グラスワンダー(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/04/01 Thu 5:00:00
更新日:2024/04/27 Sat 02:06:04
所要時間:約 27 分で、参ります…!





画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第6章・後編「煌めきはどこまでも」
© Cygames・JRA


清々と、凛々と…己が志へと──邁進を



グラスワンダー(Grass Wonder)とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV:前田玲奈

モチーフ元である競走馬グラスワンダー」は当該項目を参照。


◆プロフィール

キャッチコピー:清楚可憐。アメリカ帰りの大和撫子
誕生日:2月18日
身長:152cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B77・W53・H84
靴のサイズ:左:23.0cm 右:23.5cm
学年:中等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:和菓子、日本文化全般、競技かるた
苦手なこと:虫、歴史や伝統を軽んじた行い
耳のこと:お茶を点てる時は微動だにしない
尻尾のこと:振り返らずに背後の虫を落とせる
家族のこと:日本好きは親の影響。実家には和室もある
マイルール:筆箱の鉛筆は、すべて綺麗に削り揃える
スマホ壁紙:目標レースの日付だけを、大きな文字で設定
出走前は…:レースに出走する全員の名前を心の中で復唱

ヒミツ:①スカート丈にひそかなこだわりがある / ②抹茶ラテは『和』としてアリかナシかで悩んでいる
自己紹介:グラスワンダーと申します。ウマ娘として生まれたからには、その“道”を果てまで窮めたいものですね。ふふっ♪

キャラクターソング:Secret GRADUATION

「Wonder Girl」

その日、私たちは歴史的瞬間を確かに目撃した。
それほど速かった。ひたすら強かった。
この若き駿傑なら 苦境やライバルに行く手を阻まれても
更なる驚きを 積み重ねていくだろう。

2017年URA 名ウマ娘の肖像「グラスワンダー」より

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「Heroes」第4弾「勝利を望むは本能だ」篇
© Cygames・JRA

不撓不屈

退かぬ不死鳥

【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「Heroes」第4弾「勝利を望むは本能だ」篇より

最強すぎて我慢できないグランプリの申し子『グラスワンダー』がモチーフのウマ娘
アメリカ生まれだが、両親が日本好きであった影響から本人も日本に憧れ、淑やかな大和撫子に育った。
落ち着きがあってほんわかした性格だが、モチーフ馬も気性については常に端然としたタイプであった。

来日する前から茶道や武道などに親しんでおり、「たまたま道具が揃っていたのでその場で野点」のような事もサラッとやってのける本格派。
立ち居振る舞いなども加味して、一見すると誰から見ても文句のつけようがない大和撫子。
だが、トレーナーさんにだけと前置きしながら来日前に急いで仕上げたというカタコトの日本語を披露してくれたり、
大和撫子のパブリックイメージ的に機械に弱いということも特になく、むしろエルより長けていそうな節があったりなど、
基本的には大和撫子そのものながら、節々にはアメリカ出身ということがにじみ出ている。

一方でとんでもない負けず嫌いでもあり、怒ると静かに怒気を漲らせるタイプ。
勝負における精神性は完全に武士(もののふ)のそれであり、仕草こそ普段通りの嫋やかな立ち居振る舞いながら、
内心には「お互い全力の真っ向勝負をしましょう、そして私が勝つ」という強い闘争心を秘めている。
怒らせると非常に怖いタイプらしく、セイウンスカイはホーム台詞で「グラスちゃんを怒らせてはいけない」と念を押すように言ってくる。

ただし、怒らせたり勝負事が絡んだりしなければ、基本的には心優しく穏やかな少女。
サボタージュ相当のイベントでも「勉強がピンチな級友に泣きつかれたのを放っておけなかった」という経緯であり、
彼女のレースや勝負事への強い思いを考えれば、彼女がどれだけ友人想いなのかが窺えるというもの。
さらには、あまりに不躾かつ周囲への迷惑を考えない客に注意した際、注意したこと自体の正当性は疑わなくとも、
自分の注意の仕方について「もう少し言い方があったかもしれない」と悩んでしまうぐらいには思慮深い。
それでいてノリは非常によく、黄金世代組特有のロールプレイや遊び等に当然のように参加している。

エルコンドルパサーに対して厳しいように見えるのは、そもそも二人が気の置けない関係であることと、
エルが元々挑発気質であり、さらにグラスと特に親しい故に彼女相手だと若干ラインを越えて調子に乗りがちなことが大きい。
実際のところ、寮で禁止されているペット(マンボ)を黙認するどころか世話も協力している様子すらあり、
グラスが腹に据えかねるほどのことをやらかさない限りは、特に仲の良い友人兼ライバルとして接していると思われる。
また、そもそもグラスはよほどのことでないと怒らないらしく、そんな彼女を怒らせている辺りエルが相当やらかしているとも言えるが、
一方で、他者に気を遣いがちなグラスが遠慮なくものを言うのは、それだけエルを親しく思っている表れという側面もあるのかもしれない。


◆アニメ版での活躍

Season1

リギル所属。当初ケガの為レースに不参加だったが、毎日王冠で復帰戦を行う。
だが同じく出走したエルコンドルパサーと違い、サイレンススズカの加速にはついて行くことさえできなかったので、残念ながら身体は完治していなかったようだ。
その後の有馬記念で同期のセイウンスカイ、キングヘイローやチームメイトのエアグルーヴを下し、
見事復活の勝利を飾ったが、本編では勝ったことが言及されるのみであった*1

