コシカケマン

登録日:2021/06/06 Sun 21:31:10
更新日:2023/04/13 Thu 12:13:42
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な、なんだいこの腰掛けは!?

バドーのスパイロボット、コシカケマンだ……!

よろしく

出典:ロボット刑事/東映/第9話「電気椅子スパイ!!」/1973年5月31日放送


『ロボット刑事』の第9話「電気椅子スパイ!!」に登場したバドーロボット

身長:145cm
体重:100Kg
:細井重之


【概要】

小田物産社長の小田と契約し、日本航空機研究所の葉山博士が開発したマッハ8の超音速旅客機「アスカ号」の設計図を奪い取る事が使命のスパイロボット。

膝を曲げ、後ろに折り畳まれている足を出す事で腰掛け椅子に変形する事ができる。
その姿での潜入を得意としており、胸のカメラで資料を撮影し、プリントアウトして奪い取る。
座った人間を感電死させる電気椅子ロボットでもあり、威力は一撃で人間を黒焦げにするほどだが、電圧を調節して拷問に使う事もできる。

椅子に変形した状態で、足の先から車輪を出して高速で移動する。
その状態で膝からナイフを出して突進する攻撃を得意としている。
また、相手を椅子に捕まえた状態で高速回転して地中に引きずり込もうとする戦法も使う。
人型の時は格闘をする事ができるがあまり強くはなく、特殊能力のほとんどが椅子の時にしか使えない事から、椅子の状態が基本形態なのかもしれない。

口数は少なく無口な性格で、スパイらしく余計な事は一切喋らない。


【活躍】

日本航空機研究所の葉山博士とそのグループは、開発したマッハ8の超音速旅客機「アスカ号」の設計図を完成させた。
空の革命とさえ言われ、各国のスパイが狙うと言うその設計図を奪って一儲けしようと企む小田物産の小田は、バドーのスパイロボット「コシカケマン」と契約する。

葉山博士が特注していた椅子に化けたコシカケマンはまんまと日本航空機研究所に侵入し、警備員を殺害して設計図を奪い取る事に成功。
ところが、盗み出した設計図は葉山博士がもしもに備えてすり替えておいた偽物であり、今度は確実に手に入れるために直接葉山博士や息子の良一を狙って行動を開始する。

小田と部下が葉山博士を、コシカケマンが良一を襲うがいずれもKや新條達の活躍で失敗。
しかし、コシカケマンが良一の先生を襲ってKを引き付けた隙に小田が良一を拐い、さらに葉山博士を呼び出して設計図の在りかを吐かせるためにコシカケマンの電気椅子で拷問する。
だが、Kが葉山博士の上着に入れておいた反射版が反射する電波を辿って警視庁特別科学捜査室が小田物産に突入。
小田と部下を逮捕し、Kとコシカケマンの決戦に突入する。

コシカケマンはKを電気椅子に捕らえ、そのまま回転して地面に引きずり込もうとするがKの自力回転によって振りほどかれて頭から地面にめり込んでしまう。
そこに破壊銃が打ち込まれてコシカケマンは破壊されるが、そこに新たなロボット「ハリサスマン」が出現。
針でKの視覚回路を破壊し、良一を拐って姿をくらますのだった。


【その他】

葉山博士を演じているのは、仮面ライダー(新)で志度敬太郎博士を演じている田畑孝氏。

小田の部下を演じているのは、『ウルトラマンタロウ』でウルトラの父の声を担当している鹿島信哉氏。

ロボットの格好で交通整理をしているおじさんを演じているのは、声優としても有名な増岡弘氏。

葉山博士を警備する警官隊の中に、大葉健二氏がいる。

烈車戦隊トッキュウジャー』に登場するシャドー怪人チェアシャドーは、このコシカケマンのオマージュとなっており、椅子への変形の他に頭部のシルエットにその影響が見られる。

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最終更新:2023年04月13日 12:13