マキシマ(KOF)

登録日:2021/03/01 (曜日) 11:45:55
更新日:2024/04/01 Mon 22:09:11
所要時間:約 10 分で読めます





「いくぜ、相棒」


THE KING OF FIGHTERSシリーズのキャラクター。
KOF'99〜2001までのネスツ編の主人公K'の相棒である。



プロフィール

格闘スタイル:“M式”格闘術
誕生日:3月2日
年齢:29歳
出身地:カナダ
血液型:A型
身長:204cm
体重:219kg
趣味:バイクツーリング
好きな食べ物:甘いもの全般
得意スポーツ:ラグビー
大切なもの:モミアゲ
嫌いなもの:納豆、意見を求める人
CV:小西克幸


概要

秘密結社ネスツの戦闘員。
“M型”と呼ばれるサイボーグ兵士であり、脳を除いた全身の80%以上が機械や強固な金属で構成されている。
加えて各所に搭載された武装は人間を容易く肉塊に変える破壊力を秘め、コアの『マキシマリアクター』によって半永久的な活動が可能という戦闘兵器。
…こんなのが一応格闘大会という名目のKOFに出場できるのは何か間違っている気がしなくもない。

このサイボーグ手術に成功したのはマキシマだけで、成功率も僅かと量産は不可能な模様。
ネスツに於いても替えの効かない逸材…というわけではなく、初参戦作で早速上司から壊されかけた。
小説版では度々その有能さを惜しまれており、盟主に至っては唯一の完成品が敵に回った皮肉に自嘲している。

マキシマというコードネームは「MAXIMUM」と後述の巻島博士から。
SNKの過去作「ロボアーミー」に同名キャラがおり、それ繋がりか2000のアナザーストライカーは同作の「ロッキー」である。
K'の名前の由来と云われるベルゼルガ物語にマキシマというATが登場しているので恐らく元ネタもそっち。

記憶操作は受けておらず過去を失ってはいないが、カナダ出身などは自称である。


人物像

茶髪のオールバックが似合う大男。ごつい顔や体格やスーツ、40近いラルフにおっさん呼ばわりされている事から勘違いされやすいがまだ29歳であるクーラに「おじさん」と呼ばれてショックを受けているので老け顔を気にしている模様。

性格は明るく穏やかで協調性があり、ウィットに富んだジョークも得意。TPOを弁え社交性も高く、それでいて常に冷静沈着なもんだから年の功を召していると勘違いされるのも仕方ない。
まんま相棒と正反対である。

サイボーグとしては、純粋な破壊能力は勿論の事、コンピュータへの高速リンクやハッキングや遠隔操作のスイッチなども手軽に行え、体のメンテナンスや新兵器の搭載なども自身で行っており、K'のカスタムグローブを設計図から作り上げるなど、機械的で器用な所作はお手の物。

人間性や能力など諸々のスペックだけで言えば作中でもトップクラスの万能っぷり。

小説版では更に色々盛られており、著者の嬉野氏も後書きでその利便性の高さと作劇上の扱い易さに感謝していた。

体内に有害除去プラントが搭載されているため酒(アルコール)やタバコは直ぐに抜けてしまうものの、気分を味わうという趣向でどちらも嗜んでいる。

甘い食べものが好きという事で4コマやアンソロでは散々ネタにされ、主エネルギー源は糖分とも囁かれていたが、後にXIIIでのとの掛け合いで公式に言及された。
よほど好きなのか、相棒のK'が後々クーラのペロキャン好きとのコンボにうんざりして甘いものが嫌いになってしまうレベル。その一端はXIIIのエンディング(後述)で見られる。


納豆が嫌いなのは「あんなものは貴族の食うもんじゃない!」との事。
貴族という柄にも見えないのでマキシマなりの冗談だろうか。

なぜモミアゲが大切なのかは不明。
髪型といい老け顔といいBOY-ボーイ-の揉山番長と類似しており元ネタの可能性も。




ネスツへ入ったのは復讐のため。
親友を殺害したネスツを突き止めた彼は顔・名前・身分を変えて組織へ入り、内部からの崩壊を画策すると同時に改造手術へ志願して力を手に入れたのだった。
この設定の元ネタは仮面ライダーストロンガーと思われる。


