ジョドーラ

登録日:2021/12/02 Thu 16:00:50
更新日:2023/08/21 Mon 15:15:52
所要時間:約 9 分で読めます





‥‥今宵。

最後の”真実”は‥‥すべて、さやけきこの月の光のもとに、さらされる。


ジョドーラとは『レイトン教授VS逆転裁判』に登場する人物である。

CV.行成とあ


■概要

『レイトン教授VS逆転裁判』のオリジナルキャラクター。
ラビリンスシティの創造主ストリーテラーの側近を務めている女性。
検察士団をまとめる検察士長の顔も持ち、本作のライバルキャラクターのジーケン・バーンロッド卿の上司にあたる存在。
専用曲は「封印~閉ざされた”黒”~」。

検察士として立つ際には肩に金のヒラヒラ(エポレット)が付いた軍服のような赤紫色の服を着用し、両手には鋭い爪を持つ金色の籠手を嵌めている。
行事以外では黒を基調とした革製甲冑を着用する。
頭には猫耳のような尖った髪飾りを付け、後ろ髪は猫の尻尾のようにまとめている。そのシルエットは黒猫にソックリ。

高位の存在であるがゆえに傲慢不遜で高圧的な振る舞いをし、特に自身の宿敵には容赦のない冷酷無比な発言をぶつける。二人称は主に「キサマ」。
部下の騎士達からも厳格な態度と威圧感から非常に恐れられている。
ジーケンは彼女に忠誠を誓っているが、検察士控え室の掲示板には彼が描いたと思われるジョドーラの落書きに剣が突き刺さっており色々鬱憤が溜まっているのかもしれない。

本来はラビリンスシティの人物のはずだがイギリスでもその存在が目撃されている。ラビリンスシティ内でも度々その姿を見せては怪しい動きや含みのある言い回しを多用する謎の多い人物。
マホーネ・カタルーシアへの態度はどこか悪意を感じさせるが…?


■作中での活躍

※ネタバレ注意
  • 序盤~中盤までの活躍
「序章」裁判パート(「異国の法廷」)で初登場。
イギリスの法廷で裁判にかけられたマホーネの弁護を成歩堂龍一綾里真宵に依頼した。
ここでは「ステラ寄宿女学院」の教師を名乗っておりスーツ姿に眼鏡をかけている。
ジョドーラはマホーネは全面的に罪を認めていると説明し、「提示される刑をそのまま引き受けてほしい」と成歩堂に依頼する。
だが「依頼人を信じぬく」事が信条の彼はマホーネの無罪を主張したせいで不服な態度を露にした。
最終的にマホーネの無実が証明され、皮肉交じりに礼を述べマホーネと共に裁判所を後にした。

第1章ではラビリンスシティへと向かう馬車にエルシャール・レイトンとルーク・トライトンと乗り合わせる。
ストーリーテラーの行進では傍らに立ち、彼が書いた《物語》をバラまき町民に配りまわっていた。この更新の最中レイトンを見つけ、何か思惑があるかのように見つめていた。

第3章ではある人物から”魔女”であると告発を受けたマホーネを拘束し、ジーケンに聞き取りを命じる。
その日の夜、マホーネの飼い猫・クローネを探しているルークと真宵と出会い、未解決の魔女事件を夜を徹して調査していた。
その事件の被害者は錬金術師であり、被害者が使っていた危険な薬品類は全て彼女の下に保管されている。

第5章ではストーリーテラーへの謁見をする傍ら、彼への悪意と離反のためにもう一つの《物語》を企てている様子が見られ…


  • 最後の魔女裁判
第7章でストーリーテラーが業火に飲み込まれ殺害される事件が発生し、その容疑者であるマホーネを裁判にかけるための野外特設法廷の設営を命じていた。
その際自分を嗅ぎまわっていたジーケンに反逆罪の罪を着せて検察士を解任し、自らの手で諸悪の根源《大魔女ベーゼラ》に引導を渡すため最後の魔女裁判の検察士として成歩堂と対峙する。
法廷ではスキの無い論証と鋭い切れ味の罵倒で弁護士を着実に追い詰め、今まで以上の冷酷さを見せる。
…ただ、不用意な発言で傷つけてしまった少年をすかさずフォローしてあげるくらいの優しさは残っているが。

終盤では成歩堂から証言を求められるが、検察士がいなくなるという理由でこれを拒否。
しかしそこに現れた最後の検察士の登場で証言台に立つことになり…




■余談

+ ...
  • 最終章の裁判で彼女は成歩堂のことをはっきりと「弁護士」と呼ぶ。ラビリンスシティには「弁護士」という職業がなく他の人々は「ベンゴの騎士」と呼んでいるためこの呼び方は矛盾している。このことは彼女がラビリンスシティの世界の人間ではなく現実の人間であるという伏線である。
  • 黒猫のクローネは当初は「マホーネだけに見えるジョドーラとしてのクローネ」という設定だった*2。製品版ではその設定が無くなったのでジョドーラは単に黒猫に似ている人になった。
  • ゲームを一度クリアしたセーブデータで「つづきから」を選んでプレイし再びエンディングに到達すると、エンディングでのマホーネの独白がクローネのものに代わる。
    • ついでに成歩堂が対峙している検事が御剣からバータリー検事に代わる。
  • これまで対峙してきたライバルキャラクターに代わって最後の裁判で検察官を担当するライバルの上司(または主人)はラスボスである、という『逆転シリーズ』でのジンクスをコラボ作品の本作でも受け継いでいる。
  • 最終章でジョドーラの本名が彼女の口から明かされる前に、人物ファイルでネタバレされたり、人物ファイルからジョドーラの写真と説明文が消えたりと彼女絡みのバグが妙に多い。


追記・修正は大魔女を裁いてからお願いします。

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最終更新:2023年08月21日 15:15

*1 その地域の地下水を飲むとその体質になるらしい。

*2 配信コンテンツより。