登録日:2019/11/28 Thu 13:56:34
更新日:2024/02/08 Thu 22:10:30
所要時間:約 5 分で読めます
【プロフィール】
本名:ハグワール・D・サウロ
肩書き:元
海軍本部中将(脱走兵)
年齢:享年105歳(巨人族なので35歳相当・生きていれば127歳)
身長:19ⅿ50cm
種族:
巨人族
誕生日:3月6日
星座:魚座
血液型:F型(現実だとB型)
初登場:単行本41巻・第392話・『デレシ』
出身地:
南の海
好物:クジラの丸焼き
笑い方:デレシシシ
CV:
草尾毅
【概要】
元海軍本部中将の巨人族。本編時点では故人。
同じく海軍本部中将であり後に大将となる
クザンとは親友だった。
ニコ・ロビンにとっては命の恩人でもある。
【人物】
「
デレシシシ」という
独特な笑い方が特徴。
グララララやピッキャララに比べればまだマシではある
赤茶けた髪色で初登場時にはハット帽子を被っていた。
語尾にはよく「だで」と付ける。
それまで登場していた他の巨人族達とは異なりエルバフの出身ではなく、世間の巨兵海賊団の認知度が高かったためか、巨人族=エルバフの荒くれ者と一括りにされるのにはあまり良い感情を抱いていない。
27年前に
ロジャーと
シキが激突したエッド・ウォーの海戦の鎮圧のため出撃する海兵達の中にも姿があり、海軍でもそれなりに古参ではあった模様。
頂上戦争などで登場した巨人部隊の一員だったかは不明。
詳しい戦闘力は不明だが、海軍本部中将に相応しく、軍艦を6隻も投げ飛ばすなど外見に違わぬ怪力の持ち主。
また、軍艦の砲撃を正面から受け止められるだけのフィジカルを持つ。
一般人の違法船に執拗に砲撃する部下を叱責するなど非常に穏やかな人物で、
政府や海軍の苛烈なやり口、特に考古学者達への弾圧には疑念を抱いていた。
また、自分の立場を捨ててでも信じた信念を貫き通す姿勢も持ち合わせている。
『空白の百年』については個人的には興味を持っている。
名前を見ての通り『
Dの一族』の一人で登場順としては7人目。
作中で
現在判明しているDの一族では唯一人間以外の種族である。
尤も本人もその意味についてはよく知らなかったようではある。
【来歴】
22年前、考古学者への取締の任務の最中にロビンの母・オルビアを捕らえる。
その後、当時大将だった
センゴクからオハラへの
バスターコールに加わるよう指示される
学者達への余りに行き過ぎた作戦内容に納得がいかず反発するも、評定は覆らなかった。
その後獄中のオルビアとの対話の末脱走し、オルビアを逃がすため囮となる。
なんとか逃げ延びるが負傷し、流れ着いた海岸で偶然出会ったロビンに救われ命を取り留める。
短い時間の中で打ち解け合い、それまで島の考古学者達以外頼れる相手がいなかったロビンにとって初めての友達となった。
しかし会話の中で自分がたどり着いたこの島こそオハラだということ、そしてロビンとオルビアの母子関係知ったサウロは血相を変え急ぎロビンに事実を告げる。
程なくしてスパンダインら
CPと海軍の艦隊が押し寄せ、遂に
バスターコールが発令される。
束の間の母子の再会を果たしたオルビアからロビンを託されると、全身に砲撃を受けながらもロビンを逃がすため奮闘するが、作戦に加わっていたクザンに捕捉される。
と見せしめ同然の作戦だと咎めるサウロに対し
と返答するクザンだったが、直後に「やるなら徹底的にやる」という
サカズキによって民間人の避難船が砲撃される。
……! あのバカほど行き過ぎるつもりはねえよ!!!
勝ち目がないと感じ再び逃げようとするが、遂に『アイスタイムカプセル』に捕らわれる。
最早これまでと悟ったサウロはロビンを解放する。
ロビン・・・逃げるでよ!!
走るんだで思い切り!!!
島内におったら命はねぇ…、とにかくワシのイカダで海へでろ!!!
サウロは!!?
ワシはここで捕まった!!
…行け!!!
やだ!!海には誰もいないよ!!
よく聞けロビン…
今は一人だけどもよ…………!!
いつか必ず「仲間」に会えるでよ!!!
……仲間?
海は広いんだで…………
いつか必ず!!!
お前を守ってくれる"仲間"が現れる!!!
この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!!!!
