ビル・ゴールドバーグ

登録日:2020/04/20 Mon 18:51:43
更新日:2024/02/21 Wed 10:48:23
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『ビル・ゴールドバーグ(Bill Goldberg)』は、1966年12月27日 - の、米国のプロレスラー、元アメフト選手。
俳優としても一定以上のキャリアを積んでいる。

本名:ウィリアム・スコット・ゴールドバーグ
オクラホマ州タルサ出身で、産婦人科医の父とバイオリニストの母の次男として生まれる。その血筋からこんな超体育会系が生まれるのか……

決め台詞は“Who's next?”(次に俺に倒されるのは誰だ?)と、対戦相手の指名の際の“You're next”(次はお前だ)

公称サイズは193cm、121kgと、数値だけ見ると、確かに大柄ながらアメリカでは特別に大きいサイズと言うわけでも無いのだが、発達した肩の筋肉を始めとした引き締まった肉体から数値以上に大柄に見え、実際に巨漢レスラーであっても軽々と持ち上げてしまうパワーから“超人類”のニックネームで親しまれた。

かつて、全盛期を迎えながらも、僅か数年後には崩壊を迎えることになった90年代末期のWCWに於いて、個人ながら日本にも波及した一大ヒールユニットnWoと並ぶ程の人気を獲得したことでも知られる。

WCW崩壊後は、短期間で業界の歴史に名を残した程の人気選手でありながらもマット界への積極的な関わりを持とうとせず、
03年からの満を持してのWWEへの登場も1年未満と短期に終わってしまう等、選手としての姿勢については内外から批判も多く聞かれるものの抜群の存在感を保ち続け、50代に入っていた2016年10月に、WWEにまさかの再登場を果たした。


【WCWまで】

学生時代からアメリカンフットボールで活躍。
しかし、既に怪我による負傷を抱えていた為に、90年のNFLのドラフトでは、11巡目でロサンゼルス・ラムズに指名されるも上記の理由で契約には至らず、マイナーリーグ入りした後に、アトランタ・ファルコンズと契約して3年間プレー。
その後、エクスパンションドラフト(分配ドラフト)でカロライナ・パンサーズに指名されるも、下腹部の負傷でのリハビリ中に解雇されてしまい、開幕ロースターに残らなかったことからアメフトから引退した。
尚、このリハビリ中に総合格闘技の訓練も受けていたりと、その後の活動の下地は生まれていた。

アメフトからの引退後、実兄がリック・フレアーと知り合いだったことから、WCWのレスラー養成機関パワープラント入り。
30代に入ってからのデビューとなったが、前述の通りに、全くプロレスや格闘技の知識が無かった訳ではなく、幼少期の頃の憧れであったブルーザー・ブロディのブレーンバスターを元に必殺の“ジャックハマー”を早くに開発している。
そして、アメフト譲りのタックルをアレンジした“スピアー”も開発。
こうして、ルックスの良さに加えて抜群の身体能力を活かした迫力ある技を見せるゴールドバーグに目を付けたWCWでは、ゴールドバーグに無敵の超人のギミックを付けて売り出すことを決定した。

1997年6月に初登場を果たすと、バディ・ランデル戦を皮切りに連勝街道を爆進。
無駄が省かれた筋骨隆々の肉体で自分より大きな相手であっても軽々と持ち上げては誰も見たことのない動きで叩き落とし、
更には要所に隠し味的に柔術の動きを取り入れたテクニカルな関節技や、格闘技色の強いパンチやキックを取り入れたスタイルは観客の目に新鮮に映り、熱狂的な支持を獲得していった。
WCWでは、当時のWWF(WWE)以上に古参レスラーが多く、前身であるNWA譲りの伝統的なアメリカンプロレスの空気が漂っていたので、余計に見た目も使う技も最先端なゴールドバーグが突出して見えたという事情もある。

ゴールドバーグが支持を獲得したのには、同時期に絶対的なベビーフェイス、アメプロの象徴であった筈のハルク・ホーガンがWWFからの侵略者というギミックで登場したスコット・ホール&ケビン・ナッシュと結託し、ヒールターンすることで誕生し、瞬く間にWCWを席巻したnWoが、試合その物は乱入や勧誘による裏切り行為を頻発させての不透明決着を連発していたことへの反動もあったという。

