宇崎花

登録日:2020/08/07(金) 23:37:14
更新日:2024/03/16 Sat 21:25:04
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あ、先輩!! せーんぱい!!


お疲れッス先輩!!


今日はどこ行くんスかー!?



宇崎花とは、宇崎ちゃんは遊びたい!の登場人物で、本作の一応メインヒロイン。
アニメのCVは大空直美


概要

宇崎家の長女で第一子。8月7日生まれの19→20歳の大学二年生。
名字に違わず、(主人公である桜井にとって)非常にウザい性格をしている。


特徴

身長は145cmとかなり小柄で、幼い顔付きも相まって初見の人には下手したら小学生にも思われる。当人もこれはかなり気にしており、四捨五入して150とサバを読んでいた。
反して胸は亜実が「凶器」「兵器」と例える程大きく、サイズは96のJカップで、現在も成長中。シャツに書かれたSUGOIDEKAIは伊達じゃない。ウェストも細いため、胸の大きさが余計目立つ。
髪型は現在はショートだが高校時代はセミロングだった。

劇中では主に語尾に『~ッス』と付けて話しているが、家族や女友達との会話では普通の口調になる。
幼少期は父である藤生の影響で大阪弁を喋っていたが、「不良みたい」とからかわれて止めており、
現在は家族で大阪弁で話すのは父と妹のだけになっているが、『関西電気保安協会』などの単語は関西人特有のイントネーションで読んでしまう様子。


人物像

  • 性格
明るく社交的だが自意識が高めで思い込みが激しく、調子に乗りやすい上、考えなしに行動を起こし、怒られたり痛い目に遭う事も度々ある。
所謂煽り耐性は全く無く、少し馬鹿にされたりするとすぐにムキになる
ただ、風邪を引いた桜井を看病したり、バイト先で退屈そうにしている子供たちの相手をするなど、面倒見はいい。


  • 身体能力
元々インドア派で運動は積極的ではなく、更に大きな胸も影響して持久力はあまり無く、激しい運動は苦手。
ボーリング玉を両手で持ち上げられないほどに腕力もない。


  • 趣向
周囲に人がいる状況で演説をぶちかますほどチョコミントに非常に強い愛着を持っている。
蛙が好きなのか自室には蛙のクッションがあり、頭に子ガエルが着いたアマガエル型の特大ビーズクッションを買ってきた事もあり。


  • その他
レポートの再提出を食らった事から、恐らく文章力も高くはないと思われる。
母親のから料理を習っているので料理は得意で、現在では桜井の胃袋を完璧に掴んでいる。
なお、藤生曰く嘘をつく際視線を右に逸らす癖があるという。

二巻から喫茶アジアでアルバイトを始めている。
バイト自体はこれが初めてだが、本来の仕事以外にも仕事の空き間に暇した子供達の相手をしている。始めた理由は小遣い稼ぎと桜井と一緒の時間を増やしたい為。
接客は普段は体育会系みたいにしているらしい。


桜井との関係

知り合ったのは高校生の頃で、大学に入ってからも当時と同じく『先輩』と呼んでいる。
大学ではほとんど彼と一緒に行動しており、本人曰く「いつも一人で可哀想だから構ってあげている」とのことだが、
桜井を見かけては積極的に絡みに行き、彼を振り回している普段の様子からすると桜井が「構ってあげている」方である。

とはいえ桜井も(たまにウザがるが)花と一緒に行動することを嫌がっている様子はなく、
一緒に買い物したり、遊びに行ったり、自分の家にあげて二人でゲームに興じたりと仲の良い先輩後輩関係であり、
ゲームに熱中しすぎて花が家に泊まったり、手料理を振る舞ったりもしているため、二人の詳しい関係を知らない人にはカップルと思われることもしばしば。
花は家族や友人にも「構ってあげているだけ」と公言しているが誰からも信じられておらず、藤生に至っては話を聞いて即「(先輩を)大好きやん!!」と突っ込んでいる。

また、冗談で掛けた催眠術に簡単に引っ掛かったり、眠っている桜井の横で安心して自分も眠ったりと、花が桜井を信頼していると思しき描写も多い。
花曰く桜井は「世界一安全な生き物」

桜井との出会いは、彼の所属する水泳部にマネージャーとして友人と二人で入ったのがきっかけ。
あくまで付き合いで入部したため場違い感で不安がっていた時、掃除で遅れた桜井と顔を合わせたのが初対面で、
彼の眼付きの悪さからその第一印象は「怖っわ…!」であり、初日で辞めることを考えるほど怖がり、暫くは近寄らないようにしていた。
しかし、部活後に花が一人で水泳の練習をしているところを忘れ物を取りに戻ってきた桜井が見つけ、
花は怒られると竦み上がったが、桜井は怒るどころかわざわざプールに入り、身振りも交えて丁寧に泳ぎをレクチャー。
これによって桜井の人間性を理解した花は怖がらなくなったのであった。

なお、『~ッス』という中途半端な敬語は桜井を無意識に真似していると亜実は推測しており、実際、亜実と二人で会話していた時には普通に「ですます」調で話す。
それを指摘されて真っ赤になった花を見て、亜実は「これは二人の関係をイジる格好のネタ!」と確信していたが、よくよく見ると別に劇中では桜井がいない時も割と『~ッス』という話し方をしている。
むしろ作中描写を見るに、亜実と二人で会話しているエピソードの時だけ丁寧語でしゃべっている。
死に設定とか作者が忘れてるだけとかいうな。

