宇宙剣士ライアン/無限砲ガンキッド

登録日:2020/06/05 Fri 19:07:24
更新日:2024/04/13 Sat 01:30:52
所要時間:約 ? 分で読めます




宇宙剣士ライアン無限砲ガンキッドは『勇者指令ダグオン』に登場する勇者ロボットである。
どちらとも主役ロボファイヤーダグオンの必殺武器になれるという形でダグオンの一員となり、
後継機体のパワーダグオンや最終形態スーパーファイヤーダグオン武器としても活用された。


宇宙剣士ライアン


貴様を地獄に落とす為、俺はこの星へやってきたのだ。

思い知れ!20億の民の怒りを!!

【ロボットモード】

全高:10.7m
重量:18.5t
走行速度:190km/h
ジャンプ力:160m
最大出力:30000BP

【ライオソード】
全長:22.0m
重量:18.5t
飛行速度:マッハ3.5(約)
最大出力:30000BP

CV:広瀬匠(現:広瀬裕

宇宙のどこかにある剣星で生まれた宇宙人
メタルなボティとライオンの胸を持つ機械生命体で、姿からロボットモードに変形する。
ライオソードの状態で自在に大きさを変えられるという能力を持っており、ダグファイヤーを載せて飛行したり、小さくなってファイヤーエンの武器になったこともあった。

元々は母星で平和に暮らしていたが、ある日突然宇宙皇帝アーク星人によって同胞諸共星を滅ぼされたという悲惨な過去を持つ。
「悪魔のような科学力」と評されるアーク星人の技術によって、美しい星は一瞬に氷河期となり、星に住んでいた剣星人たちも一瞬にして氷漬けになって命を落とした。
ライアン自身は不慮の事故でたまたま地下に埋もれており、直接凍結されなかったため生き延びたが、地上に出たとき見た光景は、猛吹雪の中に20億の墓標が立ち並ぶというものだった。
同胞たちは皆、剣の姿で地上へ突き刺さったまま氷漬けになって死んでいた。
このためアーク星人への復讐を誓い、アーク星人を追いかけて10万光年の彼方から遥々地球まで飛来してきた。

剣星人としては若者の部類に入るらしく、ガンキッドに「おじさん」と呼ばれた際は「こう見えてもまだ若いんだぞ。おじさんはないだろ」と釈明していた。

ちなみに劇中よく「おのれ!」とつぶやくことがあるが、中の人が中の人なのでそのニュアンスはヒーローのそれと言うより明らかに敵幹部のそれであり、非常に怒りがこもっている。
元が復讐に燃える宇宙の放浪者であり、ヒーローではないため、似合っていると言えば似合っている。


【技】

ライアンバルカン
両手先を銃身に変えて、エネルギー弾の乱射を敵に浴びせる。

ライアンフレア
胸部のライオンから炎を吹き出して敵を攻撃する。

ライオソード突撃戦法(仮称)
単独で戦う場合の物理的な攻撃手段となる。
剣の形態に変形して、そのまま相手に突っ込んで攻撃する。
標的に刺さった状態からじわじわと相手を引き裂いたり、剣を引っこ抜いたり、剣の状態でもそれなりに動ける。

反物質反応炉
ライアンが持つ最終手段。解放することで相手を道連れに凄まじい破壊力を発揮する自爆技。
使えば自分も死ぬということなので、当初はアーク星人を倒す切り札として封印していた。



本編での初登場は第11話。アーク星人の出現を察知して地球に現れ、アーク星人との一騎討ちに出ようとする。
このときは復讐しか頭にないため素っ気ない態度が多く、「復讐を果たすためなら、地球人がどうなろうと関係ない」と切り捨てたり、ダグオンたちの協力を拒みひたすら1人で決着を着けようとしたりしていた。
しまいにはアーク星人が居る要塞アーク城の進撃をそっちのけで、ファイヤーダグオンとタイマン勝負に出るという始末だった。
しかし、その後アーク城の中から現れたアーク星人に一人で立ち向かったところ、超振動波の前に動けなくなってしまい、ファイヤーダグオンが必至の思いで救出したことで難を逃れた。


続く第12話も登場。ライアンの剣はダグオンの装備よりも強力であったことが判明し、ダグオンチームは仲間になってくれれば心強いと考えて交渉する。
しかし同胞を失った彼の心に言葉は届かず、追い返される始末だった。

