登録日:2021/08/24 Tue 06:58:29
更新日:2023/09/14 Thu 10:15:25
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『
対決!ウルトラヒーロー』は、2004年3月5日に発売された
ゲームボーイアドバンス用の2D格闘ゲームである。
開発・販売は"乗り換え案内"でお馴染みのジョルダン。
ドットで描かれたリアル頭身のウルトラマンや怪獣達を、携帯ゲーム機で動かせるのが持ち味。
しかし……
- "ストリウム光線"使用時以外は無言で、やたら移動力の低いタロウ
- 戦ったことが無いのに月面がホームステージのガイア&アグル
- 妙に小さく、タイプチェンジの無いレイキュバス
- ハサミやレーザーを一切使わないガタノゾーア
- 多数のキャラが原作に無い動きをする
など、奇妙なデザインが目立つ。
ドットやモーションはそこそこ滑らか。しかし、ヒーロー達の顔の再現度が全体的に今ひとつ(特に昭和勢)。
格闘ゲーム向けにあらゆる必殺技を落とし込んでいたり、スプリームカウンターなどの珍しい技が用意されていたりと良い点もある。
しかし、大雑把で滅茶苦茶なバランス、少ないボリューム、適当すぎるED(全キャラ共通で地球の画像をバックに、項目最後の文章がスクロールするだけ)などの理由から厳しい評価を受けている。
隠しキャラはいるが、それは元からいるタイラントの性能違い。様々なゲームで定番のゾフィーすらいないのは寂しい。
概要
相手のスタミナ(HP)をゼロにすれば勝ち。
十字キー左右で移動、上でジャンプ、下でしゃがみ。
相手の攻撃中に、自キャラの向きと反対方向へ十字キー入力すると通常ガード。
左右に2回入力で、ダッシュ、バックステップ。
ティガ(スカイタイプ)、ガイア、バルタン星人は空中ステップ入力で特殊移動が可能。
Aでキック、Bでパンチ。
十字キーと組み合わせて強攻撃。
LかRと組み合わせて必殺技(例えばゼペリオン光線はL+A)。ジャンプやしゃがみ中のみ使える必殺技もある。
A+BかL+Rで投げ。
飛び道具系の必殺技はガード不可で高威力。
特にヒーローのものは、軒並み3割以上〜即死クラスの威力を持つ。
そのため常に警戒し、バリアやしゃがみ等で防ぐ必要がある。
エネルギーゲージという独自のパラメータを持つ。
時間経過で徐々に減るほか、必殺技を使うと一気に消費される。これがゼロになっても負け。
スタミナが減るにつれて動きが遅くなるため、ピンチになるほど弱くなってしまう。
空中ダウン中にAB同時押しをすると受け身。
このとき、方向キー左右を入力していると受け身移動が出来る。
十字キー下を素早く2回入力でバリアを貼り、飛び道具全般を完全に防げる。逆に通常攻撃と格闘判定の必殺技は防げない。
ちなみにバリアのグラフィックは全ヒーロー共通。
強攻撃はAかBボタン+十字キー後ろ以外、ジャンプを組み合わせたものを一通り備えている。
加えてヒーロー毎に+αの強攻撃を数種類持つ。
初期状態だと挙動がどんくさく、アクションの幅こそ広いが性能が低いため、真価を引き出すためにはトーナメントでステータスを伸ばす必要がある。
特にスピードはあらゆるアクションの性能に直結するため優先度が高い。
無強化のヒーローよりは攻撃力やスタミナが高い。
しかし、強攻撃なし、投げなし、ダウン復帰後の無敵なし、ダッシュ不可、バックステップ不可、受け身不可と制限が非常に多い。
バリアを持たないが、怪獣によっては、しゃがみ操作等で一部の技を回避できる。
最初こそ強敵だが、怪獣にはステータス強化が無いため、ヒーローの育成が進むにつれサンドバッグと化す。