ちなみにプライベートでも絡むようになったのは大学に入ってから。
アニメ第一話を見る限り、大学一年生の時点ではそこまで桜井と絡まなかったが、何度も大学構内で彼が一人でいるところを見て気になり、
二年生になった頃から桜井を見かける度に絡むようになったという顛末だと思われる。
なお作者はその後ツイッターで花が見ていないところで大勢の友達と楽しく遊んでいる桜井の姿を描いており「彼は決して友達がいないわけではなく、こういった場面を見ていれば花も勘違いせずに済んだかも」とコメントしている。
……要するに「真っ当な人間関係を築いている相手を一部分だけ見て『友達がいないかわいそうな人』と思い込んで救の手を差し伸べている気で接してあげている」というちょっとアレな感じで先輩に接しているということである。
先輩が彼女のことをウザがっているのもなんとなく納得できるほうか。

接し方はかなり独特で、彼を負かす事に力を注ぐが、その為の主な手段が精神攻撃含めた相手の妨害で、
ゲームではそれによって自分のプレイを疎かにした結果負けるという本末転倒な事態が起こる。

なお、本格的に桜井との関係に踏み入れられると逃げ出そうとすることが多く、
それでいて桜井が自分以外の女性に恋愛的な関心を持つ可能性を無視している節があり、逸仁をはじめとして周囲は認識を改めるよう何度も忠告しているが聞く耳を持たない。
桜井が自分以外の女性を引き合いに出したり、親しげに接していると、それが先輩であろうと実の母親であろうと実妹であろうと不機嫌になり、
自分だけが(共通の知り合いの女性の中で)桜井に名前で呼ばれていない*1ことを知って会話も拒否するほど機嫌を悪くしたこともあった。
なお、その後彼に真摯な謝罪と共に下の名前で呼ばれるところっと機嫌を直している他、これ以前にも褒められたりすると悪かった機嫌があっさり直ることがあり、
その様子を見ている亜細親子たちには内心で「チョロい」と思われている。


一方の桜井は静かな雰囲気を好んでいるため、時にウザ絡みをしてくる花を叱ったり、説教したりするが、
花や彼女と一緒にいること自体を嫌っているわけではなく、口喧嘩の結果当てつけで花が淑やかに接するようになった際には錯乱するほど嫌がり、「いつもの宇崎がいい」と告げて彼女を照れさせている。
住所を知られた後は自分から家での遊び(ゲームの協力プレイなど)に誘ったりするようになり、遅くなる時には彼女に手料理を振る舞ってもらうのも定番に。
その結果、花にその気があったのかは怪しいが胃袋を完全に掴まれており、家飲みで泥酔した時は「お前の料理が好き」と言っている。
ただ、周囲からは月の名前呼びの件などで「桜井が花を周囲の女子の中で特別扱いしているのは確か」と推測しているが、
作中のモノローグを見ても後述の通り、本当に恋愛感情を抱いているかはかなり怪しい。少なくとも恋愛感情を抱いているという自覚はない。


学祭で参加した恋占いで「引くほど相性がいい」という結果が出て以降、花は桜井への意識を強め、「先輩は私が好き」と思い込み「私の事しか見ていない」そこから「もう私無しでは生きられない」とぶっ飛んだ結論を出してしまった。
しかしながらあくまでも周りの人に「お似合いですね」と言われただけで別に桜井の方から何かをして関係性が進んだような出来事があったわけでもない。
要するに占いでお似合いという結果が出ただけで「先輩は自分のことが好きに違いない」という結論を出してしまったため、二人の関係は別に喧嘩もしていないのに歪な物へと変わることに。
どうなったかというと、花は「先輩は自分のことが好きなのだから何もしなくても大丈夫」と関係を進展させない逃げ道を作り、
周りにそのことを指摘されると今までの「ボッチの先輩がかわいそうだから仕方なく付き合ってあげているだけ」という言い訳に加えて
「私が先輩を好きなんじゃなくて先輩が私を好きなだけなんだから勘違いしないでほしい」と主張するようになってしまう。
あまりの不甲斐なさと失礼な態度に、応援していた亜実ですら一度はキレて殴りかける程。
一方の桜井の方は前述の通り別に花への好意を自覚していない、要するに関係を進展させたいとも思ってないので宇崎の願望入り混じった推測とは裏腹にあまり気にしていない。
むしろ「ここなら宇崎に絡まれなくても済む。たまには一人の時間が欲しい」という理由でジム通いを始める程度。
たまにいい雰囲気になるエピソードが挿入されることもあるが、花や周囲が勝手に二人の仲について盛り上がっている一方で本人は結構冷めている。
そんなすれ違った双方の想いが如実に表れたのが誕生祝回。
先輩の誕生日に、大量の手料理を用意して二人っきりでお祝いをしてくれた花が「こういった誕生祝い会を毎年の恒例行事にしましょうよ」と言ってくれた。
言い換えれば、これからずっと誕生日のたびにあなたのために料理を振舞って二人きりで過ごしたいですと伝えてくれたという、なんともいじらしい申し出だったのだが、
桜井は「再来年は俺卒業していないけどな」と笑いながら返答。
つまり彼の自分への想いは「学校出たら付き合いはそれまで」程度のものでしかないと知り、ようやく焦りだした。
そして後一年で告白「させる」べく行動を起こす事に。そして……。


紆余曲折あって桜井が彼女への好意を自覚し、更に色々あって彼女に弾みで告白してしまった。
流石にこれは受け入れられずやり直させたが、それで改めて受け入れ、恋仲となった。
しかし、大切に想う故に踏み出せない桜井に対して、在学中に仲を進展させるだけしたいと考えている彼女は彼の考え自体は理解しつつも不満に思っていた。



センパイ!またぼっちで編集なんスか? 私が追記、修正してあげますよ!

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最終更新:2024年03月16日 21:25

*1 周囲から見れば「母親は下の名前で呼べても娘は呼べない」時点でどちらを特別視しているかは明白であり、これに気付いた亜細親子は笑いをこらえることになった