30歳まで童貞でいたら魔法少女になりました

登録日:2021/06/27 Sun 00:17:53
更新日:2024/04/28 Sun 00:08:29
所要時間:約 13 分で読めます




朝目覚めたら女の子でした。

創作で見るぶんにはいいけど、自分がなってみたら堪ったもんじゃない!

俺が魔法少女って、何の間違いだよ!!



「30歳まで童貞でいたら魔法少女になりました」とは、アキレスけん氏制作のギャグ漫画である。


◎概要

ある日突然魔法少女になってしまった男の、使い魔や先輩魔法少女たちとの日常や怪人たちとの小競り合いを、一部読者の心を抉るようなネタも織り交ぜて描いたギャグ漫画。
イラスト投稿サイト等にアップロードされているオリジナル版、電子書籍販売サイトで取り扱われている電子書籍版(オリジナルに加筆・修正が行われたもの)が存在する。

◎ストーリー

主人公・本宮コウ(30)はある日目を覚ますと13歳の少女になっていた。
それだけでもパニックなのに、突然喋る動物が語りかけてくる。
その動物…もとい使い魔のポポルによれば、自分は魔法少女に生まれ変わったのだという。しかもその理由は「30歳まで童貞だったから」だと!?
人の神経を逆撫でしてくる使い魔に、アクの強すぎる先輩魔法少女まで加わって、新米魔法少女・桃山莉子の日常が回りだす──

◎キャラクター

▽魔法少女

本作における魔法少女は全員30歳の童貞男が転生した存在となっている。
30歳童貞が選ばれる理由は明確にされていないが、ポポルによれば「童貞力」なるものが影響しているほか、後述の神曰く「何があっても種の存続に一切影響しないため」とも言われる。*1
条件を満たした素質のある童貞男が突然強制的に転生させられるため拒否権どころか選択肢も無い。ひどい。

桃山(ももやま) 莉子(りこ)
「魔法少女リコリス、見参!!」
「可愛いって言うな!」
年齢 13
好きなもの 動物,希望に溢れた物語
嫌いなもの 騒音
趣味 料理
本人から一言 俺が魔法少女って誰得ですか?
本作の主人公。使い魔のポポル曰く「とてつもない逸材」であるらしく、比類なき「童貞力」の持ち主とのこと。
魔法少女になってからは両親が居ないらしく、13歳の少女が一人暮らしというやや物騒な環境に身を置いている。(一応後見人は居るらしい)
記憶が残っているため口調も感覚も男のまま。そのため美容やおしゃれに無関心。性格も優しくお人好しで場の流れに呑まれやすいため、いろいろな意味で無防備。かわいい動物が大好きで、動物の相手をする時は口調と表情がユルユルになる。
趣味の料理の腕前はかなりのもので、食べ物を振る舞うことも好む。また前世の記憶のおかげか家事全般を難なくこなし、甲斐甲斐しく仲間の世話を焼く姿も相まって読者からは「男の記憶を残してるのに魔法少女の中で一番女子力(嫁力)が高い」とまで言われる。
魔法少女としては回復支援特化型で強力な回復魔法を使う。攻撃面は壊滅的で、攻撃系魔法が使えず身体能力は仲間内で最低(強化して尚も成人男性以下)と、単体での戦闘力はポポルにすら劣る。
衣装はフリフリでピンク色の正統派魔法少女タイプ。変身中は「リコリス」と名乗る。
電子書籍版のおまけ漫画ではアイドルや悪役幹部になったりもする。

黒川(くろかわ) 美弥(みや)
「拙者は魔法少女ブラック!黒川美弥!!…フヒヒww」
「可愛いのぅww可愛いのぅww」
年齢 13
好きなもの 漫画,アニメ,ゲーム
嫌いなもの 暑さ
趣味 イラストを描くこと
本人から一言 ……フッ(クールキャラ)
黒い長髪が印象的なクール系美少女。莉子を除けば一番後輩であるとのことで、初めて後輩ができたことに興奮していた。
…が、中身は重度のヲタクである。それもヲタク言葉を堂々と喋る陽キャヲタクで*3、あまりのギャップに莉子は初対面で泣いた。