第8話ではかねてより楽しみにしていたスペシャルウィークと戦う宝塚記念に向けて、コンディションを完璧に整えるが、
当のスペはスズカのリハビリに熱心になるあまりレースへの準備ができていないように見受けられ、不安を覚える。
迎えたレース当日。果たして不安は的中し、気合充分のグラスに対しスぺは目の前のレースに集中し切れていない。結局グラスの徹底的なマークを振り切れず、2着とはいえ3バ身差の敗北。
不完全燃焼のレースに勝利したグラスはライバルに失望の目を向ける。

私はスぺちゃんだからこそ全力でした。スぺちゃんは、私に全力で来てくれましたか?

こんな勝利に価値はない。2人の本当の勝負は今日ではない、いつかへと持ち越された。
でもターフを離れれば友人であることは変わらず、サイドストーリー*2の9話で、問題の宝塚後にスペ含むクラスメイトと一緒に食べ放題に行っていたことが判明している。そしてスペ共々太め残り。

13話の有馬記念で念願の再戦。

やっぱり最後は2頭だった!最後は2頭!

最後はやはり最強の2頭!
(フジテレビ堺正幸アナによる実際の実況)

とばかりに並んでゴール板を通過。写真判定の末僅差の勝ちをもぎ取り、スぺの隣で嬉し涙を流していた。
そしてスペは主人公にあるまじき顔芸を披露していた。

Season2

二期では主役から外れたスペの横にいることが多く、本筋とは関係のない場面で映ることが多かった。
1999年有馬記念の後に体重が激増した史実が反映され食事の量がスペと同レベルに増量された*3
ライスシャワーメジロマックイーンの天皇賞三連覇を阻止した際にはチームスピカと共に観戦しており、
鬼と化したライスを「運命的な何かを感じます」と評していた*4

うまよん

メインとしての登場は1話のみ、モブとしては12話で登場している。
国語の補習小テストをエルやスペと受けている。学力がほか2人より段違いに高いはずなのになぜ? と思われるが、単にテストの日休んでしまったかららしい。
当然1番点数が高かった。
また、7月期エンディングテーマ「ぴょいっと♪はれるや!」を98年同期組の皆で担当していた。

◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:G マイル:A 中距離:B 長距離:A
脚質 逃げ:F 先行:A 差し:A 追込:F
レアリティ☆2の『岩穿つ青』が初期から、2021年6月29日には新衣装として☆3『セイントジェード・ヒーラー』が実装。
バ場適性は他の多くのウマ同様芝向け、距離適性はゲームバランスの都合か短距離のみG*5と絶望的だが、マイルと長距離がA、中距離はB*6と対応できる範囲は広い。
中距離の適性を継承で上げれば、短距離とダート以外の全てに対応できるオールラウンダーになってくれる。

逆に言えば、URAシナリオグランドライブシナリオ等の 育成ウマ娘固有目標で最も多く走らされるレースが中距離 なので、安定してクリアしたいなら是非とも上げておきたいところ。
また、マイルや長距離のレースに追加出走しない場合は育成目標達成後に出走するレースも中距離になるため要注意。(長距離特化のセイントジェード・ヒーラーを育成する場合は尚更である)
さらに、中距離以外にもマイルから長距離まで幅広いレースに挑むのでスピード・パワーとスタミナのバランス取りが難しく、
黄金世代の宿命かスペシャルウィーク・エルコンドルパサー・セイウンスカイ・サイレンススズカ等のライバルウマ娘も強化されて出走するので、育成難易度はやや高めである。

脚質は先行・差しの適性が高く、どちらの戦術も取ることができる。育成中は脚質の分布を見てどちらが有利かまめに判断すると安定性が上がるだろう。

『岩穿つ青』

身の引き締まる思いです。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[岩穿つ青]グラスワンダー」勝負服
© Cygames・JRA

「グラス」冠名で知られる(有)半沢*7の勝負服、「赤襷青袖赤一本輪」がベース。
白いワンピースの上に青いセーラージャケットを組み合わせたような服装に、赤いベルトを腕や胸、腰などに巻いているというもの。
これで薙刀を持ち出す(後述)事もあり、学生服というよりは軍服のようなイメージの方が近いだろうか。
恐らくは主戦騎手である的場均氏がグラスワンダー騎乗時に着ていた、白地に青い袖、赤いたすき柄の勝負服がモデルと思われる。
それだけでなく、よく見ると両腕には包帯が巻かれている。
これは恐らく元のグラスワンダーが怪我しがちな競走馬であり、現役中は両前足に包帯*8を巻いていたことからと思われる*9
なおデザイン変更組には珍しく原案自体が差し代わっており、元は配色がほぼ同じのブレザー風の衣装だった。