ゲームモード
☆VSモード
選べるのはヒーローのみ。
『
Fighting Evolution』のバトルモードと似ているが、ヒーロー毎に一種類のパターンしかない。全6戦。
タイラント戦が必ず入っており、そこまで無敗だと強化タイラントが登場。
トリは各ヒーローに対応した怪獣で、これを特定の必殺技で倒し、なおかつ強化タイラントも含めて全勝すれば名場面のカットを入手できる。
対応怪獣のいないガイアはアグル、アグルはガイアがトリを担当。
☆フリーモード
自由な組み合わせで遊ぶモード。
モードセレクト時に隠しコマンドを押しながら選択すると、プラクティスモードにもなる。何故隠す。
敵棒立ち。
双方エネルギーとスタミナ無限。
双方エネルギーとスタミナ無限。敵棒立ち。
敵が棒立ちになるモードでは、セレクトボタンで挙動を制御できる。
1回押すと敵がひたすらジャンプする。
2回押すと敵がガードを固める。
3回押すと操作キャラを切り替える。
☆トーナメント
ヒーロー達によるトーナメント。
勝ち数に応じてポイントが入手でき、おまけモードでパワー・スピード・スタミナ・エネルギーの4ステータスを強化できる。
決勝戦はCPUのレベルが高く、敵にもステータスの強化が反映されるため、本作最難関といえる。
どのヒーローも一撃で逆転ないし決着が付くような技を複数持っているため、ぶっ放しに泣かされる事が多い。
反面、CPUは的確にバリアを貼るため、こちらがぶっ放してもなかなか当たらない。
☆通信対戦
通信ケーブルを介して対戦ができる。
☆おまけ
トーナメントで得たポイントを使って、ヒーローのパワーアップが出来る。
一人につき200ポイントまで保有可能で、ステータス毎に最大100ポイントまで割り振れる。
参戦キャラクター
下+後+Bで謎のアッパーカット。
当たった相手を高く打ち上げる。
ジャンプ+前+Aで前方キック。
ジャンプ+後+Aで同じモーションのキックを一瞬出す。こちらは着地後の硬直が少ない。
ジャンプ+前+Bで前方チョップ。
ジャンプ+後+Bで同じモーションのチョップを一瞬出す。こちらも着地後の硬直が少ない。
ダッシュはステップ移動で、一瞬で距離を詰められる。
各種攻撃に慣性が乗るため、間合いが非常に広い。
投げもガンガン狙える。
バックステップもステップ移動で、一瞬で距離を離せる。
通常技がハイレベルで、威力・スピード・リーチのバランスが良い。
軒並み見た目以上に判定が広く、持続も長いので相手の格闘に打ち勝ちやすい。
また、スピードパラメータを最大まで鍛えていれば前+Bの水平チョップは壊れ技になり、壁際で連打するだけでハメが成立する。
対空技が妙に充実している点も特徴。
中段技を持たないので、差し合いの強さで戦う。
格闘と機動力に優れる反面、必殺技は使いにくい。
高威力で高コスト。
しゃがみ状態の相手には当たらない。
中威力で中コスト。ウルトラマンの必殺技の中では使いやすい。
こちらはしゃがみ状態の相手にも当たる。
水平方向、斜め上方向に撃ち分け可能。
珍しく採用されている技。
命中させると数秒間、動きを止める。
位置によってはスペシウム光線や八つ裂き光輪で追撃可能。
相手が空中にいる時にしか当たらない。
発生が遅く、外すと隙が大きい。コストも連発出来るほど低くはないので封印されがち。
しかし見た目より判定が広く、受け身を狩りやすい。
また、アッパーの当たり方によっては繋がるのでポテンシャルは高い。
下+前+Aで足払い。
ダッシュは側転。
相手をすり抜けながら素早く移動できる。
バックステップはバク転。
他キャラと違い、大きく移動するかわりに、もっさりしている。
スピードとコンボ力に優れたキャラ。