全身が冷気に覆われて動かなくなっていく中、サウロはいつもと変わらぬ豪快な笑い声でロビンを送り出した。
デレシシシシ
どこかの海で……必ず待っとる"仲間"に会いに行け!!!ロビン!!!
そいつらと……共に…生きろ!!!
その笑い声を最後に、クザンがダメ押しにと静かに叩きつけた「アイスタイム」で完全凍結した。
この際クザンはサウロの意志を汲み、敢えてロビンを見逃しその後の動向を見守った。
もしもの場合は自分の手で始末する覚悟もしていたが、無事に
宿木を見つけたことを確認すると、手出しは不用と判断している。
【余談】
登場話数こそ少ないが、ロビンとクザンの両者の人生に大きな影響を与えた人物といえる。
皮肉にもクザンにとってはサウロとの決別が自身の正義の意味を問い直す一因となり、彼もまた後に海軍を脱退することになる。
因みにクザンの
中の人とは
某小隊でも共演している。
ガイドブックなどでは故人として扱われているが、クザンがトドメに使った技が通常の「アイスタイム」ではなく「
アイスタイムカプセル」と意味ありげな派生技だったこと、この話のサブタイトルが「未来に届くように」だったことなどから、実はコールドスリープのような状態で
生存しているのではないか?と一部では考察されている。
また、パンクハザードの地下には巨人族の囚人たちが氷漬けになっていたことから、サウロもここにいるのではないかと推測する向きもある(エピソードの終わり際にクザンが唐突に現れたのはサウロを探しに来たからではないか、とも)。
担当声優の草尾氏は他にもアラバスタのコーザ、若い頃のロジャー、
革命軍幹部のカラスなどを演じている。
- そういや、たしかに「アイスタイムカプセル」だったな。ただ、島自体が海の藻屑みたいな状況で本当に生きてる?って疑問はあるが。 -- 名無しさん (2019-11-28 14:10:31)
- 青キジ・・・いやもうクザンか。クザンが完全に氷結させたものって簡単に砕け散るしなぁ・・・でも「カプセル」ってことは保存するために強度が上がってたりする・・・かも。 -- 名無しさん (2019-11-28 14:32:10)
- インペルダウン編で冷凍保存って単語が出てきてるんだよね -- 名無しさん (2019-11-28 18:38:38)
- Dの一族がそう簡単に死ぬとは思えないよな。デレシシシシシw -- 名無しさん (2019-11-29 07:20:17)
- バスターコール後の会議みたいな場面でロビンのことを「サウロが死に際に逃がした」って言ってるあたり、海軍側には死亡確認されているっぽいが、さて -- 名無しさん (2019-11-29 13:45:57)
- ↑多分それの報告者青キジだろうしなあ…… -- 名無しさん (2019-11-29 13:49:01)
- 巨人族だからなあ -- 名無しさん (2019-11-29 14:13:08)
- ファンブックとかだと直に凍らせるのがアイスタイム、じわじわ凍らせるのがアイスタイムカプセルって解説だったような覚えが。まあジャンプのファンブックなんて作者監修ほとんど入ってないからアレだが -- 名無しさん (2019-11-29 18:24:05)
- マザーカルメルがいなかったらこの人が海兵になってないんでロビン死んでたんだよなこれ -- 名無しさん (2019-12-01 01:35:09)
- ↑まあバタフライエフェクトで歴史自体激変してる可能性もあるけどな。少なくとも巨人海兵以外にもビッグマムが海賊にならなくなる可能性も出てくるし -- 名無しさん (2019-12-01 11:44:54)
- ↑ いうてオハラが歴史研究を続ける限りバスターコールがかかるのはほぼ規定路線だから、ロビンの件に限ればマザーとサウロの存在は大きいかと -- 名無しさん (2019-12-01 12:42:20)
- 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2020-01-08 21:35:20)
- やっぱり生きてたかあ… -- 名無しさん (2022-11-14 00:10:47)
- 生きているのは生きていたのかはまだ分からない -- 名無しさん (2022-11-19 19:36:06)
- やっぱ中将だし覇気も使えたりで相当強いんかな。バスターコール半壊させてるし、エッド・ウォー海戦でも対シキ・ロジャー部隊に編成されてるし。クザンが攻撃受け流さずに避けたのも覇気警戒っぽそう。 -- 名無しさん (2023-09-15 15:08:03)
- ビブルカードでの死亡表記が信用できなくなったけど死んでる可能性もあるのか… -- 名無しさん (2023-11-04 14:37:03)
最終更新:2024年02月08日 22:10