「こんなの魔法少女じゃない…魔法少女は拙者とか言わない…」
「これだから女に幻想を抱いてる童貞は…」

とはいえ唯一同い年の魔法少女で、同じ学校に通っていることもあってか頻繁に絡んでおり、なんだかんだで莉子とは一番距離感の近い友人となった。莉子が来る前はヲタクのノリについて来てくれる友人がいなかったらしく、嫌がらず付き合ってくれる莉子には心から感謝しているらしい。
趣味のイラストはなかなか上手く、オリジナルの漫画も描くほど*4。自由な時間の大半を趣味と遊びに注ぎ込んでいるのか勉強は苦手。
オシャレにも疎く、私服は基本的に白のクソダサTシャツばかり、水着に至ってはスクール水着くらいしか持っていないため、莉子ともども夕凪やこずえからきちんと気を遣うよう注意されている。
魔法少女としての能力は影を実体化させて操る魔法で、拘束や奇襲が主な戦法。影が武器という扱いのため手持ちの武器は無いが、自分や仲間を影に収納して守ることができるなど汎用性に優れる。身体強化魔法の才能も魔法少女の中では上位であり、総合的な戦闘力は非常に高い。
衣装は黒主体の暗殺者風で厨二趣味のもの。

東堂(とうどう)あおい
「やーやーよろしく!東堂あおいだ!」
「簡単に言うとサッとやってプワァアッだ!」
年齢 16
好きなもの 戦うこと,強い奴
嫌いなもの 言い訳
趣味 トレーニング
本人から一言 挑戦者募集中!
引き締まった肉体を持ち、声がでかくて戦いが好きな筋肉娘。
趣味はトレーニングと言う通り常に体を鍛えており、莉子と腕相撲をした時は小指一本で勝ってしまった(莉子は両手で挑んでいた)。運動してるだけ腹も減るということで、食欲も旺盛。だからって マジカルゴリラ 呼ばわりはひどくないか?あとついでに言っておくと尻と身長のでかい女性がタイプなテレポートゴリラも一切関係ない。
勉強は苦手で絵に書いたような脳筋だが仲間想いであり、莉子にはトレーニングのアドバイスをしたりこずえのセクハラから守ったりする傍ら、料理で餌付けされ飯で釣られることもしばしば。
学校では凛々しい容姿と竹を割ったような性格のためか女子からしょっちゅう告白されているとか。
戦闘スタイルは身体強化(バフ)を乗せて物理で殴る前衛型。ある意味魔法戦士と言えなくもない…か?
身体強化術の才能に恵まれており、日頃の鍛錬の成果も相俟って作中でもトップクラスの物理攻撃力を誇る。
他に使える魔法は「思念通話」や「宙に足場を作る魔法」くらいだが、それを利用した空中戦も得意。ただ武器がグローブなので間合いが狭い。あとマジカル☆アバカム(物理)も使える。
衣装は青色主体の格闘家風。パッと見はキックボクサーか何かである。

緑間(みどりま)夕凪(ゆうなぎ)
「『好きなタイプの男性』ね…私の視界に一度も入ることがない人、かな」
「なんかねぇ、妹がいたらこんな感じかなぁって莉子ちゃん見てると思うんだよね」
年齢 16
好きなもの 思う存分寝ること
嫌いなもの
趣味 色々なカタログを眺めること
本人から一言 一人くらい地味な子がいてもいいよね…?
おっとりしたお姉さんタイプの魔法少女。先輩魔法少女たちの中では男が絡まなければ至って常識的な振る舞いをする。
美人かつ巨乳であり街を歩けば男の視線を釘付けにする…が、当の本人は凄まじいまでの男嫌いで、家族以外の男を前にしただけで途端に表情が曇り愛想が無くなる*5。例外は家族だけで、特に兄には普通に甘えたりもするので相対的ブラコンと言えなくもない。
同性愛者というわけではなく、後述のこずえのように莉子にセクハラしたりはせず逆にあおいと並んでこずえのセクハラを止める役回りが多い。
魔法少女としては攻撃魔法に長けており攻撃力と攻撃範囲に優れ、実戦では特に雷撃系の魔法を多用する*6。特殊能力を抜きにした戦闘力は魔法少女の平均程度とされており物理的な戦闘力も決して弱くはないらしい。
武器は魔法の威力を増幅する本だが、別に本で殴ったりはしない。衣装は緑を主体にした魔女風。