地上の通常技同士を、各一回ずつキャンセル可能。
アイスラッガー系の必殺技はエネルギーを消費しないので、ガンガン使用出来る。
ボイスが非常にショボい。
各種SEの再現度が高いだけに残念である。
中威力で中コスト。
しゃがみながら撃つため避けられにくい。
しゃがみながら、アイスラッガーをブーメランのように投げる。
外すと隙だらけ。
相手が怪獣なら、起き攻めで延々と斬り続けられる。
突進技。
相手を垂直に打ち上げるため、受け身の取れない相手なら連続で当ててコンボが出来る。エメリウム光線でトドメを刺すことも可能。
ガードされると投げ確定だが、スピードを強化していれば、相手をすり抜けて反対側に逃げられる。
セブンの最高火力。
ジャンプ+下+Aで流星キック。
下+前+Aでスライディング。
後+Aで蹴り上げ。
ダッシュは小ジャンプ。
素早く距離を詰められる。
バックステップはバク転。移動距離は短いが、一瞬だけ無敵になる。
ロマンの域だが、飛び道具の回避も出来る。
格闘能力はウルトラマン以下と説明書に評されており、実際通常技の一部が使いにくく、ステータスも控えめ。
ステップ移動のあるウルトラマンと違って投げの間合いが狭く、セブンのようなキャンセルコンボも出来ない。
そのかわり、多彩な必殺技を持つ。
ブレスレット系の必殺技はエネルギー消費なし。
中段判定の流星キックと前+A、下段判定のスライディング、リーチの長いダッシュ+Aを備えており、きっちり鍛えれば格闘戦も得意になる。
特にスライディングは強力で、ジャンプ攻撃などから繋がるほか、連打でお手軽コンボが可能。
中威力で中コスト。
しゃがんで撃つ。
ゲーム全体で見ても使いやすい主力技。
隙だらけかつ命中させにくいため実用性は低い。
足元に向けて撃ち、時間差で遠くの地面から出現し、空に向かって飛んでいく変わった技。
近距離・遠距離の撃ち分け可能。
命中した相手を垂直に打ち上げるため、アイスラッガー(切り抜け)のようなコンボが狙える。
高威力で高コスト。
絵的には当たっていても、相手によってはしゃがみで避けられる。
対空技。
発生がかなり早く、コスト0でガード不可なので、対空技としては最高クラスの性能。反面、終わり際の隙が大きい。
密着していれば地上の相手にも当たる。
緩やかな放物線を描くように投擲する。
怪獣はこれで完封可能。
全体的に隙が大きく、ヒーロー相手に使うと、発動前にスペシウム光線などの餌食になりやすい。
受け身不可。
後+Aで無移動ドロップキック。
下+前+Bでダブルパンチ。
ダッシュは飛び込み前転。
キャンセル不可で、すり抜けも出来ず、スピードを最大まで上げても遅いと劣悪な性能。
姿勢が低くなるので、こちらもロマンだが打点の高い必殺技を躱すことが出来る。
バックステップはバク転。
各種モーションが遅いかわりに、最強の攻撃力と長いリーチを誇る。
強攻撃で他のヒーローの弱必殺技ぐらいダメージを与えられる。
投げも相当な威力。ただし、掴むまでがかなり長いため簡単には決まらない。
2つある必殺技はどちらも極端に高威力で高コスト。
当たれば勝ち外せば負ける。
しかし発生は早いため、いつでも逆転が狙える。
前述のダッシュに加えてジャンプの性能も低く、受け身不可も相まって運動性能はヒーロー最低クラス……何故だ。
モーションの使い回しが多数あったり、ストリウム光線以外はボイス無しだったりといやに扱いが悪い。
唯一、タロウへの原作愛に溢れた技。
手を挙げて腕を引くまでの動きが短縮されているものの、それ以外はほぼ原作通り。色彩が美しい。
チャージ動作中のタロウはガード判定に守られているため、格闘に対してカウンターが狙える。
