生活するようになった。
鏡花など村の人間には「姫様」と呼ばれ、未来視の能力を使い村の発展に寄与している。

悟の進学に際して「このままでは村が廃れる。回避するには外で学ぶ必要がある」と生涯一度きりの嘘*8を使って鏡花と共に進学した。
丁寧な物腰ながら兄同様のボケもツッコミもこなせる気質に加え、箱入り娘なので一般常識に疎く素ボケが多い。
寮生活では村では食べられなかったお菓子やインスタント食品、『けろひこ』というカエルのマスコットに興味津々。

普段から負担にならない程度の未来視を利用し、女子生徒の間では占いと称してコミュニケーションを図っている。
大人達との折衝などでストレスが溜まると、ふたりきりで悟にべったり甘える癖がある。



・稲田 鏡花(Inada Kyouka)

身長:152cm
スリーサイズ:77/53/79
cv.成瀬未亜
「悟ちゃん、また何か考え事してる……どうしたの? 瑠璃ちゃんの事?」

メインヒロイン。瑠璃の付き人。

八重垣家に仕える稲田家に生まれ、子供の頃から付き人として教育された。
蔵生活時代の悟の世話を鏡花の母がしていたため、悟にとっては幼馴染であり乳兄妹にもあたる。

基本的に常時付き人としての態度を崩さないため周囲に対しても丁寧な物腰だが、悟に幼馴染として接する時は砕けた口調で歳相応の顔を覗かせる。
学外ではメイド服でいることが多く、寮の諸作業なども率先して行う。

こう見えて機械に強いという意外な特技がある。
悟の義手のメンテナンスも担当していて、一部機能は鏡花の手で改造を施されている。

余談だが、twitterで濡れ場のCGが作画崩壊していると一部で話題になり、公式がわざわざ漫画にて説明したことで濡れ場が公式で拡散されるという辱めを受けた。



・初芝 未来(Hatsushiba Mirai)

身長:163cm
スリーサイズ:88/60/87
cv.奏雨
「うふふ、今日はどこを探検に行こうかしら」

メインヒロイン。生徒会長兼寮長兼オカルト研究会会長。

姉が教師という理由で生徒会長を推薦され、そのまま流れで寮長も兼任させられたと本人は謙遜するがそれらを問題なくこなす完璧超人。
また、先輩が卒業して自分だけになったオカルト研究会の会長として部員も常時募集している。

いつもにこにことしている、隙の多いおっとりしたお姉さんだがスペックの高さは上記の通り。
それに反して放っておけないオーラから人の縁にも恵まれている。

地元生だが実家は教師一族で堅苦しく、一人部屋のない実家を離れて寮に入った。
子供の頃に幽霊を見たらしく、それ以来オカルトが大好きになり時間があればオカ研の活動と称して廃墟めぐりをしている。
また、幼い頃に亡くなった祖母からの『頼まれごと』を完遂できなかったことを密かに心残りに感じている。



・西ノ宮 透子(Nishinomiya Toko)

身長:166cm
スリーサイズ:92/62/89
cv.白月かなめ
「新入生? ……そう。あなた達が……よろしく。話は聞いてるわ」

メインヒロイン。八重垣兄妹の親戚で先輩。

八重垣兄妹の母が西ノ宮の出身*9で、その縁でお目付け役を言いつけられた。
しかし過去の栄光に縋る家風を嫌って家を出たため、監視するつもりは全くない。

口数が少なく端的な物言いのためクールな印象を受けるが、その実面倒見がよく世話焼きな面もある。
人よりも動物の相手をする方が好きで、地域猫の世話もしている。

西ノ宮家は旧家である西条家から分かれた分家筋で、西条家ともども今は没落している。
八重垣に取り入っての再興を考えている父との仲はよろしくない。

実は西条の『見鬼』としての才能を持ち、人の感情の強弱とそれがどこに向いているのかがわかる。
ありていに言えば読心能力に近く、動物が好きなのも人間に比べて感情がストレートなため。



・西条 美加(Saijo Mika)

身長160cm
スリーサイズ:81/57/79
cv.桜川未央
「夜の廃墟に未来一人なんて、心配だからね」

サブヒロイン。未来の同級生で西条家の末裔。

本人は垢抜けた今風の少女でオカ研にも所属していないが、親友の未来の活動に付き合っている。
未来のことは友人として好きだが、ハイスペックな未来に嫉妬にも似たコンプレックスも抱いている。

西条家の『巫女』として現代では比較的高い資質を持ち、荒御魂の影響を受けやすい。



・中野 綾(Nakano Aya)