赤橙(せきとう)こずえ
「ちょっとお尻触らせてもらってもいいかしら?」
「ギリギリ冗談で済む範囲にしてるのよ?」
年齢 16
好きなもの 可愛い子
嫌いなもの 頭ごなしに決めつけられること
趣味 クロスワード
本人から一言 あたしまだまともな方だと思うんだけど?
赤い髪をツーサイドアップにまとめた、ややSっぽい顔の魔法少女。
魔法少女化前後を通して同性愛者であり、莉子が来る前は他のメンバーにも色々(セクハラ)してたらしい。一方で自分が口説かれることには慣れていないようで、後述の晶に積極的に絡まれて調子を狂わされたりもしている。家族にも既に伝えてあるらしく、両親は事実を受け止めた上で温かく見守っている模様。
そして莉子の容姿は彼女の好みド真ん中であるらしく、出会ってからは莉子一筋になったというか初っ端から「今すぐ嫁に来て」と言い放っている。本人曰く「見た目だけなら夕凪や美弥も全然あり」とのことだが、莉子の内面を知るにつれ日増しに莉子への想いが強くなっているようである。
また弟が一人おり、溺愛している。何かと世話を焼こうとしては突っぱねられ、それすら「今しか味わえない事」と楽しんでいる様は実の母をして「私より母親らしいことをしてる」と言わせるほど。
戦闘では強力な魔法のムチ*7の攻撃力と射程を活かし、中〜遠距離で圧倒するスタイル。ムチで敵を縛り上げたりと応用も利く。
魔法については戦闘で使う場面が無いものの、ドアに魔法をかけて封印したことがあるため器用に使える模様。
衣装は深紅のお嬢様風衣装で、武器も合わせてドSっぽい。

西宮(にしのみや)恭香(きょうか)
「お嬢ちゃん、ちょっとあたしとどこかで話さない?」
「へっへっへ…たまりませんなぁ…」
年齢 15
好きなもの 少年,少女
嫌いなもの ルールに縛られること
趣味 子供と遊ぶこと
本人から一言 はー…まじちっちゃい子可愛い…
ややクセのついたショートヘアの、ボーイッシュ系魔法少女。
「好きなもの」から分かる通りの小児性愛者(ペド)であり、男児でも女児でも子供を見る目が普通ではない。
莉子と出会ったのも新しい魔法少女が13歳と聞いて会いに来たためであり、挙げ句隙を見て莉子を拉致しようとした。美弥などは大丈夫だったのだろうか?
よほど気に入ったのか、その後も莉子に会うたびにスキンシップ(セクハラ)しようとするためこずえとはお互いを変態呼ばわりするハメになっている。
担当使い魔のフローによれば「同じ魔法少女であるという仲間意識からタガが外れたのだろう」とのことで、普段はそういった行動には及んでいない模様。
また、感情の起伏が激しくすぐ怒鳴るため粗暴に見えるものの、従妹を心配して真面目に忠告するなど割と常識的な部分もある。
魔法少女としてはあおいと同じ物理型。他に使える魔法などは不明だが、物理的な戦闘力だけで言えばあおいに次ぎ、美弥と並ぶとのこと。
変身後のコスチュームは完全に特撮ヒーロー(仮面ラ◯ダー)。心が男の子のままの莉子には大好評だった。*8

沼田(ぬまた) 紫乃(しの)
「ちっ…はしゃぎやがってガキどもが…」
「莉子ママに何言ってんだテメェ!!」
年齢 23
好きなもの 怠惰な生活,夜,インスタント食品
嫌いなもの 人ごみ,テンションの高い奴,掃除
趣味 ネットサーフィン
本人から一言 何も言うことなんかねえよ…
運動会の助人に呼ばれた魔法少女の1人。年齢にツッコんではいけない。
メガネをかけ猫背で目の下にクマを作っており、いかにも不健康そうなヲタク。若干クセのついた髪以外は美弥を大人にしたような外見だが、中身はある意味正反対の陰キャで騒々しい場を嫌う。
運動会というキャラに合わないイベントに付き合ったのも担当使い魔が提示したご褒美を目当てにしてのことで、特に運動が得意というわけでもないため終始ダルそうだった…が、母性に飢えているのか莉子や夕凪に優しくされたことで唐突にオギャった。13歳の少女に母性を感じるなどと…
上述の恭香とは以前から面識があったらしく紫乃の能力や性格についてある程度把握していたほか、紫乃にツッコミを入れたりイジったりするのも大抵恭香であり、ある程度気心の知れた仲である模様。
魔法少女としては珍しく防御力に特化しているようで、身につけている紫のマント「堅固なる紫(パープルシェルター)」は一切の攻撃が通用しない鉄壁の防御力を誇る。
魔法によって狙った対象に被せて守ったりもできるが、その間は紫乃自身が貧相なワンピース一丁になってしまうという欠点がある。他に魔法が使えるかどうかは不明。
外見の通り運動不足なのか身体能力は低く、特殊能力を除いた戦闘力は魔法少女の平均よりやや下、上級怪人と同程度。全体的な能力としては(外見・性格に似合わず)前衛向きの盾役(タンク)仕様と言える。
変身時の衣装はワンピースの上に紫のフード付きマントを被った隠者っぽい姿をしている。