スピード+20%、パワー+10の成長率補正がかかり、覚醒スキルでは「独占力(「束縛」上位スキル)」と「乗り換え上手(「差し切り体勢」上位スキル)」を習得可能。
また、初期から「先行焦り」を所持していることやシニア級宝塚記念では「先行駆け引き」のヒントが入手可能と、何故か先行ウマ娘へのデバフが充実している。
進化スキルは独占力上位に「速度上昇スキル3つ・スピード800」を条件とした中距離スキル「大和撫子(『レース終盤に速度がすごく上がる』バフスキルに変化)」、乗り換え上手上位に「マイル・中距離・長距離GIを各1回勝利」を条件とした差しスキル「不退転の意志(乗り換え効果に『視野がわずかに広がる』追加)」。
スタミナへの成長補正や自前でのスタミナ回復手段に乏しいのに、育成シナリオでは有馬記念だけとはいえ長距離までしっかり走らされる。
可能なら継承かサポカでスタミナを多少盛るなり回復スキルをつけるなりしてある程度のフォローはしたい。
これらを考慮すると総合的にはマイル・中距離向きだが、上記の通り中距離は初期適性Bなので因子による補強が必須となる。



いざ、我が道を…!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「岩穿つ青]グラスワンダー 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「精神一到」(~☆2)→「精神一到何事か成らざらん」(☆3~)。
性能は「最終直線で後ろの方から追い抜くと速度が上がる」というもので、条件的には差し向きと言える。
大和撫子というか武士な彼女らしく、☆3以降にスキル発動時には薙刀を取り出した上で振り回す差しならぬ刺し。

勝利の舞い…ですよ♪


『セイントジェード・ヒーラー』

あらあら、回復魔法を御所望ですか?

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[セイントジェード・ヒーラー]グラスワンダー」勝負服
© Cygames・JRA

期間限定イベント「幻想世界ウマネスト」に合わせて実装された新衣装。
こちらの勝負服は名前通りファンタジー世界の白魔道士風のローブを身に纏い、薙刀の代わりに魔道士風の杖を握る。
物腰柔らかで温厚なグラスにはぴったりの衣装と言えるが、同時に「絶対殴りヒーラー」とか「ヒール(介錯)」「相手を全快にして真っ向から戦う武士の鑑」とか言われたりもしている
実際本人も「 勝利は至上の癒し 」とか言ったりする。

成長率補整はスタミナと賢さにそれぞれ+15%。
覚醒スキルでは「クールダウン(「深呼吸」上位スキル)」と「リラックス(「小休憩」上位スキル)」を習得可能と『岩穿つ青』とは傾向が全くの別物。
進化スキルはクールダウン上位に「回復スキル4つor速度スキル3つ・スタミナ600以上」を条件に「キュアリーヒール(「速度がわずかに上がる」追加)」、リラックス上位に「差しでG1を2勝or長距離スキル2個・賢さ800以上」を条件に「勇気の魔法(「速度がわずかに上がる」追加)」がある。
とにかく所持スキルが回復スキルだらけでスタミナ補整ありとあからさまに長距離、それも菊花賞や春天でも対応可能なレベルのステイヤーという全く違う使用感のステータスになっている。



来たれ、癒しの力…我が手に集え!


ゲインヒール・スペリアー!


さぁ、勝利の祝福を…!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[セイントジェード・ヒーラー]グラスワンダー 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「ゲインヒール・スペリアー」。
性能は「中盤に後ろの方で順位を下げた時に優しい光で持久力をすごく回復する」というもの。
発動条件的には差し向きのスキル。2022年2月24日のバランス調整で、回復量が「すごく」にパワーアップ、実効回復量は金回復スキル以上に引き上げられた。
本人の所持スキルにも回復が多量に含まれるため、どんな距離もスタミナを切らさず走り切ることが狙えるようになっている。
また、この調整時に継承版もスタミナ回復量が増加。金回復スキルに比べれば回復量は劣るが、通常のオレンジスキルよりは多いという性能になった。
このため、本人が出場していなくとも仲間に強いヒールを与えることができる、という意味で極めて本来のヒーラーらしい個性を手に入れた。

勝利は至上の癒し…クエストクリアです♪


固有要素

固有二つ名は共通して「不死鳥」。
取得条件は「やる気「好調」以下で朝日杯FS、有馬記念(クラシック級)、宝塚記念(シニア級)、有馬記念(シニア級)を勝利する」。
史実でも骨折などの故障や体調不良に悩まされたが、それを乗り越えて勝利をもぎ取ったことを踏まえての二つ名と言えるだろう。
ただし狙って取ろうとするとやる気を「絶好調」にならないように調整したり、時には意図的に下げる必要があり別の意味で難しい。
タイミング良くやる気低下イベントが発生するなどして「取れればラッキー」程度に考えるのがいいのかもしれない。

特殊実況はシニア級宝塚記念に設定されているが、条件が「1着を取った際に2着がスペシャルウィークである」こと。
自分で整えられる条件は勝利するだけでいいので楽なのだが、問題はスペ。当の彼女がたまにバ群に埋没してしまい惨敗してしまうなど運要素が絡むため、聞きたい場合は試行回数を重ねるしかないだろう。
スペちゃん……?