この辺は、蝶野正洋武藤敬司が暖簾分けという形で新日本プロレスで展開し、試合その物はちゃんとやっていたnWoジャパンと本国nWoとの違いでもある。

何れにせよ、ゴールドバーグも観客の支持に答え続け、その中で実現した、同じ怪物枠の大巨人ザ・ジャイアント(現ビッグ・ショー)との対戦では、この頃よりデカい図体ながらも非凡なジャイアントこと大塩さんの巧みな受けの力もあるとはいえ、大巨人相手にもスピアーどころか、ジャックハマーまでも“ほぼ”完璧な形で決めてみせ、ギミック通りの超人類の名に恥じない衝撃を見せつけた。

一方、この超人類ギミックは実際のキャリアの少なさを誤魔化す目的もあったとも見られており、ゴールドバーグの基本的な試合時間は5分弱で、ほぼ一方的に勝利を納めてしまうパターンが殆どだった。
こうした秒殺ギミックと云えばゴールドバーグ以前にはザ・ロードウォリアーズが挙げられるが、単体で通用したのはゴールドバーグが初と言える。
実際、キャリアは少ないしワンパターンに陥り易いので“塩バーグ”と揶揄されることもあるものの、それだけの説得力の出せる選手なことも確かである。

スティングDDPと共に、非nWoのトップレスラーとなると、98年7月に“ハリウッド”ハルク・ホーガンを破りWCW世界ヘビー級王座を獲得し、約一年で業界のトップに就いた。

デビュー以来の連勝記録は173に達し、この記録は2015年にWWE入りした後のASUKA(華名)に破られる(267連勝)まで、20年近くも更新を許されなかった大記録であった。
このギミックは、その後も2017年の再離脱の時までは“ゴールドバーグからの勝利は不透明決着か反則込みでも無ければ許されない”という空気を生むことにもなった。

nWoとゴールドバーグという90年代末期のWCWの生み出したヒット作は、折からのプロレスブームもあって全米中の人気となり、WCWとの看板番組同士による(しかも、裏番組をぶつけて仕掛けたのはWCW側であった)月曜夜の視聴率戦争(マンデー・ナイト・ウォー)の渦中の中で劣勢が続いたWWF社長のビンス・マクマホンに、腹を括る覚悟をさせた程だったと言われる。

WWFでは、憎しみを込めてゴールドバーグのパロディキャラである“最弱の男”ギルバーグ(ドゥエイン・ギル)を登場させて、本物とは正反対の連敗街道を歩ませた。
本当に173連敗させるつもりだったとも言われるが、その後の団体全体のアッティチュード路線の成功の中でフェードアウト。
しかし、後に本物のゴールドバーグがWWEに登場した時には出番が与えられ、2016年に復活した時にすら出番があった。
決め台詞は“Who,s first?”*1

90年代後半は日本でも現在には譲るもののプロレス人気が高く、日本のファンにも“ゴーバー”の通称で親しまれた。

……しかし、メインストーリーは相変わらずnWo頼りであり、ゴールドバーグが世界王座を獲得、ナッシュがホールのスタンガンのアシストを得た汚い手段で王座を奪還……という、見え見えのクライマックスを迎えた時点でWCWのストーリーラインは停滞を迎えることになってしまう。

……一方、追い詰められた末に有望なタレントも失っていたWWFでは開き直りにも見えかねない、当のWCWから解雇された過去を持つストーン・コールド・スティーブ・オースチンのような、それ迄の業界では大した評価を受けてこなかった選手を独自のスターとして盛り立て、シナリオに選手を従わせるのではなく、ビンスがGoサインさえ出せば積極的に選手の提案に乗るアティチュード(態度、姿勢)路線が開始され、タレントが居ない*2のならば、自分が主役になったオースチンの相手をしてやるとばかりに、社長であるビンス・マクマホン本人が立ち上がって毎週の様にオースチンにド突かれる姿が大ウケし、遂に陰りが見え始めたnWo人気に追い付くことになる。
つまり、この頃はWWFもWCWも強くてタフなハゲが主役であったのだ。