水島(みずしま) (あきら)
「こらこら、可愛いレディたち同士でケンカはいけないよ」
年齢 18
好きなもの キラキラした女の子
嫌いなもの 嫉妬深い男
趣味 紳士的なふるまいの追求
本人から一言 よろしく…レディたち
紫乃と同じく運動会の助人に呼ばれた魔法少女の1人で、パッと見はイケメンに見える男装女子(オナベ)。一人称は「僕」。
同性愛者だが、女性として女性を愛しているこずえとは異なり「男性として女性を愛したい」という願望が強く、立ち振舞いも服装も男性的。*9
魔法少女たちに対しては多少ぞんざいに扱われても決して怒らず笑顔で受け流すなど紳士的な振る舞いに徹する一方、初対面でありながらグイグイ絡みナチュラルにボディタッチもしており、他の面々に劣らず自らの欲求に正直な面が見て取れる。
武器は刀身が光でできた剣全てを断つ剣(エクスカリバー)。物体でも力場でもどんなものでも切断し、遠距離攻撃も可能と非常に高い攻撃力を持つ。繊細な運用にも対応しており、玉入れのカゴを囲むように展開した重力場を、カゴに傷をつけることなく切断している。
他に魔法などは使っていないが、身体能力は平均的な魔法少女より上らしい。
変身時の姿はファンタジー風衣装で、全体として王子様か勇者といった風体。




▽神サイド

神を名乗る存在と、その使い魔たち。
作中に登場する神は一柱だけだが、描写からは他にもいることが窺える。
神々には「現世への干渉は最小限に留めなければならない」という制約があるため直接手を下さず魔法少女による間接的な介入に留めているとされている。
・メンドクサーリス神
「そうじゃ!全知でも全能でもないが、わしが神じゃ!!」
年齢 教えてどーする
好きなもの 納豆,テレビ
嫌いなもの クロード,面倒事
趣味 ランニング
本人から一言 えー……めんどくさい…。
莉子たちを転生させた神。見た目はハゲのおっさんだがガタイは良くすごく元気。
そもそも神が何をするものかも不明。かつ彼よりも位の高い神も存在するらしく、どこかへ「許可」を取りに行く描写がある。

ポポル坂本
「おはよう莉子!今日も一日頑張ろう!!」
「ところで今日の晩御飯は何だい?」
年齢 秘密(は?)
好きなもの 平和(は?)
嫌いなもの 外道(は?)
趣味 人間観察(は?)
本人から一言 ボクは誰にキレられているんだい?
神が寄越した使い魔で、見た目はタテガミのある猫。使い魔は複数おりそれぞれ担当の魔法少女を抱えるが、ポポルは莉子、美弥、あおい、夕凪、こずえの5人をまとめている。
童貞男たちを勝手に魔法少女にして怪人と戦わせることについての罪悪感など欠片も見せず、息をするように煽り文句を吐くためよく莉子をイラつかせている。出勤して書類仕事をしている描写があるものの、莉子たちの前に居ない間何をしているかは謎が多い。
弱そうに見えるが中級怪人を倒せる程度の戦闘力を持ち、戦闘形態ではトラっぽい姿になる…が、本人曰く「腰にくる」らしく滅多に使わない。
年齢は不詳だが、後輩のフローがおよそ50歳とのことなのでそれよりもかなり上のはずである。