サポートカード

サービスインと同時に共通のRとSSR【千紫万紅にまぎれぬ一凛】が実装されており、長らく新規実装はなかったが2022年12月の期間限定イベント「Happy new future ~朝焼けの絆」の報酬としてSSR【遥か流るる冬夏青青】が実装。
2023年7月21日にはSR【よい茶の飲み置き】が実装されている。

SSR【千紫万紅にまぎれぬ一凛】

得意練習は根性。
練習性能は高いとは言いづらいが、初期絆が固有ボーナス込みで高いことから友情の点火が早めであるという利点を持っている。
スキルはマイル・差し向けのものが揃っている。イベントを完走するとレアスキル「豪脚(「上昇気流」上位スキル)」のヒントを入手可能。
当初はあげません族だった上、得意練習である根性はステータスで軽視されがち。
しかも根性よりも優先されるパワー枠かつ同じ「豪脚」のヒントを確定で入手可能なオグリキャップのSSRが実装されたことから、やや不遇といった側面は否めなかった。
2022年2月24日のアップデートにより環境が一変し根性の価値が一気に上昇したのに加え、「豪脚」が確率入手から確定入手になったことで復権。
また連続イベント1回目では元々あった体力回復に加え、『束縛』と『差しのコツ〇』のヒントレベルを同時にもらえるようになった。
そのため、マイル差し育成時には選択肢の一枚として考えられる性能となっている。

SSR【遥か流るる冬夏青青】

得意練習はパワー。
所持スキルは「長距離コーナー〇」「スタミナイーター」など長距離向けのスキルに変更。
連続イベントを進めると確定でレアスキル「クールダウン」のヒントを入手可能。……なのだが、現状では長距離ウマ娘の育成にパワーサポートカードが入る枠がない点は少々使いづらいか。
しかしながら練習出力は配布カードとしては高めに設定されていたり、高いヒントレベルでスキルを貰える点など利点もある。
総じてサポカ資産が少ないうちの助けとしては十分以上のものと言える。

イベント内容はこれまでホーム台詞でのみ言及されてきた「妹」との関係に焦点を当てたもので、妹に対する姉としての姿を見ることができる。

SR【よい茶の飲み置き】

得意練習はパワー。
マイル・差し向けのスキルが揃っている。
レースボーナス10%を所持し、並のSSRサポカに匹敵する練習性能を持つが、ヒント発生率やヒントレベルアップを持っていないため、少々スキルを入手しづらいのがネック。

イベント内容は単なる好物以上の意味を持つ存在としてタンポポが登場。
元々実馬の好物として有名ではあったが公式では描写がなかったタンポポネタが拾われている。

育成シナリオ

全体的に固い意志や激しい闘争心、伝統や礼儀を重んじる言動といった武士めいた頑固者の一面が大きくクローズアップされているシーンが多い。
そのせいかアプリ版のリリース以降はTwitter等で「グラスワンダー」と検索するとその後ろに「武士」と表示される軽いサジェスト汚染が起きている。

散歩で遠出をした結果道に迷ってしまったトレーナー。道がわからず困っていると、そこに学園の制服を着たウマ娘が声をかけてくれる。
よく趣味の道具を買いにくる辺りなので道がわかるというそのウマ娘、グラスワンダーは趣味の話など色々な話をしながら学園までゆっくりと案内をしてくれた。
そんな出会いからグラスに興味を持ったトレーナーは、すぐ後に行われる選抜レースの出走表にその名を見つけ、走りを見ることになった。

選抜レースの会場では、自身が本番直前にもかかわらず緊張でガチガチのスペをリラックスさせようとしたり、
コーナーを曲がり切れず逸走するブリッジコンプ*11を見つけてエルにぶつからないよう対処したりとメンタル面の強さを見せつける。
そしてレース本番でも、ヨレた他ウマ娘から不利を受けたことで、一着は逃すものの僅差の二着とフィジカルでも結果を残して見せた。
しかし、その選抜レースの直後からグラスは全てのスカウトを一律で断り始め、トレーナーと出会った時も「自分の問題」と明言して改めてスカウトを断った。

その有様から「温厚すぎてレースを走る闘争心が欠如している」とトレーナー間では噂されるほどになっていた。
しかし、トレーナーは自主練習をする彼女の目から、明らかに噂とは違う闘志を感じ取り、改めて彼女の元へ向かう。
そして、その感じ取ったことをグラスに直接聞いてみることで、ついに本心が明らかになる。

『我、未だ木鶏たり得ず』。不甲斐ない自分に対する怒りを、打ち消すことなどできません。

不利を受けて一着の座を譲ってしまったことが、負けてしまった自分がどうしても許せない。「つまりは、私のわがままです。個人的なこだわりです。
故に全てのスカウトを断り続けていた、というのがことの真相であった。
それを聞いたトレーナーは「1着を取った後また声をかけに行く」と何ヶ月も先にある次の選抜レースの後に声をかけることを約束する。
グラスに「私が選抜レースで1着を取らない限り、担当がつかないことになってしまいますよ?」と聞かれても、
トレーナーは「君は次で必ず1着を取る」とまるで問題にせず、覚悟を決めていた。

数か月後の選抜レース、見事に一着を取ってみせたグラスの元に約束通り向かい、改めてスカウトをかける。
グラスはその誘いを快諾し、二人で頂点で目指す日々が始まるのであった。

育成開始後最初の挨拶では半紙に『不退転』の三文字を走らせた誓いの書を渡し、引かず、屈せず、頂点に至るまで進み続けるという意志を表明する。
黄金世代の面子と交流を持つ一方、マスコミから『マルゼンスキーの再来』『怪物二世』と喧伝されたことをきっかけに、彼女を越えるべき壁と認識するようになる。
その異名を光栄に思うべきものと見なす一方で、「『二世』は『頂点』の名ではない」と不服に思い、
その名から逃れるのではなく、『二世』と見られることを承知で彼女と同じ道を歩み、真っ向から比較された上で私の走りを示すのだと静かに猛る。

