ハサミルゲ

登録日:2021/05/14 Fri 18:54:35
更新日:2024/04/28 Sun 20:46:36
所要時間:約 3 分で読めます





悪のエージェント、ハサミルゲだ!

お前の首をちょん切ってやろう!

出典:超人バロム・1/東映/第30話「魔人ハサミルゲが待ちぶせて切る!!」/1972年10月22日放送


超人バロム・1』の第30話「魔人ハサミルゲが待ちぶせて切る!!」に登場したドルゲ魔人。

声:今西正男


【概要】

巨大なカニのハサミのようなシルエットをしたドルゲ魔人。
まるで日野日出志氏の描くホラー漫画に登場しそうな、非常にグロテスクな奇形のカニのようなデザインをしている。鳴き声は「ジョキーン!」。
多摩川付近の地下から繋がる場所にある、「ドルゲ博物館」と呼ぶ屋敷をアジトにしている。
屋敷の中にはこれまで登場したドルゲ魔人の剥製が飾られており、普段は剥製の中に紛れて隠れている。
砂煙や吹き上がる泡と共に出現し、カニのように横歩きで移動する。

武器は頭の巨大なハサミと、口から吐く溶解泡。
巨大ハサミはありとあらゆる物を切断する威力を持ち、人間はもちろん岩や鋼鉄製のマンホールも簡単に切断する。
口から吐く溶解泡に当たった人間はあっという間に溶けてしまい、外れてもその場所から発火する。

任務はそのハサミと泡で人間の平和を乱してバロム・1を倒す事で、そのために次々に人間を襲って通り魔殺人を繰り返している。
事件の捜査を始めた警察を襲って、取材をしていた記者を殺害したりもした。

配下のアントマンは、カニのハサミのような武器を身に付けている。


【活躍】

とある道路工事の現場で、二人の作業員が一向にが通らない事を不思議がっていると、突然悲鳴が聞こえる。
向かってみると車が横転して炎上しており、マンホールからドルゲ魔人「ハサミルゲ」が出現すると作業員を溶解泡とハサミで殺害してしまった。
健太郎と猛は、怪事件の通報を受けて捜査を始めた木戸刑事や白鳥デスクの「多摩川の近くで怪物が出るという噂がある」という話を聞いて、多摩川に向かう。

多摩川では先生と小学生のグループが写生に来ていたが、その内の二人が偶然ハサミルゲのアジトに続く通り道を見つけて入り込んでしまい、さらに写生をしていた小学生達の前にもはハサミルゲが出現して襲われ、バロム・1が駆け付けるが女の子が一人拐われてしまう。

バロム・1はひとまず子供達を帰し、先生と共に現場に戻るとアジトへの道を見つけて突入。
子供達を心配して一緒に行こうとする先生を説得して帰すが、子供達を見捨てる事のできない先生はついてきてしまい、ハサミルゲに捕まってしまう。

アジト内でバロム・1を襲撃するが失敗したハサミルゲは最後の手段として捕まえた先生や子供達を磔にし、バロム・1を呼ばせて不意打ちしようと画策。
しかし、目論見通りバロム・1を誘い出す事には成功したが先生がハサミルゲが迫っている事を教えたために失敗。
アントマンを呼び出し、対決に突入する。

溶解泡やハサミで攻め立てるハサミルゲだったが、素早いバク転やジャンプで逃れられてキックで崖下に転落し、とどめに「バロム爆弾パンチ」を受けて爆散した。


【その他】

冒頭でハサミルゲに殺される作業員のうち、グレーの服を着ているのは『仮面ライダーV3』のツバサ大僧正などを演じた富士乃幸雄氏。


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最終更新:2024年04月28日 20:46