フロー吉林
「ひよっ子の分際で俺に可愛いだぁ!?」
「おい恭香オメエいい加減に…」
年齢 ポポルより若い
好きなもの 頼られること,素直な奴
嫌いなもの 徒労,待ち時間
趣味 晩酌
本人から一言 おめぇ少しは言うこと聞けよぉ…
恭香の担当使い魔。見た目は羽の生えたカエルで、戦闘形態では腕(前足)に刃のようなものが生える。
「かわいい」と言われることが嫌いで、初見で口走った莉子にガチギレしたためガラが悪い印象が強いが話す相手が普通ならそこまで荒っぽい対応はしない。莉子にキレたことにも後悔していたらしく、後にわざわざ謝罪しに来るなど根は良い使い魔である。
同僚使い魔の中では一番若い*10らしく戦闘形態も特に支障なく発動できるが、経験が浅い故なのか跳ねっ返りの恭香の扱いに手を焼く場面が多く、使い魔としては発展途上の様子。


▽秘密結社「ダーク☆エルドラド」

悪の秘密結社。怪神クロードが生み出した怪人たちで構成され、各地でスケールの小さい悪事やまっとうな経済活動を働く。嘘偽り無いアットホームな職場の一つと言える。ポポルによれば総帥のクロードが200年前に作った組織だとのこと。
本部は寮のようになっており、広い私有地に建てられているらしく魔法少女サイドよりも資金は潤沢であるらしい。
・”怪神(かいじん)”クロード
「みんなそんなに緊張しないで楽にして〜」
「我ながら…地獄みたいな四天王作ったなぁ…」
階級 総帥
好きなもの お茶,テレビ
嫌いなもの 汚職政治家
趣味 ラスボスっぽい話し方ごっこ
本人から一言 今夜はすき焼きだよー
ダーク☆エルドラドの総帥にして全ての怪人を生み出した元凶。
元は神の一柱であったが、現世に執着し自ら神格を捨てたとされる。
このマンガの癒し

・”処女厨”ズヴェンダ
「ウルフマンよ…いくら街を徘徊してもパンをくわえた女子高生とは出会えないと言っているであろう」
(これが童貞の悲しい性か…)
階級 超級怪人
好きなもの 純愛
嫌いなもの 軟派な男
趣味 お菓子作り
本人から一言 健全かつ崇高な世界征服を!
マントを羽織ったガイコツ。空間や重力を操る異能を持ち、ワープ等の便利な技を使う。
重力場による攻撃を多用しており、展開範囲やベクトルなどによって技名が変わる。また見かけに似合わず非常にタフで、夕凪の魔法の直撃を受けても体がコゲるだけで割と元気。
称号通りの処女厨で、なおかつ「自分も童貞でなければ失礼」としていつか現れるであろう運命の相手のために童貞を貫き通している。
クロードの掲げる理想に共感したことと充実した福利厚生を目当てに自らの意思で怪人になったと語っており、それ故か怪人たちの中では真面目な部類で緊張感のない他の怪人に小言を投げることも多い。

・”ビッチ萌え”ネヘト
「お前の言う清楚って要は売れ残りなんだろ?」
「空は俺の領域(テリトリー)だぜっ!」
階級 超級怪人
好きなもの 焼き鳥,ビール
嫌いなもの 口うるさい奴
趣味 JKを視姦すること
本人から一言 ま、テキトーにやるんでよろしく!
鳥と人を合わせたような怪人。風を操る異能を持ち、スカートをめくろうとする変態。
嗜好も性格も正反対のズヴェンダとは折り合いが悪くすぐ口論になる。
最近抜け毛(抜け羽)が多いのが悩み。

・”BL”アイオロス
「ほぉら、暴れないの♡私に全てを委ねて…♡」
それが聞きたかった
階級 超級怪人
好きなもの 初心な子,青春
嫌いなもの 酔っぱらい
趣味 色々なカップリングの可能性を模索すること
本人から一言 ウフ♡よろしくねぇ♡
半人半蛇のオカマ(しかもイケボ)。BL好きの腐男子だが恋バナならだいたい受け付ける。他人の恋愛模様を眺めることを好むあまり、自分の恋愛に興味を無くしているクチらしい。
千里眼のような異能を持つほか、髪の毛を蛇のような形にして操ることができる。
またマッサージが得意でよく他の怪人たちに頼まれている。