シリーズでの活躍

  • '99
上司のクリザリッドから全世界同時多発テロ計画『プロジェクトK』のお達しを受け、相棒のK'と共にKOFへ参加。二階堂紅丸矢吹真吾とチームを組み、格闘家の戦闘データ採取に励んでいた。
戦闘前の掛け合いでは対戦相手のデータを解析する演出が入る。
「ようく見えるぜ」
任務はデータの採取+逃げ出したオリジナルのが紅丸達と接触した時に捕獲する事だったが、勝ち上がった決勝ステージのネスツ基地にてクリザリッドがトリガーデータ作成のために自分達を殺そうとしたので反逆し計画を破綻させた。
エンディングにてK'をメタルボディで守りつつ、襲いかかってくる戦闘員達へ大立ち回りを演じる。グローブが壊れて炎が制御出来ないK'に肩を貸したが、非常に男くさいやりとりを見せた。

「炎がおさまらない。オレはいいがお前 腕が焼けるぞ」
「火遊びが好きなんだよ。俺はな」


  • 2000
ネスツの本拠地を探る為、K'と共に各国の下部組織をテロ同然に破壊していた折にKOFの招待状が届く。これをネスツの挑戦状と看做し、罠と知りつつ招待選手としてヴァネッサ、ラモンとチームを組んだ。
アナザーストライカーは前述通り「ロッキー」。
決勝戦場のサウスタウン・ファクトリーエリア地下にて今回の黒幕たるゼロと闘い勝利するも、衛星兵器ゼロ・キャノンの余波を喰らう。
無事だったが気を失ったK'を介抱し、彼が目覚めると僅かに記憶を思い出した事を知るが、直後に現れたウィップと手を組む事に。

「どうする? 信じるのか?」
「やりたいようにやる」
「本気かよ。こっちは3人ぽっちだぜ!?」
「(グローブを脱ぎ捨てながら)身軽になりゃワケねえよ」

小説版では改造手術直前の回想シーンが挿入。
手術のメインドクターと思しき男と僅かな会話を結び、その中で男の「手術そのものが成功する確率は高くなく、命を落とす可能性も大きい」「思いとどまるよういっておきながら、君ならこの計画を成功させてくれると期待もしている」という科学者の業に何かを感じ取ったが、

「ふん。 ……先生、あんた名前は?」
「巻島だが……?」
「マキシマ先生か……覚えておくぜ」

というやりとりがコードネームの由来となった。

後半のK'とクーラの殺し合いではヴァネッサの妨害を乗り越えて到着し、加勢しようとしたキャンディを足留め目的にバトル。
重火器の火力をぶっ放してロボット相手に互角に戦い、正に兵器同士と揶揄された。

パロディ小説ではロボアーミーのマキシマと同一人物であり、もう過去には戻れないとしてロッキーを破壊。
デュークからは「マイナーゲーム出身のくせに主人公チームに入りやがって!!」とキレられた。


  • 2001
K'、ウィップと共にネスツの足跡を辿っていた途中、龍を追う麟の強襲に遭うも倒すが、彼をチームに加入させるウィップの提案には困惑した。
大会では優勝し、優勝者式典の行われる飛行船にてオリジナルのゼロらと交戦。
小説版ではマキシマを上回るパワーのグルガンに襲われたものの、顔面にベイパーキャノンを撃ち込んだ後にランチャーで蜂の巣に仕留めた。
そして衛星基地エイダスでネスツの支配者イグニスと対峙。
一度は成す術もなくやられてしまうが、K'が覚醒したのを見て最後の切り札を使用。イグニスからはK'を成長させる駒としか見られていなかったが、イーリスランスの軌道を読んで全て掴み取るというサイボーグも成長する事実を知らしめて逆転の一手を担った。
イグニス撃破後、エイダスを地表に落下させられ絶体絶命かと思われたが、クーラの協力で無事生還を果たす。
そしてネスツ壊滅を報せに親友の墓参りへと向かった。

