セバスチャン(遊戯王SEVENS)

登録日:2021/09/23 (木曜日) 22:00:00
更新日:2024/02/01 Thu 14:49:23
所要時間:約 4 分で読めます






私に感情は必要ございません。備わるべきは、お仕えする主を勝利に導く合理性のみ!

人に仕えるべきモノが、人に抱かれ震えているなど…椅子の風上にも置けない。


セバスチャンとはアニメ遊戯王SEVENSの登場人物である。



概要

天才プログラマー西園寺ネイルに仕える執事兼玉座
比喩でも何でもなく本当に椅子。
正式にはゴーハ社製AI搭載最高級マッサージチェア「マッサージ玉座特別漆塗り限定品」。公式サイトによればカイゾーと同じくドローンらしい。

セバスチャンによれば「ゴーハ・コーポレーションが持っている技術の粋を結集し開発した究極のマッサージチェア」
最上のもみ心地を極めただけにとどまらず執事としての仕事や更に帝王学の教育できるようプログラミングまで施されているとのこと。

普段はネイルの椅子…それもただの椅子ではなくゴーハの開発した特製のマッサージ玉座として多忙な彼をマッサージしている。


人物

一人称は(わたくし)
人格は執事らしい礼儀正しいもので、ネイルに対して絶対の忠誠を誓う忠臣。
ただし根は慇懃無礼。ってネイル勢こんなんばっかか
「椅子とは人類に寄り添う永遠の従者」「椅子の王」として高いプライドと矜持を持ち、
「マッサージ玉座を従える者は人類を従える資格を持つ」「人間の価値はその尻の下に従える椅子によって決まる」といった独特の選民思想を掲げている。
椅子でありながら人間を支えられていない同じ椅子仲間のカイゾーを見下していた。カイゾーは元々椅子じゃなかったけどな!
また当初は感情に流されることを疎み、「我々AIは感情に流されないからこそ価値があるのです」という考えもあり、カイゾーを目の敵にしていた。

遊我たちは最初敵対していたから刺々しい態度だったことや敗北後感情に目覚めたこともあり、顧問として再会してからは真っ当に接している。
ネイルへの忠誠心はそのままにカイゾー同様感情表現豊かになった。
ネイルを煽るロアに対しても余り怒っていないどころか彼の食生活を冷静に説明している為、身内であれば多少の無礼は許す寛大な性格なのだろう。


デュエリストとして

椅子をモチーフとした悪魔族及び天使族モンスターを使用。
暗黒の玉座とダユーを組み合わせたワンキル特化型のデッキを扱う。
ゲーム的な特徴としては攻撃力0で統一されており、サポートカードも攻撃力0のモンスターをサポートするものが多い。
墓地の枚数が戦略に直結する関係から墓地肥やしにも積極的なのも特徴。

なおデュエルでは人型ロボットに変形する。


  • 暗黒の玉座(スローン・オブ・ダークネス)
それは呪われた王家の血とともに、歴史の全てを見てきた者。
数多の命がお前に座すために戦い、或いは勝ち、或いは敗北し…
しかし!王は死すとも玉座は死せず!
いでよ、暗黒の玉座(スローン・オブ・ダークネス)!!

セバスチャンの切り札。
攻撃力は0だが自分の墓地に攻撃力0のモンスターが8体以上存在する場合、手札のレベル7以上・攻撃力0のモンスター1体を特殊召喚できる効果を持つ。
この効果でダユーを呼び出しダユーの効果に繋げるのが定番スタイル。


  • イスの冥王ダユー
漆黒の玉座に選ばれしものよ、彷徨える霊魂を統べる王よ!宿怨の業火で全てを焼き尽くせ!
イースクリュー・バーニング!!

セバスチャンのもう一つの切り札。
デッキの一番上のカード1枚を捨て、他の自分の攻撃力0のモンスターのレベル×500、ダユーの攻撃力をアップする効果を持つ。
暗黒の玉座とのセットで攻撃力4000にパワーアップさせての1ターンキルを狙うのが得意戦術。
攻撃名は「イースクリュー・バーニング」、効果名は「フォース・オブ・イース」。
元ネタは恐らくフランスの伝説で語られる水没都市「イース」と、その王女「ダユー」。


  • イスの鏡王(きょうおう)ダユー・エイビス
椅子の玉座に新たな王が座る時が来た!
いでよ、イスの鏡王ダユー・エイビス!

セバスチャンの新たな切り札。
外見はダユーそっくりだがカラーリングが白くなり、ビジュアルが女性になった。
墓地の攻撃力0を任意の枚数だけデッキに戻してこのカード以外の自分または相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、
その攻撃力をターン終了時まで、「自身の効果でデッキに戻したモンスターの数×300」ダウン。
そして自身の攻撃力をターン終了時まで、「自身の効果でデッキに戻したモンスターの数×300」アップする効果を持つ。
こちらも暗黒の玉座により召喚された。
攻撃名は「イース・バーニング・スクリュー」、効果名は「フォース・オブ・ザ・イース」。


劇中での活躍。

「vs遊我」では切り札の暗黒の玉座(スローン・オブ・ダークネス)》+《イスの冥王ダユー》によるコンボで攻撃力を4000までアップさせ、
1ターンキルを決めようとしたが案の定見事に失敗する。
しかしどうやらラッシュデュエルのプログラムはその1ターンキルまでしかされていなかったらしく、AIがぶっ壊れる
顔を写しているモニターにはノイズが入り口調も丁寧さをかなぐり捨て乱暴なものへ変化する。
今作では珍しい正統派な悪役ムーブをし始めるが、しかし冷静さを欠いた状態で遊我に勝てるわけがなく敗北。
そのまま完全にバグってしまい誰もいないのにマッサージを繰り返す状態のまま放置されてしまった

その後若干復旧したものの醜態を晒したのは事実。
責任を取ろうと、ネイルに対して「自分をスクラップにしてください」と頼むが「僕が欲しいのはマッサージ機じゃない。セバスチャン、君なんだ」と言われ、完全に復旧
プログラムにない涙を流し、以降もネイルの執事兼椅子として準レギュラーに昇格した大ベテラン声優に何されてんだ。

その後もルークが立ち上げたルーク部ラッシュデュエル部に顧問として参加。教員免許も持っているとのこと。
基本的にネイル様第一主義なのは変わらないがとりあえず顧問として無難に仕事はこなしている。
しかしカイゾーと会話すると少し声色が上がりとにかく煽る。
どうも自分のことは特別な存在と考えているらしく量産型の椅子やドローンと同一視されることを極端に嫌がる為、カイゾーの事も気に入らなかったらしいが、大喧嘩の末なぜか和解した。
その後もカイゾーは「おい、椅子、わかるか?」とぞんざいな呼び方をしているが、セバスチャンの方はその言い方に腹を立てておらず(たまに反撃するが)、結局喧嘩仲間に落ち着いたようだ。
相変わらず喧嘩になることもあるが、そもそもカイゾーがわざとだと思える言い間違いをしたり煽ってくることが原因のことも多く、なんだかんだ互いを頼りにする仲間意識も芽生えている。

ゴーハ6小編ではフィンガー地下子と対戦。
「人類を癒やす者たちの頂上決戦」と代打ちカイゾーを逃すべく囮となりデュエル。
善戦するも敢えなくデュエルに敗北し大ダメージを負って機能を停止してしまった。
一応その後はネイルによって回収され修理されたため6小編終了の段階では元に戻っている。



追記修正は玉座に座るのに相応しい人がよろしくお願いします。


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最終更新:2024年02月01日 14:49