ダグオン一同はここでライアンとの交渉を断念するも、その後エンの発言の数々を聞き、ライアンの心は揺れ動く。

「誰も信じねぇで生きていくなんて、寂しすぎるんじゃねぇのか?」(ライアンが隠れ家にしていた洞窟にて)
「目の前でやられちまう奴を無視できるほど、神経太くないんでね!」(ダグオン一同が命懸けでライアンを救い出した理由について)
「仲間を見捨てて逃げられるかよ!」(後述の経緯で動けず窮地に陥った2人をファイヤーダグオンが必死に助けようとしていたとき)


そして強化アルマー星人*1に襲われたところをダグオンらに救われ、今度はダグオンが自分の身代わりとなるような形で窮地に陥ってしまう。
ライナーダグオンとシャドーダグオンは星人に吹っ飛ばされてグロッキーで動けず、ファイヤーダグオンも2体を連れて脱出する余裕はない。
このままでは全員やられてしまう。そんなとき、ライアンはついに決意するのであった。


ファイヤーダグオン!!

この俺を使え!!

ライアンは自ら、ファイヤーダグオンの武器となることを申し出た。
アルマー星人はライオソード形態で突撃しても上手く刺さらずに弾き返され、ファイヤーダグオンのブレードも刺さらずに折れてしまったため、お互いが力を合わせることで初めて撃破に成功したのであった。


以降は「必要なときはいつでも駆けつける」と言う形でダグオンチームの仲間に加わり、主に前半戦でファイヤーダグオンの主力武器として活躍した。
12話以降のファイヤーダグオン出撃回13回のうち、使われたのは7回と頻度は高いが、再生アルマー星人には白刃取りで受け止められ、パイダ星人には糸で絡め取られて不発に終わった。
ザゴス星人戦では大きさを変えてエンの必殺武器となり、バンダー星人戦ではトドメ目的ではなく人質救助のためにライオソードとして使われている。
ダグオンチームの仲間になってからは態度も非常に丸くなり、復讐のことは一先ず置いて自らダグオンの一員として戦うようになった。

第16話では突如空港を襲撃した巨大なカニの大群を発見して自ら救助に入るという単独での活躍を見せている。
着陸滑走中カニに襲われてギアが折れた飛行機を止め、そのままカニの大群を全滅させている。
更にカニのハサミを持ち帰って海洋生物の異常な巨大化をダグオン5人に報告、そのまま調整活動にも同行、宇宙の放浪者としての知見を元に助言を行うなどチームの一員として大きく貢献している。

第30話でアーク星人が要塞アーク城を遣って地球も氷漬けにしようとしたときに至っては、
ファイヤーダグオンが無限砲を使ってもアーク城を落とせない様子を見て、「俺が行く。反物質反応炉を解放する!」とまで言い出すのであった。
もちろん、あわよくばアーク星人を道連れにと考えてのことだろうが、地球も救うということも視野に入れて行動しているところには大きな心境の変化を感じさせる。
ただし、このときはエンが「その爆弾は、アーク星人を倒すまで取っておけ!」と言って制止を掛け、ファイヤージャンボの特攻でアーク城を道連れにしている。


その後、エンがパワーダグオンに移行してからは出番があまりなかった*2が、39話にてついにアーク星人との決着のときが来る。
このときは生きて決着を着けることにこだわり、わずかに仲間の助力を受けつつも、ほぼ自力でアーク星人を倒したのであった。
更に宇宙のどこかに同胞の生き残りがいると分かったため、ライアンはチームを離脱して宇宙へと旅立つのであった。
このときもライアンはサルガッソを倒すまで同行すると申し出たが、ダグオン一同からは「気にせず仲間を探せ」と促され、旅立ちを決意した。

なお、アーク星人との決闘の際、星人が剣星を滅ぼした理由が判明するのだが、その理由は以下のようなもの。


剣星人は1匹たりとも生かしてはおかぬ。エルバイン太陽系での過ちを繰り返さぬためにな。

まさか、俺の他にも剣星の生き残りが!?

奴のせいで私は宇宙警察機構に捉えられ、宇宙監獄サルガッソに収監されたのだ!あの屈辱は絶対に忘れん。

剣星人に負けて捕まってプライドが傷ついたので、二度と捕まらないように手始めに剣星を滅ぼし、更にその生き残りのライアンと、宇宙のどこかにいる仇敵の剣星人を倒そうと考えたのであった。
ライアンの同胞が宇宙のどこかにいると判明したのもこの発言がきっかけである。
アーク星人は30話で「私は宇宙皇帝だ。すべての星を私は支配する権利があるのだ。そして、下等な生き物しか住んでいない星を滅ぼす権利もな」とも語っている。
早い話がスケールの大きなジャイアニズムで剣星は滅ぼされたのである。
そんな身勝手な理由で20億の同胞を失ったライアンからすれば溜まったものではない。
自らの手で仇を討ったライアンは、一人静かに同胞達への弔いの意を示したのであった。


終わった。何もかも。全てが。剣星20億の民よ。ついに、ついに仇は討ったぞ…!