身長:150cm
スリーサイズ:76/47/75
cv.藤咲ウサ
「困ったことがあったら何でも言ってね。……あ、エッチな事はダメだからね?」

サブヒロイン。悟達のクラスメート。

明るく社交的な性格で、面倒見もよく常に人の輪に囲まれている。
透子とは幼馴染で、先輩後輩の枠を超えて友人として接している。



・初芝 香苗(Hatsushiba Kanae)

身長:160cm
スリーサイズ:78/53/83
cv.星咲イリア
「それが先生というものですよ。安心して任せて下さい」

サブヒロイン。悟達の担任で未来の姉。

教師経験が少なく、特殊な事情がある悟達を一手に押し付けられたりと苦労人。フランクな性格で生徒からは人気がある。
上から言われた大口寄付者である八重垣への便宜はスルーしているが、それを抜きに生徒に対して親身に接する良い先生。



・藤波 竜太(Fujinami Ryuta)

身長:177cm
cv.古河徹人
「瑠璃ちゃんといいお前といい、なんつーか……兄妹だな」

悟達のクラスメート。

ノリがよく、田舎出身で勝手がわからない悟達にも分け隔てなく接し、面倒を見てくれる好青年。
小学校からの付き合いの綾とはお互いに「自分が男/女だったらあんな感じだろう」と認識していて恋愛感情はない。
健吾とも本来は友人なのだが、本人に頼まれてあまり仲がよくないように振る舞っている。



・土橋 健吾(Dobashi Kengo)

身長:188cm
cv.深川緑
「……そうか。興味はある」

悟達のクラスメート。

地元の不動産会社の息子で、ヤクザではないが勘違いされがちなため他人と距離を置いている。
本人は外見を除けば至って真面目で、人付き合いも積極的でないだけで苦手ではない。趣味は釣り。



・神凪 莉都(Kannagi Rito)

身長:166cm
スリーサイズ:84/54/78
cv.かわしまりの
「私の要求は既に伝えた通りだ。前向きに考えてくれる事を期待する」

コンチェルトノートのメインヒロイン。

現在は都内の大学に通う女子大生で、春休みから休学して柊市に滞在している。
天都原学園時代は裸眼視力2.0だったが現在は眼鏡をかけ、髪もアップにまとめている。

悟達の前にチンピラ2人を引き連れて度々姿を現し、意味深な言葉を残して去っていく謎の女性。
瑠璃ほどではないが髪色が薄いため、悟は無意識に親近感を抱いている。

前作をプレイ済みの方はご存知の通り、『見鬼』であり現在の流れを読む能力を持つ。
未来を視る瑠璃にとっては、せっかく視た未来をその場で簡単に捻じ曲げてしまう天敵のような存在。

ちなみに彼女の経歴は『コンチェルトストレイジ』から地続きのため、現在の月光館には小夜璃の他、タマや奇御魂も同居している。
恋人の進矢との関係も継続中。なので攻略ヒロインではないが……



・犬神先生

cv.不明

柊宮学園の非常勤講師。

オカルト研究会の顧問も務め、柊市に伝わる伝承などを研究している。
その研究の過程で資料としてある遺物を持ち出してしまった、ある意味この作品の元凶。



・チンピラ1、2

cv.不明

莉都が引き連れている柄の悪い男達。

強面で綾や鏡花に絡んでいるのが目撃されるが、その正体は健吾の実家の若い衆。
路を渡る老婆を率先して助けたりと善人なのだが、言い回しと顔が怖いので知らない人間には勘違いされがちという損な人たち。



・松田

cv.不明

八重垣の使用人筆頭、つまり家令のような人物。

瑠璃の世話だけでなく悟の進学にも協力するなど、兄妹の後見人的な立ち位置でもある。




【用語】

・柊市

八重垣兄妹が進学先に選んだ*10地方都市。

駅前を中心に発展しているが、戦前まで柊村と呼ばれていた頃の中心部が再開発地区としてそのまま放棄され、『おばけの森』と呼ばれている。
これといった特徴はないが、近年まで犯罪発生率0%という非常に平和な街。この地域の出身者には『西』を含む名字が多い。
また、街のあちこちに由来不明の社が点在している。

名前の由来になっているヒイラギは棘の生えた葉が危険ということで近年はほとんど撤去されてしまっている。



・柊宮学園

八重垣兄妹の進学先。

かつては全国から文武において優秀な生徒が集まる進学校だったが、それも忘れられて久しい。
学生寮の紅葉館も住人の減少から閉鎖の窮地にあったが、八重垣からの寄付金で維持された。



