登録日:2020/06/16 (火曜日) 23:13:29
更新日:2022/01/01 Sat 11:20:53
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『
ジャンボーグA』の第45話「ほえる昆虫怪獣・砂地獄」に登場した怪獣。
出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第45話「ほえる昆虫怪獣・砂地獄」/1973年11月24日放送
身長:49m
体重:2万4000t
出身地:
東京近郊
別名:砂嵐怪獣
【概要】
グロース星三代目戦闘隊長
サタンゴーネが、最後に送り込んだ怪獣。
全身緑色の昆虫怪獣で、サタンゴーネが秘密基地を造っていた浜岡村付近の砂丘から出現した。
見た目そのままに「昆虫怪獣」とも呼ばれる。
スマートな体型をした怪獣というより
宇宙人のような姿をしているが、これは砂の中でも俊敏な動きを可能とするため。
背中に装着された銀色の装甲は、宇宙エネルギーを吸収して自身の攻撃力に変換する。
異名の「砂嵐怪獣」の名の通り、両腕を頭上で交差させて念動力を発動させて猛烈な砂嵐を発生させる。
戦闘には、主に肩から伸びる4本の
触手「インセクタークル」を使用する。
長さは無限で、これを使って相手を捕まえたり、絞め付けて攻撃するほか、飛行中のハンターQを捕獲するなど自在な動きを見せる。
頭には連射式の機関砲「ビートルショット」があり、連続で発射して攻撃する。
接近戦では、両手の先にある巨大な
ハサミを武器にして戦う。
【概要】
浜岡村付近の砂丘の地下に秘密基地を造って立花和也や村の子ども達を誘拐し、子ども達に化けさせたグロース星人を送り込んでいたサタンゴーネ。
PATに潜入させた和也の偽物がばれた事で秘密基地に乗り込まれた事で怪獣「キングビートル」を出現させて基地ごとPATと子ども達を生き埋めにしようとする。
砂煙と共に砂丘から出現すると、念動力で猛烈な砂嵐を起こして地面を陥没させて秘密基地に大量の砂を流入させる。
しかし、熊井がニードルガンでサタンゴーネを負傷させた事で脱出されると、今度は機関砲や触手で地上に出た一同を執拗に攻撃。
ハンターQが到着して攻撃されるが、触手を伸ばして捕獲して航行不能にする。
そこに
ジャンボーグAが登場して戦闘に突入すると、両手のハサミで攻撃するが通用せず、逆に投げ飛ばされる。
続いて機関砲で攻撃してジャンボーグAの動きを止めて、触手で絞め付けようとするが簡単に引きちぎられて転倒。
ふらつきながら起き上がった所に「ゴールデンレザー」を受けて大爆発を起こして倒された。
【その他】
『ジャンボーグA』に登場した最後の一般怪獣。
デザインは米谷佳晃で、モチーフは『
ウルトラマン』に登場した
バルタン星人。
実は初めから最後に登場する怪獣としてデザインされた怪獣ではなく、元々はもう一体『
ファイヤーマン』に登場した
バランダーVの着ぐるみ改造を前提とした「タイムコング」という怪獣が制作予定だったが、中止になったために結果的に最後の怪獣になったという経緯がある。
触手を主な武器にして戦うのは、舞台が砂丘である事による足場の悪さを考慮してのもので、デザイン画の決定稿には無かったものを急遽現場で追加したとのこと。
『
ウルトラマンレオ』に登場するカブトムシ怪獣の名前は「キングビートル」となる筈だったが、同名のコイツが既出だった為に「
サタンビートル」に改称したと云われている。
追記・修正お願いします。
- 多くの人は初見時「バルタン星人!?」と思うだろなぁ。 -- 名無しさん (2020-06-16 23:22:50)
- ウルトラマンレオのサタンビートルは当初キングビートルだったけどこっちと被っていたのがわかったので名前を変えたって聞いたことがある -- 名無しさん (2020-06-17 00:01:33)
最終更新:2022年01月01日 11:20