そして、ホーガン派nWoとナッシュ派nWoに別れての内紛等を経て、98年12月にナッシュがゴールドバーグへの不完全な勝利に納得がいかないとする発言から始まる、ゴールドバーグの会場入り前の逮捕、代わりに行われたホーガンが威信を懸けると宣言して行われたナッシュとの茶番に終わった決着=悪名高きフィンガーポーク・オブ・ドゥーム事件が起きてしまう。(詳細はケビン・ナッシュの項目やWCWの項目を参照。)

シナリオも兼任していたWCW副社長エリック・ビショフによる、客と視聴者を舐めきっているとしか思えない糞シナリオによって一夜にしてnWoブランドとゴールドバーグの商品価値は急落し、これ以降、実力がありながらもWCWでは中堅扱いに留まっていた有望な若手選手やWCWに見切りを付けた選手達の流出が続くようになり、シナリオの質も下がり続けていった。

ゴールドバーグの扱いについても、絶対的な巨悪であった筈のnWoが崩壊したことで誰がどう見ても脳筋ヒーロー枠のゴールドバーグを、丁度、扱いを持て余されていた嘗てのWWFの絶対的ヒーローで、ゴールドバーグとは真逆の超技巧派レスラーであるブレット・ハートと抗争させたのだが、これがシナリオがちぐはぐであるという以上の悲劇を生んでしまうことになる。日本に来るのがドタキャンされたことではない。

ブレットは試合で、お馴染みの場外から相手の足をコーナーポスト(鉄柱)に絡めての足4の字固めを仕掛けたのだが、その際にコンクリートの床に頭をぶつけて脳震盪を起こしてしまい、更にリング内に戻った所でゴールドバーグの強烈なトラースキックを朦朧としていた所に食らってしまい完全に意識を絶たれ、あの“ヒットマン”を事実上のリタイアに追い込んでしまい、ゴールドバーグのキャリアに“ブレットを潰した”という汚名を刻みつけたのである。

WCWは以降も迷走を続け、レスラー間の“格”も無視されるようになる有り様であった。
そして、01年3月にWCWは崩壊。
超人類はブランドの消滅と共に姿を消したのだった。


【WWEへの登場】

01年にWCWが崩壊したのと同じく、ポール・ヘイマンが率いていたECWも崩壊した。
ビンスは多数の人材を雇い入れ、これによって既にWWEへと移籍していた選手達に続いて、本当にWCWやECWでトップとして活動していた選手が登場するようになりストーリー(WWEスーパースターズvsアライアンス軍)を盛り上げることになったが、ゴールドバーグは登場しなかった。

WCW崩壊後のゴールドバーグの初の試合復帰は2002年8月の武藤敬司体制の全日本プロレスで、エース格となっていた小島聡を僅か4分で倒している。
その後、ハッスルの前身となったWRESTLE-1にも登場した後、03年に満を持してWWEへの登場を果たし、いきなりザ・ロックに勝利。

しかし、ゴールドバーグは一年契約でTVマッチのみの参戦を希望して巡業に参加することを拒否。
米国以外の試合には以前からの契約があるとして例外を認めて貰う等の特別待遇であり、これについては自ら巡業に参加するプロレス一家でもあるマクマホンファミリーから不満が出ることになった。

こうして、ゴールドバーグは相も変わらずのカリスマ性でトリプルHの結成したWWE版フォー・ホースメンの“エボリューション”と抗争に入り、ビッグショーの主役として03年のRAWを盛り上げた。
しかし、やっぱり通常の巡業は拒否し続け、同条件ならば翌年からはギャラを大幅に下げることを提示された為に契約更新をせずに退団が決定。
04年3月のレッスルマニア20を目前に控え、有終の美を飾るとばかりに、此方はSMACK DOWNに所属していた、ゴールドバーグと同路線の“怪物”ブロック・レスナーとの対戦アングルが組まれる。

このアングルは非常に盛り上がったものの、インターネット上にゴールドバーグもレスナーもレッスルマニアを最後に二人ともに離脱する事実が流出してしまっており、03年当時の両ブランドの主役級であったにもかかわらず、それを蔑ろにするような決定にファンが激怒。

