デッドファイヤー

登録日:2020/06/14 (日曜日) 16:05:48
更新日:2024/02/26 Mon 17:59:06
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地球人よ、聞け!ジャンボーグAは倒れ、PATは隊長を失った!

もはや、我々グロース星人に敵うものは誰一人いない!


ジャンボーグA』の第12話「大阪に死す!ジャンボーグA」、第13話「よみがえれ今!ジャンボーグA」に登場した怪獣。

出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第12話「大阪に死す!ジャンボーグA-二大サイボーグ怪獣登場-」/1973年4月4日放送
出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第13話「よみがえれ今!ジャンボーグA-二大サイボーグ怪獣登場-」/1973年4月11日放送


身長:58m
体重:4万t
出身地:グロース星
別名:火炎怪獣


【概要】

グロース星初代戦闘隊長アンチゴーネが、最後に送り込んだ怪獣。
大阪を占領して前進基地にする作戦の仕上げとして投入され、マント怪獣ゴールデンアームが倒されると同時に出現し、岸隊長の乗るファイティングスターを口から吐く火炎で撃墜して殺害した。

真っ赤な髪と青くスマートな体型が特徴。
スマートなボディは防御力よりも柔軟性を重視しているとされ、ジャンボーグAの攻撃を前屈みになって回避する場面もあった。

武器は異名の通りに口から吐く高熱火炎。
この火炎で岸隊長の命を奪ったほか、通天閣を炎上させて倒壊させた。
ハサミ状になっている両手からは、白いガスを噴射するが毒ガスなどではなく目眩ましに使うもののようだ。
両手の先には、円形状のバリヤーを張って相手の攻撃の威力を軽減する事もできる。

同時に出現したアンチゴーネの命令には忠実に従うが、地の頭はそれほどよくないようでジャンボーグAとの戦いでサポートしようとするがうまく出来ず、アンチゴーネから「どけっ!邪魔をするな!」と言われてしまった。

異名は「火炎怪獣」で、その通りに口から火炎を吐くが特別に強いというわけではないようで、ナオキにタンクローリーをぶつけられて火に囲まれた時には慌てていた。


【活躍】

大阪を破壊して前進基地にしようとするアンチゴーネの作戦のために送り込まれた、マント怪獣ゴールデンアームがジャンボーグAに倒されると同時に出現する。
ゴールデンアームとの戦いで燃料切れになってしまったジャンボーグAはエメラルド星人によって回収され、残されたPATに向かって攻撃を開始する。
口から吐く火炎で岸隊長の操縦するファイティングスターを撃墜し、その命を奪ってしまう。

ナオキがその身勝手な行動からジャンボーグAのパイロットを解任され、PATも岸隊長を失って戦力を落とした事から、アンチゴーネとともに大阪の街を破壊していく。
岸隊長の弔い合戦として出動したPATの攻撃にも怯まず、火炎放射と白いガスで撤退させる。

しかし、ナオキのジャンボーグAなしでも怪獣を倒そうとした勇気と情熱、反目していた岸京一郎と和解して友情を結んだ姿をエメラルド星人が認めた事でジャンボーグAが登場し、決戦となる。

主な戦いはアンチゴーネに任せ、自分は挟み撃ちにしたり後ろから羽交い締めにしてサポートしようとする。
しかし、連携がうまくいかずに衝突したり、頭を殴られたり、さらには光線をふせぐにされたりとかえって邪魔になってしまい、終いにはアンチゴーネから完全に邪魔者扱いされてしまう。

それでも、ジャンボーグAが「ジャンサーベル」を落とした所を同時に攻めようとするが、ジャンボーグAが放った「ハンディングフラッシャー」で頭と両腕を切断され、炎上しながら倒れた。

アンチゴーネもジャンサーベルで貫かれて倒されたが、新たな指揮官マッドゴーネが現れ、地球に宣戦布告を行うのだった。


【その他】

デッドファイヤーの赤い髪は、デザイン画ではもっとボリュームがあって「快傑ライオン丸」や歌舞伎の赤獅子をイメージしたものだったがうまくいかなかった。

スマートな造形は、アンチゴーネと共闘する事を考慮した画面構成を意識した事によるもの。

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最終更新:2024年02月26日 17:59