ヤマト&コサブロウ(ポケモン)

登録日:2020/04/16 Thu 00:18:38
更新日:2024/01/21 Sun 10:38:13
所要時間:約 3 分で読めます





何だかんだと聞かれたら

答えないのが普通だが

「「まあ特別に答えてやろう!」」

地球の破壊を防ぐため
地球の平和を守るため

愛と誠実な悪を貫く!

キュートでお茶目な敵役!

ヤマト!

コサブロウ!

宇宙を駆けるロケット団の2人には!

ショッキングピンク!桃色の明日が待ってるぜ!

なーんてな!

らっちゅーの!




出典:ポケットモンスター、95話『サラバ!さすらいのロケット団!』、
22年1月21日から配信開始。OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

ヤマト&コサブロウとはアニメ版『ポケットモンスターシリーズ』の登場人物である。


概要

本作の敵組織「ロケット団」の団員2人組。
登場当初はムサシコジロウコンビ(以下ムサコジ)と同じく組織の幹部候補生だったが、初登場エピソードで逮捕されたのを皮切りに様々な任務に失敗し、いつしかムサコジと同じように「ダメ団員」の烙印を押される事となる。
だが何だかんだでボスのサカキには期待されているようで、逮捕された時には保釈金を出してもらったり、作戦のために仲間やメカを手配してもらったりしている。
一時はナンバ博士*1の下に配属されており、彼から任務を受けて行動していた。

ムサコジとは養成所時代からのライバル
養成所時代にムサコジより遅れて合格したため、それ以来顔を合わせる度にいがみ合っている。
能力はかなり優秀であり、ムサコジ&ニャース(以下ムコニャ)よりも組織に貢献している。
登場当初は冷酷な悪役だったが、ルギア親子捕獲作戦以降は一気にギャグキャラ化し、「やや強いムコニャ」的存在として登場するようになる。
懲らしめられた時にはムコニャのように吹っ飛ばされて退場するようになった。

記事冒頭の口上を見てもらえれば分かる通り、ムコニャの前口上をもじったものを使用している。
またムコニャに比べて一貫したポリシーやプライドのような物を持っておらず、彼らのように所謂「憎めない悪役」的な面を見せる事も少ない。
退場する時のセリフは「やな気持ちー!」

初登場は無印編57話「そだてやのひみつ!」。
街中で「おねえさんの育て屋」という店を開き、客から預かったポケモンから強いポケモンや珍しいポケモンを厳選しサカキに献上しようと企む。
だがサトシたちに企みがばれ、いつの間にかゲットしていたコジロウのウツドンを預けていたムコニャも乱入。しかし逆に彼らを罠にかけ、泥棒としてジュンサーに彼らを突き出した。
しかしカスミピカチュウトゲピーは取り逃がしてしまい、トオルが撮影した証拠写真によって形勢を逆転され、ジュンサーに逮捕された。
ちなみにウツドンはこの回でウツボット進化している。

初登場以降はちょくちょく登場していたが、2008年のDP編65話を最後に登場しなくなる。
サイドストーリーでは準レギュラーの悪役として何度か登場しており、悪事をする度にヒロシなどに成敗されている。

そして、出なくなってから14年の月日が流れた22年1月放送の新無印95話『サラバ!さすらいのロケット団!』にて再登場。
ここでなんと任務説教反省文の毎日が続いた事で徐々にロケット団に対して嫌気がさし、ロケット団を脱退していた事が判明した。出ないと思ったら……*2
なお過去作キャラが再登場しまくる新無印において、アニオリキャラが再登場したのはヤマトたちが初。

メンバー

2人とも黒を基調とした団員服を着用。ムサコジが白を基調としたオリジナルであるのに対し、こちらはロケット団の純正な団員服である。

ヤマト

CV:勝生真沙子
ロケット団の女性団員。オレンジ色のロングヘアが特徴で、左右に分かれている。
ムサシと同様に気が強く高飛車な性格。おまけにかなりのナルシスト
コサブロウによくきつく当たり散らしているが、長い付き合いにもかかわらず彼の名前をよく間違えている。
ムサシとは養成所時代から犬猿の仲であり、会う度に火花を散らしている。
同時にムサシは苦手な存在でもあるようで、シンオウ地方の初任務の際には「ムサシと会うと必ず作戦が失敗する」とぼやいていた。
一度コサブロウと喧嘩別れしており、同じくムサシと喧嘩別れしていたコジロウとコンビを組むが、口上が合わせられなかったのでコサブロウとコンビを組みなおした。