これでもう会うことがないかと思いきや、第44話にてダグオンが窮地に陥ったとき、突如宇宙の彼方から舞い戻って戦線に復帰する。
スーパーライナーダグオンとシャドーダグオンを取り囲む囚人ロボット軍団を不意打ちで全滅させ、パワーダグオンの頭を角で挟み込んで怪力で押しつぶそうとしたワルガイア星人ゲドーの角を切断した。
更にパワーダグオンと協力して、無限砲すら効かなかったゲドーをパワーライオソード「十文字斬り」で斬り伏せるのであった。
ちなみに戻ってきた理由は宇宙を旅した結果、仲間の居場所に関して大方の目星がついたため。サルガッソを倒してからゆっくりと探すことにしたとのこと。

その後、火星でのワルガイア星人マドー戦と、サルガッソにおける超生命体ジェノサイド戦に同行。
どちらも単体として目立つことこそなかったが、どちらの戦いでも力を合わせて戦う場面にてチームの一員として勝利に大きく貢献した。

サルガッソを全て滅ぼした後、47話冒頭にて今度はガンキッドを新たな同胞として引き連れ、
ダグオンの7人、宇宙警察機構のルナ、ダグオンの正体を知ってしまったマリアに「この美しい地球の光景を、俺は忘れない。そして、素晴らしい地球の友のことも!」と言い残し、地球を旅立って行った。



◆無限砲ガンキッド


仲間を撃っちゃダメなんだ!

ライアンと約束したんだ!

【ロボットモード】
全高:10.1m
重量:27.5t
走行速度:160km/h
ジャンプ力:130m
最大出力:36000BP

【キッドファイター】
全長:23.8m
重量:27.5t
飛行速度:マッハ2.3(約)
最大出力:36000BP

【キッドタンク】
全長:19.5m
重量:27.5t
走行速度:120km/h
最大出力:36000BP

【無限砲】
全長:23.0m
重量:27.5t
最大出力:36000BP

CV:長沢美樹(戸部真理亜と兼役)


機械植物メカージュ星人によって作り出された「ガンドロイドT96」と呼ばれるメカ。子供のような性格をしている。
人型ロボットモード、飛行形態「キッドファイター」、自走砲形態「キッドタンク」、砲撃専用形態「無限砲」の四段変形を行う。
単体での戦闘能力はほぼなく、無限砲以外の武装は両肩のキッドキャノンしかない。
その無限砲もエネルギーを消費する上、単独ではチャージにも時間がかかるため、ほぼ連携運用に特化している。
一方で兵器として開発されたため単体での最大出力自体はダグオンチームの中でダグドリルに次ぐ高さで、泣き声すらも強力な妨害電波になる。

【武装】

無限砲
一応自力で撃つことはできるようだが、自分で撃ったことはない。
メカージュ星人の手駒だったとき、キッドタンクに変形して無限砲で威嚇したことはあった。

キッドキャノン
全形態で使用できる二連キャノン砲。ロボットモードでは両肩、その他の形態では両側部に位置する。
どちらかと言えば牽制向きだが、ライアンが身を盾にして誤射を止めたとき、重傷を負ったことがあるため、沢山当てられればそれなりの威力は出る模様。


初登場は23話で、メカージュ星人の宇宙船兼武器として地球へと飛来した。
(メカージュ星人は当初人間程度でガンドロイドに乗れるサイズだったが、地球に根を下ろして成長する能力があり、大きくなってからガンドロイドを武器として使用した)

続く24話にてダグオンによって星人から切り離され、ファイヤーダグオンに星人を倒すための武器として使われる。
人に頼まれれば生みの親すら一撃で消し炭にするその強力な性能にダグオン一同は危機感を抱き、ガンドロイドの破壊も考えたが、
ライアンがダグオン一同とガンドロイドの間を取り持ち、保護者になるという形でダグオンはガンドロイド改めガンキッド(剣星にて「新しい命」を意味する)を迎え入れることになる。
ガンキッドもライアンにあっさりと懐いたため、これで一安心かと思われた。

