登録日：2020/11/06 Fri 18:47:15
更新日：2022/05/03 Tue 09:51:22
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「体操ザムライ」とは日本のオリジナルアニメである。
概要
2020年10月からテレビ朝日系列にて放送開始。
製作はMAPPA。
監督は清水久敏、シリーズ構成は『
ゾンビランドサガ』も手掛けた村越繁が担当。
体操競技をテーマに、体操選手達の熱く、それでいて時に笑え、時に泣ける物語が描かれる。
しかし、この手のスポーツものでは王道の「未熟だが素質を持つ主人公の成長」を描くスポ根ものではなく、「一度は引退を勧告されたベテランが限界に抗う」という異色の作品となっている。
放送前にはかの有名な実在する体操選手の内村航平氏からも告知動画が挙げられている。
あらすじ
西暦2002年。
荒垣城太郎は嘗て日本中を沸かせた一流アスリートであった。
しかし、最近は加齢等の要因から思うように演技が出来なくなっていた。
一度は家族の為にも引退を決める城太郎であったが、謎の青年・レオナルドと出会って数日後、開かれた引退会見にて、城太郎は衝撃の一言を発した。
「私、荒垣城太郞は本日をもちまして現役を引退しま…せぬ。引退しませぬ！」
この発言を境に、城太郎の新たな戦いが幕を開けるのだった。
登場人物
CV:
浪川大輔
本作の主人公。29歳。
過去の大会で何度もメダルを取り、後ろ髪を結った姿から「サムライ」の愛称で知られていた体操選手。
体操に情熱を注ぐ男だが、何処か抜けており、天然ボケをかますことも非常に多い。
平時は常に穏やかな為、基本相手の煽りや挑発等には乗らず、逆にその天然ぶりで無自覚に相手を苛立たせることも少なく無い。
一方、良くも悪くも真っ直ぐな為、体の丈夫さを無視して練習に打ち込み過ぎ、危うくオーバートレーニング症候群で鬱になる手前だった。
一度は天草から引退を勧められ、視野に入れるも、体操する自分の姿に憧れる玲やレオナルドの姿から体操への未練を捨てきれずに会見の場で引退を急遽取りやめた。
以降、「引退詐欺」のレッテルを張られながらもその逆風に立ち向かっていく。
CV:
小野賢章
城太郎と玲が旅行先の江戸村で出会った異国の青年。16歳。通称レオ。
会う以前から何故か城太郎のことを認知して慕っており、勝手に荒垣家まで着いて行ってしまい、マリの計らいもあってそのまま居候することになる。
同時に、普段はスナックマリーで働いている。
儚げな見た目だが、幼子のように純粋無垢で常に陽気。
人懐っこい性格の為、誰とでも初対面からすぐに親しくなれる。
日本語は不慣れらしく、一人称が「拙者」だったり語尾にござると付ける等変に時代がかっている言葉使いが特徴。
基本周囲の人物は勝手に決めたあだ名で呼んでおり、城太郎のことを「ジョー」、玲のことを「レイチェル」、滝沢のことを「タッキー」と呼んでいる(他は全て名前に殿を付けている)。
常人離れした身体能力の持ち主で、縦横無尽にその場を駆け回る姿は忍者そのもの。
普段から忍頭巾を被っているが、端正な顔立ちのため、頭巾を取って正装すると見違える程イケメンになる。
何やら黒づくめの人物達に追われている。
CV:本泉莉奈
本作の実質的なヒロイン。
城太郎の一人娘で9歳。
まだ小学生ながら家事もこなすしっかり者。
時折城太郎も彼女に頭が上がらなくなることもしばしばある。
機敏に動く父親や母親の出演作の影響から忍者好き。
父親の引退会見が原因でクラスの男子達からからかわれており、授業参観に勝手にやって来たレオナルドの行動（悪意は一切ない）で余計に悪目立ちしたことでマジギレし、勢いでこれまでの鬱憤も爆発させるが、以降はクラスメイトとも穏当な関係となる。
CV:
梶裕貴
今注目されてる若手体操選手。17歳。
数々の大会に出場しては好成績を残しており、希望の星として脚光を浴びている他、バンダナを巻いた姿から「バンダナ王子」の愛称を持つ。
妥協を許さぬストイックな性格だが、常に仏頂面で無愛想。
プライドも高く、少しでも気に入らない相手には食って掛かる粗暴で激情家な一面もある。