・”雑食”ゴートラン
「フッ…それもまた良し…」
「腕を上げたな…」
階級 超級怪人
好きなもの 書ききれないよ
嫌いなもの 特になし
趣味 ネットサーフィン
本人から一言 それもまた良し
カブトムシのような角と、全身を覆う黒い鎧(甲殻?)が目を引く四天王の一角。異能は不明。
「それもまた良し」の一言であらゆる属性・状況(シチュエーション)を受け入れる正真正銘の雑食。口癖のよく似た他作品の悪役幹部と違ってマトモなので安心しよう。あるいは松下幸之助かもしれないが*11
だが寛容過ぎて部下のミスも見つけた上でスルーするためチェック役には向いていない。
あおいの鍛錬の手伝いで定期的に手合わせしており、単体の戦闘力ではほぼ互角と思われる。負けないようにリン◯フィットアドベンチャアでの自己鍛錬も欠かさない。あおいとのやり取りから見ても関係は悪くなく、普通に知り合いとして鍛錬に付き合っている模様。地味にリア充に近づいてるんじゃないか?

・ウルフマン
「姉ちゃん、ほら、俺に気があんだろォ!?そういうのわかってっから!俺!」
「テメェ…俺のワンワンアオーン拳を喰らえッ!!」
階級 下級怪人
好きなもの ラブコメ
嫌いなもの モテる男
趣味 妄想
本人から一言 絶対あの子は俺のことが好きなんだって!
莉子が初めて対処した怪人。見た目は名前の通りのオオカミ男で思い込みが激しく夢見がち。ズヴェンダによると怪人になってから日が浅いとのこと。
肩がぶつかっただけの女性をしつこく口説いていたが、止めに入った莉子に襲いかかったところをこずえにボコられ買い物帰りで通りかかったズヴェンダに叱られて帰っていった。その後も事あるごとにこずえにシバかれる役回りで、登場機会は多い。
こんなだが莉子よりは強いらしい(莉子のほうが弱過ぎると言うべきかもしれないが)。

・レオナール
「クックックッ…どうしたか、ですって?我々を何だとお思いで?」
「ご所望のものですが?」
階級 上級怪人
好きなもの 監視,分析
嫌いなもの 野蛮な奴
趣味 プロファイリング
本人から一言 私にかかれば、全ては丸裸!
上級怪人の一人で、見た目は二足歩行するカメレオン。
「擬態」の異能を持ち、姿を消したり他人に変装したりできる。この能力を使って調査対象の近辺の人間と入れ替わり、情報収集(ストーキング)を行うのが主な役割。ちなみに元の人間には入れ替わってる間無償で旅行に行ってもらっているらしい。
ズヴェンダの指示で莉子の学校に潜入し正体を探っていたが「(オス)の匂い」を嗅ぎつけた夕凪に変装を見破られてあっさり撃退された。



追記修正は、魔法少女か怪人になれそうな方にお願いします。

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最終更新:2024年04月28日 00:08

*1 ただし莉子との会話の流れでキレ散らかしていた際の発言であるため、本当にそれが理由なのかは不明である

*2 莉子の場合は既に母と祖父母が他界していたため一人暮らしになった。父親は健在だが離婚して縁が切れているため対象外とのこと。

*3 ただしこの口調は意識して演じているものらしく、時折普通の喋り方になる。

*4 ちなみに漫画のタイトルは「デスクラーケン駒田伝説」

*5 魔法少女化する前は「極度の女嫌い」であり、性別に合わせて嗜好が裏返った結果らしい。

*6 ただしノリノリで攻撃する割に殺したことは一度もなく、ギリギリのところで手加減している模様。

*7 自由自在に動く上に岩をも砕く破壊力を持ち炎まで噴き上げる始末で、ポポル曰く「ぶっちゃけ鞭という名の何か」とのこと。

*8 作者によればカイコガがモチーフであるとのこと。

*9 性自認については不明だが、魔法少女化前は「女性として男性を愛したい男」だったとのこと。作者曰く「レズではない」とのことなので、トランスジェンダーとして描かれている可能性がある

*10 作中ではおよそ50歳と言及されている

*11 「鳴かずんば それもまたよし ホトトギス」という言葉が有名。