カイゼルグリッドナイト

登録日:2021/06/08 (火) 00:03:39
更新日:2023/02/07 Tue 04:38:42
所要時間:約 3 分で読めます






今こそ全員の力、合わせる時だ!

おう!




超合体竜王! カイゼルグリッドナイト!!


上記二つの出典:SSSS.DYNAZENON、9話『重なる気持ちって、なに?』、21年4月2日から放送中、TRIGGER、
「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会

概要

超合体竜王 カイゼルグリッドナイトとは、『SSSS.DYNAZENON』に登場する主役ロボ達の合体形態である。

CV:鈴村健一
パイロット:ガウマ麻中蓬南夢芽山中暦

第9回『重なる気持ちって、なに?』にて初登場した、主人公ガウマ達が乗るロボ・ダイナゼノンと、
ナイトが変身する紫の巨人グリッドナイト、および飛鳥川ちせの「友達」黄金の怪獣ゴルドバーンが合体した形態。
合体シークエンスはまずダイナゼノンが4つのマシン(ダイナソルジャー・ダイナウイング・ダイナストライカー・ダイナダイバー)に分離し、
大空へ舞い上がった後、ダイナソルジャーが担当していたコア部分にグリッドナイトが入り、ウイング・ストライカー・ダイバーが再度同じ個所に合体。
そしてゴルドバーンが変形・分離し胸部に盾、頭部に兜として合体。
前後してダイナソルジャーがダイナミックキャノンに変形し、肩にナイトの腕が握る形で装備され、背中から紫のマントが伸びて完成する(なおマントは戦闘中は展開しない)

その姿は正に「グリッドナイト版フルパワーグリッドマン」もしくは、「アニメ版キンググリッドマン/キンググリッドマンシグマ」と言えるだろう。

また、小説『SSSS.DYNAZENON CHRONICLE』では、更なる強化形態「オーバースペックモード」が登場。コア部分のグリッドナイトがライジングブルーバージョン(以下RB)に変化し、空いていた左肩部分にダイナミックキャノンRBが装備される。3分間という時間制限があるものの、通常のカイゼルグリッドナイトを超えた戦闘能力を発揮する。

特徴

コア部分がダイナソルジャーからグリッドナイトに入れ替わり、外装が多少増えただけなので、
ダイナゼノンからはそこまでシルエットは変わっていないが胸に追加されたゴルドバーンのおかげでキンググリッドマンに印象が近づいている。
ちなみにグリッドナイト・ダイナゼノンはそのままでは大きさの関係で合体出来ないので(グリッドナイトはダイナゼノンと同じ大きさのためコアになれない)、
ゴルドバーンの能力である拡大・縮小光線でサイズを調整されている。

ちなみにこの姿、主人公が足、副主人公が肩、前作キャラがコアになるという、合体ロボ物のなかでも異質なキャラ配置図になっている。


戦闘能力


これが俺達全員の力だぁーッ!


出典:SSSS.DYNAZENON、9話『重なる気持ちって、なに?』、21年4月2日から放送中、TRIGGER、
「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会


ダイナゼノン時より重装備になっているが、戦闘経験の豊富なグリッドナイトが加わっているおかげか、俊敏な動きで相手を攻める。
空中に飛んだ瓦礫を足場にして飛び回るのも印象的だが、ご丁寧に腕を組みながら駆け抜ける様もインパクトが強い。
ただし、凄まじい強さを持つ反面、グリッドナイトとパイロット四人が全員揃ってこそようやく真の力を発揮可能な一面もあり、
作中でグリッドナイト一人でこの姿になった際には本来の実力を発揮出来ずに苦戦していた。


必殺技


  • カイゼルナイトダブルストーム
両腕にあるダイナセイバーの発射口から、グリッドナイトの必殺技「グリッドナイトストーム」を2発同時に発射する。
グリッドマンの必殺技・グリッドビームを思わせる幾何学的な光のラインが胸部の結晶体に集まるのも特徴。

  • レックスグリッドファイヤー

麻中蓬!
ダイナミックキャノン!

レックス――
グリッド――


ファイヤー!!!!!


ダイナミックキャノンから超強力な火炎を放射する。
発射する際、これまた腕組み状態のためトリガーはダイナソルジャー搭乗者である蓬が担当している模様。
チャージが長く、反動も凄まじいため、発射時は踵の爪を展開して地面に固定させている。
なお、ダイナソルジャー側にトリガーを託している仕様上、ダイナソルジャーのパイロット不在だとダイナミックキャノンを放つことは不可能。
オーバースペックモードでは、強化技ツインダイナミックスパイラルファイヤーを使用可能。両肩のダイナミックキャノンに加え、頭部と胸部のゴルドバーンのパーツからも光線を発射、螺旋状の合体火炎で敵を焼き尽くす。レックスグリッドファイヤーよりもさらに反動が増しているため、踵の爪だけでなくマントも展開して地面に固定する。

  • カイゼルナイトサーキュラー
暦がダイナセイバーの出力を上げ、ダイナセイバーの発射口から「グリッドナイトサーキュラー」を放つ。
カイゼルグリッドナイトがサーキュラーを構えたままその直径が巨大化し、さながらマップ兵器のような超広範囲の技となる。
凄まじい速度で地表面上を駆けて行ったガルニクスを捉え、一撃で両断した。ガルニクスの能力で市街地や人間が消えていたからこそ使うことができた技と言える。
一応、ガギュラに対して使ったバージョンのような形にもできるので通常使用も融通が利くと思われる。


余談

  • 名前のカイゼル(Keizer)とは、ドイツ語で『皇帝』という意味である。
    奇しくも「合体竜帝 キング(王)グリッドマン」と「超合体竜王 カイゼル(帝)グリッドナイト」とで肩書と名前が逆になっている。

  • 元ネタは前述のキンググリッドマンに加え、「魔王の逆襲」に登場したグリッドマンシグマとキングジェットが合体した「キンググリッドマンシグマ」だと思われる。
    更にカイゼルは、キンググリッドマンでは実現しなかったドラゴニックキャノン(≒ダイナミックキャノン)の使用を実現している。

  • カイゼルグリッドナイト登場後、グッスマからグリッドナイトとゴルドバーンのセットの商品が決定された。
    DXダイナゼノンとの合体も勿論可能である。オンラインショップで2021年6月から8月にかけて予約受付中。
    「THE合体 合体竜人ダイナゼノン」と合わせて二パッケージを収納できる大張正己氏描きおろしのオリジナルスリーブもついてくるぞ!

  • その合体方式から、勇者シリーズの合体ロボを連想した視聴者も多い。
    特にグレートマイトガイン・パーフェクトモードは肩にキャノン砲を乗せた姿が、黄金の竜と合体している構成が黄金勇者ゴルドランを連想させる。
    前者に至っては、前作のフルパワーグリッドマンの必殺技のモーションもほぼそのままであり、
    かつ全ての根元の電光超人グリッドマンと同スポンサー同時期放送だったこともあり、多くの視聴者から比較されたりネタにされたりしている。

  • 合体中、グリッドナイトはダイナソルジャーと同じポーズ(背中まで足を曲げている)なので、
    ロボットであるソルジャーはともかく、生身の生命体のナイトには辛い姿勢なのではないかと視聴者から心配されている。
    尤も、ナイトの前身である怪獣アンチは、腕から剣を出したり、全身の外装を開いてミサイルを発射したり、
    脚部をブースターにして飛行したりしていたため、ナイト的には脚部の折り曲げくらいは些細な問題なのかもしれない。



追記・修正は合体してからお願いします。


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最終更新:2023年02月07日 04:38