特別レフェリーとしてストーンコールドまで登場した“世紀の一戦”は、一転して入場から両者に対してブーイングが飛びまくる展開に。

ブーイングどころか、試合中に巻き起こった大観衆による“グッドバイ”の大合唱に、二人ともにやり難さを感じているのが画面を通してすら伝わってくる有り様であったものの、内容については無難に期待通りの攻防を制したゴールドバーグが勝利。
しかし、尚も収まらぬブーイングに対してストーンコールドが勝者であるゴールドバーグにスタナーを見舞い、ゴールドバーグも、まるで懺悔をするかのようにコーナーから観客に頭を下げたのだった。


【俳優活動】


WCW時代の99年に日本でもヴァンダホーでお馴染みのジャン・クロード・ヴァン・ダム主演の『ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン』の準主役として俳優デビューしており、WWE離脱後に出演した『サタンクロース』と『奪還2.0』では主演も務めており、プロレスの試合通りのタレント能力の高さも証明している。

こうして、俳優活動の他にはジム経営を行う等、根強い人気があるものの、プロレスへの復帰は聞かれない状況が長く続いていた。


【再復活】

しかし、2016年10月に自分の戦う姿を知らない息子に対して、戦う姿を見せたいとしてWWEと再契約して、まさかの復活。

全盛期に比べると、ややサイズダウンした感は否めなかったものの、因縁のレスナーとの再戦にてスピアーとジャックハマーのキレ味の健在さを見せつけ、まさかの秒殺勝利でプロレス復帰を飾った。
このシナリオはレスナー自身のアイディアであったと言われる。

翌、2017年1月には13年ぶりにロイヤルランブルに登場し、アンダーテイカーと初遭遇。
そして、3月には嘗ての自身が保持していた世界ヘビー級王座と同等の価値を持つ、団体の頂点王座の一つWWEユニバーサル王者を保持するケビン・オーエンズに挑戦して勝利を納める。

そして、レッスルマニア33にて三度目となるレスナーとの対戦が組まれ、一発でも危険なレスナーのジャーマンを10度も食らった末にF5で遂に敗北。
また、この試合にて不完全な形ではあったものの、キャリア史上初めてジャックハマーをカウントアウトされている。
試合後は、家族との生活を第一にしたいとのことから契約更新はせずに再びWWEを離脱。

2018年1月WWE殿堂に迎え入れられ、受賞の場でも相変わらずの控え室からの入場を果たした。


【再々復活】

2019年5月にWWE公式アカウントよりゴールドバーグの復活が予告され、本人もそれを認めるツイートを行い、ファンを喜ばせる。

6月にアンダーテイカーと初のシングルマッチを行い、互いに持てる技を出し惜しみなく仕掛け、ジャックハマーでもツームストーン・パイルドライバーでも決着が付かなかったが、墓堀人の原点とも呼ぶべきチョークスラムの前に沈む。

8月のサマースラムでドルフ・ジグラーに勝利。

年が明けた2020年2月にサウジアラビアで開催されたスーパーショーダウンにて“ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットの所持するWWEユニバーサル王者に挑戦し勝利。
王座獲得後、SMACK DOWNに登場してローマン・レインズとの対戦を受諾するが、レインズの出場辞退に伴い、4月のレッスルマニア36ではブラウン・ストローマンの挑戦を受けるも敗北して王座から陥落した。


【得意技】


  • ジャックハマー
ブレーンバスター(バーティカルスープレックス)の体勢で垂直に持ち上げた後、パワースラムの様に相手の体を巻き込むように回転させ、自身の体を空中で浴びせながら叩き落とす絶対的なフィニッシャー。
本人曰く幼少期の憧れであった、ブルーザー・ブロディのワンハンド・ブレーンバスターを参考に編み出したとのこと。
体重の軽い相手の場合は、垂直に持ち上げた後で首のロックだけを残し、片手だけで体勢保持したまま、少し歩いてから決めるパフォーマンスを入れることもあった。
全盛期には、前述の様にザ・ジャイアント(ビッグ・ショー)相手にすら、溜めこそないものの完璧な形で決めることが出来た程。
他にも使い手が出たことはあるが、本当の意味で必殺技と出来たのはゴールドバーグのみである。