しかし、子供っぽい正確も相まって加入当初は非常に臆病で、ダグベースの洞窟天井にいたコウモリに驚いてキッドキャノンを乱射しする始末だった。
この後とある一件でもキッドキャノンを闇雲に発砲しようとしたとき、止めに入ったライアンを誤射して重傷を負わせることになってしまい、これを機に改めて力の使い方を考え直すようになる。
直後の戦いではアーク星人に捕まっても無限砲を仲間に向けては発射しないという強い意思を見せ、改めてダグオンの一員として認められるようになる。


以降はファイヤーダグオン、パワーダグオンの必殺武器として活躍。
並の相手ならば多少強くても一撃で葬るという圧倒的な強さを誇った。
ファイヤーダグオンの必殺武器として使われたのは翌25話以降のファイヤーダグオン出撃回5回のうち5回だが、マウザーロボは構造上貫通してもあまり効果がなく、アーク城はフルパワーで撃っても中破にとどまった。
とはいえ、どちらも無限砲を手掛かりに更なる一手で敵を倒しているため、無限砲自体は勝利に貢献している。
31話でエンの合体形態がパワーダグオンに変わってからは出番が増加。パワーダグオンの低い機動力を補える武器として多用された。

パワーダグオンが出撃した12回のうち必殺技として使われたのは5回だが、パワーダグオンが必殺技を決めるとき、
相手が万全に近い状態であった場合にはほぼ無限砲が使われている。
ただし残念ながら後半は戦況が激化してボスクラスの強敵もいたため、戦績自体は芳しくない。
合成宇宙人ゼルマーには傷一つ付けられず、ワルガイア星人ゲドーは腹に風穴を開けられても平然としていた。


なお、ファイヤーダグオンはガンキッドが生成したコネクタを介して右腰へ接続、パワーダグオンは左肩に内蔵されたコネクタを展開して接続する。
接続方法が違うのはガンキッドがファイヤーダグオンの運用開始後に戦力へ加わったことによるもの。
ファイヤーダグオンは製造時に無限砲を使う想定がなかったため後付けで対応したが、
パワーダグオンは製造者のルナが無限砲の運用を想定して機体側にコネクタを増設した。

また、31話ではパワーダグオン登場前にスーパーライナーダグオンシャドーダグオンが担いで無限砲を発射したが、
二者とはコネクタを接続できないため安定せず、発射の反動で全員吹っ飛んでしまった。



スーパーファイヤーダグオンの武器として


設定上は両者ともスーパーファイヤーダグオンの武器としても使用できるようになっている。
無限砲はファイヤーダグオンのときと同様、コネクタを介して接続するが、スーパーファイヤーダグオンのときはショベルアームで重心が右に寄ってるため腰部左側へ接続するようになっている。

しかし、スーパーファイヤーダグオン自体の登場回数が少なかったこともあり、連携運用が行われたのは45話のワルガイア星人マドー戦のみ。
このときはスーパーファイヤーダグオンに最大限のエネルギーを集めるため、ライオソードと無限砲を同時に装備した。



鋼の体に熱き魂!不屈の闘志は、勇者の証!

三つの力をひとつに合わせ、輝け!

奇跡の、ダグオンパワー!!

トライアングルクリスマスビーム!!

エン自身が無限大と評するスーパーファイヤーダグオンの絶大な力を最大限に引き出して放った光線の威力は絶大であった。
マドーがフルパワーで放った必殺技「マドー超光波」を打ち破り、そのままマドーも光線で貫いて撃破するのであった。
マドーはありとあらゆる攻撃を吸収してどんどんパワーアップする能力を持っていたが、それでもスーパーファイヤーダグオンのパワーは吸収して無効化することができなかった。


◆余談

ガンキッドは24話で加入、25話で正式なファイヤーダグオンの必殺武器となったが、その次の26話は総集編となっている。
このときガンキッドの紹介は本来なら25話が使われるところだが、25話で倒した敵はアーク星人の盾に変身した姿で倒れたため、流用しやすいシーンがなかった。
盾に変身した宇宙人を単体で倒したかのように編集しても分かりづらく、アーク星人に言及するには尺不足という状況である。
そこで26話のガンキッドの紹介は24話で倒したメカージュ星人に無限砲のビームを当てるシーンを新規作画で描いている。

立体物に関してはライアンとガンキッドの玩具は合体武器兼なりきり玩具として設計されている。
そのため、ファイヤーダグオンやパワーダグオンと組み合わせるだけでなく、剣や大砲として手に持って遊ぶことができる。