「俺は親友の所へ、仇をとった報告に行ってくるぜ」


  • 2002
お祭りバトル。K'、ウィップと参戦。
特筆すべき事はなかったりする。


  • 2002 UNLIMITED MATCH
無印のリメイク。CVが録り直された。
新キャラネームレスをネスツの隠し球と警戒した模様。
特殊チームイラストは大門チャンとの「巨漢チーム」。居酒屋で一杯やってる姿はどう見てもおっさんにしか見えない。

  • 2003
墓参り後、K'と同居していたらしい。鎮老師に新たな敵の「遥けし彼の地より出づる者たち」による事態の鎮圧を依頼され、K'と、ハイデルンに任務を命じられたウィップと参戦。
ラスボスの無界さんを倒しきれずに遠くに飛ばされ、地球意思やオロチが関係している故か移植された草薙の炎が勝手に反応するK'を心配した。
またクーラを迎えに行く際のやりとりで以後彼女を「お姫様」と呼ぶようになる。

「まずは子猫ちゃんのお迎えからか」
「アイツが子猫ってガラかよ…」
「ならお姫様だな」


ハイデルンの協力者としてK'、クーラと参戦。
チームストーリーでは、本来ありえないもう一つの草薙の炎たるK'こそが人としての運命を変えうる存在かもしれないと推察していた。
エンディングではハイデルンの発表をつまらなそうに聞いていたが、遥けし彼の地より出づる者たちが隣の護衛艦を襲撃した事を真っ先に探知した。

「どうしたクーラ!? ……あ!? やばい! 右舷の護衛艦に熱源発生!!」
「きゃっ!」
「……チッ。次から次へと…」


無事参戦…したがグラフィックの大幅な変更で顔やガタイがとんでもない事に。
チームストーリーではサラミ法で資金を稼いでおり、バカンスにでも洒落込むかとK'に提案したが一蹴、クーラにアイスを食べた犯人扱いされた時はK'にも疑われていた。鎮がクーラをアイスで釣ってKOFへエントリーさせていたものの、今回の騒動の決着に興味が有ったので参戦自体は乗り気だった。

家庭用ではハイデルンに依頼された遺跡の調査へ向かい、『彼の地』の秘密を探ってデータを転送している。

全キャラに戦闘前掛け合いが実装されているが、そこでは当然というべきかサイボーグとの試合を突っ込まれたり、ロボットとサイボーグの違いが分からない脳筋連中に疲弊したり、強さをアピールする相手に自分の頑強さを引き合いに出したり、データを採ったり、アッシュの目的に勘づいたりしていた。
毎年衣装が変わるアテナ「服装のデータベースの更新が面倒」と嘯いて動揺を誘ったかと思えば、
テリーに子育てについて質問された時は「待て!?」と珍しく焦り、
そしてライデンから
「こいつァ……! グフフフ……なかなかいいカラダしてるな、おめえ?」
とヤバげな視線を向けられた時には流石に身の危険を感じていた。
※プロレスのタッグパートナーの事です

男を立ててくれる控えめな性格の女性が好みとの事。

家庭用のチームストーリーでは京チームと対戦し、K'からの『草薙の炎』のデータと一度組んだ紅丸のデータからこちらが有利と零すが、紅丸からは二人と組んだ自分の方が有利と言い返された。
女性格闘家チームとの対戦では笑顔の話になり、5人がかりでシャイなK'をおちょくりブチ切れさせた。
エンディングは豪華クルーザーでバカンス中というまさかの伏線回収。巨大なパフェをあっという間に平らげたが…

「……どうやらおまえ好みの展開になりそうだぜ、相棒」
「フン……」

特殊チームイラストは大門、ライデンとの巨漢チーム。圧迫感が物凄く、なんかむっちりしている。


  • MAXIMUM IMPACT 2
最近の不調はリアクターのせいだとK'やウィップへ話す。初期設計を超えた100%以上の性能を引き出した事から綻びが生じているとの事。
自分では直せないので巻島博士へコンタクトを取るも謎の組織「クシエル」に連れ去られた後であり、博士奪還のためクシエル主催のKOFへ参戦する。
なお、リアクターがオーバーロードした場合は周囲を巻き込む被害が発生するらしい。