フットボール式タックルをプロレスに応用したもので、低い体勢から相手の胴体にぶつかり、勢いそのままに強引になぎ倒してしまう技。
全盛期には、自らの足が浮く程の角度で決まっていた。
基本的にはジャックハマーへの繋ぎなのだが、ゴールドバーグの代名詞、必殺技としてスピアーの名の方を挙げる声も少なくない。
元々、フットボールタックル自体はプロレスにも持ち込まれていたのだが、単体でも説得力のある必殺技として成立させてしまったのはゴールドバーグが初で、以降の流行技となった。
対角線上等、充分な助走距離を取ってから仕掛けるのが普通だが、カウンターでその場から繰り出される場合もある。
助走をとる分だけ、かわされてコーナーに自爆するのもお約束の一つで、対戦相手にとっては貴重な反撃のチャンスとなるのもお約束。


  • リフトアップ(ミリタリー・プレス/ゴリラ・プレス)
ゴールドバーグの得意技で、相手を横向きに直上に持ち上げる技の総称。
力自慢のレスラーのアピールに使われることの多い技であり、ゴールドバーグも普通に投げ落とすこともあるのだが、ゴールドバーグの場合は此処からの派生技が他の選手よりも多彩で、持ち上げてからフロント・パワースラム(アバランシュ・ホールド/オクラホマ・スタンピード)や、スピアー(スパイン・バスター)の体勢で落としたとりと、普通に必殺技扱い出来そうなパターンも見せる。
全盛期には、セカンドロープ上とはいえ、不安定なコーナーポストで相手を持ち上げてしまったこともあった。
フロント・パワースラムはリフトアップしない通常の形でも使われた。


  • 変形チョークスラム
相手の片足を肩に担ぎ、股下から差し入れた手で相手の腹辺りを捉えてチョークスラムの要領で落とす技。
佐々木健介のトルネード・ボムを更に豪快にしたような技。


  • 変形ネックブリーカー
ブレーンバスターの体勢で相手の首を捉え、腹部に膝を入れてからドラゴンスクリューのようなモーションで高速でマットに捻り倒していく。


  • パンチ/キック
前述の様に総合格闘技のトレーニングも積んでいた為に、本格的な形のパンチやキックを見せる。
大型選手ながらソバットやトラースキックも使いこなすが、トラースキックは前述の様にブレットのキャリアを閉ざしてしまう引き金となってしまった。


  • 関節技
飛び付き式の膝十字固め(ニー・バー)が見た目にも解りやすく有名だが、他にも意外な関節技を見せたことがある。
しかし、後にはスピアーとジャックハマーだけで(対戦相手としても)試合が成り立つので殆ど使われなくなった。


  • スープレックス
とにかく本人のパワーが凄いので、単純な投げ技でも豪快に決まってしまうのが特徴で危険である。
ダブルアーム・スープレックスやバックドロップも、人より大きな弧を描く、一歩間違えば大怪我しそうな形で披露されている。
そのためか、定着せずに使われなくなった技も多い。



【余談】


  • 上記のプロレスに対する態度から、フロント入りしてからも現場主義でトップレスラーとして自ら前線に立ち続けたトリプルHから非常に嫌われている。
    トリプルHは業界の先達として新人育成に熱心なことでも知られるが、タフイナフで候補生がゴールドバーグのポスターを貼っていたのを見た時には、オンエア中にもかかわらずゴールドバーグの態度を敢然と批判した。


  • ストーンコールドとは、同時期のライバル団体のトップスター同士で、同じくスキンヘッド姿ということからファンからも何かと比較されたり並び評されることが多い。
    ゴールドバーグは、前述の様にWWEでは積極的に貢献したとは言い難いのだが、参戦した頃にはストーンコールドも現場から身を引いた立場だったのでウマが合ったのか、ゴールドバーグが薦めたGショックを購入したりと交流があった模様。





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最終更新:2024年02月21日 10:48

*1 “俺に最初に倒されるのは誰だ?”だが、反対の意味の“俺を最初に倒すのは誰だ?”とも訳される。

*2 当時のWWFはブレット・ハートがモントリオール事件を経て解雇、ショーン・マイケルズが引退も同然のリタイアに入り、残るアンダーテイカーはイメージ的にも毎週前面に出せるキャラクターでは無いと、以前からのトップ所が壊滅していた。