2代目(SSSS.DYNAZENON)

登録日:2021/05/29 Sat 08:23:32
更新日:2024/01/28 Sun 03:07:40
所要時間:約 6 分で読めます




じゃあナイトくん、がんばってきてください!

ええ。それが使命ですから。

出典:SSSS.DYNAZENON、第7回、21年4月2日から放送中、TRIGGER、
「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会


2代目とは、アニメ『SSSS.DYNAZENON』の登場人物。


■概要

CV:高橋花林

『SSSS.DYNAZENON』第7回から登場。
紫色の巨人グリッドナイトに変身する能力を持つナイトとのコンビで「グリッドナイト同盟」なるチームを組んでおり、世界をあらゆる怪獣の脅威から守るために活動している。
彼女自身はグリッドナイトのサポートを担当している。

『SSSS.DYNAZENON』では詳しい背景は語られていないが、十中八九『SSSS.GRIDMAN』に登場した、電子アニマルアノシラスの2代目である怪獣少女アノシラス(2代目)成長した姿
以下、その体で述べる。


■人物

OLのような格好をしており、眼鏡をかけているほか、ハート型のピアスを付けている。
スーツの右襟部分には赤いト音記号🎼が描かれている。社員証のようなものを付けているが理由は不明。
自ら「2代目」と名乗っており、ナイトからも「2代目」と呼び捨て(?)にされている。当然たちからは「なんの…?」とツッコまれているが特に説明はなし。

設定画の段階で全身の臭さを強調されていた怪獣少女とは打って変わって清潔感があり、口調も以前とは一転してハキハキとした、根明な性格。
コンビを組んでいるナイトのことは「ナイトくん」と呼び、親しげに接している。
ちゃんとお風呂に入ったり着替えたりすることを覚えたものと思われるが、肌の色が一回り薄くなっているため、
怪獣少女の時の褐色肌は地肌ではなく垢だった可能性が非常に高い。垢抜けた(物理)

怪獣についての豊富な知識を持っているが、自分たちが怪獣であることは明かしておらず、
怪獣の説明をして「なんでそんなことが分かるんだ?怪獣でもないのに」と言われたときはナイト共々神妙な顔をしていた。

浮いた話も大好きらしく、ボイスドラマ第8.8回で蓬に「ナイトさんとはどういう関係なんですか?」と尋ねられた際は、「私たち、どういう関係に見えます?」と大喜びで食いついている。
どうも彼とは「然るべき関係」「お似合い」に見られたいらしい。
また、興味のある話だと早口になり、同第8.8回では、
「恐らく、この世界の怪獣は人間同士のコミュニケーションの媒質、心を三次元に展開した物かもしれません。言わば感情の兵器化です。」
「様々な人間の心の集合が、現にカオスブリンガー現象を引き起こしていますし、このまま怪獣を野放しにしておくのはとても危険です!」

と呟いている。すごく重要な設定に触れられているのでは…?
蓬「ぶっ壊れてんなこの人…」

一見すると怪獣少女からはかけ離れたキャラになっているが、第8.8回ラストでは怪獣少女と同じ不気味な『例の笑い声』を披露しているため、疑うまでもなく本人なのだろう。


■能力

ダイナゼノン…力を!  取り戻してください!

怪獣少女は巨大化できたり、管理怪獣の神経ガスの影響を受けないといった他の人物とは一線を画す特殊な力を見せていたが、その手の能力は今のところ披露していない。

戦闘には直接介入しないが、第7回では破損したダイナゼノン「フィクサービーム」を使用し、ブルバインのつのドリルで破損していた脚(ダイナダイバー)を修復した。
詳細は不明だが「一回分」しかなかったらしく、グリッドマンの同名の能力と違って数に限りがある消耗品であること、過去にも何度か使ってきたことが窺える。
このフィクサービームはバトン型のアイテムにカプセルをセットして放たれるが、その際の動作は『電光超人グリッドマン』に登場したコンポイド・ユニゾンがアノシラスを鎮めたシーンのオマージュとなっている。
なお、ユニゾンのオマージュ自体は初めてではなく、怪獣少女の服装もユニゾンの衣装の意匠が盛り込まれていた。
前述の通り当キャラクターは「2代目」としか名乗っていないが、もしかしたらアノシラスだけでなくユニゾンの2代目でもある…ということを意図しての「2代目」なのかもしれない。