引退会見を台無しにした城太郎を目の敵にしており、本当に引退させるための決闘を申し込んだ。
一応は勝利するものの、
肝心の引退の部分をその場にいた誰もが聞いていなかったことや、レオや天草の懇願もあって城太郎をそのまま見逃した。
以後城太郎にとってのライバルとなる。
因みに2002年は中の人も17歳だったりする。
CV:
堀内賢雄
城太郎のコーチ。
渋い外見に反して内心では常に選手のことを思いやっている。
城太郎ことは特に目を掛けていたが、練習熱心過ぎる姿勢に手を焼いてもいた。
引退を土壇場で辞退した城太郎を一度は突き放してしまうも、内心では心配し続けていたこともあり、彼が自分の至らなさを自覚して誤ってきた際には再び彼と歩むことを決めた。
娘がおり、ファンだというサッカー選手のベッカムの髪型にしているが、いまいち不評な模様。
CV:
吉野裕行
城太郎と同じクラブの体操選手。
緑の頭髪が特徴。
チャラ男のようなノリの軽い態度の持ち主で、興奮するとラップ調になることもある。
子供達の指導役も務める。
CV:
田中敦子
城太郎の母親で玲の祖母。
池袋でスナックマリーを営んでおり、見た目に違わぬド派手な装いが特徴。
一見するとぶっきらぼうだが、懐は深く、レオナルドのこともすんなり受け入れた。
一方で、彼を店で働かせる等抜け目の無い部分もある。
経営にあたってのポリシーは「不要な詮索はしない」。
CV:
山口勝平
荒垣家で飼われている南米産の鳥。
セサミストリートの黄色い鳥とは関係ない。
オオハシの類と思われるが、詳しい種類は不明。
胸にあるハートマークとイッた目が特徴。
ある程度人語を理解しているらしく、時折関西弁のような口調で話しかけてくる。
CV:
水樹奈々
スナックマリーのアルバイト。
ガングロギャルの女子高生で見た目に違わずコテコテのギャル語を使う。
度々滝沢にアプローチをかけられているも、雑にあしらっている。
玲の宿題を手伝う等面倒見も良い他、見かけによらず語彙力が豊富もところもある。
CV:
小山力也
スナックマリーの常連客。
スキンヘッドに派手なメイクが目を引くニューハーフ。
普段は大人しい女性口調だが、激昂すると荒っぽい男口調になる。
職業は整体師で、針治療も出来る。
医療従事者としての腕前と洞察力は高く、城太郎が抱えていた慢性的な肩の痛みを治療して見せた他、彼のオーバートレーニング症候群を見抜き、太極拳を通してほぼ完全に復活させて見せた。
彼の診療を通じ、城太郎は今までの自分の在り方を反省することになった。
CV:
三石琴乃
故人。
城太郎の妻で玲の母親。
生前は時の大女優「三船知世」として有名だった。
主題歌
オープニングテーマ。
知る人ぞ知る2000年代の名曲。
原曲はオレンジレンジだが、主要キャストである浪川氏、小野氏、梶氏のカバーバージョンになっている
エンディングテーマ。
追記・修正お願いします。
- 群雄割拠な今期アニメのダークホースの一角 -- 名無しさん (2020-11-06 20:04:06)
- 30分後はイロモノ美少女たちによるスポーツクライミングを描いた『いわかける』。狙ったのか、偶然か「スポーツの秋」な深夜枠アニメが放送中。 -- 名無しさん (2020-11-06 21:22:46)
- 公式サイトで小ネタの紹介をするザムライ見聞録があり当時のネタとか分かる -- 名無しさん (2020-11-06 22:09:36)
- 2002年と言えば、丁度ハリケンジャーの放送年。忍者好きな玲ちゃんはきっと見てる筈 -- 名無しさん (2020-11-07 12:17:59)
- ちなみに2002年だと浪川・吉野両氏はアニメ版バロム1、小野氏は秘密の部屋、梶氏はリアル17歳となる -- 名無しさん (2020-11-07 17:01:24)
- テレビ朝日でMAPPAでスポーツとかユーリオンアイスを彷彿させるな -- 名無しさん (2020-11-07 17:11:47)
- なんなら今季で一番面白い。同季のいわかけるもこの感じを狙うべきだったかなと思う -- 名無しさん (2020-11-12 07:49:02)
最終更新：2022年05月03日 09:51