勝利ポーズの一つに限界を示すものが採用されている。

「カウントダウンが…始まっちまったか…!?」

中ボスはルイーゼ・マイリンク。同じくクシエルに拐われた科学者の父を探しに来た彼女を倒し、ついででいいならマイリンク博士も助けてやるとニヒルに笑った。

エンディングでは巻島博士の手掛かりを見つけて先に行くという名目でK'からクーラを押し付けられ、更におじさん呼びはセーラの仕業と判明した。

「もっと女の子らしく…おじ様と呼んでくれ」
「ついでにK'もお兄様と呼んでやれ。泣いて喜ぶぞ」


初回特典OVAの第3話『IN THE DARK』ではK'と共に主役を務めた。


  • XIV
相変わらず裏組織からの追っ手潰しを行っている時にクーラを通じてラルフから出動要請を受ける。追っ手の最新武装に興味があり、またネスツの技術とテロ組織との繋がりが問題視されていることもあって、KOFへ出場する事に。
今回はメカメカしいスーツに新調しており鋼のヒューマンウェポンらしさが増した…が、クーラからは変な機械+相変わらずのおじさん呼ばわりにダブルショックを受けている。
エンディングではハイデルン達と報告会を開いており、スタジアムを襲った何かが「バース」と発していた事を報告、そのまま仮称となった。
解散後、クラークからはサラミ法やら色々警告されたが捕まるようなヘボはしないと言ってのけ、ラルフのK'とクーラを抱えて飛んで帰れという冗談には残念ながら無理だと笑い返している。
ちゃっかり軍のデータベースを覗いており、バースの破片から再生した人物達に興味を抱いていた。


  • XV
クーラが家出して危険な顔馴染み二人と組んでKOFに出場。家出の原因の一端が自分にもあったのでウィップからの要請に了承してK'、ウィップとチームを結成した。
エンディングではK'のツンデレっぷりに対してプレイヤーの意見を代弁する台詞を放っている。

「よく言うぜ さっき嬢ちゃんの悲鳴が聞こえたとき 真っ先に飛び出してたくせに」


特殊チームエンディングは、ラルフ、アントノフとのフィジカルチーム。


「筋肉は絶対に裏切らねぇ!」

「俺達は最高のフィジカルチームだッ!」


「おいおい」
「こちとらサイボーグなんだが……」


キャラ性能

鈍重なパワータイプ。しかしサイボーグを意識してか、通常攻撃にガードポイントが付随している。
XIII以降は超必殺技の性能が高く、ゲージ消費の爆発力が凄まじいため大将向け。


⚫︎主な投げ技
  • ダイナマイトドロップ
相手を掴んでドロップキックを放つ。

  • チョーキングバイス
相手を掴んで背後から首をへし折る。


⚫︎主な特殊技
  • モンゴリアン
「んんっモンゴリアンッ!」
踏み込んでモンゴリアンチョップを放つ。
発生の遅い中段技。通常技からキャンセルすると発生が早くなるので必殺技に繋げられる。
特徴的なボイスはよくネタにされた。
2002UMでは後述のマキシマ・リベンジャーでキャンセルすると「モンゴリリベンジャー!!」と聞こえる小ネタがある。
ただしXIII以降の性能調整で、モンゴリアンは削除されてしまった。

  • M9型 マキシマミサイル(試作)
斜め上へパンチを繰り出す。咄嗟の対空に。


●主な必殺技
  • M4型 ベイパーキャノン
「ベイパーーカノーーン!!」
「ベイパーキャノン!!」
マキシマの代名詞。大きく踏み込みながら腕の兵装を起動させてぶっ放すストレート。名前の由来は腕に纏う水蒸気=Vapourから。小説版では戦闘員をスクラップにしてしまった。
発生は遅いが、威力が高く攻撃判定も強い。
2001以降はカウンターワイヤー対応。
XIII以降はリーチが短くなったが攻撃判定が更に強化され、空中版も実装された。
EX版は両腕で2連発する。