しかし「マルゼンスキーを超える」ことに固執しすぎた彼女は、知らず知らずのうちに視野狭窄に陥っていた。
マルゼンスキーの引退レースとなる有馬記念での直接対決を所望するグラスだったが、彼女は直前になって怪我を理由に出走を辞退。目標を失ったグラスは大一番を前にして心に迷いを生じてしまう。
ここではセイウンスカイとの着差で内容が分岐するが、負けると今のグラスワンダーの有様では負けはしないと、勝っても自分を下した相手の目にすら入れられないことへの失望感を口にし去っていく。
それを観戦していたエルコンドルパサーはライバルの腑抜けた姿に憤り、後日「あまりに熱の無い、退屈な走りだった」と厳しく物申しに現れた。


あなたに何がわかるというの、エル。


挑むことさえ叶わなくなった!!


”怪物”の名にさえ手を伸ばせなくなった私の、何が――!!


アタシを見ろ!!


挑めなくなった『怪物』ではなく、すぐそこにいる超えるべきライバルを見据えろとエルコンドルパサーが一喝。
彼女の言葉でグラスは『怪物』の名に囚われていたとついに自覚し、己を戒めることが出来た。この時のふたりのやり取りは必見。
今度は自分が「私を見ろ」と言われてしまうという、まさしくアニメとは真逆の立場であった(一連の流れにスペシャルウィークは絡んでないが)。


そして、親友の一喝で心を入れ替えたグラスは、最初の挨拶時にトレーナーに託した誓いの書を返してもらう。


『不退転』。……何が、『不退転』か。


その言葉と共に書を自ら破り捨てた後、新たにまた『不退転』と書いた誓いの書をトレーナーに託す。
そして、同期のエルコンドルパサー、そしてスペシャルウィークとの新たな争いが始まっていく。


◆関連キャラクター

同期のライバル。
前述の通りせっかくの勝負に腑抜けた姿を見せた彼女に激怒したこともあったが、基本的にとても仲良し。
実馬の二頭のエピソードとしては同じノーザンファームにて休養していた時期があり(3歳夏・ダービー後のスペと骨折中のグラス)、
二頭が喧嘩することもなく並んで歩く様が写真や映像に残っている。

1期Blu-ray特典の小説では来日直後に訪れた北海道で彼女とニアミスしたような描写がある。
これにも元ネタがあり、2頭とも現2歳時にノーザンファーム空港牧場で育成されていた時期があったが、
グラスがノーザンファームを旅立って美浦に入厩した直後に、スペが日高大洋牧場からノーザンファームに移動してきている。
結果当時ノーザンファーム内でスペが「実力が突出していたあの仔馬(=グラスと後に呼ばれる仔馬)に匹敵する仔馬が来た」と評価された。

寮のルームメイトで同期のライバル。アニメでは同じチームリギル所属でもある。そして同じく的場均が主戦だった事も共通している*12
気の置けない親友同士であり、基本的に「ちゃん」や「さん」付けで他人を呼ぶグラスが「エル」と名前だけで呼ぶのは彼女だけ。
ただし納豆にホットソースを混ぜて食べる嗜好については「伝統に唾吐く行い、許せません」と憤慨している他、
基本的に穏やかなグラスをキレさせるのはたいていエル(の失言)だったりもするが。
アプリ版の1コママンガでも「辛い方がおいしいデース!」と何でもかんでもサルサ・ヴィダ*13をぶっかける彼女の巻き添えをくらって*14静かにブチギレている。

グラスの育成シナリオでは、同世代で同室の親友ということもあってグラスを強くライバル視し追いかけてくる。
他方、彼女がマルゼンスキーを意識するあまり、レースで競う自分たちをまったく眼中に入れていないことや不甲斐ない走りに憤り、上述の通り直接喝を入れに来る。

エルの育成シナリオでも、「世界最強のウマ娘」として戦う自信を失くして姿を消したエルを心配し、そのトレーナーであるプレイヤーに相談してきたり、
トレーナーとのやり取りで自信を取り戻すも、最後の一押しとしてエルがトレーナーにマスクを被せてもらおうとしたところで(それまで陰で見守っていた)グラスが登場。
「自分でマスクを被り直してこそ私のライバル(意訳)」と発破をかけて自分自身の力でエルを立ち上がらせようとするなど、グラスのシナリオでの両者の立ち位置とは対照的な光景が見られる。
まさしく互いに切磋琢磨しあう、ライバルであり親友としての姿が両者のストーリーで描かれていると言えるだろう。

……それはそれとして、上述のエル復活シーンではそれまで(プレイヤー視点では)いなかったグラスが、エルがトレーナーに甘えようとした瞬間に唐突に現れて発破をかけるため、
そこだけ見ると急に現れたグラスがライバルのラブコメ展開を断ち切ったように見えることから、(ネタ半分で)トレーナーたちからイジられることも。