■活躍

第6回~第7回

「怪獣の出現する世界の不安定な境界」からやって来て、ブルバインと戦うグリッドナイトを見送った。
その夜ガウマ隊の前に現れ、協力を持ちかけてフィクサービームを提示しようとしたものの、その場では断られてしまう。
翌日、再びブルバインが出現。応戦に来たダイナゼノンに対し、2代目は残り一発のフィクサービームを使用して脚を修復した。
決着後は、モーターボートで去っていった。

第8回

第7回限りのゲストキャラ…なんてことはなく再びナイトと共に登場。
ガウマ隊の面々に怪獣の発生するメカニズムを説明していたが、その際に地面にチョークでベノラのような怪獣を描く…という怪獣少女を思わせる行動をしている。

ボイスドラマ第8.8回では一緒に怪獣ザイオーンを捜索していた蓬とナイトに遭遇。「二人はどういう関係なのか」という蓬の質問に対しノリノリで食いついていた。


グリッドマン ユニバース

中盤に怪獣ドムギランに苦戦するグリッドマンを救うために初披露となる戦艦に乗って登場。
いつものようにナイトを送り出し、さらに新世紀中学生やダイナレックスが加勢してもなお手を焼く強さのドムギランへ向けて砲撃を加えて援護する。
しかし戦闘終了後に突如現れた二人目のグリッドナイトにグリッドマンが消されてしまい、それに連鎖して2代目もグリッドナイトやガウマ隊もろとも消滅してしまった。

その後、状況が飲み込めない六花たちの前に現れたのは……。

また、情報が解禁された「サウンドラス バトルモード」と共に記載されていた名前は……。

本編後の設定のボイスドラマ「アクセプターは鳴らない」では、声の出演こそないが蓬と夢芽を再度ツツジ台に次元移動させるサポートをしている。
サポートの内容は不明だが、「別次元の二つの世界を繋ぎ、次元間の移動を可能とする」という時点で大変だと思われるため、
「彼女を怒らせた」と蓬(と隣にいた夢芽)に電話で相談したら次元を超えて二人が助けに来たことを受け、裕太は「俺、そんなヤバいことしたの?」と焦っていた。
案外浮いた話が大好きな2代目が、蓬たちから事情を聞いてノリノリでサポートした可能性も否定できない
ちなみに、「電話で相談した」の辺りで分かるように、移動には2代目のサポートが必要だが、相手が別次元(本来の世界)にいても普通に電話は通じるらしい。なんで?


■余談

  • 「グリッドナイト同盟」の名前の由来は言うまでもなくグリッドマン同盟と思われる。
  • グリッドナイト同盟が登場した第7回からOP映像の一部が変わっており、序盤のガウマ隊が映る場面で二人のカットが追加されている。
    また、一瞬しか映らないものの南夢芽の映る場面の後ろでナイトが2代目と相合傘をしているのが確認された。
    これを2018年の冬コミで販売されたSSSS.GRIDMANのスタッフ本に収録された漫画の「アンチが怪獣少女に傘を差してあげながらどこかに歩いていく」シーンと重ねると感慨深いものがある。
  • Twitchの配信での雨宮監督曰く、二人の登場はシリーズ中盤でのテコ入れ……という体の展開らしい。
    実際のところ、前作との直接の繋がりが一切示されていなかった世界に彼らが登場したことは視聴者を大きく驚かせた。
  • 同配信によれば、キャラクターデザインに際しては「いい香りがしそうなキャラクター」「童顔」が意識されたとのこと。あと「巨乳」
    とはいえ前作でのビジュアルがビジュアルだったためか、設定資料には体臭に纏わる指定がこれでもかと詰め込まれている



じゃあナイトくん、追記修正がんばってきてください!

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最終更新:2024年01月28日 03:07
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