  • M4型改 ミサイルキャノン
「ミサイルキャノン!」
2002UMのみ実装。マキシマミサイル(試作)の正式版で、同モーションからベイパーキャノンを放つ。
弱は発生早いが無敵時間がなく、強は長い無敵時間があるが発生は遅い。

  • M11型 デンジャラスアーチ
ベアハッグで相手の腰をへし折り、そのままフロントスープレックスを放つ投げ技。
間合いは狭いが発生は早い。

  • M19型 ブリッツキャノン
ジャンプして掴んだ相手に簡易ベイパーキャノンを放つ空中投げ。
無敵時間はないので先読み対空で。
ベイパーキャノンのカウンターワイヤー→ダッシュからマキシマミサイル(試作)→ブリッツキャノンは出せるようになればかなりのダメージソースになる。

  • SYSTEM 1・2:マキシマ・スクランブル
リーチの短い貫手。発生は早く弱攻撃から連続技になる。

  • ダブルボンバー
マキシマ・スクランブルからの連続入力技。前進しながらバックスピンナックルを放つ。かなりめり込むのでガードされていたら反確の反面、多少離れていてもマキシマ・スクランブルから繋がりやすい。
スーパーキャンセルに対応しているので連続技の要になる。

  • ブルドッグプレス
ダブルボンバーからの連続入力技。相手の頭を掴んで地面に叩きつける。
やはりガードされたら反確だが、作品によってはダブルボンバーよりかは距離が離れる。

  • SYSTEM 3:マキシマリフト
「行くぞ!」
滑るように突進して掴んだ相手を膝へ叩きつける移動投げ。

  • セントーンプレス
マキシマリフトからの連続入力技。吹っ飛んだ相手に背中からのしかかる。
入力が早すぎるとマキシマリフト中に出てしまってノーダメージ+反確なので注意。

  • マキシマプレス
XIII以降で実装。相手を掴んだままブースターで滑走して画面端へと叩きつける技。追加入力でベイパーキャノンを繰り出す。
弱は投げ技、強とEX版は移動投げでどちらも発生が早い。技後は大幅有利なうえ追加攻撃はスパキャン可能とかなり高性能。


●超必殺技
  • バンカー・バスター
「バンカー…バスター!!」
地面にベイパーキャノンを打ち込んだ反動で上空へ飛び上がり、回転しながら落下する技。
リーチは短いが発生からガードポイントあり。

  • マキシマ・リベンジャー
「マキシマ・リベンジャー!!」
相手を掴んで上空に放り投げ、落ちてきた所に強烈な頭突きを見舞う投げ技。MAX版は頭突きを3連発し、最後に頭を指す挑発モーションを見せる。
2002UMのMAX版のみ、最後の頭突き後に空中で相手を捕らえてサブミッションを極めながら落下するようになった。
発生が早く間合いは狭いのでリバーサルや連続技用。
元ネタはキン肉マン スーパー・フェニックスの真マッスル・リベンジャー。2002UM MAX版の再現度はピカイチ。

  • M2型 マキシマビーム
「ビィーム!!」
胸元を展開してビームを放つ。
威力は高いが、発生遅く射程が短いロマン技。
MIシリーズでは射程無限のビーム砲にパワーアップしていた。

  • ダブルベイパーキャノン
「うおぉぉぉ!」
XIII以降で実装。両腕で同時にベイパーキャノンを放つ。
リーチはやや短いが、発生、威力、判定は極めて優秀でガードポイントあり。
MAX版はEXベイパーキャノンから繰り出す。

  • M24型 アトミックレーザー
XIVで実装。胸のレーザー発射口から画面端まで届くレーザーをぶっ放す。
通常版は発生がやや遅いので使い辛い。
MAX版は、発生早い、威力が高い、持続が長い、判定が広い、無敵時間ありという超高性能技。
「消えちまいな!!」