なおTwitterなどではおいたが過ぎたエルに対して「エル、腹を切りなさい」や「エル。」とグラスがハラキリやケジメを迫る、というネタが広まっているが、
実際にグラスがこのような言動をしたことはなく*15、これは言ってない台詞である。
…ただ、うまよんの4コマではジョークでチョップをしてきたエルにお返しでアントニオ猪木ばりの卍固めを笑顔で極めるという言葉でケジメを迫るよりも恐ろしい実力行使に出てたりもする。

同期の二人。アプリではレースローテーションの関係で影が薄い(特にキング)がスペ・エルを含め仲良し五人組である。
一方で、グラスの育成シナリオでは、ウンスがライバル枠である目標レースに勝利すると、
自分を下したにもかかわらず、マルゼンスキーの幻影に固執してこちらを振り返りもしないグラスの態度に、
「ライバルだと思っていた相手に実際には見向きすらされていなかった」とウンスが失望したような台詞を漏らす一幕がある。
アニメ1期のジャパンカップ前には揃ってスペの応援のために集まっていた。うまよんアニメでは5人でEDも担当。

  • ツルマルツヨシ
メインシナリオ第一部最終章にて初登場の遅れてきた六人目の同期。遅れてきたとは思えない馴染みぶりで同期の仲良し組が五人から六人に増えている。
また、サポートカード【よい茶の飲み置き】ではたんぽぽ茶の店で偶然会ったことをきっかけにたんぽぽで意気投合、二人だけで「たんぽぽ愛好会」なる会を立ち上げていることが判明した。

実馬は他の同期がアプリサービスイン以前に死亡しているのに対して、グラスとツヨシはサービスイン時点でも存命だったという長命繋がりを持っている。

彼女の圧倒的な強さになぞらえ、グラスは「マルゼンスキーの再来」「怪物二世」という異名を持つ。
その繋がりからマルゼンスキーのほうもグラスと同期組を気にかけてくれる。
いつか越えるべき高い壁だが、マルゼンスキーは自分と違い対等のライバルに恵まれたグラスを羨ましく思っている。
そして育成時のイベントで助手席に乗せてやる気下げてくる

アニメ2期8話、天皇賞春でマックイーンを追走するライスを見たスぺが「ライスさんの徹底したマーク戦法が宝塚記念でのグラスちゃんに似ている」と話し、グラス本人も「(ライスには)運命的な何かを感じます」と答えている。
逆にアプリ版第6章後編の宝塚記念ではスペを徹底マークしたグラスの走りについて、ライスシャワーが「運命的な何かを感じる」と発するシーンがある。
これは実馬が双方とも主戦騎手が的場均で、血統で同一のロベルト系に属するという繋がりから。あと両方被害者が武豊
双方のレースの最終局面で使用されたBGMも同じ『心臓破りの坂』であり、ファンからは「的場のテーマ」とも呼ばれている。*16

一方のアグネスデジタルも同じく的場騎手繋がりで、同じ外国産馬という共通点もある。
また世代が近いこともあってか、世紀末覇王として覚醒したオペラオーを天皇賞(秋)で下したり、引退後はスペシャルウィークと同じ厩舎で余生を過ごしたりとグラスとも因縁がある名馬達と関わりがあったりした。
そして【よい茶の飲み置き】のイベント「グラスさんの大好物」では、エルにタンポポ料理を伝授しているのをライスと共に覗き見ていたのを発見し、二人にもタンポポ料理を勧めていた。ウマ娘ちゃんオタクにタンポポを布教するタンポポ大好きグラスさんが爆誕したのである
これにより、今までありそうでなかった【グラス・エル・ライス・デジタル】の四人による的場騎手繋がりの夢の共演が果たされたのである。

グラスと同じアメリカ生まれで、美浦寮の先輩でもある。
よくアメリカンパーティーに誘われていたり、グラスのほうも野点に誘ったりとお互いに日米の文化を楽しんでいる。
また、グラス育成シナリオのクリスマスイベントではミーティングをしようとしていたところ、いきなりトレーナー室に乱入。
グラスとトレーナーをも手伝わせるかたちで勝手に部屋をクリスマス仕様に模様替えしてしまった。
とはいえ、それは大きなレースを前にしてるからと熱くなりすぎずクリスマスを楽しんでほしいという彼女の粋な計らいであり、
果たして彼女の目論見通り、グラスとトレーナーはクリスマスを満喫することができたのであった。

育成ストーリーでは登場しないものの、「幻想世界ウマネスト」で登場する。
その中で公式設定で唯一学年が不明なゴルシに対して「ゴルシ先輩」と呼んでいることから、ゴルシの学年考察の根拠の一つとなっている。

史実では活躍した時代が離れているが、史実のゴルシラストランとなった2015年有馬記念の覇者ゴールドアクターの祖父がグラスワンダー。
またビッグレッドファームに繋養されていたころは馬房が隣同士で、何故かゴルシがグラス馬房前でグラスが顔を出すの待っている光景が目撃されている。
BRFの職員曰く「シップがここ(グラスの馬房前)で止まるとグラスワンダーが喜ぶ」とのことで、どうやら仲が良かったらしい。