・八重垣家

九州の奥地の小村に続く名家。

代々未来予知の能力者を輩出し、その言葉によって陰から権力者を動かして発展してきた歴史を持つ。
八重垣の里自体は電気や水道こそ通ってるものの、道路はほとんど舗装されておらず駅も街を出なければならないほどの辺鄙な場所にある。
白い衣装は当主など高貴な者しか纏えないという変わった風習がある*11。そのため鏡花は何かと瑠璃に白い衣装を着せたがり、逆に自分が白い服を着るのは断固拒否する。



・八重垣の未来視

八重垣に生まれる異能者。神凪でいうところの『見鬼』の一種。

誕生する際は双子として生まれ、一人が予知能力を得る代わりにもう一人が生贄として死ぬ。

使用する際、他人の未来を視る場合は傍で客観的に俯瞰し、自分の未来を視る場合は主観的に観測するという違いがある。
例えると前者は録画した映像を見ているように感じ、後者は一度人生を歩んだ後で過去に引き戻されたように感じる。

また、この能力で視た未来は確定したものではなくその時点で最も起こり得る可能性の観測であり、『未来を知った』という事実やその他の不確定要素で容易に変わり得る。
例えば未来を視てその光景に宝くじが当たった人間がいた場合、先んじてくじを買うことで未来を変えることができる。

選択結果の先取りも可能だが、その場合『本気でその選択をする』という決意がなければ未来を視ることはできない。逆に『過程はどうあれ必ずその未来に至る』場合、結果はわかってもその過程を観測することもできない。
また、絶対に可能性のない未来は視ることができず、他人の未来は客観的に観測するため内面の変化などは観測しようがないなど意外と弱点は多い。

加えて瑠璃は体力の消耗が激しく、特に現在と並行処理しようとすると数日寝込むほどの疲労感に襲われる。




・西条家

神凪の分家筋のひとつ。

神凪には名凪と東西南北を冠する四家の分家筋があり、天都原では四家のうち東条と南条を残し没落している。
このあたりの詳しい事情はコンチェルトノート参照。

柊市の西条家は没落前に天都原から移住してきた一族。西城や西ノ宮など『西』を冠する名字が多いのも、西条からの更なる分家筋のため。

西条は神凪が用いた術を応用し、土地の運気を司る『幸御魂』ではなく人の負の感情を司る『荒御魂』を御することで柊村を発展させてきた。
しかしその方法として『見鬼』の巫女を殺し、荒御魂と同化させるというやり方を繰り返してきた結果、明治も過ぎて昭和の中ごろには巫女を排出できなくなり没落した*12



・荒御魂

人間の負の感情を司る御魂。
本来は四魂*13の中で最も扱い難いものだが、西条は『負の感情を明日への活力に変える』という荒御魂が持つ正の性質に着目して利用してきた。
柊市が犯罪発生率0%の記録を打ち立てたのも、罪を犯すような感情を正しい方向に修正していたから。

歴代の生贄となった巫女が死の間際に願った『どういう未来を描きたいか』という想いに沿って人の意思に作用する。そのため荒御魂は『保存』という性質も持つ。
しかし長い間放置されたうえに封印を兼ねていた柊の数が減少した結果、西条の血筋であれば無差別に今際の無念を保存するようになり、元々持っていた負の側面が強くなりだしている。





追記・修正は未来を視てからお願いします。

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最終更新:2022年09月08日 16:57

*1 厳密に言えば合同ファンディスク『黄昏の先にのぼる明日』も経由している。

*2 桐月氏の作風がSFや伝奇であり、同じ世界観だと『別作品で使われた異能や理論を用いれば簡単に解決できるのに』という問題の軽視化が危惧されるため。

*3 時系列は莉都√→コンチェルトストレイジ→クロスコンチェルト

*4 Aグッズコースを除く。

*5 裏話や本編に直接関わらないショートシナリオ。

*6 分岐するシナリオを時系列ごとに線で結んだもの。

*7 眼球自体はあり瞳が赤い。

*8 瑠璃は今まで未来を正確に予知してきたため、一度なら嘘だとしても誰も否定することができない。

*9 透子の従妹の伯母にあたるらしい。

*10 厳密には母方の出身地で監視がしやすいなどの理由で許可が下りた。

*11 通例、この手の伝統は抽出が難しい色を高貴な者にあてがうため。

*12 遺伝学的に見ても才能を持つ者を殺しているのだから当然の結果である。

*13 和御魂、荒御魂、幸御魂、奇御魂