ビッグス&ウェッジ(FFシリーズ)

登録日:2020/09/05(土) 10:46:00
更新日:2024/01/22 Mon 13:21:13
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ビッグス&ウェッジとは、ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズシリーズに登場するキャラクター達である。

【概要】


FF6』で初登場して以降、大体のシリーズ(9、11、12除く)で役回りや立ち位置を変えて登場する、シドに並ぶFFシリーズ常連キャラ。
とは言っても、物語の根幹に関わる役回りが多いシドと違い、彼らは物語の序盤で登場し、途中でフェードアウトするというのが定番な脇役的存在である。
なお、6だけ「ビッス」ではなく、「ビッス」である。

名前の由来は、映画『スターウォーズ』シリーズで登場するパイロットの「ビッグス・ダークライター」と「ウェッジ・アンティリーズ」。



【出演作品】


【本編】

  • FF1(GBA版以降)】
本人たちが直接登場するわけではなく、シーフの名前をランダムで決める時に候補としてあがる。
なお、彼ら以外にも3以降のFF作品(何故か7、8は除く)に登場したNPCキャラがネーミング候補として登場する。


セシルが国王に就いた後の赤き翼の隊員として登場。
ビッグスは隊長で、固有アビリティは「黒魔法」。見習いとはいえセシルの息子(要するに王子)であるセオドアに対しても非常に厳しく、容赦なく手をあげる鬼教官である。
ウェッジはビッグスの補佐およびセオドアのお目付け役で、固有アビリティは「白魔法」。
最序盤で操作方法やシステム、バンド技について教えてくれ、彼ら自身のバンド技も存在する。

その後バロンへ帰国途中魔物の襲撃に遭い、セオドアを庇い死亡。
ビッグスはこれまでの高圧的な態度から一変して、セオドアを無事にバロンまで送れなかったことを謝罪。
最後はセオドアに、「何としてもバロンに戻ること」を命令として伝え息を引き取る。

終章前半でも霊魂として登場。暗黒騎士戦で窮地に陥ったセオドアを鼓舞し、再び立ち上がらせるきっかけを作った。

なお、後付け設定であるが前作のOPで、隊長であるセシルへミシディア襲撃任務に対する不満を漏らしていた兵士のうち二人が彼らだったことも判明する。

初出。前述の通り、この作品のみ「ビックス」である。
帝国兵であり、最初のパーティメンバーとして冒頭部分に登場。
帝国の新兵器「魔導アーマー」に搭乗し、ティナを連れてナルシェに侵攻する。
しかし、ナルシェの奥に保管されていた氷漬けの幻獣(ヴァリガルマンダ)とティナの共鳴現象に巻き込まれ、いずこかに消えてしまう。
その後は本編に一切登場しなくなるが…。

最序盤ですぐ抜ける上、終始魔導アーマーに乗っているため気づきにくいが、実は素のステータス自体はティナよりも高め。

反神羅組織「アバランチ」の一員として登場。なお、彼らの他にジェシーという女性メンバーもいる。
ビッグスは普段クールだが、酒を飲むと態度が大きくなる。ウェッジは小太りで語尾に「~っす」とつける癖がある*1
七番街プレートでの戦いで重傷を負った挙句、プレートの崩落に巻き込まれて死亡する。
リーダーであるバレットは彼らの敵討ちも込めて、打倒神羅の想いをより強める。

リメイク版でも登場し、CVもついた。ビッグスは阪口周平、ウェッジは淺井孝行が担当している。
原作よりも設定が深く掘り下げられており、二人ともジェシーと幼馴染ということになっている。

ビッグスは原作よりも冷静で気さくな兄貴分。
原作同様7番街プレートで重傷を負い、クラウド達に星の命運を託した後意識を失い、その後プレートの崩落に巻き込まれる。

ウェッジはマイペースで食いしん坊、猫が好きな弟分。
同じく7番街プレートの崩壊に巻き込まれる。

ガルバディア軍所属の兵士として登場。当初ビッグスは少佐で、ウェッジはその部下。

DISC1で初登場、ガルバディアが支配したドール公国の電波塔で、使用不能になった塔の機能修復作業にあたっていた。
Seed実地試験でのドール解放任務でやってきたスコール達と戦うが敗北。
そこに電波塔に取り付いていたモンスターであるエルヴィオレが現れ、そのまま吹き飛ばされてしまう。