新無印ではロケット団を退団後は趣味の木彫りをしながらカフェを経営している。
行き倒れたいたムサシ達を助け、コジロウも彼女のカフェや木彫りの手伝いをしたものの、モルペコが店の食料を食い尽くした為追い出した。

容姿の元ネタは、ポケモンカードゲームのトレーナーカード「ロケット団のおねーさん」。
金銀』には彼女と容姿が全く同じなロケット団のしたっぱ♀が登場している。
名前の由来は、旧日本軍大和型1番艦「大和」から*3

□手持ち
ムコニャにおけるニャース的立ち位置のポケモン。
2人の口上の最後に「らっちゅーの!」と鳴いて締めくくるのがお約束だった。

さいみんじゅつでサトシたちのポケモンや街のポケモンを操り、地下室に閉じ込めた。
しかしジュンサーのゴースには効かなかった。

金銀編から登場。ヤマトの主力。
ルギア捕獲作戦ではナンバ博士の発明品で強化され、サトシのポケモンを圧倒した。

サイドストーリーに登場。
コサブロウの指示で技を出していたが、「全冒険バトル図鑑」では彼女のポケモンとして紹介されていた。

サイドストーリーに登場。ヤマトの新たな主力。
カスミを圧倒するほどの実力を持つが、カナヅチなので水が苦手。

DP編に登場。


コサンジコサブロウ

CV:子安武人
ロケット団の男性団員。緑色の短髪が特徴の青年。
初登場時はクールでキザな人物だったが、実際はちょっと気が弱く、気の強いヤマトの尻に敷かれている状態である。
ヤマトとムサシの関係ほどではないがコジロウとよく張り合っている。
2度目の登場以降はなぜか必ず名前を「コサンジ」と間違われるようになり、その度に「コサブロウだ!」と声を張り上げて訂正している。
サトシ達からは勿論同じロケット団員であるヤマトやナンバ博士にすら間違われるため、いつしかいじられキャラとして定着し、当初のクールでキザな面はすっかり薄くなってしまった。
一度だけヤマトから「コサブロウ」と正しく呼ばれるが、その時にはつい「コサンジだ!」と返していた。
また、コジロウを一度だけ「コサンジロウ」と読んだことがある。
ちなみにサカキには一度も間違われたことがない。
一度ヤマトと喧嘩別れしており、同じくコジロウと喧嘩別れしていたムサシとコンビを組むが、口上が合わせられなかったのでヤマトとコンビを組みなおした。

新無印ではロケット団を退団後はヤマトが経営しているカフェから歩いていける場所でベーカリーショップを経営している。
ちなみに派手なリアクションはしない
名前はコジロウ(小二郎)に対するコサブロウ(小三郎)。

□手持ち

金銀編に登場。コサブロウの主力。
ルギア捕獲作戦ではナンバ博士の発明品で強化され、サトシのポケモンを圧倒した。

AG編で使用。おそらくヤマトのものと同一個体と思われる。

サイドストーリーに登場。コサブロウの新たな主力。

サイドストーリーに登場。

DP編に登場した時には、ラッタの代わりに「ボツボツー」と鳴いて口上に加わっている。
防御に秀でているので恐らくムコニャにおけるソーナンス的立ち位置のポケモンと思われる。

ロケット団退団後にゲットした♀個体。
ムコニャのニャースの初恋の相手に似ているらしい。



追記・修正 やな気持ち~!

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最終更新:2024年01月21日 10:38
添付ファイル

*1 中の人はあの永井一郎さん。BWにてムコニャがシリアスな悪役になったことと永井さんの逝去も、この二人が永らく出演できなかった原因と思われる。

*2 だが、BWにてニャースがロケット団を脱退したと見せかけて、サトシ一行を罠に嵌めたことがあるということを考えると、油断は禁物。

*3 ムサシの名前の由来は剣豪「宮本武蔵」だが、旧日本軍大和型2番艦「武蔵」とすると対になるため。