エネルギーを全て消費し、構えてから少し間を置いて突進する。
当たればガタノゾーアと強化タイラント以外は即死。
発動中はスーパーアーマー付き。
タロウの頭上と背面付近にも当たり判定があるため、ジャンプでタロウを飛び越えて避けようとすると詰む可能性がある。
飛び道具で潰すのが最も安全で、突進する前なら投げでも対応できる。
L+Bでパワータイプ、 R+Bでスカイタイプにタイプチェンジ可能(チェンジ後に同じコマンドを入力するとマルチタイプに戻る)。
使用時の隙が大きく、エネルギーの消費もあるため迂闊なチェンジは御法度。
タイプ毎に各種モーションが変化し、ほぼ別キャラ化するという気合いの入った出来。
バックステップは全タイプ共通でバク転。
★マルチタイプ
ダッシュは助走をつけてからの全力疾走。
徐々に速度が上がり、ジャンプ時には慣性が乗る。
出始めは格闘キャンセル不可。
素早く、パワーも十分。
通常技のリーチに優れるが、隙がやや大きい。
ゼペリオン光線がゲーム全体でも使い辛い部類で、他に攻撃系の必殺技を持たないため、大ダメージを与えにくい。
逆に言えばマルチタイプ一本で戦うなら、大量のエネルギーを消費する技はゼペリオン光線だけなので、ダメ元で撃ってみても良い。
意外にも中威力で中コスト。
"腕を開く動作"の間は、スーパーアーマー状態になる。
その前の"腕を突き出す動作"は無防備。
モーションが省略されているものの、かなりの再現度。
ただし光線の色はオレンジ。
一定距離を瞬時に移動する。
移動後には僅かな隙がある。
かなりコストが低く、即座に背後を取れるため有用。
必殺技などの回避にも使える。
★パワータイプ
受け身不可。
下+前+Bで前転パンチ。
下+前+Aで前転キック。下段判定。
どちらも前転中は相手をすり抜け、攻撃時にはちゃんと相手の方を向く。
そのため「めくり」が狙える。
ダッシュはステップ移動で、各種攻撃に慣性が乗る。
ウルトラマンやガイアと比べ、もっさりしているので投げは決めにくい。
攻撃力が高く、スピードもある。
ただし、通常技のリーチが短い。
また、ジャンプが低い。
回避行動には使えないが、キビキビした動きなので、ジャンプ攻撃でリーチの短さを補える。
素早く相手の背後に回れるので、めくりやすい。
壁際ならジャンプ+前+Aを繰り返すことでハメが出来る。
光球を構えてから強力な光線を撃ち出す。
発生はゼペリオン光線よりは速い。
発動コマンド(L+A)を押し続けると、少しだけ構え動作を維持して発射タイミングをずらせる。
発動時の光球にも当たり判定とダメージがあり、しかも通常ガード不可。
命中した相手を前方に打ち上げるため、上手く行けば狙撃が出来る。
受け身を取られても、空中ではバリアが使えないため強力。
ただし、受け身移動でティガを飛び越されると、当然回避されてしまう。
近距離ならフランケンシュタイナー(投げ)、中距離ならサンセットフリップ(打撃)になる特殊な技。
★スカイタイプ
後+Aで一歩引きながらの回し蹴り。
空中+下+Aでニードロップ。命中するとジャンプする。
空中+前+Aで飛び蹴り。
空中+後+Aで同じモーションの攻撃をしつつ、命中後に素早く飛び退く。
空中+後+BでジャンプニュートラルBと同じモーションのフライングクロスチョップ。こちらも命中後に素早く飛び退く。
空中でダッシュ入力をすると、ローリングで長距離移動する。
空中でバックステップ入力をすると、ホバリングで後退する。一度のジャンプ中に何度でも入力可能。
ダッシュは小ジャンプ。
スカイタイプならジャンプ強攻撃で跳んで逃げる事も可能。
空中では他の追従を許さない圧倒的な機動力を持つ。
ただし高速かつ動作が大きいため制御が難しい。
