横浜流星

登録日:2020/05/04 Mon 15:20:00
更新日:2023/10/14 Sat 15:45:11
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横浜流星とは、スターダストプロモーション所属の俳優である。
1996年9月16日生まれ、神奈川県横浜市出身。

横浜という物珍しい苗字に流星という二次元にありそうな名前が組み合わさっていて、更には出身地が横浜、横浜にあるスポーツチームと言えば横浜ベイスター、所属もスターダストプロモーションなどと、芸名だと勘違いされやすいが、これでれっきとした本名
ちなみに横浜姓は青森県にルーツを持っているので横浜姓が多く分布している都道府県は青森で、彼の父親も青森出身である。
また、星の煌めきを感じる名前の割にはベイスターズはそこまで好きではなく、ベイスターズの試合で始球式を務めた時に「これから好きになりたい」と語っている。

芸能界に入ったきっかけは小学6年生の時、彼の家族と一緒に原宿で遊んでたら偶然スカウトされ、そのまま現在の所属事務所であるスターダストプロモーションに所属する。
入社してから栄光ゼミナールのCMやその体格と顔の良さからニコプチ、二コラの専属のメンズモデルを務めるといった仕事を行ってきた。
そのころ、『仮面ライダーフォーゼ』の井石二郎役で役者デビューを果たすこととなる。
役柄としては仮面ライダーメテオの変身者、朔田流星の友人であり、流星の友人役を務める役者の名前が「流星」だということに当時軽く話題になったとかならなかったとか。
重要な役割を持つキャラだとは言え、ずっと昏睡状態であるのと、昏睡状態が解けるとそのままフェードアウトするキャラクターであるため出番はほんのわずかなうえ、当然セリフもちょっとだけしかない。

その2年後、烈車戦隊トッキュウジャートッキュウ4号の変身者、ヒカリに抜擢。このことは、メテオの友人がまさか変身するとは、と一部の特撮ファンが感慨深げにしていたそうな。
そしてこの1年間で表現力や演技力など俳優に必要なものをさらに磨き上げていった。

番組終了後、二コラのメンズモデルを卒業し、様々なドラマや映画、舞台で活動するようになるなど、本格的に俳優として活動をしていくようになった。
なお、その中に舞台版スーパーダンガンロンパ2の主役日向創を演じており、座長として数か月間務め上げてきた。

そして2019年彼の俳優生活に大きな転機が訪れる。
それはTBS系列のプラチナ帯ドラマ初めて恋をした日に読む話(通称はじ恋)で、由利匡平(通称ゆりゆり)に抜擢されたことである。
このドラマの中でまっピンクな頭髪をしており、初見ではおもわず目を引いてしまうようなビジュアルとなっている。その後そのビジュアルと不良でありながら根はまじめで純粋という要素が中高生に大きく受けたのか突如大ブレイク。

  • 彼の公式インスタのフォロワー数が一気に50万人増加
  • 彼の単独の写真集「流麗」が発売前に突如重版となる
  • ORICON NEWSが発表した、「2019上半期ブレイク俳優ランキング」で2位を大きく突き放し1位を獲得
  • ViViの恒例企画である「国宝級イケメンランキング」で初登場ながら2位を獲得
  • この年にどれだけの新規のスポンサーをつけたかの数が競われる「テレビCMブレイクランキング」の2019年度において1位を獲得*1

等々、2019年度中にたくさんの偉業を達成した。
その後GP帯民放ドラマの主演をいくつか務めるようになったり、映画も何作か主演あるいはメインとして務めるようになったりと、一気に仕事量が増加。
これをきっかけに大人気若手俳優の仲間入りを果たしたのであった。

さらに2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にて主人公・蔦屋重三郎役に抜擢されることが決定。
戦隊ヒーロー出身者史上初の大河ドラマ主演という快挙を成し遂げた。
奇しくも2021年の大河『青天を衝け』では『フォーゼ』で友人・メテオ役だった吉沢亮がライダー俳優史上初の主演を務めていたことから、「ニチアサからの大出世二大巨頭」と大きな反響を呼んだ。


空手

彼の特技としてよく知られているのが極真空手である。
始めたのは小学校1年生の時であり、その後着実に稽古を重ねていった結果、黒帯を獲得。そして中学3年の時に世界大会で優勝。その後さまざまな試合で優勝するなど、とにかくその腕前は半端ないものである。
その特技が買われたのか、番宣の際に出演したバラエティ番組でその腕前を披露するだけでなく、ドラマのアクションシーンでは空手を活かした見事なアクションをたびたび披露している。


烈車戦隊トッキュウジャー

彼を語る上では欠かせない作品であり、彼の代表作の一つである。
彼の演じるヒカリはメンバー唯一のクールキャラであり、物事を常に現実的に考えたり列車内での食事の際はメンバーの輪にあまり入らなかったりとどこか一歩引いたキャラ設定がなされている。そのため、彼自身も役作りとしてヒカリにシンクロすることができるよう、日常でも一歩引いて物事をみるようにしていくようにした。
またヒカリはけん玉が得意であるとキャラ付けされているため、彼自身役が決まってからあまり触れたことがなかったけん玉を上達させるために特訓させていた。

そしてヒカリが空手の稽古をしていというキャラ付けに関しては、スタッフが横浜自身の要望を聞いた結果、33駅「カラテ大一番」で新たに付け足したものである。
なお、この話ではリーダーであるライトの祖父が空手道場を開いており、ライトヒカリと一緒に空手を嗜んでいたことが発覚したのであったが、
ライトを演じる志尊淳もまた空手を嗜んでいたことに由来する。つまりトッキュウジャーチームには空手を嗜んでいたメンバーが2人いたことになる。

また彼自身生身のアクションを希望していたようであり、実際にアクションシーンで他のメンバーがスタントを立てている場合でも、彼だけは高所からの飛び降りなど非常に危険なシーンを除けば基本的に自分で演じていた。
そのような経緯もあって、この作品のアクション監督である福沢博文や、トッキュウ4号のスーツアクターを務めた竹内康博も彼の力量を評価するコメントを残している。



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最終更新:2023年10月14日 15:45

*1 ワイモバイル、ABCマート、森永製菓、大東建託、資生堂と全5社