それが縁となってかは不明だが、2023年2月に配信された「ぱかチューブ」にゲスト出演し、ゲーム「SuperBunnyMan」を一緒にプレイしたのだが

  • 「かわいいですね♪」「そうだなー。でもゴルシちゃんの方がかわいい♪」「(一瞬の逡巡)・・・そうですね」
  • 操作がおぼつかずに何度もゴルシが操作するキャラクターを蹴飛ばし、崖から突き落としたり針山に吹き飛ばして「お前足癖悪すぎ!」とよりによってゴルシにツッコまれる
  • これまであたふたしていたのに先に難所をクリアした途端に「早く来てくれませんかねぇ」とマウントを取ってゴルシを煽る
  • 針山に頭が突き刺さってゲームオーバーになって一言「脳天直撃です☆」

・・・などの珍場面を数多く残した他、普段の清楚なキャラクターとは裏腹にゴルシと一緒に悲鳴をあげたりはしゃいだりするなどの新しい一面を垣間見せ、多くのグラトレの腹筋を崩壊させた。ただの前田玲奈とは言うな

サポートカード【遥か流るる冬夏青青】の連続イベントで(電話越しに)初登場。同じウマ娘で、アメリカの地でレースを走っている。
それまではホーム会話での言及だけで「いつか絶対負かす」という趣旨のメールを送ってきたことだけが言及されていた。

性格は姉によく似た超負けず嫌いで、グラスが姉として見守っているような態度を示すと「全然本気じゃない」と自身が競争相手として見られていないことに怒り出す。
逆に「そう簡単に追い抜けるなんて思わないことね」と言われると喜んで「今に追い抜いて、ずーっと高みに行っちゃうから」と宣戦布告し返してくる微笑ましい関係である。
「子供扱いすると怒る」という点でスイープトウショウが近しい性格のようで、グラスはスイープとの会話で妹のことを思い出していた。

モデルはおそらく史実で4歳年下の全妹にあたる1999年生まれの牝馬"Wonder Again"(ワンダーアゲイン)と思われる。
そのワンダーアゲインは、2002年アメリカG1ガーデンシティハンデキャップ・2004年G1ダイアナハンデキャップ優勝馬。
2014年に創設されたアメリカG2*17「ワンダーアゲインステークス」にその名を残している。
引退後は繁殖入りしており、産駒が日本に一頭輸入されたことも(2010年生まれのレッドレイヴン号)。
また、孫にはペガサスワールドカップターフ連覇などG1を3勝して2023年にアメリカで種牡馬入りした"Colonel Liam"(カーネルリアム)がいる。

ワンダーアゲインの主戦を務めたエドガー・プラード騎手(ペルー)はアメリカクラシック三冠の3冠目ベルモントステークスを2002年と2004年に勝利しているが、
いずれも三冠がかかったところを阻止しての勝利であり、これまた的場均騎手と共通する部分がある。

◆余談

  • 長命の願いが込められた描写
彼女の元となったグラスワンダーは2024年2月現在、新型コロナウイルスの世界的大流行の影響で見学こそできないが、ウマ娘化された98年クラシック世代の6頭の中でツルマルツヨシと共にご存命である。
公式からも数々の描写から長寿の願いを込められており、まずヒーラー衣装の通り名「ジェード(翡翠石)」の石言葉の一つは『長寿』。
またグラスの育成シナリオのグッドエンディングはキングヘイローを除いた4人で山へ行くというもの*18で、「一番遅かった人が帰りに荷物持ち」とスカイが決めてみんなが走って行くのにもかかわらず、珍しくトレーナーと一緒にゆっくり歩いていく……というものだが、これは「急いでみんなの後を追わなくていい、ゆっくりと長生きしてほしい」という公式からの願いなのでは、という考察がある*19*20
エンディングテーマ「ぴょいっと♪はれるや!」内の映像ではもっと直截で、手前から順にエル→スカイ→スペ→キング→グラスと並んだコマがあり、(存命しているグラスワンダー以外の)競走馬が亡くなった順と完全に一致している。
さらに、サポートカード【よい茶の飲み置き】で登場する「たんぽぽ愛好会」もツヨシと二人の会で、23年時点で実馬が存命の二人がそれぞれ「いつまでも、走り続け……レースに真摯に向き合う」「ケガや病気に負けないで、ずっとレースを走り続けたい」という意味をタンポポに込めている。

  • タンポポ
やたらとタンポポと絡めたネタを見かけるが、このネタの火元は中の人がビッグレッドファーム繋養時の実馬に会いに行ったことを報告するtwitter投稿で、
他の方のところにはタンポポいっぱい生えていたのに、グラスさんのところは根絶やしにされていました という発言をしたこと。
当初は二次創作を中心としたネタであったが、前述の通りサポートカード【よい茶の飲み置き】にて公式にも拾われたネタとなった。

  • その他
史実ではダービーに出走していない*21。ダービーに出走できるのはifルートが楽しめるウマ娘ならではの魅力だろう。

中の人は本来他のウマ娘のCVとして設定されていたが、そのウマ娘の登場が現状なくなった*22ためグラスにスライドした。

マルゼンスキーとの縁は同じ現・JRA賞最優秀2歳牡馬*23であり、グラスの受賞年にマルゼンスキーが亡くなった奇縁から。
また「傑出した(現)2歳馬」同士ということでよく比較され、当時のJPNクラシフィケーション*24でも、
マルゼンスキーを基準値にグラスのレーティングが決められた。