空中・地上ともに通常技を別の通常技で一回だけキャンセル可能。
空中ではダッシュ・バックステップでもキャンセル可能で、使用済みの通常技を再び使えるようになるため、上手く行けば延々とコンボを続けられる。
空中での手数が豊富な分、攻撃力は控えめ。
つまり地上に留まっていると大してダメージを稼げない。
低コストの飛び道具で、威力も相応なので決め手にはなりにくい。
隙も小さくなく、弾速が低いため単品だと微妙な性能。
しかし、空中コンボやウルトラボディアタックに繋げられる。
斜め上に突進する。
空中でも発動可能で、こちらは斜め下に突進する。
また、空中でのみ別コマンドで水平方向にも出せる。
全タイプ共通で、
ジャンプ+前+Aで斜め下にキック。
ジャンプ+前+Bで斜め下にパンチ。
L+Bでストロングタイプ、 R+Bでミラクルタイプにタイプチェンジ可能(チェンジ後に同じコマンドを入力するとフラッシュタイプに戻る)。
タイプチェンジが一瞬で終わるため、コンボに組み込める。
また、ダイナはチェンジでエネルギーを消費しない。
ダッシュは一定の距離を、一定のスピードで走る。
バックステップはステップ移動。
ティガと違い、各種モーションは全タイプ共通で、性能と使える必殺技が変わる。
通常技、特にキックのリーチがかなり長く、隙も少ない。
対空技がかなり少ないのが欠点。
★フラッシュタイプ
前+Aに低めの浮かせ効果が付く。
高いレベルでパワー、スピードのバランスが良い。
必殺技で特大ダメージを与えられるのはフラッシュタイプだけだが、当てにくくコストも重い。
見た目も性能もウルトラマンのスペシウム光線とほぼ同じで、SEだけ違う。
対空技。
かなり高い位置に目掛けて撃つため当てにくいが、高威力な上に多段ヒットする。
★ストロングタイプ
受け身不可。
ダッシュにスーパーアーマーが付与される。
下+Bに浮かせ効果が付くので、壁際の相手にコンボが狙える。
動きが遅くなり、一撃が重くなる。
必殺技はどちらもエネルギー消費なしで、ダッシュをキャンセルして発動できる。
スーパーアーマーが付いていたり、奇襲や受け身狩りが狙えたりと近距離で強い代わりに、中~遠距離技が皆無。
大きく振りかぶって放つ全力のパンチ。
スーパーアーマー付き。
ガードされると大きな隙を晒してしまう。
ジャンプして斜め下に蹴り込む奇襲技。
中段判定。
★ミラクルタイプ
下+前+Aでスライディング。
前+Bに浮かせ効果が付く。
ダッシュに相手をすり抜ける能力が付与される他、ダッシュをダッシュで一度だけキャンセルできる。
最速クラスのスピードを得る。フラッシュタイプの時点で大概機敏なので、手が付けられない程に素早い。
通常技一発ごとの火力は落ちるが、セブンと同等のキャンセルコンボが可能になるので、手数でカバー出来る。
「エネルギーではなく、サイキックパワーを用いている」という設定のため、こちらも必殺技のエネルギー消費なし。
しゃがみによる回避が出来ず、出し放題なのでCPU戦では無類の強さを誇る。
コスト0の飛び道具としては発生が早く、隙も少ない。
技の判定が長めに出ているので、ジャンプで避けようとすると危険。バリアで防がれても互角の状況になる……と、異常な必殺技が多い本作の中でも壊れた性能をしている。
本作では単なる光線技となっている。
高速で長距離移動しながら攻撃する。
命中後は一瞬操作を受け付けなくなる、いわば捨て身の飛び道具。
状況によってはコンボのダメ押しにも使える。
下+前+Aでスライディング。
ジャンプ+前+Aで斜め下へパンチ。
空中でダッシュ入力をすると二段ジャンプ。
また、空中限定でキャンセルコンボが可能。