DISC2ではガルバディアD地区収容所でゼル達とまさかの再会。
ドールで彼らに敗れた後、二等兵にまで降格させられた恨みもあって戦うも再び敗北。
なお、余談だがこの戦闘時にウェッジの魔法をリフレクでビッグスに跳ね返したり、コンフュで混乱させて同士討ちさせると特別なやり取りが見られる。
躊躇いもなく相方を攻撃するのは、日ごろの不満がたまっているのだろう。
また、ウェッジはHPが少なくなるとキレて少し強くなる。(ライブラの説明文も若干変わる。)

DISC3の最終盤で、ルナティックパンドラにて三度登場。
自分よりも若造(恐らくサイファー)にこき使われることにボヤくビッグスに対し、
「それなら、やめちゃえばいいじゃないですか」と言ったウェッジの冗談をビッグスは名案ととらえてしまい、
「よし!やめちゃる!ワシ軍人や~めた!」とあっさり軍人をやめることを決意。その後ウェッジも巻き込んでその場を去ってしまった。どうやって帰るつもりだろう?
しかし、その当のサイファーが後に引けなくなって暴走するしかなかったという末路を辿る事を考えれば両者の対比は皮肉であると言えよう。


このように、前2作と比較して、敵キャラでありながらお笑いポジションのイメージが強い。

実は3作連続で彼らを出す予定は元々なかったのだが、恒例要素として期待されていたことを知ったスタッフが出すことを決めた経緯があると当時のVジャンプで語られている。

ルカ・スタジアムの警備員として登場。
ブリッツボールの選手としてスカウトすることも出来る。

こちらでもブリッツボールの選手として登場。
操作チームである「カモメ・ダン」の初期メンバーである。


ユスナーンで兄弟として登場。
神託のエリアへのルートの門番を務めているが、サイドクエスト「デスゲーム」をクリア後に門番を辞め大道芸人へ転身。
その後実際に大道芸人として披露していた曲は…。

シドが社長を務めるガーロンドアイアンワークスの社員として登場。
ビッグスはルガディン族という大柄でたくましい体格の種族、ウェッジはララフェル族という小柄ですばしっこく、知能に優れる種族である。
本作で初めてCVがつき、ビッグスは井上剛、ウェッジはKENNが担当している。


アラネア准将の部下として登場。
CVはビッグスが花輪英司、ウェッジが乃村健次。
本作ではそれぞれ「ビッグス・クレクス」、「ウェッジ・キカーダ」とフルネームが設定されている。
ビッグスは話好きで社交的な性格、ウェッジは寡黙で無愛想な性格である。
最初はアラネアの命に従い主人公たちと敵対するが、後にアラネアと共に帝国を見限り主人公たちに協力するようになる。

10年後の世界では、アラネアと共にシガイ退治のエースとして活躍している。

【外伝作品での活躍】

千年祭のイベントのひとつ、「ノルシュテイン・ベッケラーの実験小屋」のミニゲームで登場。
彼らの他に、ピエットというキャラも登場する。

実は『FF6』で消息不明になったビックス&ウェッジが、時空を超えてこの世界にやって来たとのこと。
さりげなく「ビッグス」と改名しているが。


村の研究所にいる黒魔道士として登場。
なお、彼らの他に「FF7」で共に登場したジェシーも同じく黒魔道士として登場しているが、口調は男性風である。

  • 【チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮(+)/エブリバディ!】
かつて破壊神に戦いを挑んだ「9人の勇者」の一員(ジェシーも同様)として登場。
ビッグスは暗黒騎士で、ウェッジは竜騎士。


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最終更新:2024年01月22日 13:21

*1 なお、ウェッジが小太りなのはティファの新作料理の味見をし続けているうちにこうなったとのこと。