登録日：2012/07/16 (月) 21:09:37
更新日：2023/10/06 Fri 11:02:47
所要時間：約 4 分で読めます
製作:ウォルト・ディズニー・ピクサー
配給:ブエナビスタ
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演
ニック・パーカー(デニス・クエィド)
エリザベス・ジェームス(ナターシャ・リチャードソン)
ハリー・パーカー＆アニー・ジェームス(リンゼイ・ローハンの二役)
メレディス・ブレイク(エレイン・ヘンドリックス)
チェシー(リサ・アン・ウォルター)
マーティン(サイモン・クルツ)
もし自分が
双子だったら？
もし、別れた両親がそれぞれを同じ場所に送り込んだら？
ストーリー
ほんの11年前のお話です。
クイーン・エリザベス二世号の中で出会い、恋に落ちた二人の男女がいました。
夢に溢れ、前途には困難と希望が満ちている、そんな若い二人が…
しかし、運命とは酷なもので、生まれた双子ごと、彼らを引き裂いてしまいます…
時は流れ11年。
ニック・パーカーは、カリフォルニア州ナパの大規模ブドウ農園および
ワイン醸造会社の社長。レオ様(ディカプリオ)大好きな娘のハリーと使用人兼娘の遊び相手兼母親代わりのチェシー、一匹のラブラドールと暮らしていたが、夏休みを利用して娘をサマー・キャンプに連れて行く事に。
世界的ウエディングドレスデザイナー、エリザベス・ジェームスは、娘アニーに執事のマーティン、おじい様のチャールズと、上流階級ならではの暮らしをしていたが、やはり夏休みを利用して娘をアメリカのキャンプに送り込む事に。
実はこの二人、元夫婦で、娘は双子だったのです!
しかも運命のいたずらというやつは面白いもので、何と送り込まれたキャンプが同じ場所！
はち合わせた二人はさあ大変、周囲の人は見分けがつかない、お互いは気が強いからケンカばかり。
フェンシング、ポーカーにいたずらと、張り合うようにやりたい放題。
そして遂に隔離キャビンにぶち込まれてしまったのですが、あんなそんなでお互い双子であることが発覚し、
「パパに会いたい」
「ママに会いたい」
「「入れ替わってしまえ」」
ということでお互いの帰り先をひっくり返す事に。
ひっくり返して会えたはいいけど、父親ニックは金目当ての邪悪なクルエラ(メレディス)に夢中、挙げ句再婚するとか言い出してアニーはビックリ!!
大慌てでハリーを呼び出し、メレディスとじゃなくてエリザベスとニックをくっつける大作戦の始まり始まり?♪
「ファミリー・ゲーム:双子の天使」とは、エーリッヒ・ケストナーの傑作コメディ小説「わたしとわたし・二人のロッテ」を原作とし、1961年に作られた「罠に掛かったパパとママ」のリメイク作品。1998年公開。興行収入9210万ドル。
ちゃんとサブタイトルに「罠に掛かったパパとママ」がついている。
当時全米で大人気だったデニス・クエィドとナターシャ・リチャードソンをキャスティングし、最近は何かとプッツン女優のレッテルを貼られ、ウォール街トレーダーで歌手、慈善家として有名なリンゼイ・ローハンを合わせ、彼女の天才子役っぷりをスクリーンに、観客に知らしめた「フォーチュン・クッキー」と並ぶ名作の一本。
リンゼイはこの映画で「全米ヤングアワード主演女優賞」を受賞している。
そして2009年の「全米で一番セクシーな女優」にも選ばれている。
当時そばかすだらけの少女だったリンゼイがおりなす、涙と笑いと感動のドタバタコメディとして、実写ディズニーの名作に今でも名の上がる一本である。
「罠に掛かったパパとママ」のリバイバル作品、と述べたが、メレディス役のエレイン・ヘンドリクスとその母親を演じているジョアンナ・バーンズが、何を隠そう前作の双子とクルエラ役である
また、前作と比べ、コミカルに、とにかくコメディ調にストーリーが変更されている。
更に、前作、原作には無かった、チェシーとマーティンのラブも追加されている
これがむしろ面白い
最後にはマーティンがチェシーにプロポーズしてしまう
音楽は、ジャズシンガーのナタリー・コールとその父ナット・キング・コール
古き良き英国と、柔らかくも華やかな空気を表現するため、ナット・コールの「L-O-V-E」とナタリー・コールの「This Will Be」を持ってきた。
音楽、土地表現、脚本、キャスティング、どれを取っても高レベルで
「実写版ウォルトディズニー映画と言えば？」
ではだいたい上位に食い込む程の人気を誇る傑作の一つである。
全くと言っていいほど放映がされないので、DVDなどを探してみる事をお勧めする。
もし貴方が双子だったら？
もし、片方の親が悪いヤツと再婚しようとしていたら？
もし、まだ両方の親がお互いを愛していたら？
あなたは、あなた達は、どうする？
追記・修正は生き別れた双子にお願いします
- 見つけた!!笑った!!これいいわwww -- 名無しさん (2016-06-23 20:35:46)
- ドタバタコメディかと思ったらそうでも無いやんけこれ -- 名無しさん (2020-07-17 02:40:42)
- なんとも評価しにくいな -- 名無しさん (2023-10-06 11:02:47)
最終更新：2023年10月06日 11:02