ダッシュはステップ移動で、各種攻撃に慣性が乗る。
投げも狙いやすい上に、高威力かつ全ヒーローで最も迫撃しやすい性能。やはり投げの鬼。
バックステップもステップ移動。
あらゆる性能が高い。
その代償として、時間経過によるエネルギーの減少速度が2倍なので長期戦が苦手。
また、いくつかの技は隙をステータスの高さで補っているため、スタミナが減少すると気軽に使えなくなる。
何故か蹴りがフィットネスの足上げみたいだったり、カンガルーキックだったりと変わったモーションを取る。
スペシウム光線やソルジェント光線より高威力でありながら、あちらよりコストが低い。
スピードパラメータが最大なら、発生もそこそこ。
チャージ中はスーパーアーマー付き。
チャージSEはゲームオリジナルで、発射SEには何故か原作のチャージSEが使われている。
置き技その1。
ガイアから少し離れた位置に、大きな虹色の刃を設置する。
極めてゆっくり飛び、短時間画面に残る。
設置場所より手前には攻撃判定が無い。
置き技その2。
こちらは高速で飛んで行き、一定距離を進むと急減速して僅かに画面に残る。
単純な飛び道具としても優秀で、バリアで防ぐのは至難の業。
グッと構えた後、拳を突き出しながら高速で突進する。
スーパーアーマー付きで文字通りカウンターとしても機能するが、ガードされると投げでの反撃が確定する諸刃の技。
後+Aと後+Bで、それぞれのニュートラルを高速化した攻撃が出る。
ジャンプ+前+Aで2連キック。上昇中に発動しないと1ヒットしかしない。
ダッシュは前転移動で、相手をすり抜ける事が出来る。
動作が長く、途中でキャンセルが出来ないため、投げの餌食になりやすい。
バックステップは後転移動。
必殺技の使い勝手に優れ、全体的に低コストでありながら高威力。
セブン、ダイナ(ミラクルタイプ)に続くコンボキャラでもあるのだが、歩きがブレーキを掛けたかのような遅さの反面、ダッシュとジャンプ移動は高速かつ大きく動くので、間合いをキープするのが難しい。
通常技のモーションが全体的にパワフルで格好良い。
なぜか、しゃがみキックだけは脚を突っ張るような形で格好悪い。
片腕バージョン。
発生が最速クラスで、高威力。
それでいてコストは低いと、かなりの強技。
こちらも何故か、原作のフォトンストリームのチャージSEが使われている。
発生が遅く、高速の飛び道具。
フォトンスクリューのマイナーチェンジ版。
発生が早く、低速の飛び道具。
セイバーで突き刺す。
格闘判定なので通常ガード可能。
リーチと持続が長い。
怪獣としては比較的ジャンプ力が高い代わりに、スタミナが低い。
怪獣の中で唯一ダッシュとバックステップが可能で、空中でも使える。
内容は瞬間移動で、一瞬姿を消して一定距離を移動する。
動作が長く隙だらけ。一応光線技などを避けられないこともない。
空中でも使用できる。
威力の高い三連式と、隙の少ない単発式がある。
常時スーパーアーマー持ち。
まさかの参戦。あちこちで存在そのものを突っ込まれている。
通常技は噛みつきと突進の2種類のみで、空中攻撃を持たない。
あまりにも鈍重なため苦しい戦いを強いられる。
ジャンプも最低の性能。しかし歩くよりはジャンプ移動の方が早く、CPUが使っている時も頻繁に跳ね回っている。
棒立ちで多くの必殺技を避けられる。
と言っても打点の低い必殺技や、ウルトラダイナマイトを使われるとほぼ負け。
高威力。
斜め上に砲撃し、本体の背が低いため地上の敵にも当たる。
発生が遅いので、むしろ空中の敵には当てにくい。
目からビーム。
まさかの参戦2。何故か鳴き声は
ブラックキング。
ゼットンはジャンプ力もなければ、しゃがみも不可なので必殺技に無力というあんまりな仕様。