競馬界きってのアニヲタ、小島太一元騎手(現・調教助手)がアニメウマ娘を美浦トレセン内に布教に回った際、
宝塚記念のシーンを当時の勝利騎手である的場均調教師に見せたら、的場氏がえらく気に入ってしまったらしい。
この時見たのがグラスの99年宝塚記念のエピソードであり、レース内容を忠実に再現した描写に太鼓判を押していたとか。

アプリ開始後の競走馬名には何頭かあからさまなウマ娘ネームが出現したが、そのうちの一頭「ウマピョイ」がグラスの曾孫に当たる。



良記事の頂点を目指すこの道…。 追記・修正まで、どうかお付き合いくださいませ。

この項目が面白かったなら……\不退転/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ウマ娘 プリティーダービー
  • ウマ娘
  • グラスワンダー
  • リギル
  • Secret GRADUATION
  • 武士
  • 岩穿つ青
  • 不退転
  • 前田玲奈
  • 的場均
  • 精神一到何事か成らざらん
  • 薙刀
  • 美浦寮
  • 怒らせてはいけないタイプ
  • セイントジェード・ヒーラー
  • ゲインヒール・スペリアー
  • 帰国子女
  • 主人公に勝ったキャラ
  • 不死鳥
  • 清楚系鎌倉武士
  • ステイヤー
  • 先行バ
  • 差しウマ
  • 初期実装組
  • タンポポ
  • トレセン学園中等部
  • 外国出身
  • グラス
  • 怪物二世
  • ぐらすわんだぁ
  • ぴょいっと♪はれるや!
  • マルゼンスキーの再来
  • うまぴょゐ
  • 不撓不屈
  • 不撓不屈 退かぬ不死鳥
  • 卍固め
  • 怒ると怖い
  • Grass Wonder
  • 選ばれた夢。
  • デカ尻

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月27日 02:06

*1 詳細はBlu-ray特典の小説で見ることができる

*2 『ぱかラジッ!~ウマ娘広報部~』でやっていたボイスドラマ、公式のyoutubeにアップロードされている。

*3 有馬後は骨折を疑うほど状態が悪かった上に、折悪しく担当の大西美昭厩務員が定年で引退。新担当の佐々木力厩務員は自責の念で憔悴しきっていて、的場均騎手はあまりの状態に佐々木のことを心配していたという、本当はネタにしづらい重い話である。

*4 アニメにおいて史実で血縁や騎手など繋がりがある場合に使われる言い回し。グラスとライスの場合騎手が同じ的場均であった繋がり。また、メタな部分でこの台詞があったのは2期「8話」、グラスがスペを差した宝塚回は1期「8話」という繋がりもあった。

*5 グラスワンダー号の1400mの戦績は4戦3勝、うち重賞2勝(京成杯3歳ステークス・1999年京王杯スプリングカップ)で本来は短距離でも勝ってる馬である。ただし1200,1000mの出走経験は無く、この点にGの原因がありそうである。

*6 1999年宝塚記念は勝っているのだが、引退レースとなった2000年宝塚記念(6着)を含めて2回しか走っていない

*7 「TTG」の一角グリーングラスの馬主、半沢信彌氏は双子の兄。「グラス」冠名もそれに因むもの

*8 飛び石などから脚を守るためのバンテージのこと。どちらかと言うとテーピングに近い。

*9 怪我が多く、レース中の負傷もあった同馬だが、もちろん骨折したままレースに出走したことはない

*10 97年に関西テレビは定年退職。

*11 1周年時点の現状600人以上いる「レースに出走するモブウマ娘」で唯一キャラストーリーに出番があり、結果としてCVがついている激レア娘。

*12 98年毎日王冠の際、どちらかを選ばなければならず、最終的に的場はグラスを選択し、エルコンは蛯名正義が引き継ぐ事となった。

*13 サービスイン開始当初はそのまま「デスソース」と書いてあったが、固有商品名だからか一度「サルサソース」に差し替えられ、今度は対象が広すぎるので「サルサ・ヴィダ(スペイン語で『生命のソース』)」というパロディ名に差し替えられた。

*14 エルが勢いよく自らの食事にぶっかけた大量のソースの一部が、隣にいたグラスの食事、それも和食に飛び散った。

*15 「エル」とだけ言って彼女に怒気を漲らせるグラスという構図はアプリ版の一コマ漫画などに存在する。

*16 ただしこの曲は汎用レース曲なので他のレースシーンでも多用されている。

*17 創設~2021年はG3

*18 提案したのはグラス本人。結構唐突だったのでみんなに驚かれた

*19 先に走り出したのはスカイ→エル→スペ。順番は脚質順ではあるが、三人とも実馬がアプリリリース前に亡くなっている。

*20 一説ではリリース前、シナリオ製作中はキングもまだ存命で登場予定はなく、2019年3月19日に亡くなった。

*21 所謂「マル外」。外国産馬は当時の規定によりクラシック三冠や天皇賞といった重賞レースに出走できなかった

*22 AnimeJapan2016にてイラストとCVが発表され、初期PVにも出ておりキングカメハメハと推測されていたウマ娘

*23 マルゼンスキーが76年優駿賞最優秀3歳牡馬、グラスワンダーが97年JRA賞最優秀3歳牡馬。名前は違うが同一賞。

*24 「馬の実力を同等にするには、ある馬に何ポンドの重さを負わせれば良いか」というのを仮想で計算するレーティングシステム。世界で統一レーティングなので世代・国を超えた比較ができるようになる。