クビゲルゲ

登録日:2021/05/11 (火曜日) 22:22:49
更新日:2022/05/18 Wed 12:46:48
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お前はドルゲの首飾りを作るために、働くのだ!

出典:超人バロム・1/東映/第28話「魔人クビゲルゲが窓からのぞく!!」/1972年10月8日放送


超人バロム・1』の第28話「魔人クビゲルゲが窓からのぞく!!」に登場したドルゲ魔人。

声:勝田久
演:富川澈夫(人間体)


【概要】

姿が首を切断された人間そのもので、切断面から血が流れ出しているという強烈なデザインのドルゲ魔人。鳴き声は「グゲゲゲゲ、ガオーッ」。
心霊現象の実験をしている影小路という男に変身して、娘達にドルゲ石から作った「ドルゲ首飾り」を配って操ろうとする。
操った娘達を使ってさらに多くのドルゲ首飾りを作って家族を苦しませ、母を失った子供、妻を失った男といったふうに地球を悪ので覆う事が目的。

武器は、両手の先に付いた二つの首。
空中に発射して自在に操って攻撃するが、感覚はクビゲルゲと繋がっているようで飛ばした首を破壊されるとクビゲルゲ本人にもダメージが伝わってしまう。
頭の切断面から機関砲を発射して攻撃する事もできる。
弱点太陽で、昼間に外に出るだけで悶え苦しんでしまうほどに弱体化する。
そのため、夜にしか活動できず昼間は棺の中に身を隠している。

人質を使ってバロム・1を誘い込んで倒そうとするが、その作戦はかなり行き当たりばったりで頭はあまり良くないのかもしれない。2つもついてるのに。
加えてこの回のタイトルは古参の特撮ファンの間では変質者を連想してしまう珍タイトルとして有名であり、強烈な見た面に反してどうにも三枚目臭が漂う。

怪しい屋敷を本拠地にしており、甲冑に化けたアントマンが警備していて地下の洞窟で娘達にドルゲ首飾りを作らせている。


【活躍】

怪しい屋敷で娘達を集め、心霊術の実験をする男。
娘達は男から帰り際に首飾りをプレゼントされるが、実はそれは男の正体であるドルゲ魔人「クビゲルゲ」が作った人間を洗脳する「ドルゲ首飾り」であった。
木戸家の知り合いであるエツコの姉であるサユリも首飾りに操られて行方不明になってしまい、エツコから相談を受けた健太郎と猛は動き出す。

エツコを利用してバロム・1を倒そうと企むクビゲルゲは木戸家を襲撃。
バロム・1と戦闘になるが隙を突いてエツコを拐う事に成功し、アジトである屋敷に誘い込んで待ち受ける。

ところが、バロム・1は思惑から外れて地下の洞窟に向かってしまい、クビゲルゲは焦り始める。

そろそろバロム・1が屋敷に入ってくる頃だ…!

速く来い、バロム・1!夜が明けぬ内に片付けねば、棺の中に戻れん!

バロム・1は地下で働かせられていた娘達を助けようとするが、娘達はドルゲ首飾りのせいで逃げようとせず、バロム・1はクビゲルゲを捜しに向かう。
そこに入れ違いでやって来たクビゲルゲだったが、アントマンからエツコが逃げたという報告を受けて捜し回るはめになってしまう。

それから、ようやくエツコのいた応接室で戦闘になるが、窓からの光に苦しんで逃げ出してしまう。あれこれ予定外の事をしている内に、弱点である光の差す時間になってしまったのだ。

クビゲルゲは外の隠れ家に逃げ込むが、屋敷の外に隠れていたエツコに見られており、バロム・1に乗り込まれて日光の中に引きずり出されてしまう。
苦しみながらアントマンに攻撃させ、日陰から首を飛ばして攻撃するが破壊され、アントマンのトゲ付きの棍棒を胸に受けて致命傷を負うと、最後の手段である首からの機関砲で攻撃するも通じず「バロム爆弾パンチ」を受けて爆発した。


【その他】

今回は、ドルゲが登場しない。


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最終更新:2022年05月18日 12:46
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