巨大な火の玉を前方に置く。
少し遠くの地面に弾を撃ち込み、噴き出した火柱で攻撃する。
唯一フル強化したヒーローにも張り合えるスペックを持つ。
フリーモードで、L+R+STARTの同時押しで選択すると、強化形態になる。
パワーとスタミナが大幅にアップし、キャンセルコンボや強攻撃(前+Bで鉄球パンチ)が可能になる。
リーチの長い火炎。多段ヒット。
相手のジャンプに合わせるとよく当たる。
強化タイラントなら上下に撃ち分け可能である他、ヒット時に相手をロックするのでダメージを稼ぎやすい。
鉄球の先端を射出し、相手を突き刺して引き寄せる。
飛び道具判定なので通常ガードは不可。
バリアでダメージは無くせるが、引き寄せは防げない。
直撃させた相手を打ち上げるので、火炎放射やジャンプ攻撃などで迫撃可能。
相手を闇で削りながら触手で殴ったり刺したりして戦う。
怪獣の中でも特にタフなので、格闘技で戦おうとすると苦戦する。
しかし光線技に対しては無力。
必殺技らしい必殺技は無い。
ヒーローが相手なら触手を突き刺さして、スタミナとエネルギーの両方にダメージを与えることが出来る。
素早い連射が可能な冷凍光線が強力。
反面、通常技は最低クラスの性能で、ヒーロー相手だと辛い。
レイキュバスの生命線。
CPUは狂ったように連射してくる。
前方に中射程のガスを噴射して攻撃する。
タイラントの火炎放射と比べて打点が低いため、ジャンプ狩りはしにくい。
隙も大きく、使い勝手の悪い技。
余談
- 本作の発売前に開催された記念イベントで、アグルがダイナを挑発し、本作の対戦で決着をつけるという寸劇を見ることができた。
- CPUには延々と同じ動作を繰り返す癖がある。特にヒーローは高コストの必殺技でさえ連打する事があるため、バリアが間に合えば勝てるが判断が遅れると危険。
- ゼロ距離で必殺技を出すと、CPUは避けたり防ぐことが出来ない。トーナメントでどうしても勝てないとき、育成を省略したいとき等には使える仕様。
- やっぱり無理をしているのか、ジャンプ中の恐竜戦車は苦しそうな顔をしている。
- 起動時にタイトル画面で流れるBGMは「ウルトラマン・ステータスで使用中のポイント数」で決まる。
ウルトラマン
の活躍により
地球の平和は守られた。
ウルトラマン
ありがとう
THE END
追記・修正は、何らかの媒体での二代目ゼットン復活を望む方がお願いします。
- ゼットン2代目が操作できるゲームなんて後にも先にもこれくらいだろうな… -- 名無しさん (2021-08-24 09:09:35)
- ゾフィー・エース・ゴルザは挿絵のみの友情出演というあんまりな扱い… -- 名無しさん (2021-08-24 10:05:06)
- 2代目ゼットンがありならベロクロン二世、改造ベムスター、ゴモラⅡもありでは・・・ -- 名無しさん (2021-08-25 22:21:02)
- これFE3と同じ年に出てたんだな。ぶっちゃけ存在すら知らなかった -- 名無しさん (2021-08-26 22:48:44)
- 2004年はFE3、ウルトラマン(PS2)、対決!ウルトラヒーロー、ウルトラ警備隊モンスターアタックが発売されて豊作の年だった -- 名無しさん (2021-08-29 04:10:02)
- まぁクソゲー -- 名無しさん (2022-06-18 22:07:57)
- ミスった、クソゲーなんだけどそれなりに好きなところはある。モンスターアタックが面白すぎて霞むけどな! -- 名無しさん (2022-06-18 22:11:07)
最終更新:2023年09月14日 10:15