ライアンについてはロボット形態のプロポーションは悪くなく、設定どおりライオソードに変形できる。
ただし1体のロボットがそのまま別のロボットの剣になるというコンセプトに無理があり、ライオソード形態は劇中の姿とかけ離れてしまっている。
刀身がかなり短く、ファイヤーダグオンに持たせようとしても剣の柄が太すぎてどう見ても握ることができない*3。剣というよりは十字の形をした巨大な何かとでもいうべきアンバランスな形状になってしまった。

劇中に合わせて刀身を長くするとロボット形態の時に支障をきたすために仕方ない面はある。設定画を見ると、ロボット形態だと本体と刀身の長さがほぼ同じだが、ライオソード形態だと刀身が柄の2.5倍程度とかなり長くなっている。

とはいえライオソードのサイズは使い手のダグオンに対して大きく、メッキも使われているため、持たせてみると有無をいわさぬ迫力がある。カッコいいかは別として何となく強そうというハッタリは効いており不思議な魅力が感じられる。

ガンキッドの玩具もなりきり玩具兼合体武器として設計されており、元が大砲なのでライアンに比べてバランスは遥かに良い。
スポンジ弾を装填できるようになっており、射撃武器として遊ぶこともできる。

スーパーファイヤーダグオンにライアンとガンキッドをすべて装備させると凄まじいボリュームとなる。ショベルアームと巨大な剣に大砲と武装がてんこ盛りとなるが、左右で釣り合いは取れており全体のバランスは非常に良くなる。

スーパーミニプラではプレミアムバンダイ限定だが、ライアンとガンキッドがセットでキット化された。それぞれ全身の関節が可動し、劇中と同じように武器に変形させることができる。

ライアンは変形モデルと手持ち武器の寸法に合わせたアクション用モデルの2つが用意され、変形とポージングの双方で劇中の姿をある程度再現できるようになっている。さらに飛行状態を再現できるスタンドや、勇者パースを再現できる切っ先が巨大な交換用の刀身も付属するという嬉しい仕様となっている。

さらにファイヤーエンのキットにも小さいライオソードが付属している。

PS専用ソフト『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』シリーズにも登場。
シリーズの後日談的展開となっているためアーク星人は未登場。また、『ブレイブサーガ1』ではライアンは宇宙を流離っているうちに『勇者警察ジェイデッカー』のハイジャス人の精神浄化を知っているという設定となっている。
その分、カピアの出番がなくなり巨大ビクティムはゲーム第37話以降いまだに海の底という酷な展開になっているが……。

PS2専用ソフト『新世紀勇者大戦』ではファイヤーダグオン、パワーダグオンだけでなく、それぞれ単独でもスーパーファイヤーダグオンの武装としても登場。
ファイヤーダグオンのみ必殺のファイヤーライオソードだけでなく通常のライオソードとしても使用可能、またスーパーファイヤーダグオンはスーパーライオソードが通常武装枠となっている。
その一方で序盤にライアン加入フラグを逃すと、それなりの期間ライオソード以下のファイヤーブレードで戦う必要があるため火力不足となってしまう*4
また無限砲は何故か3機とも威力が一緒のMAP兵器だが、MAP兵器でありながら隠し武装のトライアングルクリスマスビームを除いたら最強武器、というか全MAP兵器で最強。


追記・修正は右手にライオソード、左手に無限砲を構えながらお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 勇者指令ダグオン
  • 勇者シリーズ
  • 広瀬裕
  • 広瀬匠
  • 長沢美樹
  • 宇宙剣士ライアン
  • 無限砲ガンキッド
  • 武器
  • ライオソード
  • 無限砲
  • ファイヤーダグオン
  • パワーダグオン
  • スーパーファイヤーダグオン
  • トライアングルクリスマスビーム
  • 剣星人
  • 復讐
  • ガンドロイドT96
  • 炎の新必殺剣
  • 誓いの無限砲
  • 奇跡の勇者たち
  • 新たなる仲間
  • 武器ロボ
  • 勇者シリーズサブロボ項目
  • 復讐鬼
  • おじさん←こう見えてもまだ若い
  • 復讐の10万光年

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月13日 01:30

*1 1匹目はライオソード突撃戦法で撃破に成功したが、2匹目はパワーアップした上で天敵のライアンを倒しに来た

*2 登場したのは31話と34話。34話ではライオソードになったが、成層圏から放たれるビームの雨に撃たれて負傷し、このエピソードでは戦線離脱した。

*3 子供が手に持って遊ぶにはちょうどいい太さではある。また、ダグオンに柄を握らせるのは不可能だが、手持ち用のジョイント部があるため、持たせて保持させることはできる

*4 それでもジェイデッカーよりは高火力だが