  • アーク・エネミー
「行くぞ! バスター!!」
MAX2。
マキシマリフトで地面に叩きつけた相手にバンカーバスターで急降下爆撃する。
凄まじいヒット数で威力も高いが、発生が遅く連続技に組み込めず、発動と同時にMAX2演出が入るのでバレバレというロマン技。
2002UMではMAX超必殺技に格下げされたが、発生が早くなり連続技に組み込めるように。同条件で出せるMAX版マキシマ・リベンジャーの方が威力は高いが、硬いボスにはヒット数の多いこちらが有用。

  • エンドオブワールド
「ファイナルフォーメーション!!」
2002UMの新MAX2。
両肩、両腕、両膝から小型ミサイルを連発し、最後に胸元から極太のビームを発射する。
ビームは何でも判定。後ろタメが必要なので咄嗟に出せないのが難点。
元ネタは仮面ライダーゾルダのファイナルベント「エンドオブワールド」。
実は『MAX2』というシステム的な名称が判明する以前はプレイヤー間で『ファイナルベント』という俗称で呼ばれていた経緯があり、思わぬ形でのネタ回収となった。

  • MX-II型 ファイナルキャノン
「ファイナル!」
2003のリーダー超必殺技。
腕をキャノン砲に変形させてエネルギー弾を放つ。
あらゆる飛び道具を撃ち抜く。

  • MX-IIβ ファイナルキャノン
「ファイナルII!!」
XIのリーダー超必殺技。
こちらは複数ヒットするビームを発射する。

  • マキシマレーザー
「うおお! ファイヤー!!」
NEOMAX超必殺技。
胸元を展開して極太レーザーをぶっ放す。
判定が広いうえ発生が早く無敵時間もあり、多段ヒットするのでダメージ補正もほぼないという強力な技。

  • MX-III型CIWSランチャー
CLIMAX超必殺技。
凄まじい速度で突進して掴んだ相手を放り投げ、アトミックレーザーで追撃後爆発させると同時にポーズを取る。
「決まったぜ」
突進中に無敵時間がない以外は早さ、威力、判定全てが超優秀。
アプデで無敵時間が追加されたが、威力はやや落ちた。


主な台詞

「行くぜ、相棒」
腕の兵装を鳴らす戦闘前掛け合い。
対クリザリッド専用だったが、2000以降はこちらがデフォになった。

「ようく見えるぜ」
'99専用。データを解析しており、周囲にホログラムが展開する。
2002UMやXIII以降のキャラセレクトボイスで復活した。

「泣くんじゃねえぞ?」
「手加減すんなよ」
2002UMの対K'にて。

「行くよ、おじさん!」
「おじ…さん…」
MI2の対クーラにて。重い効果音の後に項垂れる。
因みにおじさん好きのナガセの対おじさん専用掛け合いにも選ばれている。


余談

  • 公式サイトのキャラ設定秘話によると、「ティーンエイジャーが多かったので渋く頼り甲斐のあるオッサンキャラ」「投げキャラを作る筈が割と打撃中心になってしまった」との事。

  • 担当声優は小西克幸氏。SNKにおいては月華の剣士の鷲塚慶一郎やサムスピの服部半蔵(蒼紅版)なども演じておられる。

  • 見た目がアメスポチームのブライアン・バトラーと少し似ているので、彼が改造された姿と思ったファンは多い。(他二人がいないのは、殺された親友=アメスポチームのチームメイトという事で。勝手に殺すな。

  • KOFASでは女体化Verのプリティー・マキシマが登場。ネスツ編キャラではゼロ、クローンゼロに次ぐ3人目だが、なぜか露出がとんでもない事になっている。キャラクター解説によれば、女性型ボディなら軽量化した方が有利と考えて装甲を減らした(実際プロフィール上では体重が100㎏以上減っている)ということらしいのだが、メカ部分まできっちり素肌っぽく見せる理由は一体…




「荒らしがおさまらない。オレの項目はいいがお前の項目が荒らされるぞ」
「追記・修正が好きなんだよ。俺はな」


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最終更新:2024年04月01日 22:09